恋愛できないことを悩みとして抱えている人は多いはず。周りの友人や知人に恋人ができていく中、自分にだけ恋人がいないとなると正直焦りますよね。しかし決して焦ってはいけません。恋愛は他人と比べるものでもなければ、競うものでもありません。焦らずまずは客観的に自分と向き合い、自分を知ることから始めてみましょう。
そもそも恋愛できないと感じる瞬間はどんなときでしょうか。恋愛できないと感じたり、恋愛に不向きだと感じる人がそれを感じる瞬間を上げてみましょう。
例えば、毎年季節ごとにカップルを賑わせる様々なイベントがありますよね。全員に平等に訪れるイベントでも、恋人がいる人といない人とでは一つ一つのイベントの価値がまるで違うように感じる瞬間はありませんか?
特に、クリスマスや誕生日、バレンタインなどお互いに気を使い、プレゼントを渡し合うようなイベントはカップルが最も大切にしているイベントであり、お互いに喜んだ顔を見る瞬間こそカップルにとってとても幸せを感じる瞬間だと思います。
しかし、本来なら誰しもが憧れるであろうこの瞬間に憧れる人もいれば、一方で「めんどくさい」「疲れる」などと感じてしまう方もいます。プレゼントを渡すということは、渡された方は嬉しい反面、気を使い、今度はどんなものを自分が相手に渡そうかなど少なからず考えますよね。
そもそもこの気の使い合いがめんどくさいと感じる人にとっては特にこういったイベントは一人が楽だと感じる瞬間の一つかもしれません。
恋愛をした経験のある人は、多くの方が失恋の辛さを味わった経験があると思います。
失恋によるダメージは人それぞれで、別れ方によってはその後の恋愛に大きな影響を及ぼしてしまうほどのトラウマを持ってしまう場合があります。
特に過去に恋人から裏切られ失恋してしまった経験のある方や、あまりにも元恋人への思いが大きかったのに、一方的に別れを告げられてしまった経験がある人は、なかなか立ち直れず、あんな辛い思いをするくらいなら、いっその事一人でいる方が楽だと感じる人も多いかもしれませんね。
教室で目が合うだけでドキドキしたり、夏休みなどの長期休みには、会える日が待ち遠しくて心にときめきを感じたりと学生時代の青春のようなシンプルで純粋な思いは、誰しも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
しかし、こうした純粋な恋愛の捉え方は歳を取ればとるほど考え方が複雑になりがちで、好きという感情がわからなくなっているのかもしれません。
そのため、学生時代は好きな人をつくれたものの、大人になると結婚や社会的立場がプレッシャーとなり気軽に恋愛できなくなったという人も珍しくないようです。
恋愛を軽んじてしまうのには問題がありますが、出会った人と必ずしも結婚しなければいけないわけではないため、好きな人ができないときは、少しフラットな気持ちで恋愛に対して向き合ってみることも大切です。
ここでは恋愛ができない人の特徴を挙げていきます。自分にも当てはまる節がないか当てはめてみてください。
特に完璧主義者の方に当てはまることですが、何事も完璧でなければ気が済まず、恋人や恋愛に対しても高すぎる理想を抱いていると、恋愛がなかなかできないというのはいうまでもありません。
これは自分の理想通りの完璧な相手が現れなければ、恋愛ができないと思い込んでいるからです。
たとえ素敵な男性からアプローチされたとしても、自分の求める条件から少しでも外れていれば、相手を拒絶してしまうでしょう。
このような方には、恋人を純粋に好きで一緒に痛い人という認識ではなく、自分のステータス代わりにしてしまう人もいるようです。
また、恋愛ドラマや少女漫画の見過ぎには注意が必要です。
どうしても物語のキャラクターと自分を照らし合わせてしまう方は多く、やがて物語の恋愛が理想へと変わり、現実とのギャップからなかなか恋愛へと発展しないケースも少なくありません。
誰しも自分が思い描いている理想の恋愛があるはずです。もちろん「理想」を持つことは悪いことではありません。しかし、つまらないプライドから自分を表面上取り繕っても、理想通りの恋愛、理想通りの出会いが得られるとは限りません。
結果として、いくら無理をして取り繕っても疲れてしまい、やがてボロが出るため、プライドが高く理想を追い求める方は、なかなか恋愛することができません。
「素敵な人と出会う」「交際する」など、幸せな結末を求めるのであれば、高すぎるプライドはかえって邪魔になります。
