FASHION
2022.06.02

バーガンディってどんな色?ボルドーとの違いや合う色をご紹介

バーガンディってどんな色?ボルドーとの違いや合う色をご紹介 バーガンディってどんな色?ボルドーとの違いや合う色をご紹介

秋冬のファッションやコスメで登場することが多い「バーガンディ」とはどんな色かご存知ですか?

今回は、バーガンディと似たイメージのボルドーやワインレッドとの違いを解説。さらに、バーガンディをおしゃれに着るために知っておきたい合う色やコーディネートやおすすめのコスメもご紹介します。

当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

バーガンディーとはどんな色?

バーガンディーカラーのニットを着た女性

洋服やコスメのカラー表示で見かける「バーガンディー」。なんとなく「ワインレッド系の色かな?」と思う人が多いでしょう。実は正解で、バーガンディーはフランスワインの「ブルゴーニュ」を英語読みした言葉なのです。

また、同じくボルドーもボルドーワインからその名前が付けられています。

■バーガンディー・ボルドー・ワインレッドの違い

バーガンディーとボルドー、ワインレッドは同じようにワインの色。実際のワインの色と日本工業規格が定めている色名(JIS慣用色名)のバーガンディー・ボルドー・ワインレッドとは少し違いがあるようです。

・バーガンディー:ごく暗い紫みの赤
・ボルドー:ごく暗い赤
・ワインレッド:こい紫みの赤

どの色も赤ではあるのですが、ワインレッドが彩度が高めなのに対してバーガンディーはくすんだ暗めの色。そして赤みのボルドーに対して紫みが入っているのがバーガンディーです。

「エンジ」という色名もありますが、こちらはワイン系の色に比べると赤が強く、学生のジャージなどでよく使われる色です。

とはいえ、製品につけられている色名がJIS慣用色名と違うということはよくあるので、バーガンディーと呼ばれていても「どちらかというとワインレッドっぽい」「ボルドーっぽい」ということもよくあります。

バーガンディーに合うおすすめの色とは?

バーガンディー自体はおしゃれな色ですが、存在感がある色だからこそ、コーディネートをするのが難しいイメージもあるでしょう。

そこで次に、バーガンディーに合うおすすめの色を紹介します。

バーガンディーに合う色:デニム

バーガンディーのバッグを合わせたコーデ

バーガンディーととデニムの組み合わせは、カジュアルなデニムをシックに格上げしてくれます。

鮮やかでクリアな赤を合わせるのに比べると、大人っぽい雰囲気になり、特に秋にぴったりなコーディネートになります。

・デニムジャケットにバーガンディーのバッグ
・デニムジャケットにバーガンディーのワンピースやスカート
・デニムパンツにバーガンディーの靴
・デニムにバーガンディーのニット

