2月といえば真冬も終盤、冬で一番気温が下がる時期です。とはいっても、地域によっては気温が異なるので、服装選びのポイントは異なります。そこで今回は、2月に着るおすすめの服装を地域別・天気別にご紹介します。
【目次】
2月は一年で最も気温が下がる時期。とはいっても、北の北海道では平均気温で氷点下の日が続きますが、南の沖縄では半袖や長袖のアイテムに軽い羽織りものでも過ごせる気温です。
東京や大阪といった地域なら、真冬の装いの中にも春の季節感も取り入れたいところ。冬のダークで重いアイテムから、明るい軽やかな服装に切り替えたい時期ですよね。
そこで今回は、地域別・気温別に2月におすすめの服装をご紹介していきます。地域によっては、防寒しつつも春の季節感も取り入れたコーデです。ぜひ参考にしてください。
北海道の2月は寒さが厳しく平均気温で連日氷点下。この時期に北海道に旅行される方は、手持ちのアイテムの中でも最も防寒力のあるものを準備してください。
保温性の高いインナーはもちろん、アウターも重ね着して寒さから体を守りましょう。ライダースジャケットにウールのチェスターコートを重ねたコーデは、ブラックやグレーのアイテムを重ねることで着膨れを回避。ライダースのレザー素材は締まって見えるので、重ね着に重宝するアイテムです。
寒さが厳しい北海道の2月ですが、中には最高気温が0度を上回る日もあります。そんな日はスカートコーデでもOKですが、インにタイツや靴下を仕込んでブーツを履くなどの防寒はしっかりと。大人可愛さが演出できる帽子などの防寒小物も効果的に投入しましょう。
東京の2月も一年で一番寒い時期なので、防寒はまだしっかりとする必要があります。とはいっても2月も下旬に近づくと、ダウンコートや厚手のウールコートより淡い色みのライトなコートで過ごしたくなります。
そんな日に活躍するのがインナーダウン。見た目は薄手のコートでもインにダウンを仕込めば寒さを感じずに済みます。ベージュのボアコートのインに仕込んだインナーダウンはユニクロのもの。ベストタイプならコートのシルエットを崩さずに重ね着できておすすめです。
東京の2月の昼間の気温が上がらない日にあると重宝するアイテムの一つがライダースジャケット。厚手のコートのように重い印象にならないのに、冷気はしっかりシャットダウンしてくれるのでおすすめです。
ワンピースの下にもタートルネックのニットを仕込んで保温力をアップ。薄着でも防寒性の高い東京の2月に最適なコーデです。
2月の東京でライダースだけだと寒く感じる日は、ストールなどをプラスして保温性をアップさせましょう。アウターがライダースなら、春の季節感を感じさせるボトムスをはいてもマッチします。
イエローのシフォン素材のプリーツスカートは、色も素材感も春らしい一枚。インに厚手のタイツを仕込めば防寒力も上がって◎。
昼間の日差しに春の気配を感じ始めると、ダークで重い冬アイテムに手が伸びなくなりますよね。そんな日におすすめなのが、素材は冬のものでも淡いカラーのアイテムを使ったコーデ。
大阪の2月上旬は最高気温が10度近くまで上がる日があるものの、最低気温は氷点下の日もあります。ベージュのウールコートには白のストールをプラスしてしっかり防寒。淡い色のカラーコーデは冬素材でも重い印象にならないので、軽やかな気分になれます。
大阪の2月は下旬に向けて昼間の気温が10度を越える日も増えていきます。そんな日のコーデは、コートの中のアイテムをニットからスウェットにチェンジ。ロゴ入りスウェットなら、コーデが一気に軽やかになります。
グレー地のスウェット×ライトブルーのデニムに、あえてきれいめなブラウンのウールコートを羽織ることで、コーデにメリハリがついて上級者の雰囲気のカジュアルコーデに。
