冬のオシャレの定番、ムートンブーツは、モコモコ感が可愛いあったかアイテムですが、シミや汚れがつきやすいですよね。そこで今回は、ムートンブーツをクリーニング店に出す場合の料金の相場や、自宅でできるホームクリーニングの方法をご紹介します。
【目次】
スエード生地にモコモコした裏地がカジュアルでカワイイ「ムートンブーツ」は、冬の足元の定番アイテムですよね。UGG(アグ)やEMU Australia(エミュ オーストラリア)のムートンブーツは、オシャレに敏感なオトナ女子に大人気です。
しかし、ムートンブーツは、雨や雪、泥などのシミがつきやすく、そのままにしておくとカビの原因になることもあります。
ムートンブーツは、クリーニング店に洗濯を依頼することができますが、価格は数千円程度かかることが多く、染み抜きや退色してしまったカラーを修正する色補正は別料金になっていますので、頻繁に出すのは難しいですよね。
したがって、こまめに自宅でできる簡単ケアで、お気に入りのムートンブーツのきれいを保つのがおすすめです。
ムートンブーツをホームクリーニングする前に、まずはムートンブーツの状態をチェックし、表面の汚れを落としましょう。
■ムートンブーツの状態の確認
ムートンブーツは、非常にデリケートなアイテムですので、洗濯する場合には、優しく洗う必要があります。
まずは、毛羽立っている所や、擦れてしまっている所、退色している所は、特に優しく扱うようにしましょう。
また、シミ汚れがついている場所を確認しておきましょう。
■表面の汚れを落とす
また、ムートンブーツを洗濯すると、どうしても色落ちや風合いが劣化してしまいます。
したがって、軽い汚れの場合は、ブラシでこすり落としたり、乾いた布で優しく拭きましょう。使用するブラシは、起毛皮革の靴専用のブラシや天然の馬毛のブラシ、ゴムブラシなどがおすすめです。汚れが取れにくい場合は、消しゴムでこする方法もありますよ。
ただし、ムートンブーツの表面を傷つけてしまわないように、軽くこする程度にしましょう。
また、汚れがついてしまった時に濡らしたスポンジで軽くたたくようにして砂や泥汚れを落とすことも大切です。
外出後は濡れたまま放置せず、乾燥させるようにする事も大切ですね。
ムートンブーツのホームクリーニングは、自宅にあるもので簡単にできます。
①洗浄液を作る
まずは、バケツや大きな桶に水と中性洗剤を入れて、ムートンブーツを洗う「洗浄液」を作っていきます。中性洗剤は、花王の「エマール」や、ライオンの「アクロン」のような、衣類用の中性洗剤を適量入れます。
②ムートンブーツを洗う
洗浄液にムートンブーツを漬けたら、起毛皮革の靴専用のブラシや天然の馬毛のブラシで優しくなでていきましょう。汚れが落ちないからといって何度もこするのはやめましょう。
③すすぐ
最後に、泡が出なくなるまでしっかりとすすぎをしましょう。
すすぎが足りないと、においやシミ、カビの原因にもなりますので、きちんとすすぎをしましょう。
また、中性洗剤の替わりにシャンプー、柔軟剤の替わりにリンスを使用することができますが、濃度の調整が難しいので注意が必要です。
ムートンブーツの丸洗いが終了したら、しっかり乾燥させることも、ホームクリーニングの重要なポイントです。
ムートンブーツを絞ることは難しいので、要らなくなったタオルで水気をしっかりと拭き取りましょう。
ムートンブーツをタオルでくるみ、洗濯機の中に入れ、脱水を10秒ほど行う方法もありますよ。
水気を切ったら、ムートンブーツの中に新聞紙やペーパータオルを入れて、風通しの良い日陰で2~3日ほど乾燥させます。
ムートンブーツは非常に熱に弱いので、ドライヤーや衣類用の乾燥機を使用したり、日光に長時間当てるのはやめましょう。
ムートンブーツは、丸洗いすると風合いや色が落ちますし、自宅でクリーニングするのはコツが必要です。UGGの「アグ ケア キット UGG CARE KIT」のような、ムートンブーツ専用のクリーナー」を使ってみるのもおすすめですよ。
使い方も簡単で、付属のブラシで表面の汚れを落としたら、水で薄めた「クリーナー&コンディショナー」をスポンジにつけて拭きます。その後、きれいなスポンジで「クリーナー&コンディショナー」で拭き取って乾燥させるだけですよ。
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ムートンブーツはデリケートなアイテムなので、自宅でクリーニングする場合には慎重に行う必要があります。外出から帰ってきた際に、ブラシで軽く掃除をしたり、濡れたまま放置しないことも、汚れをつきにくくするポイントですね。