女性を魅力的に見せてくれるデコルテ。鎖骨のラインがきれいに出ていることで、女性らしく華奢な印象を与えてくれます。今回は、デコルテ痩せを叶えるためのポイントを紹介します。
【目次】
美しいデコルテのラインにあこがれていても、残念ながらなかなか理想のデコルテにはならないもの。みなさんはデコルテにこのような悩みはありませんか?
■鎖骨が埋もれている
デコルテで一番多い悩みは、鎖骨が埋もれてしまっていることです。
鎖骨が浮き出たデコルテは、女性らしさの象徴。美意識が高い女性にとっては、デコルテのフォルムも美の要素として重要なポイントです。また、鎖骨がくっきり見えることで、女性らしいだけでなくスッキリした印象を与える効果あり。
首とデコルテがほっそりしていると、マイナス3kgくらい痩せて見える効果が期待できます。
ただし、痩せすぎも考えもの。鎖骨だけでなくその下のあばら骨まで浮き出てしまうと、キレイというよりも貧相な見た目に。
ダイエットをするとデコルテから痩せてしまうという女性も多いです。きれいなデコルテを目指すなら、マッサージやエクササイズなどピンポイントでアプローチしましょう。
■むくみ
デコルテには、頭部を支える筋肉があります。しかし、あまり活発に動かす機会が少ないので、老廃物がたまりやすくむくみがち。
リンパマッサージで老廃物を排出しやすくすることで、むくみを解消し、スッキリと見せられるでしょう。
■乾燥
季節によっては、デコルテも乾燥してカサつきがち。乾燥はあらゆる肌トラブルを引き起こす原因となってしまうため、デコルテまでスキンケアは欠かせません。
特に秋冬はセーターなどの衣類に水分を吸収されてしまうので、毎日保湿ケアをする必要があります。
■シワ
顔に比べて、どうしてもケアがおろそかになってしまうのがデコルテ。首からデコルテにかけては年齢が出やすい部位なので、顔と同様にスキンケアを行うことがきれいに保つ秘訣です。
■日焼け
デコルテは、意外に日焼けしやすい部位なので、顔と同様日焼けケアが必要。顔はしっかりと日焼け対策をしてデコルテ部分だけしないと、顔とデコルテ部分の色に差が出てしまい、ファンデーション選びに苦労することも……!
さらに、トップスのネックデザインやネックレスによって日焼けに色ムラが出てしまう可能性もあるので、気をつけましょう。
デコルテ痩せを叶えたくても、そもそも鎖骨が見えない!という人も多いでしょう。一体なぜ鎖骨は埋もれてしまうのでしょうか。考えられる原因は以下の通りです。
体内の脂肪分が多ければ、当然デコルテにも脂肪がついて鎖骨が埋もれる原因に。
また、デコルテ部分のむくみによって鎖骨が出にくくなることも。
肩こりや姿勢が悪いことでデコルテに老廃物がたまり、体全体が太っていなくても鎖骨付近がふっくらしてしまうケースもあります。
痩せているのに鎖骨が見えないという方の中には、そもそも鎖骨が見えにくい骨格である場合も。
筋トレで鎖骨付近の筋肉を鍛えたり、姿勢を良くしたりするなど。自身に合った解決法を見つけることが重要です。
肩こりに悩む女性は多数。慢性化してしまうと、肩や背中の筋肉が凝り固まってしまい、鎖骨にも悪影響あり。
リンパの流れが悪化する原因となり、むくみにもつながります。
きれいなデコルテを目指す時に見落としがちなのが「姿勢」。
背中が丸くなり肩が上がる「猫背」や、肩が前面に傾いている「巻き肩」などは、鎖骨が埋もれる原因です。
鎖骨は横一直線のラインに沿うのが理想的な形。肩が内側に入っていると、首や腕が前方に出て鎖骨が目立たなくなります。
■内巻き肩に注意!
