新作コスメや限定品が出るとつい買ってしまいたくなる化粧品。「買い過ぎかな?」「みんなはどのくらいお金をかけているんだろう」など、1ヶ月の化粧品代の平均がどれくらいか、気になりませんか?今回は1ヶ月にかかる化粧品代や年代別の内訳、化粧品代を節約するためのポイントについてご紹介します。
【目次】
まずは、スキンケアからコスメをすべてまとめた、1ヶ月にかかる化粧品代の平均を確認してみましょう。
一般的な平均価格は、5,000円~10,000円ほどです。これはコスメのみならず、スキンケアの金額も含めた金額です。使用するスキンケアの数が多ければ金額が高くなりますし、1つの値段が高くなれば金額にも大きく差が出てきます。
スキンケアにお金をしっかりかけるタイプもいれば、コスメにお金をかけるという人もいます。お金のかけ方については、人それぞれでかなり開きがあるでしょう。
内訳の中で、コスメ代はだいたい3,000円~5,000円です。コスメに使用する金額は、どれくらいコスメが好きかによって差が出てきます。3,000円~5,000円なので、平均的にはだいたいデパコス1点、プチプラ2~3点くらいです。
コスメ自体毎日使っていたとしても、すぐになくなるものではないため、そこまで化粧品にこだわりがないという人にとっては、化粧品代はあまりかからないようです。反対にたくさん集めたいという人でも、新作が出る時期と出ない時期によって金額に差があるようです。
スキンケアに関する料金は、比較的差があります。これは使用するスキンケアの数や年齢によって差が出てくるものだと思われます。使用しているスキンケアの容量や使用量によっても、1ヶ月にかかる金額が変わってきます。
特に年齢を重ねていくとアイテムが増えたり、高いスキンケアに切り替えたりする人も多いため、高くなる傾向があります。コスメにはあまりお金をかけない変わりに、スキンケアにはしっかりお金をかけるという人もいるようです。
スキンケア自体はそこまで新作が頻繁に出るわけではないので、ずっと同じものをリピートしながら使い続けているという人が多いようです。
次に年代や世代別に主な化粧品代の使い道についてご紹介します。
20代が使用する化粧品代は、コスメがメインです。そこまでスキンケアに関するこだわりがない人が多く、スキンケアにお金をかけるよりは新作コスメにお金をかけたいと思っている人が多いです。
10代の頃のようにお小遣いやアルバイトの中でコスメを買っていた時とは違い、自分のお金で好きなコスメが買えるようになるため、新作コスメが出るとつい買ってしまう人が多いようです。
20代前半ではプチプラコスメが人気ですが、後半になってくるとデパコスを購入する人も増えてきます。プチプラを大量に購入するか、デパコスを数点買うか好みによって変わってきます。
特に春夏秋冬の新作が出る時期は、コスメの出費が増える人が多いようです。
30代はコスメとスキンケアにバランスよくお金をかけています。20代の頃よりもお金に余裕があっても、結婚して子育てをしている人は時間がなくなってきます。
そのせいでプチプラばかりになってしまう人もいますが、ケアに時間を掛けられない代わりに、少し高級ラインのスキンケアを使用する人も増えてきます。コスメに関しては、20代ほど新作を購入することがなくなるので、コスメとスキンケアにかかる金額は、同じくらいになる人が多いようです。
デパコスアイテムは1つ持っているだけで顔が決まりやすく、テクニックいらずで使えるものも多いので、そういったアイテムを購入する人も多いです。
40代になってくると、スキンケアにお金をかける人が増えてきます。40代になって肌の乾燥が気になってくると、しっかり保湿できてエイジングケアもできるようなスキンケアブランドに注目する人が増えてきます。
ドラッグストアで購入できるようなものでは物足りなく感じるため、スキンケアにお金をかける人が多くなっています。
40代になると、コスメはどちらかというと自分に合ったカラーを必要に応じて購入する人が増えてきます。流行りのカラーを購入するというよりは、自分に合った色味のものが発売された時にだけ購入する人が多いです。
独身時代の化粧品代は、気になったらとりあえずお試しで購入する人が多いです。コスメを購入すること自体を楽しんでいる人が多いため、とりあえず似合う似合わない関係なしに、気になったら買っています。
デパコスに関しても、買うつもりはなかったのにカウンターでおすすめされたため購入しているという人も多いです。
なぜ買ってしまったのか?と後々後悔することもありますが、それでも新作コスメが出る度に気になって購入を決意している独身の女性は多いようです。
