化粧が崩れやすい季節にぴったりな化粧下地といえば、オイルフリータイプです。オイルフリーの下地にはどんな効果があるのでしょうか?今回はそんなオイルフリータイプの化粧下地の選び方や正しい使い方についてご紹介します。
まずはオイルフリータイプの化粧下地を使うメリットについてご紹介します。
オイルフリータイプの化粧下地は、ニキビができにくいものが多いです。もともとニキビができやすい人にとって、オイル成分が敵になってしまうことが多いです。化粧をしている段階だと、余計に皮脂が出やすくなるため、下地の油分と反応してニキビができてしまうことがあります。
そういった肌質で悩んでいるという人には、オイルフリータイプの下地を使うことで、ニキビができにくくなります。
オイルフリータイプの化粧下地は、毛穴が詰まりにくくなるというメリットもあります。オイルフリーの化粧下地にはオイルが入っていないため、皮脂と混ざり合って毛穴に詰まることが少なくなります。
毛穴の詰まりや目立ちは、毛穴が詰まって角栓ができることが原因です。そのため、オイルが入っていないタイプの化粧下地を使うことで、メイク中の毛穴の詰まりを軽減することができますよ。
オイルフリーの化粧下地は、崩れにくいというメリットもあります。オイルが入っていない化粧下地は、ほとんどがサラッとした仕上がりになっています。オイル成分が入っていない代わりに、皮脂吸着成分などが入っているものが多く、化粧崩れがしにくいアイテムが多いです。
その代わり乾燥しやすいものもあるので、秋冬向けというよりは春夏向けのものが多くなっています。
オイルフリーの化粧下地は、どんな人におすすめなのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
オイルフリータイプの化粧下地は、もともと皮脂の量が多い人におすすめなアイテムです。オイルが入っていないことで、肌荒れや毛穴詰まりの原因を解消することができます。
スキンケアの段階でしっかり保湿しながら、オイルフリータイプの化粧下地を使うことで、サラッとした質感に整えることができます。皮脂が多い人はできるだけオイルフリータイプを使うのがおすすめですよ。
オイルフリーの化粧下地は、化粧崩れを防ぎたい人におすすめなアイテムです。オイルフリーの化粧下地は、油分による化粧崩れが起きにくい作りになっています。絶対に1日中メイクを崩したくないという人に特にぴったりです。
オイルフリータイプの化粧下地にはいろいろありますが、より崩れにくいものを選ぶなら、皮脂吸着成分がしっかり入ったものを選ぶのがおすすめですよ。
ニキビができやすい人には、オイルフリーの化粧下地がぴったりです。ニキビができやすい肌質の人にとっては、化粧品での油分が悪化の原因となっていることが多いです。
ニキビができやすい肌質の人は、オイルフリーでかつノンコメドジェニックタイプの化粧下地を選ぶようにしましょう。
ここからはオイルフリータイプの化粧下地の選び方についてご紹介します。
オイルフリータイプの化粧下地を選ぶ時は、乾燥しないかどうかチェックするようにしましょう。オイルフリータイプの化粧下地は、油分を使っていないせいで乾燥しやすいものがあります。
肌がもともと乾燥しやすい人にとっては、パサつきや粉吹きが気になってしまうこともあるので、できるだけ乾燥しにくいものを使うようにしましょう。どうしても乾燥が気になってしまう場合は、部分的に使用するのがおすすめです。
オイルフリータイプの化粧下地を選ぶ時は、カバー力がどれくらいあるかもしっかりチェックしましょう。化粧下地はファンデーションの密着を良くしながらも、肌の色ムラを整える効果があります。
オイルフリーの化粧下地にもさまざまなカラーのものがあり、それぞれカバー力に違いがあります。また、ものによってはコントロールカラーとして使用できるようなものもあります。
化粧下地の段階で肌の色ムラを整えておくことで、その後に乗せるファンデーションを薄づきで済ませることができるので、自分の肌の悩みに合ったカバー力の化粧下地を選ぶようにしましょう。
ニキビができやすい肌質の人は、ノンコメドジェニックタイプの下地を選ぶのがおすすめです。もともとオイルフリータイプの化粧下地は、油分が入っているものよりもニキビのもとになりにくいものが多いです。
その中でも、しっかりテストが済んでいるノンコメドジェニックタイプのものを選んだ方が安心です。ニキビに悩まされているという場合は、ノンコメドジェニックタイプの化粧下地を使うようにしましょう。
