オフィススタイルに欠かせないジャケットは、インナーに何を合わせるかで印象がかなり違ってきます。カジュアルなジャケットはインナーのバリエーションが少なくて、いつも同じ印象になってしまうことも。そこで今回は、ジャケットのカラー別でおすすめのインナーをご紹介します。オフィスや休日などシーンに応じたものや、襟の形にも注目してピックアップします。ジャケットのインナーコーディネートで困っている方はぜひチェックしてください。
【目次】
同じジャケットを着ていても、中に合わせるインナーによってかなり印象が変わってきます。おしゃれ見えして洗練された印象になる、大人女子らしいコーディネートをしたいですよね。ジャケットとインナーの合わせ方にはポイントがあるのでご紹介します。
■ジャケットの色とインナーの色を合わせる
当然なのですが、おしゃれ見えするポイントはまずジャケットの色とインナーの色を合わせるということです。カラーコーデのコツは、今の気分である抜け感や軽やかさを演出すること。色のバランスをとることも大切です。
■ジャケットの襟の形とインナーのデザイン
丈の長さやシルエット、襟の形など、ジャケットのデザインと、Vゾーンから見えるインナーの襟との形の相性も大切です。色と同様にデザインにおいても、抜け感や軽やかさは大切なポイントです。
STUDIOUS(ステュディオス) スキンフレアロングスリーブブラウス / ¥9,990
ジャケットのインナー選びには注意点もあります。トレンドのデザインのジャケットを買ったとしても、合わせるインナーがマッチしていないと、せっかくジャケットを新調しても台無しになってしまいます。
例えば、秋冬にトレンドになりそうなネイビーのブレザーは、従来のデザインと違って少しビッグシルエット気味でゆとりのあるデザインだったりします。トラッドアイテムなので、かっちりしたシャツを合わせてしまいそうですが、いざ合わせてみるとしっくりこないコーディネートになってしまいます。
今どきのコーディネートは、襟元に抜け感を演出するのがポイント。Vネックの白カットソーを合わせることで、Vゾーンが軽やかにすっきりします。カラーもネイビーと白で王道ですが、絶対にハズすことがない組み合わせで落ち着くコーディネートになります。
オフィススタイルの黒ジャケットにおすすめのインナーは、王道の白のブラウス。オフィスシーンでは好感度の高さが重要なので、重い印象になりがちな黒ジャケットには軽やかさをプラスして、清潔感を印象付けるのがポイント。
前のボタンを開けて白の面積を多くしたり、ブラウスはスキッパーデザインを選んだりして、軽やかさを後押しする演出が◎。
メンズライクなテーラードジャケットには、あえて柔らかい色みのベージュブラウスを合わせて、フェミニンなテイストをプラスするのがおすすめ。
ブラウスのソフトな質感が、ジャケットの生地感や仕立ての良さを引き立てています。袖は少し折り返して抜け感をプラス。ゴールドアクセやラフなまとめ髪も、フェミニンな魅力を後押ししています。
旬なムードのグレーのノーカラージャケット。きちんと感のある落ち着いた色みがオフィススタイルにぴったりです。
オフィスコーデではシンプルな黒ニットをインして、“仕事ができる”ハンサムな演出がポイント。首に沿って立ち上がる襟のジャケットには、クルーネックのインナーが相性抜群です。
UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ) UBCB スラブ Vネック ノーカラージャケット / ¥31,320
休日もジャケットを羽織ってマニッシュコーデを楽しみたい。そんな気分の夏の終わりには、グレーのショートジャケットをリラックス感のあるワイドパンツにオン。
インナーは大人っぽいブラウンを選んで秋を感じるコーデに。モノトーンにあえてブラウンを投入することで、秋っぽさだけでなくおしゃれ感がぐっと増します。
日ごとに暖かくなる春のオフィススタイルは、軽やかなコーデで季節感を演出するのがポイント。ネイビージャケットと白ブラウスの組み合わせはそんな気分にぴったりです。
ジャケットがVゾーンの深いノーカラーなので、白のボウタイブラウスはリボンにせずにそのまま下ろして縦のラインを強調して。すっきりしたVゾーンの演出はこなれ感を印象付けます。
冬の端正な印象のネイビージャケットには、きれいめのインナーを合わせがちです。休日コーデならあえてグレーのリブタートルでカジュアルなテイストのこなれ感を。
髪をダウンスタイルにして女っぽさをプラスして、タートルニットのリブで感じるフェミニンテイストとリンクさせて。
カーキニュアンスでカジュアルなテイストのベージュジャケットは、インナーを変えることでオフィスと休日で着回しを楽しむことができます。
オフィスではインをブラックのワントーンにしてマニッシュに。休日は秋を感じるこっくりしたベージュインナーや、黒レースのチラ見せで女っぽい着こなしに。
STUDIOUS(ステュディオス) ソフトスキンツイルダブルジャケット / ¥25,380
オフィスシーンの白ジャケットは、王道の爽やかなコーディネートが一番しっくりきます。インナーも白のブラウスを合わせてオールホワイトコーデ。
ジャケットはノーカラーを選んでマニッシュとフェミニンを絶妙にミックスさせるのがポイント。インナーはボートネックのブラウスですっきりした襟元にするのがおすすめです。
UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ) UBCB アセテート ボートネック プルオーバー / ¥29,160
今回はオフィススタイルにマストなジャケットに合わせるインナーを、カラー別に選び方のポイントなどを交えてご紹介しました。インナー次第で表情が変わるジャケットスタイル。大人女子らしい洗練されたコーディネートで、ジャケットとインナーを合わせたいですよね。今回ご紹介したコーデで気に入ったものがあれば、ぜひ取り入れてみてください。