なかなかコスメにお金をかけられないような人は、安くていいものを見つける天才です。普段なかなかコスメを見に行くことができない上に、デパートのカウンターに子供を連れていくことはなかなかできません。
そのため、ネットを使った情報収集により購入するコスメを決めています。もちろんデパコスを通販で購入することもありますが、安くていいものがいいに越したことはありません。
ネット上の口コミなどをチェックし、自分に合うかどうかをしっかり見極めてから購入するため、化粧品代が無駄になることはほとんどありません。
おすすめの化粧品代のかけ方について、スキンケアからご紹介します。
スキンケアといえば、なんとなく化粧水や美容液などにお金をかけた方が良いと思っている人が多いですが、実は違います。どちらかというと、洗顔やクレンジングにこだわりを持った方が、肌の状態がよくなります。
洗顔やクレンジングの洗浄力が高すぎると、肌に必要な皮脂などの潤いも一緒に洗い流してしまうことになります。肌の潤いを保つためには、洗浄力が穏やかで、肌の潤いを守りながら洗えるようなアイテムを選ぶことが大切です。
ただしっかり落ちるという理由だけでクレンジングや洗顔を選ぶのではなく、肌の潤いを守りながら洗えるものを選ぶようにしましょう。
洗顔やクレンジングは高ければ高いほどいいというわけではないので、穏やかな洗浄力で洗えるアイテム選びをするのがおすすめです。
化粧水を選ぶ時は、わざわざ高いものを選ぶ必要はありません。大切なのは、どんな潤い成分が入っているかどうかです。基本的に化粧水には保湿成分が配合されているため、普通肌であればどんな化粧水を使っても肌にしっかり水分を補給できるはずです。
しかし、肌質が乾燥肌だったり敏感肌だったりすると、自分に合う化粧水が変わってきます。肌に潤いがあまりないタイプの場合は、できるだけセラミドやヒアルロン酸など、高保湿な成分が入っているものを使うようにしましょう。
化粧水を選ぶ時は金額で選ぶというよりも、自分の肌質に合っているかどうかをチェックしてから選ぶのがおすすめです。
スキンケア代を安上がりに済ませたいという場合、アイテムをいくつも使用する必要はありません。肌にしっかり潤いがあって、保湿できているのであれば化粧水と乳液のみで十分です。
大切なことは、しっかり保湿されているか、ということなのでアイテム選びは慎重に行う必要があります。自分の肌に必要なものがしっかり補えるアイテムを使うことで、少ないアイテムでも十分健康的な肌を保つことができますよ。
化粧水と乳液だけではなかなか肌が潤わない、という場合は、クリームか美容液をプラスするのがおすすめです。クリームを使ってよりしっとりさせたり、保湿成分がたっぷり入っている美容液を使って保湿したりしましょう。
乳液を使用せずにクリームを使ってもOKなので、自分の肌には何があっているのかをしっかり見極めた上でアイテム数を増やしたり、アイテムを変えたりするのがおすすめですよ。
続いて、プチプラのおすすめスキンケアをピックアップしてご紹介します。
スキンケアを行うには、まずは落とすケアを大切にするのがポイント。キュレルのジェルメイク落としは、乾燥の原因となる洗い流しすぎを防ぎながら、汚れやメイクをしっかりと落としてくれるアイテムです。
アクアレーベルのホワイトケアローションは、保湿力たっぷりの化粧水です。とろみのあるテクスチャーで肌に馴染ませやすく、肌をしっとりと整えられます。
気兼ねなくたっぷり使える大容量のスキンケアアイテムをお探しなら、ナチュリエのハトムギ化粧水がぴったり。コットンにたっぷりと染み込ませてコットンパックをするもよし、顔と同時に体の保湿に使うもよし。シンプルな処方なので、安心して使用できるでしょう。
メラノCCのしみ集中対策 美容液は、プチプラながらコストパフォーマンスが高いと人気のアイテムです。ベタつき感がなくスッと馴染むので、使い心地の良さを感じられるでしょう。
ちふれのエッセンシャルクリームは、うるおいを与えながらもベタつかないテクスチャーのアイテム。伸びが良いので肌馴染みが抜群。乾燥によって生じがちな小ジワなどへの対策としても活用できます。
おすすめの化粧品代のかけ方のコスメについてご紹介します。
ベースメイクは夏用と冬用に分けるのがおすすめです。ファンデーションをたくさん用意する必要はありませんが、せめて夏と冬に分けて使った方が、仕上がりがきれいになります。
夏用は崩れにくく作られており、冬用は保湿重視で作られています。なかなかどちらも両立するのは無理なので、きれいな仕上がりを望んでいるのであれば、プチプラでもいいので2種類持っておくといいでしょう。
