近年は年の差婚の夫婦が増えています。しかし、20歳差の人と結婚するとなると、不安を抱える人もいるでしょう。ここでは、20歳差の男性と結婚するメリットやデメリット、結婚を前提にした20歳差の男性との付き合い方などをご紹介します。
【目次】
最近は「恋愛に年齢は関係ない」と言う人が多く、年の差婚も増えています。しかし、20歳差の人に片思いしている人は「自分は恋愛対象なの」と不安に思うこともあるでしょう。20歳差の相手は恋愛対象になるのでしょうか。
■20歳差の女性を恋愛対象として見られる男性の意見
一般的に、20歳差のカップルの場合、年上男性と年下女性の組み合わせが多いです。年下女性には「若くて綺麗」という印象を持つ人が多く、20歳差でも恋愛対象になるという人も少なくありません。
一方、年上女性が好きな男性もいます。20歳差の年上女性を恋愛対象として見られる場合、「自立していて安心」などと思う人が多いです。
■20歳差の女性を恋愛対象として見られない男性の意見
20歳差の女性は恋愛対象として見られない男性もいます。共通の話題がなく、考え方やキャリアも異なるため、恋愛感情が生まれないことは珍しくないでしょう。結婚を意識した場合、「近い年齢の女性と一緒に年を重ねたい」という人も多いです。
■20歳差の男性を恋愛対象として見られる女性の意見
20歳差の男性を恋愛対象として見られる女性は「好きになったら年の差は気にならない」という人が多いです。男性が年上の場合は相手の人生経験が豊富なところに魅力を感じるでしょう。一方、年下彼氏の場合は、可愛さや真っすぐさに惚れる人が多いようです。
■20歳差の男性を恋愛対象として見られない女性の意見
20歳差の男性を恋愛対象として見られない女性は共通の話題がないことや相手との体力の差で「付き合うことは難しい」と思うことが多いです。また、結婚を考えた場合は、将来が不安だという声も少なくありません。
20歳差のカップルは同年代のカップルよりも喧嘩が少ないことがメリット。同年代のカップルは「相手に負けたくない」と張り合ったり、意地を張ったりしますが、20歳差のカップルはどちらかが折れて喧嘩に発展しないことが多いです。
また、20歳差のカップルは価値観が違うことを前提として結婚しているので、「お互いのことを受け入れられる」という声も少なくありません。
20歳差のカップルは結婚後、夫と妻という関係だけでなく、親と子供や先輩と後輩のような関係も築けます。年下の方はいつも相手から可愛がられて幸せを感じられるのがメリットでしょう。
一方、年上の方は「相手は何をしても可愛い」と思うことが多いので、結婚後も付き合っていた時のように良好な関係を築きやすいです。
20歳差のカップルは年上の方が「すぐにでも結婚したい」と思っているケースが多いです。出会いから数ヶ月で結婚し、すぐに子供ができて出産する女性も少なくありません。
同年代のカップルの場合「何年も付き合っているのに結婚してくれない」という悩みを抱える人もいますが、早く結婚できるのはメリットでしょう。また、20歳差であれば、将来や老後について話す機会を早く持てるため、充実した人生を過ごせます。
年上男性と結婚する場合、相手は同年代の男性と比べて人生経験が豊富です。たくさんの苦労を乗り越えてきているので安心感があり、仕事や人間関係で悩んだ時に適切なアドバイスをもらえるでしょう。
また、20歳差の年上男性は収入が多く、社会的地位も高いことが多いため、結婚後は豊かな生活を見込めます。
20歳差の年上男性と結婚し、豊かな生活を送っていると、周りの人から羨ましがられるでしょう。一方、20歳差の年下男性と結婚した場合は「旦那さんが若くてかっこいい」と褒められることが多いです。
20歳差の男性と結婚した場合、年上の方は先に老いていきます。そのため、将来に不安を持つ人が多いです。
■介護が早く始まる
結婚してすぐはお互いに健康でも20歳差のカップルは同世代のカップルと比べて早く介護がスタートする可能性が高いです。また、年上の方の親は結婚時、すでに年齢を重ねていることが多いため、結婚後すぐに親の介護が始まる可能性もあるでしょう。
年上の男性と結婚した場合は、夫と両親の年齢が近いので、夫の介護と自分の両親の介護を同時進行でやらなければならないこともあります。
■子供ができた時に経済的に不安
20歳差の年上男性と結婚した場合、結婚当初は夫の方が稼いでいても、子供が成長し、お金がかかる年代になると、夫が働き盛りを過ぎて退職している可能性があります。年金生活になっていた場合、自分の収入をメインに子供を育てていかなければならないでしょう。
20歳差のカップルが結婚した場合、年上の方が若い方に合わせて体型やファッション、髪型などに気を配っていても年齢を重ねると、どうしても見た目は劣化してしまいます。
一緒に歩いている時に親子に間違えられたり、「気持ち悪い」などと心無い言葉をかけられたりすることもあるかもしれません。年の差を気にしないつもりでいても見た目の年齢差が広がったり、何度も親子に間違えられたりすると、「辛い」と感じる人が多いです。
20歳差の相手との結婚は親に反対されることが少なくありません。特に、年下側の親は子供の結婚相手が自分と同年代なので、「上手くやっていけるのか」「老後は大丈夫か」などと考えて結婚を反対することが多いです。
親の反対を押し切って結婚した場合、親との関係が悪化することもあるため、結婚したいなら年の差婚のメリットや自分たちの気持ちを伝え、理解してもらいましょう。
20歳差の場合、価値観が違うことが多いです。例えば、男性が年上の場合は「女性は男性よりも一歩下がっているべき」「結婚したら仕事を辞めて当然」などという価値観を持っているかもしれません。
価値観の違いで衝突すると、「20歳差の結婚なんかやめておけばよかった」と後悔することもあるでしょう。
20歳差の男性と結婚を考えて交際する時は次の点を意識しておきましょう。
■価値観の違いを尊重する
20歳差のカップルは育ってきた時代や環境が異なるため、価値観が違って当たり前。「年下は年上に合わせるべき」「年上の考え方は古い」などと決めつけず、しっかりと話し合ってお互いを受け入れましょう。
■年上は若々しくいられるように努力する
年上の人はスキンケアや運動を頑張ったり、トレンドを取り入れた服を着たりして常に若々しくいられるように努力しましょう。努力をしていると、自分に自信を持てて表情も明るくなります。
■将来について話し合う
結婚を前提に付き合うなら、将来について話し合っておくことも大切。「子供を作るか」「介護はどうするか」「貯蓄はどれくらいで生活費はどうやって捻出するか」などを話し合って結婚について考えましょう。
最近は、年の差婚が珍しくなく、20歳差で結婚するカップルもいます。20歳差の相手と結婚を視野に入れている人はメリットとデメリットを確認し、将来についてしっかりと考えてみましょう。