案外、理想通りではない相手と上手くいくことも十分ありますし、無駄なプライドは損です。
恋愛できない人の中には恋愛経験の少なさから、恋愛に対して臆病になり、慎重すぎてしまう方も多いことでしょう。
また、自分に自信が持てずに恋愛に前向きになれない方も少なくないはず。
恋愛に対して慎重になることは悪いことではありませんが、慎重になりすぎることで、出会えたかもしれないチャンスをみすみす逃してしまっている可能性もあります。
失敗は怖いかもしれませんが、まずは当たって砕けろです。
失敗経験があるからこそ得られるものもありますし、次の恋愛にも繋がります。
恋愛をポジティブに捉えましょう。
結局、自分からアクションを起こさなければ、なかなか恋愛は発展しないものです。
多趣味な人は恋愛より趣味を優先してしまい、そもそも日常に「恋愛」の要素がなくても、毎日が充実しているという人もいます。
趣味があ利、自分の時間を満喫するのが好きな人にとっては、恋愛は不必要かもしれません。
ただ、もしそれでも恋愛したいのなら、もう少し恋愛に対して同等の熱量を向けてみましょう。
恋愛ができない方の中には、こだわりが強すぎる方も多いと思います。こう言った方には、自分のこだわりや価値観と合わないとストレスが溜まってしまう。
また、相手に自分のこだわりや価値観を押し付けてしまうことで、反発してしまうといったケースが多く挙げられます。
こだわりや価値観は程々にして、相手を思いやり、許せると思える人との出会いがあると良い関係へと発展するかもしれませんね。
自分に自信が持てない人は特に要注意です。 同性と接するのも苦手なのに、異性とコミュニケーションをとるとなるとガチガチに緊張してしまう方は、恋愛をしたいと思っていても自ら相手を遠ざけてしまいがちです。
人には誰しも得手、不得手があるのは当然のことですが、コミュニケーションをとる上では、ネガティブな考え方や発言を少しずつ控えて、積極的に人と交流をする機会を増やしていくことが大切です。
これまで恋愛ができない人の特徴を挙げてきました。
人それぞれ恋愛には、自分のペースがあるため、無理して恋愛をしようとする必要はありませんが、もしも恋愛できないことに焦りや不安を感じているならば自分から積極的に行動する他ありません。
ここでは恋愛できない人がとるべき行動をいくつか紹介します。
フットワークを軽くし、出会いのきっかけを積極的に増やしましょう。
新しいことにチャレンジすることも、出会いのきっかけを増やすひとつの手段です。
最近では、SNSを通して、いろいろな人のライフスタイルを覗くことができます。もちろんSNSがきっかけでの出会いも多い時代ですし、共通の趣味を発信している人のコミュニティや環境に積極的に足を運んでみることもオススメです。また、友達に紹介してもらうのも効果的ですよ。
恋活パーティーに参加するのもおすすめです。「恋活」と聞くと、偏見がある方はハードルが高く感じられるかもしれません。
でも、参加する為の条件やテーマがあらかじめ決められていますし、参加する人も同じように出会いを求めている方が多いため、目的が一致している分、案外打ち解けやすいかもしれませんね。
恋愛への意識を変えるためには、自分を磨くことも重要です。
特に、自分に自信が持てないことが原因で恋愛できないという人は、自分磨きをして自分に自信が持てるようになったら、きっと恋愛への考え方も変わるはずです。
ダイエットや、資格取得など、何かしらの自分磨きを始めてみるのはいかがでしょうか。
他人と比べるのではなく、自分を高めることが重要です。
少しでも気になる異性のいいところを積極的に探しましょう。そうすれば、その人に対する興味が自然と生まれ、これまで気がつかなかったプラスの発見がたくさんあるはずです。
中には恋愛を減点方式で考えてしまう方もいますが、完璧な人間はこの世に存在しません。
何かしらの弱点や欠点があってこその人間らしさです。それを理解した上で人をみることを意識すればいいところをたくさん発見でき、自然な恋愛へと繋がるきっかけになること間違いなしです。
いかがでしたでしょうか。恋愛ができない人の特徴やとるべき行動をまとめてご紹介しました。恋愛ができない人は「自分は恋愛ができない」「恋愛に不向き」などと思い込んでいるだけで、実際は考え方や行動の視点を少し変えるだけでも恋愛のチャンスや機会はたくさん巡ってきます。一つ一つの出会いを大切にし、良いパートナーを見つけましょう。