本来であれば直接挨拶できるのがベストですが、最近では退職の挨拶はメールでする方が増えてきています。仕事でお世話になった人に対しては、メールでも構いませんので、退職の挨拶とお礼はしっかりしましょう。
社内、上司への退職の挨拶は、最終出勤日にメールを送るところが多いです。
ただ企業によってまちまちですので、会社内で他に退職された方がどのタイミングでメールを送っていたのか確認しておくのもいいでしょう。
また時間は営業時間外に送るのが好ましいです。
【社内、上司への挨拶メールの例文】
件名:【退職のご挨拶】◯◯部 ◯◯
◯◯部
部長 ◯◯様
お疲れ様です。
◯◯部の◯◯です。
本日を持ちまして、一身上の都合により退職することになりました。
本来ならば直接ご挨拶すべきところ、メールでのご挨拶となりましたことお詫び申し上げます。
今までの貴重な経験を今後の人生に活かして、励んで参りたいと思います。
末筆ではございますが、改めて◯◯様の長年のご厚情に深謝すると共に、これからの更なるご多幸とご健勝を
お祈り申し上げます。
--------------------------------------------------------
◯◯株式会社
◯◯ ◯◯
住所:〒111-1111 東京都◯◯区◯◯町1-2-3
TEL:03-****-****
Mail:◯◯@co.jp
--------------------------------------------------------
メールの本文は退職理由ではなく、感謝の言葉を多めに書きましょう。
また件名は「退職の挨拶」にしてください。
メール本文の内容は、個別に挨拶メールを送る場合と、一斉送信する場合で少し内容を変えたほうがいいかもしれませんね。
社外の人への退職の挨拶は、社内で退職が公表された時にメールの連絡を入れるのがいいでしょう。
仕事の引き継ぎ等もあるので、なるべく早めの段階で連絡してあげると丁寧です。
【社外への挨拶メールの例文】
件名:【退職のご挨拶】◯◯株式会社 ◯◯
株式会社◯◯
◯◯様
このたび一身上の都合により
◯月◯日(◯曜日)をもちまして退職することになりました。
在職中はお世話になりましたことを、心より御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。
また、本来であれば直接お伺いし、ご挨拶すべきところではございますが、
メールでの急なご連絡となりましたことをお詫び申し上げます。
後任は、同じ部署の◯◯という者が務めさせていただきます。
改めて◯◯がご挨拶に伺いますので、変わらぬご指導の程
よろしくお願い申し上げます。
末筆ではございますが、
皆さまのご健勝、ご活躍を心からお祈り申し上げます。
今後とも変わらぬお引き立てをお願いいたします。
--------------------------------------------------------
◯◯株式会社
◯◯ ◯◯
住所:〒111-1111 東京都◯◯区◯◯町1-2-3
TEL:03-****-****
Mail:◯◯@co.jp
--------------------------------------------------------
件名は「退職のご挨拶」で送りましょう。
そして本文にはいつ退職するのか、退職後の後任は誰なのかを連絡しましょう。
退職する際の挨拶メールは、社内と社外では連絡するタイミングや内容が異なります。仕事でお世話になった人たちには、きちんと感謝の気持ちを伝えて、次の職場でも頑張ってくださいね!