レトロ感のあるファッションがトレンドの現在ですが、50年代に流行した明るいムードでキュートなロカビリースタイルも注目したいファッションの一つです。そこで今回は、そんなロカビリーファッションの特徴やおすすめコーデをご紹介します。
【目次】
1950年代は、第二次世界大戦が終わり抑圧された戦時中からの反動もあり、明るく華やかなファッションが大流行した時代です。当時の若者を中心に盛り上がったのがロカビリーミュージック。そんな中で生まれたのがロカビリーファッションです。
音楽から生まれたファッションなだけに、メンズもレディースもどこかロックテイストなものが多く、現在のロックファッションに取り入れたいアイテムが多くあります。
カラーコーデなら黒×赤といったメリハリの効いた原色の組み合わせが中心。柄なら大きめのドット柄やブロックチェックなど。シルエットはスカートはフレアでボリューム感がポイント。メンズのトレンドだったライダースをフレアワンピースに羽織るコーデは、ロカビリーを象徴するようなコーデです。
レディースのロカビリーファッションは、明るくキュートでガーリーなテイスト。現代の大人女子が取り入れるなら、シンプルなカジュアルコーデにロカビリーテイストのスカートを合わせたり、大きめのドット柄をデイリーコーデに投入したりといったアレンジがおすすめです。
メンズのロカビリーファッションにも、大人女子におすすめのアイテムやテイストがあります。アイテムならライダースジャケットや丈が長めでタイトなマニッシュジャケット。柄でいうと、レオパード柄はブラックアイテムと合わせてロカビリーテイストなマニッシュコーデに。デイリーコーデにマンネリを感じている方にぜひ取り入れて欲しいファッションです。
レトロなビビッドカラーの大柄のフレアスカートはロカビリームード。現代風にコーデするなら、グラフィックTと合わせてラフに着こなすのがおすすめです。
足元のストラップシューズもレトロ感を後押し。夏はポップなロカビリーファッションが映えます。
ロカビリーがルーツにあるバンドのモチーフをコラージュしたブルゾンを、バンドTやショートパンツに合わせてロックコーデに。髪型やメイクはロカビリーを意識して、リーゼントっぽいアレンジやビビッドな赤のリップが似合います。
パンツの大柄のドットがロカビリーテイスト。ドットは大柄でもカラーがグレー地に黒のモノトーンなのでどこかモダンな印象のパンツ。合わせるトップスも黒をチョイスして、カラーをリンクさせるのが現代風の着こなし方です。
ロカビリーの定番コーデともいえる赤のワンピースにライダースを羽織ったコーデ。赤のワンピースは、たっぷりギャザーが入っているもののスッキリしたシルエットで、洗練された今どきデザイン。ベレー帽やシューズを黒で揃えてコーデを引き立てています。
ロカビリーアイテムのボーリングシャツをカジュアルコーデに投入。アップデートされた背中のロゴのデザインやカラーで、今どきアイテムにも違和感なく馴染みます。
ボトムにリブパンツを合わせるのも現代風な着こなし。ロカビリーテイストをカジュアルスタイルにプラスする際のお手本にしたいコーデです。
ロカビリーファッションの定番アイテムのエドワードジャケットを、よりタイトに、よりロング丈にしてアップデート。白T×デニムのカジュアルコーデもエドワードジャケットを羽織るだけで一気にロカビリームードに。ロカビリーを意識したアレンジの髪型もマッチしています。
ライダースとブラックデニムの定番コーデも、赤のボーダーTや白のソックスを合わせるだけでロカビリームードに。挑戦しやすいコーデなので、ぜひ休日などに取り入れてみて欲しいロカビリーコーデです。
ライダースにレオパード柄のパンツを合わせたコーデは、メンズのロカビリーファッションを思わせるコーデ。ロックバンドのライブなどにぴったりなコーデです。ライダースのインナーにピンクのニットを合わせるのが今の気分です。
いかがでしたか?今回はロカビリーファッションを大人女子が取り入れるのにおすすめのアイテムやコーデをご紹介しました。レトロな雰囲気のロカビリーファッションですが、現代のロックファッションに通じるアイテムやテイストが多いので、挑戦しやすい方も多いのではないでしょうか。毎日のコーデに新鮮なアクセントをプラスしてくれるロカビリーファッションを、ぜひ取り入れてみてください。