かさばる毛布の収納は、畳んでクローゼットに入れるだけでなく、さまざまなアイテムを利用してコンパクトにまとめ、スペースを節約するのがおすすめです。今回は、毛布の収納方法についてご紹介します。
【目次】
季節によって着る服を変える「模様替え」があるように、寝具も季節によって使うものを変えるのが一般的です。
しかし、衣類の収納と同じように、寝具の収納はかさばるものですので、収納場所に困ってしまうことがあります。しかし、冬の間に使用する毛布は、工夫次第でコンパクトにすることができますし、色々な収納方法があります。
今回は、そんな毛布の収納方法やおすすめアイテムについてご紹介します。
冬の間に使っていた毛布は、収納前にきれいな状態にしてからしまうようにするのが、毛布を長持ちさせるポイントです。
コンパクトな毛布でしたら、洗濯機に入れて洗うことができますし、バスルームの浴槽や、コインランドリーにある大きな洗濯機を利用して自分で洗濯することができます。
しかし、毛布には、合成繊維を使ったものと、綿やウールなどの天然繊維を使ったものの主に2種類があります。洗濯前に毛布の表示をタグでチェックしてから行いましょう。忙しい場合は、クリーニング店に依頼するのが手軽ですね。
■カビ対策はしっかりと
毛布を洗濯する場合、よく乾いていないまましまうのはNGです。湿ったままの毛布を収納してしまうと、カビの原因になります。
したがって、毛布の洗濯は、良く晴れた日に行い、しっかり毛布を天日干しして乾燥させてから収納するようにしましょう。
■ダニにも注意
また、毛布を収納する場合は、ダニの発生にも注意が必要です。ダニ対策には、外に干す以外にも、布団乾燥機で乾燥させたり、掃除機で吸引する方法が有効です。
また、収納時に防ダニ効果のあるアイテムを利用するのもおすすめです。
■虫食いにも注意
そして、天然素材の毛布は、虫食いにも注意が必要です。
虫食いを予防するためには、毛布を収納する際に虫を侵入させないように密封したり、クローゼット内に防虫剤を利用するのがおすすめです。
■収納する環境も大事
そして、毛布を収納する環境も大切です。クローゼットは湿気が溜まりやすいので、定期的に換気を行わないと、カビの繁殖の原因になります。したがって、毛布を収納するクローゼットや押し入れの中に除湿材を使用したり、すのこを敷いてから毛布を置くようにするなどの対策が必要です。
大きなビニール袋やごみ袋に収納すると、かさばってしまう毛布の収納には、圧縮袋を利用してスペースを賢く節約するのがおすすめです。
圧縮袋は、布団や毛布、タオルケット専用の大きなサイズのものを選びましょう。素材に厚みがあり、破れにくいしっかりした作りのものを選ぶようにしましょう。クローゼットや押し入れなど、収納場所に合うサイズを選ぶことも大切ですね。
また、手動で圧力をかけて空気を抜くタイプの圧縮袋は、空気を十分に抜くことができない場合もあります。
また、掃除機を使用する場合は、清潔な状態にしてから使うようにします。掃除機で空気を吸引する場合も、掃除機を抜く瞬間に空気の逆流が起こってしまい、圧縮がうまくいかないこともあります。掃除機で圧縮袋内の空気を抜き、掃除機を圧縮袋から取り外してから掃除機の電源をオフにすると、掃除機内のゴミやホコリ、ダニなどが圧縮袋に逆流しにくくなります。
空気の逆流を防いでくれるバルブがついているタイプの圧縮袋やジッパーで素早く封ができるタイプの圧縮袋ですと、スムーズに布団を圧縮して収納することができますね。
東和産業の「防ダニ 押すだけ 布団圧縮袋」は、手動でも掃除機でも毛布や布団の圧縮できるのが嬉しい収納アイテムです。
本体のフィルムに防ダニ加工が施されており、密封しやすいスライダー付きです。サイズは3種類展開となっています。
東和産業 防ダニ 押すだけ 布団圧縮袋 Mサイズ / ¥650
サッと手軽に毛布をまとめることができるのは、ニトリの「コンパクト収納タイプふとん収納バッグ」です。
サイドにクリア素材が使用されているので、入っているものがわかりやすいですし、付属のベルトを引けば、かさばる毛布や布団も簡単にコンパクトにできるアイテムです。
ニトリ コンパクト収納タイプふとん収納バッグ フォーレス(S) / ¥999
無印良品の「掛ふとん用収納袋」も、毛布や布団の収納で人気のアイテムです。
一部がクリア素材なので、何が入っているのか見やすいですし、清潔感のあるホワイトが、お部屋の雰囲気に合わせやすいですね。
無印良品 掛ふとん用収納袋・中 / ¥600
ブログやSNSで毛布や布団収納として人気になっているのが、IKEA(イケア)の収納ボックスの「SKUBB(スクッブ)」シリーズです。
サイズも豊富で、立てる収納もすることができるので、クローゼットや押し入れに収納する場合も、崩れにくく重ねやすいのも魅力です。
IKEA イケア SKUBB スクッブ 69x55x19cm ホワイト / ¥1,299
SNSやブログで注目されているのが、毛布をクッションカバーやまくらカバーの中に収納してインテリアに活用する方法です。収納場所が少ない一人暮らしのお部屋にもおすすめです。大きめサイズのクッションカバーやまくらカバーなら好きなデザインを選べますね。
また、BELLE MAISON(ベルメゾン)の「ディズニー マイクロファイバーの布団収納袋」のように、掛け布団用と敷き布団用の布団収納をセットで利用するのも、お部屋の統一感がアップして素敵ですね。
BELLE MAISON ベルメゾン ディズニー マイクロファイバーの布団収納袋 掛け布団用 / ¥2,190
毛布の収納は、工夫次第でコンパクトにまとめることができますし、おしゃれに見せることができます。次のシーズンに気持ちよく使うためにも、しっかり綺麗にしてから毛布を収納することも大切ですね。