自由な生き方が認められている現代では、結婚しないという選択をする人も増えてきました。今回は、一生独身になりやすい男性の特徴や見分け方、結婚願望がない男性へのアプローチ方法をご紹介します。
【目次】
■年々増加している独身男性の割合
昔は、結婚するのが当たり前という時代もありましたが、現代はさまざまなライフスタイルを選べるようになってきたため、一生独身という選択肢を選ぶ人も増えてきました。実際、2015年の国勢調査では、50歳までに結婚していない人の割合である「生涯未婚率」は、男性23.4%、女性14.1%となっています。
また、結婚についても、家庭を持つことよりも、仕事や趣味に熱中する人が増えており、年々晩婚化が進んでいると言われており、人生の中で結婚に対する考え方に変化が表れてきています。厚生労働省のデータによると、初めて結婚した年齢である「初婚年齢」の平均は、2015年の場合、男性は31.1歳、女性は29.4歳となっています。1985年と比べると、男性は2.9歳、女性は3.9歳上昇しています。
■一人で何でもできるので結婚の必要を感じない男性も
独身を選択する男性が増えてきているのは、結婚願望を持つ人が減ってきていることが一つの原因です。
料理や洗濯、掃除などの家事も一人でできる男性が増えてきましたし、家電やさまざまなサービスも利用できることから、一人でも快適に過ごせるので、結婚する必要がないという考えの男性も少なくありません。
■そもそも恋愛が面倒だと思っている独身男性も
また、恋愛に対しても、相手に合わせて我慢をしたり、ストレスを感じる位なら一人で過ごした方が良いと思っているような男性も独身になりやすい人の特徴です。
一人暮らしをしている期間が長いと、余計に誰かと生活することに対するハードルが上がってしまい、結婚願望が薄くなってしまう傾向もあります。
しかし、結婚に対して魅力を感じない男性がいる一方で、理想の結婚を夢見て独身を貫いている男性もいます。自分の理想の妻の条件に合う女性を探し求めてしまうことも、独身になりやすい男性の特徴ですね。
また、20代、30代、40代と、年齢を重ねるにつれて、周囲の夫婦のエピソードや愚痴を聞くと「自分はもっと幸せな結婚がしたい」とますます理想が高くなってしまい、結婚相手に求める条件が多くなってしまい、なかなか結婚したい相手が見つからないケースもあります。
独身になりやすい男性の特徴として多いのが、マイペースな性格の人です。
結婚生活は、他人との共同生活ですので、ある程度は相手に合わせたり、譲る必要があります。しかし、マイペースな性格の男性は、相手のペースに合わせると疲れてしまったり、ストレスを感じてしまいます。
また、衛生面や物の置き場所、時間の使い方などにも自分のルールがあり、相手に合わせられない性格の男性も、独身を貫いている男性に多い特徴ですね。
ちょっとした違いにも気づくような神経質な性格や、潔癖症の傾向がある男性は、一緒に生活していく上で自分のルールに相手も従ってほしいと思う傾向があります。
プライドが高い男性も、独身になりやすい人の特徴です。
プライドが高い男性は、相手が何かしてくれても素直に「ありがとう」「ごめんね」という言葉が言えず、相手に幻滅されやすいですね。
相手に何か頼まれても「何で自分がしなくてはいけないんだ」と上から目線になってしまい、パートナーを傷つけてしまって、女性とうまくいかなくなってしまうこともありますね。
独身になりやすい男性は、ネガティブで自分に自信がない性格の人も少なくありません。
収入の面でも、家族を養っていく自信がなかったり、パートナーの女性と良い関係を築いていくことができないと思っているので、「自分なんか一生独身で結婚できない」「結婚してもうまくいかない」と結婚に対して後ろ向きになってしまいます。
また、そもそも女性に対してアプローチできない草食系男子も少なくなく、女性と付き合うことに対しても消極的な男性も、独身になりやすい人の特徴ですね。
そして、仕事が不規則であったり、休みがあまりない多忙な職業や、転勤や出張が多い職業の場合も、相手の女性を振りまわしてしまうのではないかと思って、結婚に後ろ向きになっているケースもありますね。
仕事や趣味に夢中になっていて、恋愛や結婚に興味がいかない男性も、独身になりやすい人の特徴です。
結婚願望がないわけではありませんが、結婚をすると、趣味や仕事、スキルアップなどに費やせる自由な時間やお金が無くなってしまうのではないかと思って、結婚が後回しになっている男性もいますね。
独身になりやすい男性の特徴として、老後に対する不安がない人も多いですね。
誰でもいずれは介護が必要になりますが、経済的に余裕がある男性の場合は、老後に対しての不安も少ない傾向があります。
また、そもそも老後に関してあまり考えていないので、結婚せずに独身を貫いている男性もいます。
■結婚は「不自由じゃない」とアピールする
20代はもちろん、30代や40代の独身男性は、「生涯独身になる」という覚悟がある人は少ないものです。「チャンスあれば結婚しても良いかな」と思っているような、結婚に対して焦っていないマイペースな男性も少なくありません。
結婚を後回しにしている男性は、結婚したくないのではありません。しかし、我慢をしたり、ストレスを感じてしまうような結婚生活は送りたくないので、「結婚して関係がうまくいかず後悔したくない」「結婚を失敗したくない」と思って独身でいる男性も多いですね。
独身になりやすい男性の特徴として、「結婚は不自由なもの」と思っている人も多いので、
彼氏の良い理解者になることで、結婚に対する不安を軽くすることができます。
例えば、趣味に夢中になっている男性に対しては、休日や夜の過ごし方を、彼のペースに合わせてみましょう。恋愛や結婚をすると、相手に合わせなくてはいけないと思っている男性は多いので、無理して過ごし方を合わせなくてもいい女性になることで、結婚に対して前向きになるきっかけになります。
また、彼の趣味に興味を持って話を聞いたり、一緒に趣味を始めて楽しみを共有することも、家に帰るのが楽しみになるので、結婚に対してアプローチしやすくなりますね。
■トラブルがあった時は親身にサポート
また、男性が結婚を意識するのは、トラブルがあった時です。普段は一人で快適に過ごしていたり、「一生独身でいい」と思っている男性も、ケガや病気をした時は心細さを感じますし、孤独死するのが怖いと感じることもあります。
そのような時に、親身になって世話をしてくれたり、支えてくれる女性に対して結婚を意識する男性は多いですよ。
■他人の幸せな姿を見る
例えば、他人の結婚式に参列したり、生まれたばかりの赤ちゃんに会うと、自分も結婚したくなるものです。他人の幸せな姿を見ると、このまま独身で良いのか不安になることもありますね。
他の人の幸せな姿を見ることは、結婚を意識するきっかけになる可能性がありますよ。
■程よい距離感で相手を気遣う
たとえ仕事や家事が完璧にこなせる男性でも、体調や疲れを気にしてくれたり、気遣ってくれる相手がいるのは嬉しいものです。
さりげなく相手を褒めたり、心配するような言葉を掛け、ちょっとした食べ物や飲み物をプレゼントしてみましょう。
ただし、あまりに口うるさくなったり、あれこれ世話を焼きすぎると、かえって煩わしく思われる可能性はありますので、注意は必要です。
独身を選択している男性の特徴で多いのが、結婚する必要やメリットを感じていない点です。結婚についてマイナスイメージを持っている男性に対しては、楽しい結婚生活を想像できるようなアプローチが必要ですね。