汗をかく季節になると重宝するのが汗拭きシートです。最近ではさまざまな種類の汗拭きシートが登場していますね。自分にぴったりな汗拭きシートを見つけるためにも、おすすめな汗拭きシートの選び方や使い方についてご紹介します。
【目次】
まずはよくある汗の悩みについてご紹介します。
暑い季節になると汗が止まらずに困っているという人も多いです。気温の高い場所にいれば汗をかくのは仕方のないことですが、人よりも汗をかきやすい人は特に気になってしまいます。
もともと汗をかきやすい人は、人よりも汗腺が発達しているケースがほとんどです。また、女性の場合ホルモンバランスの影響を受けやすく、ホルモンバランスが崩れることによって、汗をかきやすくなる場合もあります。
汗をかくと脇汗が目立ってしまって恥ずかしいと感じる人も。特にグレーのトップスを着ていると、汗をかいているのが丸わかりでとても恥ずかしいです。だからといって、上に何かを羽織ったら余計に汗をかくことになり、なかなか解決しにくい悩みの1つでもあります。
汗をたくさんかくせいで、おしゃれを十分に楽しめなくなっているケースもあります。
女性の汗の悩みで多いのが、ニオイが気になるということです。汗のニオイは香りに敏感な女性だからこそ、余計に気になってしまいます。少し汗をかいただけでもしかしたら自分が臭いのではないかと不安になってしまうことも。
汗をたくさんかくような季節でも、できるだけ良い香りでいたいと思うのは女性にとって普通のことです。だからこそ、汗のニオイに過敏に反応してしまう人が多いです。
夏など大量の汗をかくような時期は、特にべたつきが気になってきます。冬の間の汗はそこまでべたつきを感じないですが、夏のように大量の汗をかけばいろいろな部分がべたつきを感じてしまいます。
特に洋服と密着している部分のべたつきは不快に感じ、タオルなどで拭いてもなかなか解消されないことも多いです。べたつく汗が出てしまう原因は、実は汗腺の機能が衰えていることが原因です。汗腺の機能が衰えると、汗が蒸発しにくくなるため、肌にべたつきが残ってしまうのです。
汗拭きシートの効果についてご紹介します。
汗拭きシートの1番の目的と言えば、汗を拭くことです。大量にかいた汗を濡れたシートで拭くことでオフすることができます。汗拭きシートは制汗剤のように脇だけに使用するのではなく、全身に使えるものばかりで、汗をかいた部分であればどこでも使用可能です。
タオルで拭くよりもすっきりと拭くことができるので、夏の暑い日にはバッグの中に忍ばせておきたい商品です。
汗拭きシートにはニオイを抑える効果もあります。汗のニオイの原因は、汗と皮脂が混ざり合うことで雑菌が繁殖することが原因です。汗をかいた後にしっかりオフすることで、ニオイを抑えることにも繋がります。
また、肌に残っている皮脂なども一緒にオフすることで、今後もニオイにくい環境に整えることにも繋がりますよ。さらに消臭成分などが配合されている汗拭きシートもあり、気になるニオイの悩みをオフしてくれます。
汗拭きシートにはべたつきを抑える効果もあります。なかなか蒸発しにくい汗をかいている時には、サッと拭き取ってあげることが大切です。爽快感のある汗拭きシートを使って汗をかいた部分を拭くことで、不快感を取り去ることができます。
さらに汗拭きシートにはパウダーが入っているものも多いため、べたつきのある肌をサラサラな状態に戻すこともできますよ。
汗拭きシートで拭くということは、今後の菌の繁殖を抑えることにも繋がります。汗をかいた状態の肌は雑菌が繁殖しやすい状態になっています。この状態を放置すればさらにニオイが酷くなり、べたつきもより感じやすくなってしまいます。
汗をかいた後に抗菌効果のある汗拭きシートを使うことで、ニオイ菌から守ることができます。汗拭きシートで拭いた後のニオイを予防することができますよ。
メンズ用の汗拭きシートとレディース用の汗拭きシートにはどんな違いがあるのか知っていますか?それぞれの違いを詳しくご紹介します。
メンズ用もレディース用も、成分的な大きな違いはありません。多少の違いはありますが、汗や皮脂、汚れを抑えてサラサラにしながら、ニオイ菌を予防します。メンズ用だからといって女性が使っていけないというわけではありません。