オイルフリーの化粧下地の使い方についてご紹介します。
オイルフリーの化粧下地を使う前に、しっかり保湿してから始める必要があります。オイルフリーの化粧下地自体乾燥しやすいものも多いので、スキンケアの段階でしっかり保湿を行ってからメイクをすることで、乾燥を防ぐことができます。
化粧水やクリームなどを使って、しっかり保湿してから、肌の表面に残っているスキンケアをティッシュオフするようにしましょう。
これだけではどうしても乾燥してしまうという場合は、オイル成分が入っていないジェルタイプの化粧下地などを使ってからメイクするのもおすすめですよ。
オイルフリーの化粧下地を使う時は、皮脂が多い部分から乗せていきます。混合肌タイプの人や乾燥しやすい肌質の人は、皮脂が多い部分のみに使ってもOKです。オイルフリータイプの化粧下地の中には、伸ばすとすぐに密着するものもあるので、顔全体になじませてから乗せるのではなく、部分的に伸ばしてから次の場所にうつっていくのがおすすめです。
量はあまり乗せすぎずに、できるだけ薄づきに広げていくようにしましょう。
オイルフリータイプの化粧下地を使う時は、ツールを使って塗り広げるのがおすすめです。オイルフリータイプの化粧下地は、伸びがあまり良くないものもあるので、肌に密着する前にスポンジやブラシを使って塗り広げていきましょう。
スポンジを使う場合は、濡れたスポンジがおすすめです。濡れたスポンジを使うことで、薄づきにしながらも均一に広げることができますよ。ブラシを使って塗り広げる場合は、ブラシの跡によりムラになってしまうことがあるので、ブラシに下地をしっかりなじませてから、肌に乗せていくようにしましょう。
顔全体に使用可能なタイプの下地の場合は、頬やフェイスラインにもしっかり乗せていきましょう。下地でカバーしてしまうことで、ファンデーションの量を減らすことができます。
色味がついているタイプの化粧下地を使う場合は、特にカバーしたい部分に重ねて塗りこんでいくようにしてください。
顔の中心部分から外側に向かって塗り広げるように、少量ずつ乗せて伸ばしていきましょう。下地でカバーしきれなかった部分がある場合は、コンシーラーやファンデーションなどを使ってカバーしていきます。
ここからは、おすすめしたいオイルフリー化粧下地をご紹介します。
MAQuiIIAGEのドラマティックスキンセンサーベースEXトーンアップはテカリやかさつきを防ぐ崩れ防止タイプの下地です。肌の色をワントーン明るく補正するラベンダーカラーです。汗や皮脂を吸着して化粧ノリのいい美肌に整えます。
MAQuiIIAGEドラマティックスキンセンサーベースEXトーンアップ / ¥2,860
ettusaisのフェイスエディションフォーオイリースキンは、テカリや毛穴をカバーして化粧崩れを防ぎます。Tゾーンや小鼻の周りに直塗りしやすいブラシタイプです。べたつかず、サラサラな状態のマット肌が長時間持続します。
ettusaisフェイスエディションフォーオイリースキン / ¥1,320
ORBISの薬用クリアデイケアベースはメイクしながらニキビケアができる化粧下地です。スキンケアシリーズと同様のニキビケア成分が配合されています。ピンク味のあるベージュで、くすみをオフしながら肌を自然とトーンアップさせます。
ORBIS薬用クリアデイケアベース / ¥1,320
NARSのポア&シャインコントロールプライマーはマットな肌に整える化粧下地です。ジェルクリームタイプで、毛穴をぼかしながらテカリを抑えます。肌に触れた瞬間からテカリを抑えて、美しい状態の肌を長時間持続します。
NARSポア&シャインコントロールプライマー / ¥4,400
excelのラスティングタッチベースはテカリを防止して快適な肌をキープします。余分な皮脂を吸収・固化する2種類のパウダー配合。毛穴を自然にカバーしながら、自然にトーンアップさせます。セラミドやリピジュアなどの保湿成分も配合しています。
excelラスティングタッチベース / ¥1,870
オイルフリーの化粧下地についてご紹介しました。オイルフリータイプの化粧下地は、サラサラな肌をキープするのにぴったりです。特にニキビや皮脂の多さに悩んでいる人が使うことで、化粧崩れを防止してくれます。自分の肌に合ったものを正しく使うことで、美しい状態の肌が続きますよ。ぜひ試してみてくださいね。