スマホはもはや生活必需品ですが、暇さえあればスマホを見ているという方は内巻き肩に注意。
内巻き肩になると、腹筋が弱ってお腹周りの脂肪が増えます。その結果良い姿勢をキープできなくなり、デコルテにとってはまさに負のスパイラル。
腹筋が弱くなることで、背骨が曲がり、鎖骨がどんどん内側に縮こまってしまいます。これは、首と鎖骨の筋肉が繋がっているのが原因。
鎖骨の筋肉を鍛えれば、良い姿勢を長時間キープしても疲れにくくなるという効果も期待できます。
鎖骨が埋もれて見えない状態だと、実際はそうでなくても首が詰まって見えるもの。全体的にバランスが悪く、決してスタイルが良いとは言えない見た目に。
また、鎖骨が目立たない代わりに、二の腕が目立ちやすくなる傾向も。同じくらいの太さでも、鎖骨が出ているかいないかによって見た目に差が出ます。
つまり、鎖骨が埋もれていると、上半身が太って見えてしまいがちになってしまいます。
美しい鎖骨とは、両手を前に出した時に鎖骨のくぼみに指3本分の第一関節がすっぽり収まるのが条件だといわれています。
この条件をクリアできていない場合は、デコルテを始め肩や背中の筋肉が凝り固まっている可能性が高いです。
習慣的にマッサージなどを取り入れてきれいな鎖骨をキープできれば、デコルテはもちろん首や二の腕にも嬉しい変化が表れるでしょう。
鎖骨が見えないと、太って見えるという見た目のデメリットの他にも様々な悪影響あり。
特に、生まれつきではなく、以前は見えていたのにいつの間にか鎖骨が消えた……。という方は、他の部位に悪影響が表れやすいです。
■肩こり
姿勢が悪いことで鎖骨が埋もれてしまう場合は、肩こりの症状も出やすいはず。
初期症状はわかりにくいですが、対処しないとどんどん悪化して、腕が上がらなくなってしまうこともあるので気をつけてください。
■呼吸しにくくなる
深い呼吸をする時には、肋骨を大きく開くために肩甲骨を使います。
肩甲骨と鎖骨はつながっていますが、鎖骨が埋もれて肩こりの症状がひどくなると、呼吸を助ける様々な筋肉が凝り固まって呼吸が浅くなる場合も。
鎖骨周りの筋肉を押さえた時に痛みを感じたら、凝っている証拠。呼吸が浅いと感じるのであれば、軽くマッサージしてほぐすだけでも効果があるでしょう。
■むくみ・冷え性
むくみが原因で鎖骨が埋もれている場合も。
適度に浮き出た美しいデコルテをキープするには、日常的にマッサージなどで血液やリンパの流れを良くしてむくまないようにすることが重要。
特に鎖骨の周りは、顔や首の血流に関係するので、顔のむくみを引き起こします。
さらに、リンパの流れが悪くなると、疲労物質などの有害物質や、体内で不要となった水分を取り除くことができません。
リンパ管は全身に張り巡らされているので、鎖骨付近で流れが悪くなれば当然全身にも悪影響あり。顔だけでなく、足までむくみの症状が表れ、冷え性の原因にもなるでしょう。
女性から見て美しい鎖骨には、いくつか条件があります。
ひとつ目は、真正面から見た時に真っ直ぐに横に伸びていること。本来鎖骨は少々湾曲しているのが普通ですが、横にまっすぐ伸びていることで女性らしい華奢な印象が強くなります。
ふたつ目は、鎖骨の形が左右対称であること。美しい顔の条件と同じく、左右がシンメトリーの状態がきれいなラインを形成。
これらの2つの条件を満たしているデコルテなら、自然に肩から腕にかけてのラインも美しく見えます。
世の中には様々なダイエットがありますが、デコルテが痩せるダイエットというのはあまり聞いたことがないはず。
そもそも美しいデコルテとは、鎖骨がうっすら浮き出て華奢な印象を与えるのが条件。
全体的に痩せているからといって鎖骨がきれいに出ているとは限らず、逆に、太っていても鎖骨がくっきり出ている人もいます。
デコルテ痩せとは、デコルテが痩せる方法ではなく、いかにきれいなデコルテを作るかが肝心!
