市役所で働く公務員の服装や市役所の採用試験を受ける際の服装について知りたい人は多いでしょう。ここでは、市役所で働く公務員や市役所の採用試験に適した服装をご紹介します。
【目次】
「市役所で働きたい」と思っている人は公務員の服装や採用試験を受ける時の服装が気になるはず。まずは、公務員や採用試験に適した服装について確認してみましょう。
■公務員の服装
市役所で働く女性公務員の服装はシャツ×スカートもしくはパンツが基本。靴はシンプルなパンプスを履く人が多いです。
・服装の規則は決まっていない
Tシャツやジーンズ、サンダルなどは禁止されていることが多いですが、ほとんどの場合、市役所で働く公務員の服装に関する細かい規則は決まっていません。ただし、窓口対応をする場合は、きれいめな服装を選ぶのがマナーです。
・服装が指定されることも
市町村によっては、ゆるキャラが描かれたポロシャツやジャンパーを着るように指定されることがあります。また、土木課などで働く場合は、作業服が制服になっていることも多いです。
■採用試験の服装
市役所の採用試験の服装は試験内容によって違います。筆記試験の場合は、私服で受けて問題ありません。一方、面接では、スーツを着用するのがマナーです。なお、筆記試験と面接が同日に行われる時は、スーツを着用しましょう。
春は白ブラウス×ベージュスカートで柔らかい印象のスタイリングに仕上げましょう。白とベージュは年代や性別を問わず好印象な色なので、窓口対応が多い市役所の公務員にぴったりです。
市役所内はエアコンで寒いことがあるため、カーディガンなどを持って行くと役立つでしょう。
夏はブルーの半袖ブラウスと白のパンツのコーデでさわやかな印象を与えましょう。市役所によっては、ノースリーブはNGなこともあるため、夏でも袖があるトップスを着るのが無難です。
ボトムスはクロップド丈やアンクル丈のパンツを穿くと、軽やかな服装になります。
市役所で働く女性公務員の秋の服装は長袖ブラウス×スカートもしくはパンツが多いです。ブラウスとスカートのシンプルなコーデでもおしゃれを楽しみたい時は、くすみピンクなどの秋色を取り入れてみると良いでしょう。
くすみピンクはコーデの季節感と華やかさをアップさせてくれます。
冬はニットとスカートやパンツを使った服装が定番。スカートの下にタイツを穿くと、通勤時の寒さも予防できます。市役所によっては、ブーツが認められていることもありますが、迷った時はパンプスを選ぶのが無難でしょう。
市役所への入庁後に約2週間かけて行われる研修は服装に規定がなくてもスーツで受ける人が多いです。新卒採用の場合は、就活で着用していたスーツを着れば問題ないでしょう。
白のベーシックなデザインのブラウスとスーツに合う黒パンプスやビジネスバッグを合わせるのがおすすめです。
市役所の職員として式典や大切な会議、表彰式などに出席する時はいつもの服装にジャケットを羽織ってきちんと感を出しましょう。コーディネートに迷った時は、スーツを着用するのもおすすめです。
靴はベーシックデザインのパンプスを選ぶと、かっちりとした雰囲気を演出できます。
市役所の公務員は作業着が支給される土木課以外で働いていても作業現場に立ち会うことがあります。現場に行く時は、砂利道を歩いたり、はしごに登ったりすることもあるため、動きやすく、汚れても良い服装を心がけましょう。
ダークカラーのアイテムを使ったパンツスタイルは汚れなどを気にせず、作業に集中できます。足元は砂利道などを長時間歩いても疲れないスニーカーをコーディネートしてください。
市役所で働くアルバイトやパート、臨時職員の女性の服装は自由度が高いです。市町村によって差はありますが、基本的には公務員よりもラフな人が多く、オフィスカジュアルよりも普段着に近いコーデの人が目立ちます。
パーカーやスニーカーでも問題ない場合が多いので、リラックスして働ける服装を選びましょう。
市役所の筆記試験はどんな服装でも問題ありません。極端に露出が多い服や派手すぎる服装はTPOに合わないので避けた方が良いですが、常識の範囲内であれば、カジュアルなファッションでも大丈夫です。
シャツワンピースを使ったコーデは疲れにくいので、集中して問題を解きたい人にぴったりです。
市役所の面接は雇用形態にかかわらず、スーツで受ける人が多いです。20代の女性はリクルートスーツ、30代以上の女性はネイビーやダークグレーなどのスーツを着用すると、失敗がないでしょう。
クールビズを指定された場合は、ノージャケットにしてください。
市役所で働く公務員はブラウス×スカートやパンツのシンプルな服装が多いです。市町村によって職員の雰囲気は異なるので、周りの職員の様子もチェックしながら服装を選ぶと馴染めるでしょう。採用試験は試験内容で服装を決めてください。