おでこにできるニキビの原因は？治し方や予防法もチェック！

おでこニキビの原因とは？

まずはおでこにニキビができやすい原因から見ていきましょう。

■乾燥による皮脂の過剰分泌
おでこを含むTゾーンはもともと皮脂の分泌が多いのですが、皮脂を洗い流そうと1日に何度も洗顔をしたり保湿ケアを怠ったりしてしまうと乾燥してしまいます。
おでこが乾燥することで、潤いを届けようと皮脂がより出てしまうので、乾燥によってニキビを招くこともあるようです。

■ホルモンバランスの乱れ
睡眠不足や偏った食生活による生活習慣の乱れやストレスの蓄積、生理前はホルモンバランスが乱れやすくなります。
すると皮脂も過剰に分泌されやすくなるので、皮脂が詰まってニキビができてしまうようです。

■前髪が触れることによる摩擦や間違ったケア
前髪が毎回触れることによって摩擦が生じるので、皮膚のバリア機能を低下させてしまい、ニキビを招きやすくなります。
また、ゴシゴシ洗いやシャンプーなどの洗い残しによる刺激もニキビに繋がってしまいます。

おでこニキビの治し方や予防法【1】スキンケアを見直す

すぐに見直せる対策として挙げられるのが、日々のスキンケアを見直すことです。
おでこニキビに限らず、ニキビができてしまったときは汚れや不要な皮脂をキレイにしながら、保湿ケアを徹底することがポイントになります。

■ニキビに対するスキンケアポイント
・洗顔料はニキビに刺激を与えるものではなく、肌に優しい弱酸性タイプを選ぶ
・クレンジングは肌に優しいミルクタイプなどを選ぶようにし、メイクもナチュラルにする
・タオルを使うときは肌に優しく押し当てるように水分を拭き取る
・洗顔後はすぐに化粧水で潤いを与える
・クリームや乳液で潤いを閉じ込めるときは、乾燥しているところを中心に、ニキビができているところには薄く伸ばす。

洗顔が不要なクレンジングであれば、肌への負担も軽減することが期待できます。

おでこニキビの治し方や予防法【2】シャンプー後に洗顔をする

意外とシャンプーやトリートメントが生え際やおでこに残り、そこからニキビができてしまうことがあるようです。
そのため、シャンプー前に洗顔をしてしまうとシャンプーなどが落としきれずについたままになってしまう可能性があります。

ですので、夜の洗顔はシャンプーやトリートメント後など、最後にするようにしましょう。

洗顔のし過ぎも肌に必要な潤いを流してしまうことになるので、洗顔は1日2回を基本に、朝は30秒ほど、夜は1分ほどで洗い流すようにするといいですよ。
洗顔料も残らないように、35度くらいのぬるま湯で生え際などもしっかり洗い流すようにしてくださいね。

おでこニキビの治し方や予防法【3】食生活を見直す

脂っこい揚げ物やスナック菓子、ファーストフードはもちろん、糖質や動物性脂肪が多い食材ばかり食べていると皮脂が過剰に分泌されてしまいます。

1日3食、バランスのとれた食生活を心がけてみてください。

また、おでこニキビができたときは、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンCを積極的に摂ることがおすすめです。
ビタミン類は健やかな肌を保つために働きかけてくれますよ！

ビタミンCを摂るときには、ビタミンEも一緒に摂ることで相乗効果を期待できます。

おでこニキビの治し方や予防法【4】汗はこまめに拭く

おでこは汗をかきやすい部分なので、そのままにしておくと雑菌が繁殖して悪化してしまうこともあるそうです。

また、汗を放置することでチリやほこりなどがついて毛穴を詰まらせてしまうので、注意が必要かもしれません。

運動をした後だけでなく、汗をかいているときは濡らしたハンカチを優しくおでこに当てて、清潔な状態を保てるようにするといいでしょう。

おでこニキビの治し方や予防法【5】おでこを出したヘアアレンジをする

いつも前髪を下したヘアスタイルなら、思い切っておでこを出してみましょう。

おでこにニキビがあるときは隠したくなりますが、前髪による摩擦や、スタイリング剤による刺激によって治りにくくなったり悪化したりする可能性があるからです。

サイドに流したりアップにしたりすれば、いつもと違う雰囲気も楽しめるので家にいる間だけでも出すように心がけるといいですよ。

おでこニキビの治し方や予防法【6】質の良い睡眠を心がける

睡眠はホルモンバランスを整えたり、肌のターンオーバーを促したりするために欠かせない生活習慣です。

しかしただ寝るのではなく、質のいい睡眠をとることがポイントになります。
ぐっすり眠りにつくことで、成長ホルモンが多く分泌されると言われているからです。

ぐっすり眠って質のいい睡眠にするためには、就寝前の飲食やスマホ、パソコンの使用を控えることがおすすめです。
そして、ストレッチをしたり、アロマを焚いたりしてリラックスできる空間を作ってみてください。