以下のような解決法が効果を発揮します。
■鎖骨まわりのリンパマッサージ
鎖骨周りのリンパマッサージをすることで、リンパの流れを改善。デコルテのむくみを解消して、鎖骨が埋もれてしまうのを阻止します。
■肩まわりのストレッチ
肩や肩甲骨周りなどを丁寧にストレッチすることで、鎖骨周りの筋肉もほぐれます。
普段はあまり動かすことのない部位なので、急に激しく動かすと筋肉痛になることも。じんわりと筋肉を伸ばすとほぐれやすいので、ゆっくり動かすことを意識しましょう。
■正しい姿勢
姿勢が悪いと、鎖骨付近に脂肪がつきやすくなる可能性あり。
正しい姿勢をキープすれば、筋肉のつき方も変わり、むくみも解消されてデコルテに脂肪がつきにくくなります。
■ツボ押し
デコルテに老廃物がたまらないようにするには、ツボ押しも効果的。
鎖骨のくぼみの中央あたりに位置する「欠盆(けつぼん)」や、首の根元と肩の先の真ん中に位置する「肩井(けんせい)」など。肩こりに効くと言われているツボがおすすめです。
■深い呼吸
呼吸が浅いと、鎖骨周りの筋肉があまり使われません。
常に深い呼吸を行っていれば、それだけで鎖骨周りがよく動いて筋肉にも刺激を与えることができます。
日常的に深い呼吸を意識して、たまには両手を大きく広げながら深呼吸してみましょう。
鎖骨が埋もれてしまうのを改善するには、普段の生活習慣やスキンケアが重要ポイント。
日頃から意識的に気をつけることで、筋肉のつき方も変わり、鎖骨がむくみにくくなる効果も期待できます。
デスクワークで座りっぱな人や、猫背のせいで肩が丸まっている人は鎖骨が埋もれてしまいがち。
きれいなデコルテを目指すなら、まずは姿勢を維持する筋肉を鍛えることが大切です。
座るときは、お尻を椅子の奥までグイッと入れて、骨盤を立てるようにするのがポイント。仕事中も、上体を起こして背筋が伸びていることを意識しましょう。
女性らしいデコルテになるには、むくみを解消してツヤ肌をキープする必要あり。
マッサージなど外からのアプローチはもちろんですが、食事で内側からきれいになるのも効果的です。
まずは、むくみ解消を意識した食生活に。塩分の摂りすぎやアルコールの飲み過ぎは控えて、たんぱく質、ビタミン、カリウムなどを積極的に摂るのがおすすめですよ。
糖分はたんぱく質と結びついてコラーゲンを硬化してしまうので、甘いものは極力控えた方が良いでしょう。
また、適度に水分を摂らないと、体内で水分を溜め込んで逆にむくみが発生するので要注意です。
紫外線は、女性の大敵!シワやたるみの原因になるので、デコルテも顔と同じく日焼け対策を欠かさないようにするのがポイント。
紫外線は曇りの日でも降り注いでいるので、毎日の日焼け止めはマスト。デコルテは汗をかきやすい部位なので、塗り直しも忘れないようにしましょう。
デコルテ痩せを叶えて鎖骨がきれいに見えていても、肌がきたない状態では台無し。
顔のスキンケアと同じように、デコルテもたっぷりの化粧水で潤いを与えてから、美容液やクリームで蓋をするのが基本。
また、デコルテの肌トラブルを防ぐには、清潔に保つことも重要。
お風呂でデコルテを洗う時は、ナイロン製のタオルやスポンジでゴシゴシこすらないようにすること。デコルテの皮膚はデリケートなので、顔と同じくきめ細かい泡で優しく洗います。
洗い残しはニキビや毛穴トラブルの原因となるので、しっかりと流しましょう。
実は、美しいデコルテを作るには、毎日使う枕も重要な要素。
高すぎる枕は、首が前に傾き、姿勢が猫背になることで首にシワができます。逆に低すぎる枕は、頭が後ろに反ってしまうので、体に負担がかかることも。
枕の高さは、仰向けに寝た時と同じ姿勢をキープできるのが目安。
夜寝苦しさを感じたり、朝疲労感が残ったりするようなら枕の高さが原因かもしれません。デコルテをきれいにするだけでなく、健康のためにも自分に合う枕を選ぶようにしましょう。
デコルテ痩せに効果的なマッサージは、リンパを刺激してむくみを解消するのが効果的。
様々な部位をほぐしながら、リンパの流れをスムーズにしましょう。
STEP1.マッサージを始める前に、首から鎖骨に続く筋肉をしっかりと伸ばします。
STEP2.右手を首の左付け根部分に、反対側も同じようにして手をクロスした状態に。手のひらは首元を包み込むように添えます。
