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2018.11.25

冬山登山の服装は?初心者さん必見の基礎知識をご紹介

冬山登山の服装は?初心者さん必見の基礎知識をご紹介 冬山登山の服装は?初心者さん必見の基礎知識をご紹介

登山やハイキングを楽しむ女性が増える中、冬山にトライする方も少なくありません。しかし冬山は、いつも以上に危険であり、服装や装備も徹底したいものです。今回は、冬山登山ではどんなものが必要でどのような服装をしたらいいのかご紹介します。

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冬山の服装はいつも以上に気合いを入れて!

 

夏に比べて気温が低く、雪が積もっているとさらに危険な冬山登山ですが、キレイな雪景色を頂上から見たいと思っている方も多いのではないでしょうか。

しかし初めての冬山となると、何を用意すればいいのか不安ですよね。冬山の服装では、保温性と吸湿速乾性の2つを重視することが欠かせません。
なぜなら、汗をそのままにしておくと身体が冷え、低体温症の要因になってしまう可能性があるからです。

■冬山登山の服装を選ぶときのポイント
上着であれば基本的に3つに分けて選んでいくことがポイントになります。

・ベースレイヤー
汗を素早く吸収して乾燥させる長袖がベスト。保温力の高いウール素材や速乾性に優れるポリエステル素材から選ぶことがおすすめで、寒いときは長袖のベースレイヤーを二枚重ねるといいですよ。

・ミドルレイヤー
暖かさを調節してくれるミドルレイヤーでは、保温性はもちろん軽量性も重視しましょう。冬山の時期や運動量に合わせて、薄手のものと厚手のものから選ぶといいですよ。

・アウターレイヤー
強い風や雪から守ってくれるのがアウターレイヤー。脱いだり着たりの繰り返しになるので、体温調節がしやすいように保温材の入っていないアウターがおすすめです。また、防水性に優れたハードシェルジャケットというものを選ぶこともポイントです。

・ズボン
ズボンも3枚履くことがおすすめですが、脚が上げにくくなると歩きづらくなってしまうので、2枚でも大丈夫です。
冬山用の厚手の素材でなくてもいいと言われているので、保温性に優れているズボンを選ぶといいですよ。

冬山登山に必要なのは?装備リストをチェック

 

夏の登山とはまた違った装備が必要になる冬山登山。どんなものが必要なのか、リストにまとめてみました。

■冬山装備の基本的なリスト
・ベースレイヤー、ミドルレイヤー、アウターレイヤー
・ズボン、フットスパッツ
・手袋、帽子、フードウォーマー、ゴーグル
・冬山用の靴と厚手の靴下
・ザックや濡れを防ぐザックカバー
・保温性のある水筒、昼食、行動食
・タオル、ティッシュ、洗面用具
・濡れても大丈夫な腕時計
・携帯電話や健康保険証
・日焼け止めクリーム
・地図、コンパス
・ハーネス(安全ベルト)

■雪が積もっているときに必要な装備リスト
・ウィンターゲイター
・ピッケル
・アイゼン
・ヘルメット

冬山の装備を買い揃えるとなると、25~40万円ほどかかってしまう可能性も。
場所によってはレンタルできるところもあるので、足を運ぶ冬山をリサーチしておくといいでしょう。

冬山登山におすすめの服装【1】保温性、速乾性だけでなく軽さも重視

 

冬山の服装では、保温性、速乾性だけでなく、軽さも重視したいところ。服を決めるときは実際に試着したり触ったりしましょう。

耳を寒さから守ってくれるキャップで色をつけると、冬山の服装もおしゃれになりますよ。

冬山登山におすすめの服装【2】アウターレイヤーは高くてもいいものを!

Arc'teryx アルファ SV ジャケット ウィメンズ

冬山の服装に欠かせないアウターレイヤーは、風や雪などのあらゆる環境から守ってくれるので、少し高くてもいいものを選びましょう。

Arc'teryx(アークテリクス)のアルファ SV ジャケット ウィメンズは、耐久性に優れて長く使うことができるので、多くの登山家から愛されています。

Arc'teryx アルファ SV ジャケット ウィメンズ / ¥100,440

冬山登山におすすめの服装【3】首まですっぽり覆って寒さ対策

 

冬山の服装には、首まですっぽり覆えるタイプのレイヤーもあります。フードウォーマー、もしくはキャップとネックウォーマーの組み合わせの上から使えば、さらに保温性を保つことができますよ。

冬山登山におすすめの服装【4】ゴーグルなどの小物アイテムも忘れずに

 

雪が積もった冬山の服装では、晴れていると雪面による反射光線によって目を傷付けてしまうことがあるようです。

また、吹雪などで視界が悪い状況ではゴーグルが活躍してくれますので、ニット帽と合わせてセットし、いつでも付けられる状態がいいでしょう。

冬山登山におすすめの服装【5】フットウェアは雪への対策を重視

 

冬山では雪に備えた服装選びをしましょう。軽さはもちろん、保温性や防水性、滑りにくさも重視したいですね。

また、雪や雨などがズボンの中へ侵入するのを防いでくれるウィンターゲイターもあると便利です。実際に履いてみて、足にフィットすることを確認しましょう。

靴下は保温性に優れているウール素材を選ぶことがおすすめです。

冬山登山におすすめの服装【6】ザックは冬山に合わせて選ぶ

冬山コーデ

冬山の服装では、荷物を入れるザック選びも重要です。背中と肩部分がフィットしていないと、登山中に擦れて痛みを感じてしまうことがあります。

ヒップベルトは短くないか、長くないかなど確認し、併せて雪が付着しにくい素材かどうか、ギアホルダーはついているかどうかなどを確認してみてくださいね。

冬山登山におすすめの服装【7】おしゃれ女子ならスカートもアリ

 

雪が積もっておらず、おしゃれも楽しみたい冬山の服装なら、スカートもアリ!
膝丈くらいなら、ストレッチ性にも優れているので足も上げやすいです。

保温性、軽量性に優れているものを選び、タイツやスパッツなどを重ね履きして寒さ対策もおしゃれも両立させましょう。

冬山登山におすすめの服装【8】冬山ではグローブも欠かせない!

 

冬山の服装で防寒対策として代表的なのがグローブです。寒さが厳しい冬山では保温していないと凍傷になってしまうので、保温性と防水性に優れているものをチョイス。

ただし、分厚いグローブでは細かい作業ができないので、薄手で作業しやすい手袋の上から保温と防水性のあるグローブをレイヤーと同じようにレイヤリングするといいですよ。

冬山登山におすすめの服装【9】アイゼンやヘルメットのフル装備

 

アイゼンやヘルメットなど本格的な装備をすると、雪の積もった冬山を登るという実感が強くなります。アイゼンやヘルメットであればレンタルできるところも多いので、購入前に確認するといいですよ。

ヘルメットをかぶる場合は、下にニット帽などで耳を覆って温めましょう。フル装備の服装で安全面を重視しながら、冬山登山に向かいましょう。

冬山登山におすすめの服装をご紹介させていただきました。夏とはまた違う装備になりますが、冬山でしか味わえない景色や空気はとても素敵です。防水性、速乾性、保温性に優れたウェアを選ぶことを基本に、冬山を満喫してきてくださいね。

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