独特のラインが魅力的なポンチョコートは、秋冬のレディースコーデに華やぎをプラスしてくれる優秀アウター。今回は様々な種類のポンチョコートのコーデをご紹介します。
【目次】
ポンチョコートとは、Aラインのシルエットが特徴的な秋冬のアウター。四角い布の真ん中に空いた穴に首を通すアイテムで、袖部分が独立していないのが大きな特徴です。
そもそも「ポンチョ」は、中南米で防風、防寒のために着られていた民族衣装。ひと昔前まではカジュアルなイメージのポンチョコートが主流でしたが、最近ではエレガントなタイプも増えています。
似たようなアイテムで「ケープコート」もありますが、こちらはヨーロッパで正装として着られていたアウター。クラシカルなデザインが主流です。
ポンチョの魅力は何と言ってもデザイン。ふんわり感があり、コーデ全体が優しげなイメージに仕上がります。
「寒いのでは?」と思う方もいるようですが、意外に防寒性があり暖かいのも魅力的。いつものコーデにサラッと羽織るだけで、防寒と大人可愛いを両立してくれます。
ポンチョコートをおしゃれに着こなす時は、バランスに気をつけるのがポイント。カギとなるのはボトムのシルエットです。
タイトなスキニーやショートパンツ×ブーツなど、ボトムをスッキリさせることでスタイルアップが叶うでしょう。
ネイビーのポンチョコートは、きちんと感があり学校行事などにも役立つアウター。フロントジップがついているデザインなら、着脱しやすくて便利です。
切り替えフレアデザインは、ボトムとのメリハリで華奢見え効果あり。寒色と白のカラーリングは、寒い季節でも背筋がピシッと伸びるような清々しさを演出してくれます。
グレンチェックのポンチョコートは、シックで大人っぽい印象。デニムにサラッと羽織るだけのコーデも、小物をブラウンでまとめればクラシカルな雰囲気に。
Aラインのポンチョは、ロングブーツとの相性も〇。ウエストにベルトがあるポンチョコートは、ゆるめに結ぶのがポイントです。
デニムジャケットだけでは寒い時は、相性の良いキャメルのポンチョコートをサラッと羽織って防寒。
ホワイトパンツをブーツにインして、下半身をタイトに。ポンチョコートとのメリハリを出せば出すほど、細く長く見える効果が期待できます。
ワンピースやスカートにポンチョコートを羽織る時は、丈感を揃えることで着膨れを回避。フェミニンなワンピースの場合は、ポンチョコートのデザインにもひとひねり加えて女子力アップ!
クラシカルなチェックのポンチョコートで、上品さを演出。エネルギッシュな赤をバッグでプラスすれば、ミニスカートの寒々しさも吹き飛びます。
ポンチョコートが主役のオールブラックコーデは、シルエットのおかげで黒のメンズ感が帳消し。ロングブーツで少しだけ肌見せするテクニックも、抜け感を演出するのに効果的。
スリットから袖が出るタイプのポンチョコートは、タイトなトップスを着れば腕の細さを強調することができます。
個性派を狙うなら、ウエストにベルトがついたトレンチ風ポンチョコートがおすすめ。重ね着しているようなデザインも、暖かみがあって寒い季節にはぴったり。
ボトムは旬カラーのくすみピンクのパンツを投入。クラシカルな雰囲気のポンチョコートを、新鮮なカラーでアップデートしましょう。
裾にフリンジがついたニットポンチョコートは、定番デザイン。ニット独特の優しげな素材感を感じられるアウターなので、コーデはシンプルにまとめるのが正解。
ボトムはキーポイントのフリンジが映えるように白いパンツで。ニーハイブーツにインして、逆三角形のシルエットを作りましょう。
短めポンチョコートは少々華やかさに欠けますが、贅沢にファーがあしらわれていれば心配なし。インナーコーデがデニムでも、十分に華やかな仕上がりに。
足元まで気を抜かないのが大人女子。デニムをロールアップしてパンプスを履けば、ファーポンチョとのエレガントな雰囲気にぴったりです。
フロントボタンがあるポンチョコートなら、肩掛けで羽織る旬コーデもお手の物。インナーがボリュームニットの場合は、サラッと羽織ってバランスを整えることで大人見せ。
前開きならコーデに奥行きが出るので、寸胴見えを気にせずロングスカートを合わせることができます。
一度着たら癖になるポンチョコート。デザインも可愛く機能性にも優れているので、秋冬のローテーションに組み込んでみてはいかがでしょうか。