女性にとって美肌の大敵になる日焼け対策は、夏になるほど本格的になっていきますよね。ですが、意外と首の日焼け対策を忘れている女性も多いようです。そこで今回は、取り入れたい首の日焼け対策や正しいお手入れ方法をご紹介します。
【目次】
春から夏にかけて強くなる紫外線から肌を守るためには、徹底した日焼け対策が欠かせません。
顔や腕、脚、足の甲など、自分から見えるすべてのところで日焼け対策をしているかと思いますが、意外と見落としてしまいがちなのが首です。
顔や脚などを重視するあまり、おろそかになってしまう部分ですが、実は顔よりも紫外線を浴びやすいパーツだと言われています。
さらに首は、シワやシミができやすく年齢が出やすいパーツでもあるので、日焼け対策を怠っていたり、日ごろのケアをおろそかにしていると、あっという間に肌の老化を加速させてしまうので要注意なのです。
「どのような日焼け対策を心がければいいのか」「もしも日焼けしてしまったときはどのような対処法を行えばいいのか」詳しく見ていきましょう。
首は、シワなどができやすいパーツと言われています。
くすみ・シミ・シワのある首では、実年齢よりも老けて見えてしまいます。
首は、顔のそばでありながら、ファンデーションを塗ることがないので、綺麗に化粧した顔とのコントラストがはっきりとわかってしまうパーツだからなのです。
顔は化粧で綺麗にできますが、首のトラブルは隠すのが難しく首元は年齢が出やすいといわれる原因。
逆に、白くツヤのある首やデコルテは、レフ板効果で顔まで若々しく見せてくれるので、首元のケアをすることで10年後も若さを維持できるのです。
首の日焼け止め対策として欠かせないのが、日焼け止めクリームです。
顔や体に塗ったら、必ず首にも伸ばすことを習慣付けましょう。
そして日焼け止めクリームは、2~3時間に一度塗り直すことが必要だと言われています。
時間とともに汗や皮脂で日焼け止め効果がなくなってしまうので、ボディシートなどで首の汚れをふき取ってから塗り直すといいですよ。
外出先なら日焼け止めスプレーで、こまめにシュッと吹きかけるのもおすすめです。
首は、塗り直しを忘れる女性が多いようなので、必ず顔や腕などとセットで塗りましょう。
衣類で首の日焼け対策を行うのも一つの方法です。
首は汗が流れやすいパーツなので、日焼け止めクリームなどを塗っていても、すぐに落ちてしまう可能性があります。
そんなときに衣類で間接的な対策ができていれば、日焼けするリスクを下げることが期待できますよ。
最近では、日焼け対策専用のネックカバーが充実しているので、試してみてください。
おしゃれも意識したい女性であれば、スカーフやストールを首に巻くのもいいでしょう。
UVカット効果のあるスカーフやストールもあるので心強いですね。
スカーフやネックカバーではなく、日傘や帽子を持ち歩いて首の日焼け対策をすることもおすすめです。
ただ、帽子の場合はキャップでは意味がありません。
後ろ側の首は日焼けしてしまうので、全体にツバがある帽子を選ぶことがポイントになります。
また、ツバのある帽子でも、首を守るためには幅が広くないと意味がないと言われているので、帽子のツバは7cm以上のものか確認してから手に取るといいですよ。
長時間外にいる場合や、歩くことが多い場合は、日傘を使うのも効果的です。
ただし、日傘の内側の色が白いものだと、アスファルトの照り返しで紫外線によるダメージを受けてしまうこともあるので、どんな色なのか確かめてみてくださいね。
「日焼け止めクリームを塗り忘れてしまう」「日焼け対策グッズを忘れてしまう」という女性であれば、日焼け止めサプリを活用するのも一つの方法ですよ。
飲む日焼け止めは近年注目されており、体の内側から紫外線による肌へのダメージを防止してくれます。
当然、首の日焼け対策にもなるので、日焼け止めクリームとセットで取り入れる女性も急増しているんです。
飲む日焼け止めは、日光を浴びる30分前に服用することで、日焼け止め効果が期待できると言われています。
ただ、効果が感じられるのは4時間ほどだとも言われているので、長時間の外出であれば塗る日焼け止めも常備しておきましょう。
今はまだ大丈夫と思っていても、その日焼けが将来命取りになるかもしれません。
しっかりと首を紫外線から肌を守るために欠かせない日焼け止めは、「ライフスタイル」や「自分の肌質に合うかどうか」を考慮して選ぶことが大切です。
生活シーンやニーズ別に「おすすめ日焼け止め」をご紹介します。
日焼け対策をしたつもりでも、うっかり日焼けをしてしまうこともありますよね。
そんなときは、アフターケアが何よりも肝心!
■首が日焼けしたときの対処法~当日から数日間のお手入れ方法
ほんのり火照りを感じるくらいであれば、自宅でお手入れすることができます。
少し赤くなっていたり、火照りを感じるときは、まず濡れタオルを当てるなどして冷やしましょう。
冷やした後は、保湿効果のあるシンプルな化粧水でたっぷり保湿し、乳液やクリームで油分も補って、肌を保護してあげてください。
■日焼け後や普段のお手入れ方法
数日経って肌が落ち着いてきたら、日焼けによるシミやそばかすを防ぐための美白ケアを始めましょう。
日焼けした直後は、首もデリケートな状態になっているので、美白ケアはきちんと肌が落ち着いてから始めることが大切です。
ビタミンC誘導体やアルブチンなど、美白効果のある化粧品を用意し、顔に浸透させるときと同じように首まで伸ばしてお手入れをするといいですよ。
夏の日焼け対策と正しいお手入れ方法をご紹介しました。
顔よりも甘くなりがちな部分ですが、キレイを保つためには日ごろから首の保湿もしっかり行っていかなければなりません。
年齢を重ねてから後悔しないように、今からできる対策を取り入れていきましょう。