メンズ用だから肌に悪い、というようなこともないので安心してください。汗拭きシートは拭き心地や使い心地の好みに合わせて選ぶのがおすすめですよ。
メンズ用の汗拭きシートの場合、レディース用よりもニオイを抑える力を重視して作られているものが多いです。男性は女性よりも比較的汗をかく人が多いですよね。男性ホルモンの影響で汗をかきやすくなる場合もあるため、そういった部分を考慮して作られています。
ニオイが特に気になるという人は、メンズ用を使った方が効果を感じやすい場合もあるようです。
レディース用の汗拭きシートは、メンズ用に比べると香りにこだわって作られているものが多いです。メンズ用は無香料や爽やかな香りが多いですが、レディースは香りの種類が豊富なものが多くなっています。
レディース用の汗拭きシートは、制汗剤の1つとして作られているものが多いです。汗のニオイをオフしながらも、いい香りでリフレッシュできるように作られています。
女性らしい石鹸の香りやフローラルの香りなど、好みの香りに合わせて選べるのがレディース用汗拭きシートのメリットです。
使用後の爽快感の強さでいうと、メンズ用の方が強い傾向があります。男性は爽快感があってさっぱりした使い心地のものを好む傾向があります。そのため、汗拭きシートの爽快感は非常に高いです。
レディース用でもすっきりする使い心地ではあっても、メンズ用ほどの爽快感があるものはなかなか存在しません。とにかくスースーするようなものを使いたいという人にとっては、メンズの方が使いやすいです。
ただ、爽快感が強い一方で刺激に感じてしまう人もいるようなので、その部分だけは注意するようにしましょう。
汗拭きシートにはさまざまな種類のものがあります。それぞれの種類についてご紹介します。
まずは全身用の汗拭きシートです。全身用は脇だけでなく全身どの部分にでも使うことができます。制汗剤は基本的に脇のみの使用ですが、汗拭きシートの場合は全身に使用できるので、すっきりしたい時にぴったりな商品です。
全身用の汗拭きシートの特徴は、大判サイズだということです。全身しっかり拭けるように、1枚のサイズ感が大きくなっています。乾きにくくするために厚手になっているものも多く、1枚で全身すっきり拭くことができるようなものばかりです。
顔用の汗拭きシートは、メイクの上から使用できるものがほとんどです。汗拭きシートは全身用のものだとしても、メイクをしている女性は顔に使うことができません。しかし、顔も体と同じように汗をかくからこそ、拭き取りたいと感じている人も多いです。
顔用の汗拭きシートは、そんなメイクをしている日でも使えるように、メイクに影響しない成分で作られています。優しく拭き取るだけで汗をかいた顔もさっぱりと爽快感が得られるという画期的な商品です。
メンズ用の汗拭きシートは、爽快感のある使い心地のシートばかりです。使用後にさっぱりできるような使用感で、暑い夏にはぴったりです。持ち運びに使えるような容量のものから、コスパ抜群の大容量サイズまであります。
サイズ感はメンズの体にも使用できるように大判なものが多く、全身使いしやすいです。ただし、メイクの上からは使用できないので、女性が使う場合は全身用として使うようにしましょう。
最近では、冷感タイプの汗拭きシートも登場しています。最初からひんやりとした使用感で、火照った肌を冷やすことができるシートです。メンズの汗拭きシートよりもひんやりしていて、肌を冷やす目的で使用するには最適な商品です。
顔の上から使用することはできませんが、暑くてどうしようもない時に使用することで、肌を冷やすことができます。ただしひんやりとした使用感のため、夏以外に使用すると冷たく感じてしまうことがあります。
夏限定で売り出されることも多く、ひんやりとした質感を楽しみたい人に人気のアイテムです。
汗拭きシートの選び方についてご紹介します。
まずはメンズ用が欲しいのかレディース用が欲しいのか、選ぶようにしましょう。汗の拭き取り効果についてはあまり差はありません。使用感で選ぶのが1番です。爽快感重視であればメンズ用、香り重視であればレディース用がおすすめです。
レディース用を使ってみて、なかなか汗が拭き取り切れない場合や、ニオイが取れないと感じている場合は、メンズ用に切り替えてみるのもおすすめですよ。それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分に合った方を選ぶようにしましょう。
