カバー力が魅力のフェイスパウダーですが、乾燥肌にはどうなの?という声も。特に乾燥する季節にフェイスパウダーを使う時は躊躇しがち。そこで今回は、乾燥肌でも安心のおすすめフェイスパウダーをご紹介します。
【目次】
乾燥は肌にとって大敵!と言われていますが、それもそのはず。乾燥肌ゆえのお悩みは多岐にわたります。
フェイスパウダーを効果的に使うためにも、どんな悩みがあるのか知っておきましょう。
乾燥していると肌は敏感な状態になり、軽く触れただけでもダメージを受けることに。外的刺激によるダメージを、通常の2倍以上も受けやすいと言われています。
ダメージをそのまま放っておくと、将来のシミやシワの原因となるので要注意です。
■ニキビ
ニキビは脂性肌の方ができやすいと思っている方も多いですが、実は乾燥肌もリスクは同じ。
肌が乾燥すると、肌自身が潤いを取り戻そうとして皮脂を過剰分泌。そのせいでニキビができやすくなります。
■カサつき・粉吹き
肌は、乾燥するとどんどん硬くなります。
水分と油分のバランスがとれている正常な肌は、弾力がありツルンとした状態。しかし、乾燥した肌は、カサカサで皮膚がポロポロと剥がれ落ちてしまい、粉吹き肌に。
肌がカサついていると、不潔な印象を与えてしまうのが心配という意見も多いです。
■痒み
乾燥肌が進むと、痒みや赤みなどの症状が表れます。無意識のうちに掻いてしまうことで傷になり、跡が残ってしまう場合も。
傷がついた肌に市販の化粧水をつけると、ひび割れて炎症が起こる可能性もあるので、皮膚科や専門医に相談するのがおすすめです。
■テカり
実は、乾燥肌とはいえ、必ずしも肌が乾燥した状態であるというわけではありません。
表面はベタついていても内側は乾燥している「インナードライ肌」のため、乾燥肌という自覚がない人も。
肌は、水分不足になると、足りない水分を補おうとして大量の皮脂を分泌。そのせいで、カサついてるのにテカるという現象が起こります。
年齢と共に、ハリや潤いがなくなり、シワやたるみが目立つようになるもの。これは、肌の水分量が減り、保湿力が低下することが原因です。
保湿力の低下は直接肌トラブルにつながるので、乾燥肌は目に見えるトラブルはもちろん、目には見えない肌の老化を早める原因に。
さらに、乾燥と同時にシミやたるみなどの症状がでると、余計に老けた印象を与えてしまうのは否めません。
乾燥肌の影響で肌の老化が早まれば、全体的な老け見えの原因にもなるでしょう。
様々な肌トラブルを抱える乾燥肌にとって、フェイスパウダーは逆効果になるのでは?と誤解されがちですが、そんなことはありません。
以下のようなポイントに注意すれば、理想のツヤ肌に仕上げることができます。
・メイクの前にしっかり保湿する
・保湿成分が配合されたフェイスパウダーを使う
・パール配合のフェイスパウダーで光の反射効果を利用する
・フェイスパウダーはブラシでつける
・メイクの仕上げに潤いをプラスする
乾燥肌にとってベストなフェイスパウダーとは?ツヤ肌を叶えるために、選び方をチェックしておきましょう。
乾燥肌にとっての課題は、メイクしたての潤い肌をキープすること。そのためには、フェイスパウダーの配合成分に注目する必要があります。
基本的には、保湿成分や肌に優しい成分が含まれているものがおすすめ。ミネラルなどの美肌成分も、肌にダメージを与えることなく乾燥肌をカバーしてくれます。
高保湿成分が配合されていない場合は、メイクの前に保湿をしっかり行うことで仕上がりに差が出ます。
特に乾燥が気になる季節は、スキンケアはもちろんベースメイクアイテムも保湿効果のあるものを使うことで潤いをキープ。
フェイスパウダーを含め、すべてのアイテムで保湿をして万全の状態にしましょう。
フェイスパウダーは、肌の色に合うものを選ぶことで、よりナチュラルなツヤ肌に。幸いフェイスパウダーは様々なカラーがあり選択肢が広いので、ぴったりのカラーが見つかります。
■ベージュ
どんな肌カラーにもなじみが良いベージュ系カラーなら、初心者でも挑戦しやすいのが特徴。ベージュは色の幅が広いので、あらゆる肌カラーとマッチします。
肌トーンが明るめの色白タイプなら、薄めのライトベージュを。トーンが暗めの色黒タイプなら、濃いめのオークルなどを選ぶと毛穴やシミなどをカバーしてくれるでしょう。
■ピンク
ナチュラルメイクがお好みの方は、ピンク系がおすすめ。肌の色に合うピンクのフェイスパウダーを選べば、血色が良く見える効果もあります。
発色の良いピンクのフェイスパウダーを使うのに抵抗がある方もいます。しかし、実際に肌にのせると、スーッと伸びてほんのりピンクに色づく程度なので安心してください。
