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AUG.19.2020

テレワークにおすすめの場所は?作業場所別のメリット・デメリット

テレワークにおすすめの場所は?作業場所別のメリット・デメリット テレワークにおすすめの場所は?作業場所別のメリット・デメリット

ここ最近、一気にテレワークという働き方が導入され拡大されています。オフィスに通勤しなくても好きな場所で働けるならその方が嬉しいですよね。ただ、テレワーク場所で悩む方もいるかと思いますので、場所別にメリットやデメリットをご紹介します。

テレワークとは?

 

テレワークとは、「tele=離れた所」と「work=働く」をあわせた造語で、オフィスに通勤しなくても離れた場所で働くことができる勤務形態を指す言葉です。

インターネットを活用し、自宅などで働くことができます。
一般社団法人 日本テレワーク協会によれば、このテレワークには大きく3つの種類があるそうです。

■テレワークの種類
在宅勤務……自宅にいて、会社とはPCとインターネット、電話、FAXで連絡をとる働き方。
モバイルワーク……顧客先や移動中にPCや携帯電話を使う働き方。
サテライトオフィス勤務……勤務先以外のオフィススペースを利用した働き方。

PCやスマホなどの通信機器の基本スペックが向上したこと、WiFiなどデータ通信ネットワークの利用環境が低価格で普及したことなどがきっかけで、テレワークの導入を検討をする企業が増えてきています。

時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方ができるため、テレワークで働きたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、テレワークのメリットやデメリット、テレワーク場所のメリットやデメリットをご紹介します。

テレワークのメリット

 

企業側がテレワークを導入するメリットとしては、下記のものが挙げられています。

■企業側のテレワークのメリット
・生産性や効率性の向上
・コスト削減
・育児や介護に携わる社員の継続雇用
・多様な人材の活用
・優秀な人材の確保
・事業継続性の確保

このように企業側にとってもいくつかメリットがあるようですが、従業員側から見るテレワークのメリットはどんなものが挙げられるのでしょうか。

支度時間や通勤時間をなくせる

毎日早く起きてオフィスに行く支度をしたり、オフィスまでバスや電車を使ったり、意外と時間も体力も必要ですよね。
通勤時間は、多くの方がバスや電車を利用するので、満員電車などに揺られ「朝から疲れた……」なんてこともあるのではないでしょうか。

しかし、テレワークであれば、その支度時間や通勤時間をなくすことができます。
これだけで精神的な疲れがなくなる方もいるでしょう。

その分を仕事へのエネルギーに変えることもできるので、朝から集中しやすくなります。

交通費を節約できる

職場が近くないと、バスや電車、車などを使う必要がありますよね。

しかし、自宅や近くのカフェでできるテレワークであれば、その分の交通費を節約することができます。

交通費やガソリン代もバカにならないですよね……。
会社から交通費が出るところもありますが、全額負担ではないところもあるので、そう考えるとテレワークは交通費の節約になって嬉しいのではないでしょうか。

育児・介護をしながら仕事ができる

育児や介護をしている方にとっても、働く場所を選ばないテレワークはメリットに感じるでしょう。

必ずオフィスに行かなければならないとなると、見てもらう場所を探さなければならないですし、子供などが風邪を引いたときも毎回電話をしなければならないですよね。

自分が休むことで他の人に迷惑をかけてしまうと思うと、それだけで会社に居づらく感じてしまうことも。
テレワークであれば、周りを気にせずに育児や介護の隙間時間に仕事を進めることができます。

家事との両立ができる

育児や介護がなくても、仕事と家事を両立するだけで大変だと感じる方もいるでしょう。

朝早く起きて洗濯物をし、仕事から帰ってきて洗濯物を取り込み、食事の用意をしてお風呂に入る……など、他にも掃除やお皿洗いとやらなければならないことがたくさんありますよね。

仕事が忙しくて残業があれば、さらにクタクタになってしまうことも。

ですが、テレワークであれば、自分の時間を自分で組み立てることができるため、仕事と家事を両立しやすく、快適な一日を送ることができます。

住む場所を選ばない

先ほどのメリットでもお話したように、テレワークは決まった通勤場所がなくなるので、住む場所がオフィスの場所に左右されなくなります。

ですので、首都圏から地方に、地方から首都圏に引っ越すことがあったとしても、テレワークであれば退職する必要がないということ!
結婚後にパートナーが海外転勤になってしまったとしても、仕事を継続することができるんです。

インターネット環境さえあれば仕事を継続することができるので、企業側にとっても優秀な人材を手放さなくていいというメリットに繋がります。

家賃が安いところに引っ越したいと考えている方にもおすすめです。

作業に集中しやすい

オフィスで働いていれば、電話を取ったり、誰かに話しかけられたりすることがあるので、仕事の手が止まってしまうことも。
また、周りの話し声やオフィス内を行き交う人が気になって仕方ないという方もいるのではないでしょうか。

