まだまだ肌寒い春や秋、本格的な寒さを迎える冬に欠かせないのが「コート」ですが、いつからいつまで着られるのかお悩みの方も多いはずです。そこで今回は、コートの種類ごとに適した時期や気温をご紹介した上で、おすすめのコーディネートまで徹底解説します!
【目次】
肌寒くなってくると手放せないのが「コート」。しかしいつからいつまで着られるのか、春や秋にコートを着たら周りから浮かないかと、お悩みの方も多いかと思います。朝晩と日中で気温の差が大きい季節には特に、コートを着ても良いのかと頭を悩まされるはずです。
そこで今回は、コートの種類別に着やすい気温の目安をご紹介した上で、おすすめのコーディネートまで徹底解説します!絶対に知っておきたいコートの常識をチェックして、季節感のあるコーデに仕上げましょう。
比較的薄手のトレンチコートは、「スプリングコート」の代表と言っても過言ではないアイテム。春なら、まだまだ寒さが残る「3月~5月」がベストな時期だと言えます。普段使いとしてカジュアルな場にも、卒業式や入学式のようなフォーマルの場にも、幅広く使えるところが嬉しいポイントです。
秋冬のトレンチコートなら、「10月~11月下旬」を目安とすると良いでしょう。秋になると日中と朝晩の気温差が大きいため、薄手のトップスにトレンチコートを羽織ると安心です。本格的な冬にはより厚手のタイプのコートが適していますが、インナーを工夫すればトレンチコートでも問題ありません。
近年おしゃれな女性の間で流行っているのが、きちんと感がありつつもおしゃれに決まるロングタイプのトレンチコート。さらっと羽織るだけでもコーデが完成する、優秀アイテムだと言っても過言ではありません。そこでおすすめは、デニムを合わせて程よくカジュアルダウンさせた、こなれ感のあるコーディネートです。
春や秋には、薄手のニットをイン。もしも朝晩の寒さが気になるのであれば、ハイネックタイプを選ぶと良いでしょう。暖かい日中には腕まくりするのも良し、コートを脱いで腕にかけておくのも良し。気温に合わせてうまく調節してください!
冬コートとしてイメージされる「チェスターコート」が活躍するのは、冷え込みが厳しくなる「11月下旬」から「2月」ごろ。一般的には紡毛のウール素材のタイプが多く、デザイン的にはかっちりとした印象が強いところが特徴的だと言えます。とは言えシンプルな形ですので、使い勝手が良いところもチェスターコートの魅力です。
最近では、ウール以外にもコットンやデニム素材の薄手のチェスターコートが増えつつあります。したがって、素材によっては春や秋でも「きちんと感のあるジャケット」のような感覚で羽織ることも可能です。
厚手の冬用のチェスターコートは、どうしても重たい印象が強くなりがち。そこで、野暮ったく見せないためには「スカート」を取り入れたコーデがおすすめです!ロング丈のチェスターコートなら、あえて短めのスカートでバランスよく仕上げるのがポイントです。
スカートはタイトなもので、短めでも大人っぽく。黒タイツで防寒しつつも、きちんと感を演出するのもマストです。トップスにはハイネックの厚手ニットを持ってくると、季節感のある冬コーデの完成!
知的な印象を持つ、冬の定番コートと言えば「ダッフルコート」。気温10度を下回る程の寒い季節、つまり「12月」以降がベストで、春や秋だと季節感のない着こなしに見えてしまうので要注意です。本格的な寒さを迎える1月・2月でも、インナーを温かくすれば問題なく着こなすことができます。
ひとくちにダッフルコートと言っても、カラー展開が豊富で、デザインもロング丈のもの、ショート丈のもの、フードやファー付きのものと様々。それぞれで印象が大きく異なるので、あなたのなりたいイメージに合わせて選ぶと良いでしょう。
ダッフルコートを羽織るなら、コーデをとことん知的な雰囲気に仕上げてみてはいかがでしょうか。そこでおすすめのアイテムは、秋冬トレンドの「チェックパンツ」です!マニッシュな印象の強いチェックパンツは、ダッフルコートとの相性抜群。ワイドシルエットならイマドキ感も加わり、おしゃれなスタイリングに仕上がります。
トップスはシンプルな無地のニットで、バランスよく。真冬なら大判ストールを首に巻くと、より季節感のあるコーデが完成します。足元にはあえてスニーカーをチョイスし、抜け感を演出するのもおしゃれさんならではのテクニックです。
「真冬のコート」として知られるダウンコートは、厳しい寒さを乗り切るのにぴったりのアイテム。10度を切るくらいに寒い時期、つまり「12月中旬」ごろから「2月」ごろにかけて活躍します。朝晩のキツい冷え込みにも、保温性の高いダウンコートならバッチリ対応できるのです。
ダウンコートはまだちょっと早い、肌寒いくらいの季節なら「ダウンベスト」を羽織るのもアリ!春や秋でも暑苦しく見えず、かつさらっと羽織るだけでも、普段のコーデとはまた違う印象に仕上がるところが嬉しいポイントです。
ダウンコート自体はカジュアルな印象が強いのですが、合わせるアイテムによってはきれいめにも、女性らしくも仕上げることが可能です。そこで女性らしいコーデをお好みであれば、ショート丈のダウンに「プリーツスカート」を合わせてみてはいかがでしょうか。
グレーニット×ロング丈のプリーツスカートにベージュのダウンコートを羽織って、女性らしくありながらもシックな印象に。足元はオックスフォードシューズを合わせると、より品よく仕上がるのでおすすめです。さらに、あえてタイツではなく靴下をチョイスして肌を見せることにより、重たい印象を払拭することが可能です。
まだまだ寒い日が続く3月ですが、暦の感覚的にはもう春ですので、冬物のコートはふさわしくありません。冬コートの着用は2月いっぱいを目安として、3月は「春コート」に移行しましょう。とは言え、時には真冬並みに寒い日もあるかと思いますので、そんな時は我慢せずに冬コートを着ても問題ありません。
3月におすすめの春コートは、「トレンチコート」「デニムジャケット」「ライダースジャケット」など。薄手のタイプであれば、「チェスターコート」もおすすめです。また、春コートは5月までを目処に着用すると良いでしょう。
いかがでしたか?今回は、定番コートの種類別に適した着用時期、おすすめコーディネートまで徹底解説しました。季節の変わり目や少し肌寒い時期にはコートの着用に悩みますが、大まかな目安はこれまでにご紹介したとおり。これらを目処にし、その日の気温を考慮して適したコートを選ぶと良いでしょう。ぜひ参考にして、季節感のあるコーデに仕上げてください!