化粧下地については、保湿系の下地は1つ持っておいた方がいいです。化粧崩れがどうしても気になるという場合にのみ、部分用下地を持っておくのがおすすめです。
ベースメイクをなるべく安く抑えたいという人には、BBクリームやクッションファンデーションがおすすめです。1つでベースメイクが完成するようなアイテムを1つ持っておくと、とても便利です。
時間がない人にとっても救世主となるアイテムなので、できるだけ少ないアイテム数にしたいなら、オールインワン系のベースメイクを使用してみるといいでしょう。ただ、カラー展開が少ないものが多く、自分の肌に合わないこともあるので、色選びには十分に注意するようにしましょう。
アイメイクに使用するものは、正直プチプラでも十分です。今のプチプラアイシャドウやアイライナーはとても優秀で、デパコスに負けないような発色と持ちの良さに進化しています。
プチプラのアイテムでも、色展開が豊富なものばかりで、十分アイメイクを楽しむことができますよ。化粧品代を節約したいという人であれば、アイメイクはデパコスを無理して購入せずに、安い価格帯のアイテムを使うといいでしょう。
リップを購入する時は、値段よりも似合う色を見つけるのがおすすめです。リップは顔全体に血色感を与えるとても大切な役割をしています。だからこそ、リップは自分に合った色味のものを選ぶのが大切です。
プチプラにもたくさんのリップがありますが、その中で自分に合ったカラーを見つけられたならそれで十分です。自分に合うカラーがイマイチわからないという人は、デパコスのカウンターに行っていろいろなカラーを試してみると良いでしょう。
プチプラはなかなか試しに塗ってみることができないため、自分に合う色味を知りたいのであれば、デパコスの方がおすすめですよ。
化粧品代を節約しながら、きれいに保つ方法についてご紹介します。
きれいなメイクに仕上げるためには、とにかく丁寧にメイクすることが大切です。プチプラのアイテムを使用しているとしても、しっかり肌になじませて使っていれば、そこまでプチプラ感が出ることはありません。
特にベースメイクをし上げる時は、顔全体にムラがないようになじませることが大切です。全体的にムラがあったり、肌の色と合っていなかったりすると、安っぽく見られてしまうこともあります。
マスカラのダマや、ラメ落ちなどによって安く見えてしまうこともあります。きれいに仕上げるためには、スポンジを使ってなじませたり、コームを使ってまつげをとかしたり、アイシャドウベースを乗せたり、ひと手間を面倒くさがらないことで、プチプラでもきれいな仕上がりを保つことができますよ。
化粧品代を節約しながら、きれいに見えるためには、自分に似合う色味を見つけることが大切です。自分に似合っていない色味でメイクをすると、どこかしっくりこない印象に仕上がることがあります。
最近ではパーソナルカラーが一般的になってきているため、自分に似合う色味もわかりやすくなってきました。ぜひ簡易的なものでも構わないので、自分に似合う色味が何なのか1度調べてみると良いでしょう。
自分に合った色味を使ってメイクをするだけで、顔全体の明るさや透明感が大きく変わってきます。これはデパコスでもプチプラでもまったく同じことなので、自分に合った色味を調べて、色味を味方につけるメイクを楽しみましょう。
化粧品代をあまりかけたくない人は、必ず口コミをチェックするようにしましょう。コスメは1日使ってみないと本当のよさがわからないことが多いです。購入したのに無駄になった!ということがないようにするためにも、できるだけ購入前に口コミをチェックするようにしましょう。
口コミをチェックする時に重要なことは、悪い口コミです。悪い口コミを見て自分の肌質や年齢層、悩みが似ていたら要注意ということになります。また、SNSでの口コミも重要なヒントになります。
SNSではそのアイテムについて本音でつぶやいている人が多いため、気になったアイテムがあったら、SNS上で検索をかけてみるのもおすすめですよ。
化粧品代をできるだけ節約しながらきれいでいるためには、どうしても欲しいものについては妥協しないのもポイントです。本当に自分が気になって、これ以上に自分にぴったりだと思うものがない!と思えるほど気になったアイテムなら、金額を気にせず購入するのも1つの手です。
確かに安くていいもので揃えることも重要ですが、自分が直感的にいいと思ったものなら、たまに購入するのは十分ありです。節約しなければいけない時は我慢が必要ですが、たまにはご褒美で購入してみるのもおすすめですよ。