など洋服でも小物でも取り入れられるので、バーガンディーのアイテムをGETしたらまず最初に合わせてみたいのがデニムです。

薄いブルーのデニムよりも、インディゴのような色合いのデニムのほうが似合いやすいので、おすすめです。

バーガンディーに合う色:黒

バーガンディーのカーディガンコーデ

赤と黒はかっこいい色合わせの1つ。赤に比べると黒に近い、紫みのあるバーガンディーは黒になじんでくれます。

・黒のワンピースにバーガンディーのカーディガン
・黒のボトムにバーガンディーのトップス
・黒コーデにバーガンディーのバッグや帽子

といった感じで、黒とバーガンディーの分量が同じか、黒の方が多めで合わせると秋色のバーガンディーが効きます。

バーガンディーに合う色:グレー

トップス

黒とのコーディネートはちょっとキツイ感じがする……という人はグレーと合わせてみるのがおすすめです。

特に、少し暗めのグレーを合わせることで温かみのある秋コーデに仕上がります。

・グレーのボトムにバーガンディーのトップス
・グレーや黒を使ったコーデにバーガンディーのアクセサリー
・グレーのアウターのインナーにバーガンディー

色物とはいえ暗くくすんだバーガンディーは派手になりすぎないカラー。地味になりがちなグレーのコーデの差し色に程よく華やかさをプラスすることができます。

バーガンディーに合う色:ベージュ

バーガンディーのワンピースコーデ

赤とベージュの色合わせは秋冬らしさがあって素敵ですよね。赤をバーガンディーに差し替えると、より大人っぽい雰囲気になります。

・ベージュのレギンスにバーガンディーのワンピース
・ベージュのニットの上にバーガンディーのアウター
・ベージュのブーツにバーガンディーのスカート

ベージュに比べるとバーガンディーの方が強い色なので、バランスをみながらコーディネートするのがポイントです。

また、キャメルに近いベージュだと大人カジュアルなイメージ、白に近いベージュだと華やかなイメージになります。

バーガンディーを使ったコーディネートのポイント

バーガンディーー

バーガンディーは似合う色を合わせるのも重要ですが、顔色にあわせてコーディネートを組むことも重要なポイントです。

濃い色合いが似合いにくい人は、広い面積でバーガンディーを使うのではなく、ポイント使いからはじめてみましょう。

バーガンディーが似合う人の場合

バーガンディーの色を顔の近くに持ってきて、鏡で見たときに顔色が明るくキレイに見えたら、それは似合う色ということです。

パーソナルカラーでいうと、オータムタイプの人はバーガンディーがしっくり来る人が多いです。

バーガンディーが似合うならば、トップスなど顔に近いところで取り入れると女性らしくおしゃれに見えて素敵です。

また、似合うけれどコーディネートが難しい……という時は思い切ってワンピースで着てみるというのはいかがでしょうか。一枚着るだけで華やかで旬な雰囲気を演出することができます。

バーガンディーが似合うか不安な人の場合

「おしゃれだし着てみたいけれど難しそう……」「そもそも赤が似合わない……」といった場合には顔から遠いボトムや小物で取り入れるのがおすすめです。

特に、靴はブーツやパンプス、スニーカーなどさまざまなタイプのバーガンディーのアイテムがあるのでチャレンジしやすいです。

・デニム
・黒
・グレー
・ベージュ

といったバーガンディーと相性の良い色のボトムに合わせれば、全身コーデが一気に秋らしくおしゃれになります。

バーガンディーをポイントにしたコーディネート例

次からは、バーガンディーをポイントに取り入れたコーディネート例をチェックしていきましょう。

バーガンディーがポイントのコーデ【1】ボウタイニットでクラシカルに

ボウタイニット

トレンドとなっているボウタイトップスでバーガンディーを取り入れれば、旬でありつつ季節感のあるコーデに。クラシカルでエレガントなボウタイトップスの魅力がバーガンディーでより引き立ちます。

他のアイテムはバーガンディーと相性のよい黒を中心にまとめて、落ち着いた雰囲気に仕上げています。

バーガンディーがポイントのコーデ【2】タイトスカートで取り入れて通勤スタイルにさりげなく華やかさを

タイトスカート

着こなすのが難しく思えるカラーボトムスですが、バーガンディーなら落ち着いた上品な印象があるので、通勤コーデにも取り入れられます。他のアイテムがグレーやベージュなどのベーシックカラーなら、ほどよい華やかさをプラスしてくれますよ。暗くなりがちな冬の通勤コーデにはぴったりです。

バーガンディーがポイントのコーデ【3】ジャケットのインナーに使って女性らしさを演出

ジャケット

マニッシュな印象のダブルボタンのテーラードジャケット。グレンチェックやビッグシルエットなど男性的な要素が詰まっていますが、インナーをバーガンディーにすればフェミニンさを加えることができます。ブラウン×ベージュ×バーガンディーで秋らしい配色に。

バーガンディーがポイントのコーデ【4】カーディガンの肩がけでレディライクに

カーディガン

白のバイピングがレディライクなバーガンディーのカーディガン。Iラインのワンピースに肩がけすれば、レストランデートなど上品さが欲しいシーンにも対応できるコーデに。ベージュ×黒のベーシックカラーのコーデに、両方のカラーと相性のいいバーガンディーのカーディガンを羽織ることで、他のアイテムとなじませつつ差し色にできますよ。

バーガンディーがポイントのコーデ【5】バーガンディーのパンプスで女度をアップ

パンプス

足元に取り入れるだけでぐっと女っぷりを上げてくれるのがバーガンディーのパンプス。ざっくりとしたニットカーディガンにロールアップデニム、というカジュアルなコーデも、バーガンディーのパンプスを合わせれば女性らしいコーデに。さりげなく季節感も演出してくれます。

バーガンディーがポイントのコーデ【6】秋冬らしい差し色ができるストール

ストール

スウェットに明るいブルーのデニム、とシンプルカジュアルなコーデ。リュックやスニーカーも通年使えるものなので、このままだと季節感がありませんが、バーガンディーのストールを首元にプラスするだけで秋冬らしく仕上がります。バーガンディー初心者で、トップスやボトムスなど面積の大きいアイテムで取り入れるのに抵抗がある人にもおすすめです。

