リップティントの生みの親ともいわれる韓国。日本のコスメにはないような、色々なリップティントがたくさん登場しています。たくさん種類がある中で、どうやって選べばいいのでしょうか?リップティントの選び方や韓国風リップの作り方をご紹介します。
【目次】
韓国のリップティントは、まず落ちにくいのが特徴です。日本のリップティントは、ほんのり唇に色が残るようなものが多く、1日中落ちないというようなものは、あまりありません。
しかし、韓国のリップティントは、唇に色を乗せるとしっかり定着するため、長時間塗り直しをしなくても済むアイテムが多くなっています。長時間化粧直しができない時にはぴったりなアイテムですが、落とすのが大変というデメリットもあります。
通常のクレンジングでは落ちにくく、専用のリムーバーが必要となるケースがほとんどです。
また、発色も日本のリップティントよりしっかりしているものが多く、ナチュラル発色というよりは、しっかり唇を染め上げます。高発色なものが多いため、たくさん唇に乗せてしまうと、派手な印象になりやすいというデメリットもあります。
韓国のリップティントの選び方についてご紹介します。
■発色
韓国のリップティントは、日本のものよりも高発色なものが多いので、実際にテスターを触ってみるか、仕上がりの画像を見てから選ぶのがおすすめです。唇に塗った後に、色が定着していくことで、色味が変わってくることもあります。
また、ティッシュオフすることによって、また雰囲気が変わるものもあります。失敗しないためにも、購入する前にどれくらい発色するかチェックしておくのがおすすめです。
■落ちにくさ
韓国のリップティントは、基本的に落ちにくいものが多くなっています。どんな場面で使用するのかによって、求める落ちにくさが変わってくるはずです。食事をしても落ちないものや、3時間~4時間くらいきれいな状態を保てるもの、唇の中央部分だけが落ちてしまうものなどがあります。
多少は落ちてしまうものだとしても、落ち方がきれいなものを選ぶのがおすすめです。
■落としやすさ
韓国のリップティントは、かなり落ちにくいものが多い代わりに、落とすのも大変です。基本的にクレンジングオイルを使用しても、落ちないものがほとんどです。そのため、専用のクレンジングを用意しておく必要があります。
落ちにくいければ落ちにくいものほど、クレンジングで落としにくくなります。専用リムーバーを使えば、ある程度落ちるものを選ぶのがおすすめです。
リップティントを使った、韓国風リップの作り方についてご紹介します。
■中央部分にのみ乗せてグラデーション
まず、最も簡単にできるグラデーションリップからご紹介します。唇全体をファンデーションやフェイスパウダーなどで抑えて、唇の中央部分にのみ少量リップティントを乗せます。
そして、指を使って広げていきます。ある程度広げたら、唇を上下こすり合わせて、少しだけ色味を広げます。これで簡単にグラデーションリップが完成します。
■輪郭をぼかしてラフに
韓国風リップは、しっかり縁取るリップも人気ですが、輪郭をぼかしたラフな雰囲気も人気があります。ある程度唇の形に合わせてリップを作り、綿棒を使って輪郭部分だけをぼかしていきましょう。
こうすることで、ほどよいラフ感が出て、韓国風のリップに近づけることができます。
■リップを2色重ねる
韓国風リップでは、2色以上のリップを重ねる方法もおすすめです。最初に自分の肌の色に近いような、ナチュラルなピンクリップを唇全体に塗ります。そして、それよりも少し濃いものを唇の中央に乗せます。
違ったカラーでグラデーションを作るのもおすすめです。また、マットやツヤタイプなど、質感をセパレートさせるのもおすすめですよ。
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韓国のリップティントについてご紹介しました。韓国のリップティントは、日本に比べると発色が良く、色持ちが良いアイテムばかりです。日本にはない、韓国ならではのバリエーションがあるので、韓国のリップティントが気になるという方は、ぜひ試してみてくださいね。