たらこのように分厚い唇のことを、たらこ唇といいます。最近では厚みのある唇がセクシーだと言われていますが、実際にはコンプレックスに感じている人も多いです。たらこ唇の特徴や解消する方法、メイクで唇を小さく見せる方法をご紹介します。
たらこ唇の人は、唇の両方が分厚いという特徴があります。唇のどちらかが厚い場合は、あまりたらこ唇とは言いません。上下が厚く、存在感がある唇です。たらこ唇の特徴として、上下の唇がどちらも1cm以上ある人のことを指します。
上下の厚みを合わせて2.5cm以上になってくれば、かなり唇の存在感が増します。唇が分厚い女性はセクシーだと言われています。さらに唇の厚さは1:1.5がベストバランスだといわれているので、たらこ唇でも黄金バランスであれば、唇がきれいに見えます。
しかし、たらこ唇をコンプレックスに感じてしまっている人の中には、リップメイクが楽しめないという欠点を抱えている人も。唇に濃い色味を乗せてしまうと、唇ばかりが目立ってしまうので、なかなか自分の好きなリップメイクを楽しむことができません。
たらこ唇を目立たなくする方法についてご紹介します。
■口角を常に上げておく
たらこ唇を目立ちにくくするには、口角を上げるように意識することが大切です。口角が上がっていれば、横に唇が広がるので、自然とたらこ唇が目立ちにくくなります。表情も明るく見えるので、できるだけ笑顔でいること、口角を上げて生活することを心がけましょう。
■鼻呼吸を意識する
たらこ唇の中には、口呼吸が習慣化してしまっているケースも。口呼吸をすることで、唇が前に出てしまっている可能性があります。たらこ唇を目立たなくするためには、まず口呼吸をやめて、鼻呼吸を意識するようにしましょう。
■メイクで薄く見せる
日常の中で簡単に目立ちにくくする方法は、メイクです。メイクを使うことで、唇を薄く見せることができますよ。身近なアイテムで簡単にできるメイク法を使えば、たらこ唇を目立ちにくくしながら、自然なリップメイクを作ることができます。
たらこ唇には、NGなメイク方法があります。唇が目立ってしまうNGなリップについてご紹介します。
■しっかり輪郭を縁取る
たらこ唇は、しっかり輪郭を取るようなリップメイクは、似合いません。ましてや、派手なカラーのリップを塗ってしまうと、よりたらこ唇を強調させてしまいます。唇の大きさをより目立たせてしまうようなメイクには、注意しましょう。
■マットなリップ
たらこ唇の場合、マットなリップはあまりおすすめしません。マットなリップは唇が平面に見えてしまうため、余計唇の厚みを強調してしまいます。意外にもツヤリップの方がたらこ唇を強調させるように感じますが、マットリップの方が実は悪目立ちしてしまっています。
■何も塗らない
たらこ唇が嫌だからといって、何も塗らないのはNGです。たいていの人の唇は、くすみがあります。そのまま何も塗らない状態だと、唇のくすみが目立ち、たらこ唇が目立ってしまうのです。何も塗らなければ目立たないというわけでもないので、注意しましょう。
■口周りの影をそのままにしておく
意外にも盲点となっているのは、口周りの影です。唇の周りには年齢を重ねると、くすみや影が目立つようになってきます。ここをしっかりカバーしていないと、唇に影ができてより唇が強調されてしまいます。
たらこ唇を解消するためのメイク方法についてご紹介します。
■リップクリームをしっかり塗る
まずはリップクリームを使って、唇の保湿を行いましょう。唇が乾燥していると、コンシーラーが割れて汚くなってしまいます。そうならないためにも、リップクリームでしっかり保湿してから、リップメイクをスタートしましょう。
■口周りのくすみをコンシーラーで消す
まずは口周りのくすみを、コンシーラーで消します。口角の下と唇の境目の部分に、くすみがある人が多いです。この部分が目立つだけで一気に老けて見えるので、しっかりとコンシーラーを乗せて、くすみを解消していきましょう。
■残ったコンシーラーで、口の輪郭を隠す
くすみを消すために使ったコンシーラーの、余った分を使って口の輪郭を隠していきます。この時に使用するコンシーラーは、ある程度赤みをカバーできるものを使った方が、輪郭をカバーしやすいです。
唇の形がしっかり隠れるように、コンシーラーを乗せていきます。
■唇の中央にリップを乗せる
グラデーションリップを作っていきます。唇の中央部分に好きなリップを乗せます。そして、指を使って中央から外側にかけてぼかしていきます。あまり外側までぼかしすぎないように意識しましょう。
たらこ唇についてご紹介しました。コンプレックスに感じている人も多いですが、厚さのある唇はとてもセクシーです。メイクの力を使えば、少しだけ目立ちにくくすることができるので、ぜひ試してみてくださいね。