沖縄の2月は昼間の気温が20度を越える日が多く、朝晩も気温が10度を下回る日はほとんどありません。それでも寒波の影響で、急に気温が下がる日もあるので、この時期に沖縄旅行される方は、念のためにスーツケースに防寒のためのアウターを入れておいた方が無難です。
程良い質感のロングカーディガンなら、スーツケースの中でもかさばらないのでおすすめ。ニットや帽子などの防寒アイテムも準備しておくと安心です。
気温が15度前後で推移する沖縄の2月の日には、薄手のニット一枚で過ごせる日もあります。そんな日のニットにはイエローのような軽やかなカラーを選んで春を先取りしましょう。
ただし、沖縄の海を散策する場合など海風が吹いたり朝晩は冷えることも多いので、必ず羽織りものは持参しておきましょう。
襟が無い分、すっきりと着こなせるノーカラーコート。コートは明るめのライトベージュ、インナーはオフホワイトを選べば、春の気配を感じる軽やかで抜け感のあるコーデに。
ただ、気温はまだ低いのでハイネックニットで首元は防寒を。足元もバレエシューズで春らしく仕上げつつ、白ソックスで寒さ対策も。
春アウターのトレンチコート。そろそろ着たくなるけれど、一枚で羽織ると2月にはまだ寒い日も多いので、インナーダウンを仕込みましょう。インナーダウンがあれば、ライトアウターも2月から着られますよ。トップスはタートルネック、デニムはフルレングスで肌が露出するところは控えめに。
ボーダートップスと白パンツで冬マリンコーデに。かごバッグを合わせればナチュラル感が加わって、春を先取りした雰囲気を作れます。ブルー×白の爽やかな配色もポイント。
チラ見せしたマスタードのソックスが、足元の冷えを防止しつつコーデのアクセントになっています。
2月はまだまだ寒いので、ニットもダウンも手放せない日もあります。そんなときはニットはきれい色を選んで、色で春っぽさを演出。
ボトムスや小物はミントグリーンと相性のいいベージュを合わせて。ゆるっとしたワイドパンツに巾着型バッグでエフォートレスな雰囲気に仕上げています。
桜を思わせる、春らしい薄いピンクのシャツ。冬アイテムのざっくりニットにレイヤードさせれば、温かさがアップするのに春色のコーデに。
トートバッグのナチュラル感も春らしさをプラスしてくれています。バッグでなら寒い日でも季節感を演出することができますよ。
ロールアップしたライトブルーのデニム。爽やかなカラーとカジュアル感で、コーデに簡単に春らしさを加えることができます。
冷えやすい足元には白ソックスをプラス。パンプス合わせできれいめカジュアルに仕上げています。アウターはダウンのように軽くて温かいのに、薄手でライトアウター感覚で着られるキルティングコートを。
トレンドのチェック柄は、春らしさを出したいならギンガムチェックをチョイス。ボリュームスリーブがかわいい白スウェットを合わせれば、爽やかな大人カジュアルコーデに。
足元はレースアップシューズでトレンド感を演出。厚手の靴下で今っぽいカジュアル感を出しつつ、寒さ対策も。
落ち感がきれいなサテン地のキャミワンピース。とろみのある生地感なので大人っぽく着られます。タートルネックニットとレイヤードしたり、足元はブーツを合わせたりと他のアイテムは冬物ですが、動きに合わせて揺れるキャミワンピースの軽やかさが、真冬っぽくなるのを防いでくれています。
店頭にはもう春物が並んでいる2月。買ったばかりの春ワンピースをさっそく着るなら、アウターはダウンでしっかり防寒を。ダウンの色は明るいカラーを選ぶと、違和感なく合わせられますよ。あえてボリューム感のあるダウンを選ぶことで、見た目にも寒そうに見えなくなるのもポイント。
2月は冬の終盤でダークで重いコーデから明るく軽やかなコーデにチェンジしたくなる時期です。まだまだ気温は低く寒い日が多いですが、冬素材でも明るい色のアイテムなどを使って、春気分をコーデに取り入れましょう。