飛行機での移動時間は、少しでも体を休めるために睡眠をとりたいと思うもの。しかし中には、どうしても眠れず、疲れだけが溜まってしまう方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、飛行機で寝れない原因や対策法をご紹介します。
【目次】
飛行機での長い移動時間は、到着したときのために少しでも睡眠をとって体を休めていきたいですよね。
しかし、飛行機の中ではどうしても寝れないと悩む方も多くいるようです。
■飛行機で寝れない原因
・機内のうるさい音が気になる
・座席が狭くてリラックスできない
・足が伸ばせず、リクライニングもあまり倒れない
・無事に到着するか不安がある
飛行機内では、睡眠の妨げになる原因がいくつもあるので、寝れないのも仕方のないことかもしれません。
しかし、原因を分かった上で対策方法を取り入れていけば、機内でもぐっすり寝れることができ、快適なフライトを過ごすことができるので、ぜひチェックしてみてください。
飛行機で寝れないときの対策方法は、事前に準備することが大切です。
ですので、ぐっすり寝れるようにするためには「逆算」がポイントになります。
そこで注目してほしいのが睡眠時間。
人間には体内リズムがあるので、睡眠に適した環境であってもいつもバリバリ働いている時間帯のフライトであれば寝れなくなってしまうそうです。
しかし海外旅行などであれば、日本時間の昼間に眠らなければならないこともありますよね。
そんなときは、前日や当日の睡眠時間を短めにしておきましょう。
あえて寝不足気味にしておくことで、フライト中に自然と眠くなりますよ。
到着後のことを考えて、おしゃれを重視する方も多いでしょうが、締め付けのある服などでは当然飛行機内でも寝れない原因になってしまいます。
ぐっすり寝るためには、リラックスさを重視したいので、自分が楽だと思う服装で飛行機に乗ることをおすすめしますよ。
一番は、スウェットやジャージのような動きやすいラフなものがいいでしょう。
家から空港までの間、スウェットなどでは行けないという方であれば、空港に着いてから飛行機に乗る前に着替えておくと安心です。
いつも飛行機で寝れないという女性なら、飛行機に乗る前にストレッチをしておくこともおすすめですよ。
狭い座席では足を伸ばすことができず、同じ体勢のまま現地まで行かなければならないので、体の痛みが気になって寝れなくなってしまうことがあります。
しかし体を十分にほぐしておくことで、心身の緊張をほぐすことができ、血行を良くすることが期待できるのです。
ストレッチには、血流の改善はもちろん、リラックスを促す副交感神経を刺激する効果もあるので、自然な眠気に繋げることが期待できます。
足首をクルクル回したり、全身を大きく伸ばして上体を左右にひねったり、簡単なストレッチで大丈夫です。
また、機内でも空きスペースで体を動かしたり、座った状態でかかととつま先の上げ下げをしたりすることは、エコノミークラス症候群の予防にもなるといわれています。
飛行機で寝れない方は、もしかすると座席が関係しているのかもしれません。
窓側か通路側か、前方か後方か、右側か左側かなど、いろいろあるかと思いますが、睡眠をとるなら左列の窓側がいいそうです。
コックピットに向かって左側の窓側シートは、中心から外れているので、わずかではありますがスペースが大きく確保されているからだといわれています。
また、前方はエンジン音が最も静かで、後方は隣が空席になる可能性が高いともいわれているので、ぜひ座席選びにも注目してみてください。
飛行機で睡眠を優先するなら、飲み物にも気を付けたいところ。
なぜならコーヒーやお茶に含まれているカフェインには、覚醒効果や利尿作用があるので、睡眠の妨げになります。
実際に「コーヒーを飲むと寝れない」という経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。
また、アルコールをたくさん飲みすぎることも睡眠の妨げになるので、水分補給をするなら水やノンカフェインの飲み物をもらうようにしてみてください。
飛行機で寝れない方は、あらかじめ快眠グッズを用意しておくことも有効です。
■用意しておきたいおすすめの快眠グッズ
・アイマスク
・ネックピロー
・耳栓よりも静かなノイズキャンセリングイヤホン
・自分の好きな音楽とヘッドホン
・ブランケット
・自然音などが聞ける快眠アプリ
リラックスできたり、自分の世界に入れるようなグッズを用意しておけば、睡眠モードに入ることができますよ。
飛行機で寝れない原因と対策法をご紹介しました。
寝れない原因がいくつもある過酷な機内でしっかり睡眠を取るためには、事前の準備が必要になりそうです。
CAさんが実際に実践している方法もありますし、ぜひ取り入れられそうなものを試してみてくださいね。