お盆の帰省ではお墓参りや法要などの法事があって、その都度何を着たらいいのか困りますよね。普段着だとカジュアル過ぎるし喪服だと浮いてしまいそう……。そこで今回は、お盆の法事におすすめの服装をアイテムやコーデを使ってご紹介します。
【目次】
お盆で故郷に帰省すると、先祖のお墓参りをしたり法要などの法事に参列したりしますが、その都度何を着て行くべきなのか困ってしまいますよね。通常のお墓参りに喪服を着るのは大げさな感じがしますし、法要の席に普段着で参列するのは失礼になってしまいます。
そこで今回は、お盆の法事に最適な服装を、お墓参りや法要などの法事ごとにそれぞれご紹介。それぞれの服装マナーのあとに、おすすめのアイテムやコーデをご紹介します。
■お盆のお墓参りの服装マナー
・基本はシンプルな普段着でOK!
お盆のお墓参りでは服装にこれといった決まりはありません。特別におしゃれをする必要はないので、普段着の中でもシンプルなものを選びましょう。
・ラフなものや派手なものは避けて
ただお墓はご先祖が眠る場所ですし、親戚の方に出会う可能性も高いです。Tシャツ×デニムのようなラフな服装や、派手な色や柄のものは避けましょう。
・暑いからと肌を露出し過ぎるのもNG
お盆は暑い時期なので、キャミや短パンといった肌を露出する服装で行きたくなるところですが、肌の露出をし過ぎるものも控えるようにしましょう。
・初盆のお墓参りは喪服で
通常のお墓参りは普段着で大丈夫ですが、初盆で法要のあとにお墓参りする場合は、服装マナーを守る必要があります。「平服で」と特に指定のない場合は喪服を着用しましょう。暑い時期ですがジャケットも持参しておきましょう。
お墓参りで着る服装のトップスは、白や地味な色のブラウスやシャツがベストです。カットソーを着る場合はきちんと見えするものが◎。ラフな印象になるTシャツは避けましょう。
お墓参りで着る服装のボトムスは、黒やネイビー、グレーなどのスカートやパンツがベストです。パンツならワイドなものよりタイトシルエットのものがきちんと感があります。デニムをはく場合は、きれいめに見える色落ち感のないものを選びましょう。
お墓参りでも初盆の場合は、法要の後にお墓参りをするケースが多いので、法要で着る礼服や喪服のワンピースかスーツでお墓参りすることになると思います。暑い時期なので、喪服のワンピースは半袖のものでOK。丈感は膝より長いもので、シンプルなものが最適です。
初盆のお墓参りで、正式な法要が行われる場合はジャケットを持参しておきましょう。礼服や喪服でない場合は、色は黒やグレーなどダークカラーのものが最適です。暑い時期なのでジャケットを脱いでも失礼にならないように、インのブラウスかシャツは白で襟が詰まったものがベスト。
「平服で」とある場合はボトムスはパンツでもOKな場合もありますが、スカートにしておいた方が無難です。
お盆に初盆などの法要に参列する場合は、お墓参りの服装とは違って服装マナーがあります。お盆の時期の法要は「平服で」と指定がある場合もあるので、事前に服装の確認をしておくと安心です。
■お盆の法要の服装マナー
・きちんと感がある服装がマスト
お盆の法要で着る服装はきちんと感がある服装がマストです。初盆以外の法要でも、黒やグレーなどのフォーマルな色のワンピースやスーツを着るのが無難です。
・初盆の法要では喪服を
初盆の法要に参列する場合は、特に指定がない場合は喪服を着用しましょう。暑い時期ですが、ジャケットを必ず持参しておきましょう。
・喪服以外の場合は黒で肌を露出しない服装を
お盆は暑い時期なので、喪服でなくても大丈夫な場合もあります。その場合は、黒のシンプルなワンピースやブラウス×スカートなど、肌を露出しない服装を選びましょう。
お盆に親の初盆などで招く側が着る服装は、葬儀と同じ礼服が基本です。ただし夏の暑い時期ということもあり、最近では夏用の喪服を着用するご家庭も多いようです。
友人など招かれる側も、特に指定がない場合は喪服が基本です。法要に参加せずお参りのみで済ませる場合は喪服でなくても構いませんが、黒のワンピースなど地味なものを選ぶようにしましょう。
初盆の法要は家族や身内だけで行う場合もあります。地域の風習や家族の考え方で服装は必ずしも喪服でなくても良いといった場合も。その場合は、親族間で服装について話し合い、参加者にその旨を事前に伝えておきましょう。
ただし、喪服以外の場合でも服装の色は黒がベター。肌を露出するものやカジュアルなものはNGです。黒のブラウスとパンツのセットアップなど、法要で招く僧侶の方に失礼のないような服装を選びましょう。
初盆に限らずお盆の法要で身に付けるアクセサリーは、パール以外はNG。葬儀や告別式同様で、パールのネックレスとイヤリングなら身に付けても大丈夫です。結婚指輪以外のゴールドorシルバーのアクセサリーは外しましょう。
初盆の法要で子供が着る服装は、基本制服でOKです。もし制服がない場合は、男の子なら白シャツに黒のパンツ、ブレザー、女の子なら白のブラウスに黒のスカート、黒のワンピースなどシンプルでフォーマルなものを選びましょう。
お盆の時期のお墓参りは基本的に普段着で構いませんが、ラフで派手なものや肌を露出し過ぎるものは避けましょう。法要に参列する場合は、特に初盆の場合服装にはマナーがあるので事前の準備が必要です。近年は平服でと指定がある場合も多いので、着て行く服装で迷った場合は事前に確認を取って服装を選びましょう。