これに関しては慣れかもしれませんが、テレワークであれば自宅やカフェなど、自分の集中しやすい場所で仕事をすることができるので、テレワークの方が捗るという方が多くいます。

テレワークであれば、社内での面倒な人間関係もなくなるでしょう。

テレワークのデメリット

 

テレワークにはいろいろなメリットがありましたが、メリットがあれば当然デメリットも出てきます。
企業側にとってのデメリットは下記のようなことが挙げられますよ。

■企業側にとってのデメリット
・勤怠管理が複雑化する
・セキュリティリスクが高まる
・コミュニケーションが少なくなる

など、何かしらデメリットはあるようですね。
では、従業員から見るテレワークのデメリットはどのようなことが挙げられるのでしょうか。

自分でスケジュール管理をしなければならない

オフィスに行くのであれば、「この時間からこの時間まで」と基本的に決まっていますが、テレワークとなると自分で管理をしなければならなくなります。

自由な働き方ができる分、きちんと自分の中でスケジュールを立てておかないと、後になって「これをやってなかった」ということになることも!

「テレワークだからいつでもできる」と思っていると、大変なことになるので気を付けて。

特に育児や介護をしている方は、予測できないことが起きて仕事が全くできないという日もありますので、やりやすい生活リズムを見つけるまで大変に感じてしまうかもしれません。

できる仕事が限られる

すべての仕事がテレワークに向いているわけではありません。
必ず現場に行かないとできない仕事もたくさんあるので、テレワークはできる仕事が限られているというデメリットも挙げられるでしょう。

テレワークは基本的に、パソコンやタブレット端末、携帯電話などを使って行うことのできる仕事に限られます。

しかし、ITエンジニアやWebデザイナーなどの「専門スキルを要する仕事はできない」と悲観的になる必要はないですよ。
資料作成やメールの返信など、部分的にテレワークが可能な業務もあります。

テレワークで実現できることと、自分のスキルを照らし合わせ、自分にできそうな仕事を見つけることがポイントになりそうです。

運動不足になりやすい

テレワークとなると、基本的に座っての仕事が多くなるでしょう。

オフィスでも座り仕事が多いかと思いますが、通勤時間が減ることで今まで以上に「運動不足になりやすい」というデメリットが出てきます。

特に自宅で仕事をする場合は、全く外に出ない……なんてことも。

その状態が続けば太りやすくなったり、むくみやすくなったりします。
それは健康面であまり良くないので、予定を立てるときは運動する時間も取り入れた方が良さそうです。

孤独を感じやすい

企業側でのデメリットでも挙げたように、テレワークとなると個人での仕事が基本になるので周囲とのコミュニケーションが少なくなってしまいます。

コミュニケーションが苦手な方であれば、そこがメリットに感じるかと思いますが、社内の雰囲気が好きな方にとってはテレワークになることで孤独を感じやすくなってしまうことがあるんです。

職場に仲のいい人がいればなお更、テレワークだとつまらなく感じてしまうかもしれません。

頑張りを認めてもらいにくくなる

テレワークになることで、仕事に対する熱意や姿勢などが周りから見えなくなってしまいます。

オフィスで仕事をしていれば、上司や周りが見てくれて「あの人はいつも頑張ってるな」といい評価を得ることができますが、テレワークとなると常に見れるわけではないので、頑張りが伝わりにくくなってしまう可能性が。

仕事をきっちり行っていれば問題ないと思いますが、出世しにくいというデメリットもあるようです。

テレワークにおすすめの場所は?

 

テレワークのメリット・デメリットは分かりましたか?

良いところも悪いところも含めて、テレワークができる仕事を見つけたいと思った方もいるでしょう。

そこで悩むのは、仕事をする場所ではないでしょうか。

せっかくのテレワークですから、自分が集中できる環境を見つけたいですよね。
ここからは、テレワークにおすすめの場所をいくつかご紹介します。

その場所のメリットやデメリットもご紹介するので、参考にしてみてください。

自宅

 

自宅を利用したテレワークは、育児や介護に忙しい方にとって魅力的な方法に感じるのではないでしょうか。

子育てをしながら……介護をしながら……など何かしらの理由を持ちながら、毎日オフィスに出勤することはとても大変ですよね。
自宅で仕事ができるというだけで精神的な負担が減るという方が多くいるでしょう。

