さまざまな入浴法がありますが、今すぐにでも楽しめるのが塩風呂の良さです。塩風呂にはどんな効果があるのか気になりますよね。おすすめの入浴法や市販品を使う場合の選び方のコツについてご紹介します。
【目次】
塩風呂とは、塩を入れてはいるお風呂のことです。塩風呂にはたくさんの嬉しい効果があります。
■発汗作用
塩風呂には発汗を促す作用があります。塩には肌をコーティングする力があるので、熱を逃がさずに保湿します。そのためたくさん汗をかくことができます。発汗作用があると、老廃物の排出にも効果があります。また、毛穴に詰まった汚れを落とすことができるので、美肌効果も期待できます。
■基礎代謝をあげる
塩風呂には発汗作用があるため、大量の汗をかきます。そうすると代謝機能が改善されて、基礎代謝を上げることができます。基礎代謝が上がると消費できるカロリーが増えることになるので、ダイエットに繋がります。
さらに代謝をあげることで、健康的な肌作りにも効果的です。
■リラックス効果
塩風呂にはリラックス効果もあります。塩分を入れたお風呂は浮力が増すので、筋肉への負担が減り楽な状態で過ごすことができます。肩こりや腰痛などにも効果的で、豊富なマグネシウムを取りこむことに繋がります。
市販の塩風呂用入浴剤の選び方についてご紹介します。
■塩の種類
まずは塩の種類に注目して選びましょう。エプソムソルトは溶けやすく、体の芯から温めることに向いています。ヒマラヤ岩塩は保湿効果も得ることができます。死海の塩はミネラル分が強く、美肌効果が期待できます。自分が使いやすいと思える塩を選びましょう。
■天然の塩を使う
塩風呂に使う塩は、できるだけ天然のものを使うようにしましょう。精製されている塩は、天然の塩に比べると栄養素がほぼありません。そのため十分な効果を得ることができません。食用の塩を使う場合でも、天然の塩を使うのがおすすめです。
■溶けやすさ
塩を選ぶ時は、溶けやすさに注目して選ぶのもおすすめです。溶けやすいものを使うと、浴槽の底に残りにくいです。溶けにくいものを使うと浴槽の底に溜まってしまうことがあります。
ただし、溶けにくい塩の場合、ボディスクラブと同じような使い方もできます。残った塩を肌に乗せて優しく肌に溶かしながらマッサージします。そうすると、不要な角質を取り除くこともできます。自分が使いやすいと思う方を選ぶようにしましょう。
塩風呂の作り方についてご紹介します。
■コップ1杯のお水を飲む
塩風呂に入る前に、コップ1杯のお水を飲んでから始めるようにしましょう。塩風呂ではたくさん汗をかくので、事前にしっかり水分補給をしてから入浴するのがおすすめです。
■お湯を浴槽に張る
まずはお湯を浴槽に張っていきます。お湯の温度はそこまで高くなくても、塩の力で温まることができるので、38度くらいに設定しておくのがおすすめです。
■塩を溶かす
お湯を張ったら、塩を浴槽に溶かしていきます。入れる塩の量はだいたい大さじ3杯分くらいです。塩の入れすぎは禁物なので、量はしっかり守るようにしましょう。
■10分くらい入浴する
塩風呂は本当に汗をかきやすくなります。そのため、10分くらいの時間を目安に浴槽から出て休憩するようにしましょう。これ以上多くなってしまうと、体に対して負担になる可能性が高いです。5分程度休憩するのがおすすめです。
■また10分入浴する
休憩が終わったら、また10分入浴します。2回に分けて入浴することで、より汗がたくさん出るようになります。高負荷な入浴をすることで、ダイエット効果も高まります。
■最後に冷水を浴びる
入浴が終わったら、最後に冷水を浴びるのがおすすめです。どうしてもできない場合は、手首と足首だけでもいいので、冷水を浴びるようにしましょう。そうすることで、熱を逃がしにくくなりますよ。
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塩風呂についてご紹介しました。塩を使えば簡単に作れる塩風呂は、自宅に入浴剤がない時にリフレッシュしたくなった時におすすめです。塩風呂を楽しめるようなバスソルトもたくさん登場しているので、気軽に楽しめますよ。入浴剤の代わりに塩を使ってリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?