全身用の汗拭きシートを選ぶのか、顔用の汗拭きシートを選ぶのかも重要になります。全身用と顔用は別々にしないといけないので、自分がどの部分に使いたいのかを明確にしてから選ぶようにしましょう。
全身の汗が気になるという場合は、両方購入するのがおすすめです。どちらも使う場面に合わせて使い分けると良いでしょう。
汗拭きシートを選ぶ時は、乾きにくいものかどうかも重要です。全身に使用するのであれば、できるだけ乾きにくいものを選んだ方がコスパが良くなります。サイズ感が大判のものであれば、さらに乾きにくくなりますよ。
1枚1枚のサイズ感が小さく薄いものだとすぐに乾いてしまう傾向があるので、生地感を見て選ぶのもおすすめです。
汗拭きシートには、大容量サイズのものと持ち運びに便利な小さめサイズのものがあります。外出先で使用するのであれば、持ち運びサイズがおすすめです。ただし、少量サイズのものだと大容量サイズのものよりもコスパが悪くなってしまうので、コスパ重視の場合は大容量サイズの方がおすすめです。
自宅でのリフレッシュに使いたいのであれば、大容量サイズのものの方が使いやすいです。自宅用と持ち運び用で両方購入するのも良いですね。
汗拭きシートには、香り付きのものもあれば無香料タイプのものもあります。香りの好みがあるのであれば、好きな香りのものを選びましょう。しかし、反対に香りと汗が混ざったニオイが苦手な人もいるかと思うので、そういった場合は無香料タイプを選ぶと良いでしょう。
汗拭きシートの香りはそこまできつくはないので、リフレッシュ感覚で使えるような香りを選びましょう。
汗拭きシートには爽快感があるものとあまりないものがあります。拭いた直後にすっきりした感覚を味わいたいのであれば、爽快感があるものを選んだ方が良いでしょう。しかし、人によってはこの爽快感が刺激に感じてしまうこともあるので、そういった場合には爽快感が少ないものを選ぶのがおすすめです。
汗拭きシートのおすすめの使い方についてご紹介します。
汗拭きシートを使用する前に、あらかじめ表面についている汚れや汗を拭き取っておくのがおすすめです。直接汗拭きシートを使っても良いですが、そうするとすぐに乾いてしまう可能性が高くなります。
また、汗と皮脂が混ざり合って効果が半減してしまうことがあるので、注意しましょう。そのため、汗拭きシートを使う前に先にティッシュやタオルを使って汗を拭き取っておきましょう。
汗拭きシートを使う時は、もっとも気になる部分から使用していきます。特に汗が多くなる脇汗部分から拭いていくのがおすすめですよ。そこからべたつきが気になる部分にかけて、拭き取っていきましょう。
汗拭きシートを使用する時は、ゴシゴシと擦るのはNGです。優しい力で拭き取るようにしましょう。肌が弱い人はこすらない方が良いので、特に力の入れ具合には注意しましょう。
また、顔用のシートを使う場合は、目の周りなどを避けて拭き取る必要があります。擦るのではなく、押さえるようにしながらオフしていきましょう。
全身に使用する場合は、すぐに乾いてきてしまうことがあるので、その場合は新しいシートに変えるようにしましょう。特に背中などの広範囲を拭く場合は、すぐに乾いてしまうので、何枚か使用した方が使用後の質感が良くなりますよ。
汗をたっぷり吸った汗拭きシートで拭いていても、シートの成分が蒸発して汗のみ残ってしまうと意味がなくなってしまうので、そういった場合はケチらずに枚数を使うようにしましょう。
汗拭きシートを使って汗をオフしたら、スプレーなどの制汗剤を使って汗を軽減していきましょう。汗拭きシートだけでは汗を抑えることができません。汗を軽減させるためには、スプレーやロールオンなどのデオドラントを併用するようにしましょう。
汗拭きシートと併用する時は、香りが混ざる可能性があるので、併用しても香りが変わらないものを選ぶのがおすすめです。
汗拭きシートはとても便利なアイテムですが、その他にもいろいろな対策方法があります。汗拭きシート以外に汗を抑える方法についてご紹介します。
汗をあまりかきたくない日には、クリームタイプやロールオンタイプのデオドラントを使うのがおすすめです。クリームタイプのデオドラントは、細かい部分に塗り広げやすく使いやすいです。ロールオンタイプは、持ち運びにも便利でいつでも使うことができます。