では自宅でテレワークをすると、どのようなメリット・デメリットが出てくるのでしょうか。

自宅のメリット

■自宅テレワークのメリット
・外出準備や通勤時間が不要
・費用が掛からない
・休憩時間を家事等に有効に活用できる
・育児や介護と両立しやすい

出社の必要がないので、通勤に必要な時間とお金を節約することができます。
本来通勤している時間を有効活用できますし、体力的な負担も軽減できるでしょう。

自宅のデメリット

■自宅テレワークのデメリット
・仕事とプライベートのメリハリがつきにくい
・人の目がないため、だらけやすい
・作業環境を整える必要がある
・思い通りに進まないことがある

プライベートな空間である自宅で仕事をするとなると、仕事との境界線があいまいになってしまうことも。
仕事モードになれないというデメリットがあるので、きちんと着替えたりメイクをしたりして切り替えることがおすすめです。

育児中だと、子供の様子を観察しながら仕事をしなければならないので、何か突発的なトラブルがあれば、思い通りに進められないこともあります。

コワーキングスペース

 

コワーキングスペースは、ざっくり言うと各企業が提供している作業が可能なスペースのことを指します。

規模や形態も様々なので、自分に合ったコワーキングスペースを見つけるのも楽しいという方が意外と多くいるようです。
会話がOKになっている場所もありますので、利用者同士が新たな出会いを見つけることもできるそうですよ。

コワーキングスペースのメリット

■コワーキングスペースのメリット
・低コストで利用できる
・仕事環境がしっかり整っている
・仕事モードに切り替えやすい
・新たな交流が増える

自宅やオフィス以外の場所で仕事がしたいテレワークやフリーランスの方に向けて設置されているのがコワーキングスペースですので、業務に必要な最低限の設備は無料で利用することができます。

オフィスと同じ環境でありながら、自宅から近い場所でしっかり仕事に集中することができますよ。

コワーキングスペースのデメリット

■コワーキングスペースのデメリット
・会話や雑音で周りが気になる
・作業スペースが狭い場合がある
・機密を扱う仕事は不向き
・荷物の管理に注意が必要

他の企業に勤める従業員と影響し合えるのがメリットですが、その反面視線が気になって集中できないと感じる方もいるようです。
個室ブースもある施設もありますが、気になる方は控えた方が良さそう。

設備の内容はもちろん、施設自体の広さ、デスクの大きさ、セキュリティ面、フリーWi-Fiなど、あらかじめリサーチしておくといいですよ。

また、他の人も利用しているということで自分の荷物はしっかり管理するようにしてくださいね。

サテライトオフィス

 

オフィスに近い環境で仕事をするなら、サテライトオフィスを利用するのもいいでしょう。

サテライトオフィスは、本社や本拠点から離れた場所に設置されるオフィスのことです。
自社で設置する企業もあれば、それに特化したスペースと契約をするという企業もあるそうですよ。

ただ、事前に利用登録が必要だったり、予約で埋まっていると当日利用ができなかったりする場合もあります。

サテライトオフィスのメリット

■サテライトオフィスのメリット
・設備が揃っており、オフィスにいる感覚で働ける
・仕事専用の環境であることから私語も少ない

サテライトオフィスには、電源、印刷機、電話用ブース、会議室など一通りの設備が揃っているので、自宅で仕事環境を整えることが大変な方でも安心してテレワークを進めることができるでしょう。

また、仕事専用ともあってコワーキングスペースよりも静かな環境で行えることが多いです。
オフィスと同じような環境で集中したい方にぴったりですね。

サテライトオフィスのデメリット

■サテライトオフィスのデメリット
・事前に利用者登録が必要
・飛び込みでの当日利用が難しいことがある

先ほども少しお話したように、場所によって事前に利用登録が必要だったり、予約で埋まっていると当日利用ができなかったりすることがあるので、事前に確認することがとても大切になってきます。

「今日はサテライトオフィスが使えない!」と分かったときのために、他の場所で仕事をすることも考えに入れておくと良さそうです。

シェアオフィス

 

テレワークにおすすめの場所として最近はシェアオフィスというところも人気を集めているようです。

シェアオフィスとは、複数の企業や人がオフィスを共同で利用する形態のことを指します。
生産性を重視した場合にとてもいいといわれている方法のようですよ。

契約者ごとに占有スペースが決められている場合や、全員が共有スペースを利用する場合など、シェアオフィスといってもいろいろなタイプがあります。
ただ、占有スペースが決められている場合でも、会議室やリフレッシュスペースなどは共有となっており、必要に応じて利用できるケースが多いようです。

シェアオフィスのメリット

■シェアオフィスのメリット
・仕事に必要な機能がそろっている
・オンオフの切り替えができる
・時間単位や月契約など、利用形態が様々
・他業種とコミュニケーションを図れる
・集中力がアップし、生産性が上がる

従業員にとっても企業にとってもメリットとなるのが、集中力が上がり生産性が向上するということです。
自宅やカフェだと誘惑があり、集中力も低下しやすいので長時間仕事をするのに適した場所ではないといわれています。

