今女子旅に人気のあるスポットといえば、「小豆島」!自然豊かな小豆島で、都会の喧騒を忘れてゆったりとしたひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。そこで今回は、小豆島の基本情報をご紹介した上で、おすすめのコーディネートまで徹底解説します。
【目次】
小豆島(しょうどしま)は瀬戸内海に位置し、香川県に属する島です。豊かな自然で溢れており、清らかで美しい見ごたえ抜群の観光名所がたくさん。フォトジェニックなスポットも多く存在することから、近年では女子旅にも非常に人気のある地域です。
また小豆島では、そうめんや醤油、佃煮、オリーブ、ごま油などの生産が盛んであり、いずれも日本有数の生産地。特にオリーブは、国内栽培の発祥地として広く知られています。自然や食、芸術に溢れた魅力たっぷりの小豆島へ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
小豆島の気候は、温暖で晴れの日が多く、降水量が少ない「瀬戸内海型気候」に区分されます。年平均気温は15度前後であり、夏は平均して26度前後で、冬は5度前後。雪は1年に数回降ることもありますが、積もるくらいの量ではありません。年間を通じて天気や湿度が安定しており、非常に過ごしやすい気候が魅力の地です。
カラッとした暖かい日が続き、観光に嬉しい気候が魅力の小豆島。どの季節に訪れても、快適に過ごすことができるでしょう。
今や島旅や女子旅にも人気となっている、小豆島。数々の観光スポットの中でも、女性の間で話題となっているのが、「エンジェルロード」と「小豆島オリーブ公園」です。まずエンジェルロードは、1日に2回、干潮時に海の中から現れる砂の道。手を繋いで歩いた二人は将来結ばれる、というロマンチックな恋のジンクスがあり、恋人の聖地として話題のスポットです。
さらに小豆島オリーブ公園は、その名の通りオリーブをテーマとする公園。こちらは『魔女の宅急便』の実写版映画の舞台となったことから、世界観をそのまま閉じ込めたロケセットが残っています。さらに、無料貸し出しのほうきを使って「キキ」になりきることができたりと、フォトジェニックな写真を撮影できるところも人気の秘訣です。
小豆島には、オリーブオイルをはじめとして醤油や佃煮、そうめんなどの特産物から、オリーブオイルを使ったお菓子やご当地アイテムまで、バラエティ豊かなお土産が勢揃い!中でも女性に人気のあるお土産が、さわやかな香りと味わいが口いっぱいに広がる「エキストラバージンオリーブオイル」です。美容にも料理の調味料にもおすすめできる一品で、お土産として渡すと喜んでもらえること間違いありません。
さらに、約400年の歴史を誇る名産品「細口 手延べそうめん(真砂喜之助製麺所 )」もお土産に大人気。コシが強く弾力のある麺が特徴的で、ごま油により美味しさと風味が引き立てられたそうめんです。パッケージもシンプルでおしゃれなので、お土産に悩んだら選んでみてはいかがでしょうか。
ここからは、小豆島観光におすすめのコーディネートをご紹介します。まず小豆島の春は、ポカポカ陽気で過ごしやすい気候が魅力的。3月はまだまだ羽織りものが必要ですが、5月にもなると長袖シャツ1枚でも十分に快適に過ごすことができます。さらに、この季節の小豆島は各地で花々が咲き誇り、美しい色彩に包まれるため、カメラのご用意をお忘れなく。
春には、軽めの羽織りものを用意しておくと安心。例えば白Tにデニムパンツの定番スタイルには、ギンガムチェックのロングシャツをさらっと羽織り、こなれ感たっぷりの着こなしにまとめると良いでしょう。
夏の小豆島は、カラッとしていて過ごしやすい気候。ただ7月、8月には30度を超える暑い日も予想されるため、風通しの良い涼しげな服装を心掛けましょう。また、小豆島では「凪」といって風が止み波が穏やかになることがあるのですが、その際には蒸し暑く感じるためご注意を。
例えば、マキシ丈ワンピースを主役とした、リゾート感たっぷりのコーディネートに!フレアが美しいAラインワンピを主役に、フラットサンダルやストローハット、サングラスをプラスして、夏らしい装いにまとめてみてはいかがでしょうか。この季節の小豆島は紫外線が強いため、日焼け対策グッズが必需品となります。
秋の小豆島は、各地で美しい紅葉を鑑賞できることから、まだまだ観光客の足取りが絶えません。さらに「秋祭り」と言って、秋の豊作に感謝する小豆島で最大のお祭りが開催されるため、島らしいお祭りの雰囲気を楽しみたい方にもおすすめの季節です。そんな小豆島の秋は、やや肌寒いくらいの過ごしやすい気候。9月はまだまだ夏の暑さが残りますが、10月は長袖1枚で十分なくらい、そして11月はアウターが必要となる程度の気温です。
秋の日中は過ごしやすいと言えど、朝晩は冷え込みが強くなってくるため、軽めのアウターを持っておくと安心。例えば白シャツに黒のストレートパンツできれいめな着こなしには、あえてカジュアルなデニムジャケットをプラスして、こなれた雰囲気の大人カジュアルコーデにまとめましょう。
小豆島の気候は温暖とは言えど、冬にはそれなりの寒さを感じます。12月で平均気温は6度前後、1月、2月には5度以下までグッと下がり、朝晩には氷点下を記録する日もあるのです。したがって、冬コートを着用してしっかりと防寒対策を行なってください。さらに、島なので風が強く冷たいため、体感気温が下がることも考慮しなければなりません。
特に寒い1月、2月には、アウターをレイヤードするのもOK!というのも室内は暖房が効いているため、重ね着をしておくと体温調節に便利でおすすめです。例えばボーダーTシャツに黒パンツの大人カジュアルスタイルには、デニムジャケットとチェスターコートを重ね、洗練された雰囲気の着こなしにまとめてみてはいかがでしょうか。
香川県は日照時間が日本一で降水量も少ないのですが、梅雨には勝つことができません。この季節にはしとしとと雨が降りますので、必ず雨具を用意しておいてください。また、梅雨のみならず、台風の季節である9月にも降水量が一気に増えるため要注意です。
雨の日の観光となると、気分が落ち込みがち。しかし、そんな時こそ可愛い雨具で気分を上げましょう!例えば梅雨には、白カットソー×カーキのワイドパンツでミニマルな大人コーデに、水玉模様の可愛い折り畳み傘を。シンプルなコーデのアクセントとなり、着こなしをより一層おしゃれに見せてくれます。
小豆島の人気の観光スポットの一つ、「寒霞渓(かんかけい)」。こちらは、島の最高峰である星ヶ城と四方指の間にある渓谷なのですが、標高が高く風が強いので、体感的に寒く感じます。したがって季節の変わり目に足を運ぶ方は特に、服装に気をつけましょう。
春や秋に寒霞渓を訪れるのなら、ライトなアウターをご用意ください。例えばボーダートップスにロングチノスカートでナチュラルな雰囲気の着こなしには、マウンテンパーカを羽織ってリラックスカジュアルに。スッキリとした女性らしいシルエットのマウンテンパーカなら、カジュアルにもきれいめにも問題なく馴染みます。
いかがでしたか?今回は、小豆島の基本情報をご紹介した上で、おすすめのコーディネートまで徹底解説しました。一年を通して比較的温暖な気候が魅力的な小豆島ですが、そうは言っても季節の変わり目は肌寒いですし、冬場はそれなりの寒さを感じますので、他の地域と同じくらいの着こなしを心掛けると安心です。ぜひ参考にして、おしゃれかつ快適な服装で小豆島観光を堪能してください!