出かける前にこういった制汗効果があるタイプのデオドラントを使っておくことによって、日中の汗をコントロールすることができますよ。スプレータイプのデオドラントは、クリームやロールオンよりは制汗効果が劣るので、できればクリームかロールオンがおすすめです。
汗をかいたらこまめに汗を拭き取ることも大切です。汗をかいた直後の汗は、実は無臭です。これを放置することによって汗と皮脂が混ざり、ニオイが気になるようになります。
汗のニオイを抑えたいのであれば、ニオイ菌が繁殖する前に汗を拭き取ってしまうのが1番です。汗をかいたと思ったら、汗拭きシートを使用する前にティッシュを使って拭き取って、特に気になるタイミングで汗拭きシートを使うのがおすすめですよ。
汗が多くて困っているという場合は、適度な運動を心がけるようにしましょう。汗の量が多いという場合は、もしかしたら運動不足が原因かもしれません。人は1日に1L程度の汗をかきます。
そのため、定期的に汗を出していなければ、一気に汗が噴き出てしまうことがあります。さらに運動不足により血行が悪くなってしまうと、汗腺の機能が鈍くなり、蒸発しにくい汗ばかりが出るようになります。
それを改善するためには、適度な運動がおすすめです。定期的に汗を流すことで、汗の量をコントロールするようにしましょう。
べたつきのある汗をかいてしまう時は、血行不良が原因で汗腺の機能が鈍くなってしまっている可能性があります。それを改善するためには、しっかりお風呂に浸かって体を全身から温めることがおすすめです。
特に足先の冷えが気になる人は冷え性になっている可能性が高いので、お風呂に1日15分間浸かるようにして、血の巡りを良くしていきましょう。
汗のニオイが気になるという場合、もしかしたらストレスが原因となって出てしまうストレス臭の可能性があります。体調によって体のニオイが変化してしまうこともあるので、できるだけストレスを溜めないように心がけましょう。
また、ストレスだけでなく食生活などの習慣によってニオイが変わってくることもあります。特に糖質制限ダイエットをしている時は、ニオイが強くなる傾向があるので、そういった偏った食事は控えるようにしましょう。
汗が気になる場合は、脇汗パッドやインナーを着るのもおすすめです。脇汗パッドやインナーは、汗が肌に残らずに吸収してくれるので、ニオイが広がるのを軽減してくれます。
こまめに汗を拭く時間がない時でも、安心して生活できるので汗っかきさんには特におすすめです。着るだけで簡単に汗対策ができるので、どうしても汗のニオイやべたつきが気になる時や、夏の季節限定で取り入れるのもおすすめです。
おすすめの汗拭きシートをご紹介します。
Bioreのメイクの上からリフレッシュシートは、崩れたファンデや皮脂、汗をオフするリフレッシュシートです。たっぷりの化粧水配合で、しっとりと潤う肌を作ります。顔全体をケアできる大判タイプで、一気に拭き取れます。
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AGDEO24 クリアシャワーシート 30枚入り / ¥605
Bioreのさらさらパウダーシートは、拭きたての香りが長続きする清潔感あふれるボディシートです。汗やべたつき、ニオイのもとをすっきりオフします。透明さらさらパウダー配合で、肌に白残りせずにさらさらな状態が続きます。
Biore さらさらパウダーシートせっけんの香り 36枚入り / ¥546
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SEABREEZE フェイス&ボディシートフレッシュアイスティー 30枚入り / ¥539
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Curel スキンケアシート10枚入り / ¥330
汗拭きシートについてご紹介しました。汗拭きシートがあれば、汗をたくさんかく季節も快適に過ごすことができますよ。全身に使用できるものや冷感タイプなどさまざまなものがあるので、汗やニオイが気になるという人は何種類か併用して使うのがおすすめですよ。