また、規模の大きいシェアオフィスの場合、あらゆる業種の人が利用するので、話す機会のない業種の方とのコミュニケーションもでき、新しい出会いに発展するかもしれませんよ。

シェアオフィスのデメリット

■シェアオフィスのデメリット
・まだシェアオフィスの数が少ない
・個室でない場合、プライバシーが守りづらい

一方シェアオフィスのデメリットは、まだ数が少ないことです。
東京都ではシェアオフィスが増えてきているものの、地方などでは希望する場所でシェアオフィスを借りられない可能性があります。

シェアオフィスがあったとしても、個室でない場合はプライバシーが守りづらいので、仕事や持ち物の管理は徹底した方が良さそうです。

カフェ

 

カフェでパソコンを開いて仕事をしている……なんて光景を目にしたことがある方もいるのではないでしょうか。

テレワークであれば、場所を自由に選ぶことができるので、もちろんカフェでも仕事をすることができます。

カフェならではの落ち着いた空間が好きな方にはぴったりな場所ではないでしょうか。
ただし、カフェで行うテレワークにもメリット・デメリットがあります。

カフェのメリット

■カフェのメリット
・緊張感が保てる
・モチベーションが上がる
・カフェの雰囲気で落ち着くことができる
・食事も済ませることができる

カフェを利用したテレワークには、自宅勤務よりも集中しやすいというメリットが挙げられるようです。
人の目があるので、だらけずに仕事に集中できるようですね。

また、カフェの場合はゆったりとしたBGMが流れているのも魅力です。

カフェのデメリット

■カフェのデメリット
・注文による金額がかさむ
・混雑時は時間制限がある
・人によっては雑音や周りの目が気になる

カフェにいる間に仕事を終わらせようとすることでモチベーションを上げることができるのですが、雑音が嫌いな方や周りの目が気になる方にとっては集中できない可能性も。

また、混雑しているときに長時間席をとって仕事をすることは、お店や他のお客さんの迷惑にもなってしまうので避けたいところです。
利用者の少ない時間帯であれば長時間作業を行っても許容されるかもしれませんが、長くても2時間~3時間で済ませることが一般的なマナーといえるでしょう。

周囲に誘惑がある場所はテレワークに向かない⁉

 

周囲に誘惑がありすぎると、仕事に集中できないかもしれません。

家だとおやつやゲーム、漫画本などが挙げられますし、カフェだと美味しい匂いで集中できないことも。

また、カラオケボックスも個室になっていて集中しやすそうですが、周りの歌が聞こえますし、自分も歌いたくなって歌がメインになってしまうことがあります。

周囲に誘惑がある場所は控えるか、自宅であれば隠すようにすることがおすすめです。

テレワークを行うときのポイントは?

 

メリットがある分、デメリットもあるテレワークですが、ちょっとしたことを意識すれば、失敗せずにメリットばかり感じられるテレワークにすることが可能です。

ではテレワークをするときは、どのようなポイントを意識すればいいのでしょうか。

ダラダラせず、業務時間を明確にする

まずは自分の中で業務時間を明確にしておくといいでしょう。

「何時から何時まで」とテレワークでも決めておけば、仕事のし過ぎをなくすことができますし、他の予定も組みやすくなります。

育児や介護をしていると難しいかもしれませんが、少し早めに起きたり、お昼寝している間に集中して行ったり、自分の生活リズムの中で無理のないように仕事をする時間を確保していきましょう。

決めた仕事時間内はダラダラせず、休憩時間とのメリハリもつけるようにするといいですよ。

ほう・れん・そうを徹底する

テレワークの場合は、企業側と従業員側の双方による報告、連絡、相談が一番のカギになります。

多くの場合は、どちらか一方からのものになりがちですが、お互いに決まった時間に必ず行うことがおすすめです。

1日の中で「いつ」「だれから」「どの方法で」報告や連絡を行うかを明確に設定し、徹底すると、お互いにとってコミュニケーションになりますし、信頼度も上げることができます。

こまめに立ち上がって体を動かす

テレワークになるとずっと座りっぱなしになってしまい、運動不足になる方が多いので、こまめに体を動かすことも大切です。

一時間おきには立ち上がり、軽いストレッチを取り入れたり、お手洗いに行ったりするように心がけましょう。

最近は、振動マシンをデスクの下に置き、血行を良くしている方も増えているので、参考にするのもおすすめです。
通勤時間がなくなる分、空いた時間は外で散歩をするのもいいですね。

テレワークにおすすめの場所と、メリット・デメリットについてご紹介しました。最近ではレンタルスペースやテレワークを応援しているホテルなども注目されているようです。自分にとってやりやすいスタイルを見つけることができれば、テレワークを快適に思うことができるので、ぜひ自分に合ったスタイルを見つけてみてくださいね。