値段以上の価値があるものもたくさんあるので、そんなアイテムと出会えた時は妥協せずに購入してみましょう。
化粧品代を節約しながらもきれいでいるためには、化粧したらしっかり落とすという基本的なことも重要です。肌の状態がきれいであれば、使用するコスメを増やさなくても買い替えなくてもOKです。
自分をきれいに見せるためには、できるだけ化粧を落とさずに寝るということや、ベースメイクが落としきれていないということがないようにしなければいけません。
できるだけ化粧はしっかりと落として、スキンケアもたっぷりと丁寧に行って、肌のコンディションを整えておくようにしましょう。
ここからは化粧品代を節約するための方法についてご紹介します。
化粧品代を節約するためには、サンプルを使うことがおすすめです。特にコスメカウンターに行くと、無料でサンプルがもらえることがあります。もちろん接客は受けなくてはいけませんが、購入を迷っているコスメがあれば、サンプルを貰って使ってみるのもおすすめですよ。
ただし、コスメカウンターはただサンプルを配っているわけではなく、購入に繋げるために配っています。サンプルだけを使いたいからと伝えてしまうと、サンプルがもらえないこともあるので、購入を迷っているという旨をしっかり伝えて、カウンセリングなども受けてからもらうようにしましょう。
化粧品代を節約するためには、コスメのサブスクリプションを使用するのもおすすめです。最近では1,500円程度の金額で毎月コスメボックスが届くサービスが増えてきています。
中に入っているコスメは1,500円以上のものばかりで、化粧品代を節約しながら新商品を試せることもありますよ。スキンケアだけでなくコスメが入っていることもあるので、できるだけ節約したい、いろいろなものを試したいと思っている人におすすめですよ。
化粧品代を節約したいのであれば、フリマサイトを利用するのもおすすめです。最近ではフリマサイトにもたくさんのコスメが出品されています。未使用のものもあれば、数回使用した中古品もあるので、衛生面が気になる人には向かないですが、気にならないのであれば安くコスメを手に入れることができます。
自分が使用しなくなったコスメを出品すればお金が入ってくるので、さらにコスメ代を浮かせることができます。どうしても欲しいものがあって、できるだけ安く手に入れたいという人は、フリマサイトを1度覗いてみるといいでしょう。
デパコスを1年で1番安く手に入れることができるものといえば、クリスマスコフレです。クリスマスコフレは、デパコスでもかなり割安で手に入れられるものが多いです。
1つ1万円程度の金額でも、4~5点ほど入っているものがほとんどなので、1つあたりの金額にしてみるとかなり割安になります。クリスマスコフレは毎年ブランド側も力を入れているので、かわいらしいコスメがたくさん手に入りますよ。
お得なキットがたくさんあるので、クリスマスコフレの時期にまとめ買いして1年使う、という方法もありますよ。
最後に、プチプラでも満足度が高いコスメをご紹介します。
ロレアルパリのインファリブルフレッシュウェアファンデーションは、軽い付け心地なのにしっかりカバーします。皮脂や汗にも立ち向かい仕上がりが1日続きます。薄く密着して毛穴をしっかりカバーします。
ちふれのルースパウダーは、ふわっと柔らかな肌に仕上げるパウダーです。自然なツヤをまとった透明感のある肌を作ります。化粧崩れを防いでファンデーションの持ちを高めます。すべすべできめ細やかな肌を保ちます。
excelのリアルクローズシャドウはまぶたに極上のツヤ感を与えるアイシャドウです。しっとりとリッチな質感で、重ねやすい極上のテクスチャーです。デリケートな目元を保護するスクワランが配合されています。
CANMAKEのクリーミータッチライナーは、チョコレートのようにとろける付け心地のアイライナーです。肌の上をすべるようにラインが引けます。一度密着するとしっかり密着するので、1日中きれいな状態が続きます。
MAYBELLINEのSPステイマットインクは、鮮やかに唇を彩るマットリップです。落とすまで塗りたての仕上がりが続きます。食べた後も色持ちキープで、飲んでもカップに色味がつかないほど唇に密着します。
本記事では、化粧品代について詳しくご紹介しました。意外にも自分がどれくらい使っているか、他人はどれくらいなのか知らなかったという人も多いのではないでしょうか?最近ではプチプラコスメでも十分デパコスに負けないほどの仕上がりを保つことができています。プチプラもデパコスも上手に取り入れながら、メイクを楽しんでくださいね。