使い勝手が良く仕上がりもきれいなので、初めてフェイスパウダーを使う方にもぴったりです。
■ホワイト
ホワイト系のフェイスパウダーは、色が白い方向き。また、メイク直しの時に、テカりやすい部分を抑えるためにフェイスパウダーを使う方にもおすすめです。
ピンクと同じく、見た目が白過ぎてもナチュラルな仕上がりになるものもあります。透明感や美白を求める方にはぴったりでしょう。
■ブルー・グリーン・パープル
肌の色とは遠いカラーであるブルー、グリーン、パープルなどは、単色で使うよりもミックスして使うのに便利なフェイスパウダー。
何色か混ぜながら使うフェイスパウダーもあるように、色が混ざることで全体的に肌がワントーンアップします。
ブルーは、くすみや黄色い肌に対応、グリーンは、赤みやニキビ跡に効果的、パープルは、肌の透明感をアップさせる効果あり。
お悩みが沢山ある乾燥肌の方にとっては、テクニックを要することなく肌をきれいに見せることができるのも大きなメリットでしょう。
■コントロールカラー
ファンデーションなどにも多いコントロールカラー。気になる肌悩みをカバーしながら、健康的な肌に整えてくれる役割があります。
色の乗り方がライトなので、厚塗り感が出る心配もなく、ナチュラルに仕上がるでしょう。
乾燥肌の場合は、フェイスパウダーのつけ過ぎや保湿に注意する必要があります。注意するポイントを確認しておきましょう。
スキンケアは、メイクの仕上げを左右する重要な作業。特に乾燥肌の方は、保湿成分を肌に浸透させることで大きな違いあり。
面倒ではありますが、スキンケアを丁寧に行うことでフェイスパウダーをつけた後もしっとり肌が長続きします。
また、ベースメイクも保湿を意識する必要あり。パウダーファンデーションよりも、肌になじみやすいリキッドタイプの方がおすすめです。
フェイスパウダーには付属でパフがついている商品も多いですが、乾燥肌の方は、仕上げにブラシを使うのが鉄則。
パフは密着度が高いですが、その分粉っぽく見えてしまうことも。ブラシなら薄付きが叶うので、ナチュラルに仕上がります。
一番おすすめなのは、パール入りのフェイスパウダーをブラシにとり、ティッシュや手の甲にポンポンして分量を調整してからつける方法。光の反射を利用して、ツヤ肌へと導いてくれるでしょう。
乾燥がひどく、どんな方法でもなかなかカバーできない!という方は、仕上げにもひと手間かけることで解消。
メイク後の肌に、乾燥対策のミストをシュッとひと吹きして潤いをプラス。持ち歩いて、気になった時にひと吹きすることで1日中乾燥対策できます。
なんと、24時間使えるフェイスパウダー!オイルブロックタイプで、つけたまま寝てしまってもOKという優れもの。
ソフトフォーカス効果パウダーのおかげで、肌トーンがアップ。厚塗り感もなく、肌を優しく包み込んで乾燥肌をカバーしてくれます。
ファンデーションも要らないので、すっぴんを避けたい時やメイクをしたくない日にも活躍するでしょう。
プチプラながら機能性に優れた「CEZANNE(セザンヌ)」のフェイスパウダー。仕上がりがライトで、さらにUV効果もあるので夏にもぴったりです。
皮脂を抑えるテカり防止パウダーのおかげで、常にサラッとした肌をキープ。さらに、クリアヴェールパウダーやくすみ防止パウダーが、お悩みを解消。
美容液成分が12種類も配合されているので、乾燥肌の方でも安心して使えるでしょう。
CEZANNE(セザンヌ) UVクリアフェイスパウダー ライトベージュ / ¥748
ご存知「CHANEL(シャネル)」のプレストパウダーは、コスメフリークの間でも人気のランキング常連アイテム。
軽いテクスチャーの割に、きめ細かいマットな仕上がりが特徴。ナチュラルメイクで洗練された雰囲気をかもし出したい時に便利。
カラーは全5色あるので、肌にぴったりなものが見つかるはず。普段のメイクに少し華やかさをプラスしたい時にもおすすめです。
CHANEL(シャネル) プードゥル ユニヴェルセル コンパクト / ¥6,000
ミネラルのおかげで、肌への密着度がアップして透明感をプラス。メイクをしながら肌ケアができるのも、乾燥肌にとって見逃せないポイントです。
ヒアルロン酸やアルガンオイルなど、高機能の保湿成分配合。鉱物油や界面活性剤、シリコン、タルク不使用なので、デリケートな乾燥肌でも安心です。
伸びがよく、肌が均一に仕上がるので厚塗り感もなし。毛穴やくすみもカバーしてくれる頼りがいのあるアイテムです。
ETVOS(エトヴォス) ミネラルシルキーベール / ¥3,300
肌悩みの多い乾燥肌の方には、肌をケアしながらカバーしてくれるフェイスパウダーがおすすめ。ご紹介した商品を参考にして、理想のツヤ肌を叶えてください。