バーガンディーがポイントのコーデ【7】バッグでモノトーンコーデに色味をプラス

ショルダーバッグ

シックで大人っぽい印象のモノトーンコーデ。ニットやツイードは素材に温かみがあるので、秋冬はモノトーンでまとめてもクールになり過ぎません。バーガンディーのバッグをそこへプラスすれば、モノトーンコーデの洗練された印象はそのままに、明るさを加えられます。ショルダーバッグやクラッチバッグなどの小ぶりのものなら、バーガンディーをさらっとポイント使いできますよ。

バーガンディーがポイントのコーデ【8】ベレー帽で大人かわいいコーデに

ベレー帽

トレンドが継続しているベレー帽。黒やグレーなどのベーシックカラーの次に買うなら、バーガンディーのようにコーデのアクセントになるものを。視線が上に上がるので、スタイルアップして見える効果もありますよ。

バーガンディーがポイントのコーデ【9】カラータイツをボトムスの裾からチラ見せ

カラータイツ

ワイドパンツとローファーの間から覗くバーガンディーのタイツ。ちらっとしか見えていませんが、さりげない差し色として全体の印象をより秋らしく見せてくれています。細部まで抜かりのない、おしゃれなコーデになりますよ。

バーガンディーを取り入れたメイク

秋冬のイメージを持つ人も多いかもしれませんが、組み合わせ次第ではオールシーズンで使える万能カラー。メイクで取り入れるのもおすすめです。

目元をバーガンディーに

バーガンディーをアイメイクに取り入れる場合、目尻や二重幅にバーガンディーアイシャドウをのせるのが定番です。少しだけ使うことでこなれ感のある目元に仕上げてみてはいかがでしょう。

ジェミィリッチアイズ

ヴィセリシェのジェミィリッチアイズは、4色入りのアイシャドウパレット。ひとつ持っておくと奥行きのあるアイメイクを作ることが可能です。PK-6は、ピンクサファイアの輝きをまとったバーガンディーカラー。キラキラと輝く目元が完成します。

ロイヤルヴィンテージアイズ

リンメルのロイヤルヴィンテージアイズもおすすめのアイシャドウ。スモーキーな発色で深みのある目元を作れるアイテムです。004がバーガンディーカラー。色っぽいアイメイクを叶えてくれるでしょう。

リップをバーガンディーに

バーガンディーリップは普段使いのリップに少量のせてグラデーションリップを作るか、マットリップの2通りの塗り方があります。バーガンディーリップを使う場合、アイメイクやチークとのバランスは慎重に。

クラッシュドリップカラー

ボビイブラウンのクラッシュドリップカラーは、クリーミーな塗り心地が特徴のリップ。透けるようなふんわりマットな唇をつくれます。おすすめのバーガンディーリップは04ルビー。つけたてのきれいさが長続きするでしょう。

ベルベティステイマット

リンメルのベルベティステイマットは、上質なベルベットをまとったような質感の唇を作れるアイテム。マットな仕上がりが特徴です。010がバーガンディーカラー。しっかりと発色するのにマットリップ特有の乾燥などがなく、しっかりと保湿できるところもポイントといえます。

「アイライン」でバーガンディーを取り入れるのもアリ!

上品な赤色のバーガンディーはアイラインとしてもぴったりなカラー。バーガンディーアイシャドウとも相性が良いだけでなく、肌馴染みの良さのおかげでカラーアイライナーの中で最も挑戦しやすいカラーです。

アイオープニングライナー

UZU BY FLOWFUSHI(ウズバイフローフシ)のアイオープニングライナーは、八角形フォルムで描きやすさが抜群のアイテム。バーガンディーカラーはほんのり色っぽさをプラスしてくれるカラーです。ポイント使いをするのもおしゃれでおすすめといえます。

クリーミータッチライナー

キャンメイクのクリーミータッチライナーはとろける描き心地のジェルライナー。細い芯なので描きやすいところが魅力です。一度でしっかりと発色し、ウォータープルーフで落ちにくいことがうれしいポイント。04がバーガンディーカラーです。

バーガンディは「秋らしい」と感じる代表的な色の1つ。暗めの赤系なので、ベーシックなカラーとの相性が良く差し色にもおすすめです。色物はあんまり着ない……という人もトライしやすい落ち着いたカラーなので秋冬の着こなしにぜひ取り入れてみてください。

related articles