STEP3.2.の状態のまま手のひらのみを上に引き上げて、耳の下まで優しくなぞるようにマッサージ。下から上にゆっくり動かすのを、10回繰り返します。
STEP4.3.が終わった状態から、首のカーブに沿って親指以外の4本指で鎖骨の下まで移動させます。スーッと一気に下ろすのがポイント。
首はリンパが滞りやすい部位でもあるので、しっかりと下に流してスムーズにしてあげましょう。こちらも10回繰り返します。
STEP5.鎖骨とバストを結ぶ大胸筋上にあるリンパを流します。軽くこぶしを握り、曲がっている第二関節を押しあてるようにするのがポイント。
胸の谷間の上に位置する骨から、肩の方に向かってらせんを描くようにマッサージします。中央から外側に向かって、老廃物を移動させるように広範囲をマッサージしてください。
まずは小さめのらせんで5回、その後大きめのらせんで5回繰り返しましょう。
STEP6.仕上げに、わきの下にある大きなリンパ節に流し込みます。
親指以外の4本指を使って、わきの下の手前を小さい円を描くようにグルグル回しながらマッサージ。親指を固定しながら4本指を動かすことで、ポイントからブレずにマッサージできます。
20回ほど繰り返し、反対側も同じように行いましょう。
デコルテをマッサージするときには、肌が乾いた状態でしてしまうと摩擦してしまい肌を痛める可能性もあります。デコルテのケアもかねてマッサージをするときにはすべりを良くするクリームを使うことがおすすめです。
Biore(ビオレu) の角質まで浸透するうるおいミルクは素肌と同じ弱酸性で、赤ちゃんからお年寄りまで幅広く使える肌に優しいボディクリームです。有効成分が角質層まで浸透して、潤いが長持ちします。
片手でも出せるポンプタイプなので、使い勝手が良いのも特徴。無着色、無香料、アルコールフリーの上に、ドラッグストアで購入できるお手軽なプチプラ商品です。
パリで活躍する日本人セラピストによるコスメブランド「SHIGETA(シゲタ) 」。そもそもはクライアントのために開発した商品ですが、品質の良さが評判となり今では世界中の女性から大人気。
完全なるオーガニックでありながら、驚くほど効果が実感できるのが人気の理由。こちらは、女性が持つ内側からの美しさを引き出す、魔法のようなボディーオイル。
肌に潤いを与えるのはもちろん、女性らしい滑らかな肌へ。デコルテは意外と視線を集める部位ですが、日々のケアに取り入れれば自信をもって露出できるようになるでしょう。
NEAL'S YARD REMEDIES(ニールズヤードレメディーズ)のアロマティックマッサージオイルは、ハーバルフローラルの癒される香りに包まれながらマッサージができるアイテム。マッサージをしながらリラックスモードに入れるので、体の芯までほぐすことが可能。なめらかで伸びやすいテクスチャーが特徴です。
デコルテ痩せには、エクササイズも有効!
普段あまり動かす機会が少ないデコルテですが、習慣的にエクササイズすれば筋力もアップ。
どれも簡単なエクササイズなので、スキマ時間を有効利用して行ってください。
鳥が羽を広げるように、腕を上下に動かすエクササイズ。首、肩、胸の前部、肩甲骨の血行が改善されて、むくみを解消すると同時にデコルテラインをきれいにする効果あり。
また、鎖骨、胸骨、肩甲骨を動かすことで、大胸筋や僧帽筋、広背筋など、上半身の主要筋肉を刺激。デコルテ周りのリンパの流れや血行がスムーズになります。
STEP1.両腕を頭の上まで上げます。この時、腕の前側は鎖骨に、裏側は肩につながっていることを意識しながら上げていきます。
STEP2.頭の上で、左右の手の甲を合わせます。
STEP3.ゆっくりと両腕を下ろしていき、お尻あたりで両手の指先を合わせます。手のひらでなく、甲側の指を合わせてください。
ポイントは、腕の動きに合わせて頭も上下させること。腕を頭上まで上げた時は、両腕で頭を挟むようにしましょう。
鎖骨の周りから背中へと伸びる「僧帽筋(そうぼうきん)」は、普段あまり使われる機会が少ないので凝り固まってしまいがち。
その結果、鎖骨が引っ張られて位置がズレてしまい、きれいなラインをキープできないことも。
また、僧帽筋は比較的大きな筋肉なので、凝り固まることで筋肉量が落ちて、代謝も悪化。太りやすく痩せにくいという負のスパイラルに陥る前に、僧帽筋をうまく動かすエクササイズを行いましょう。
STEP1.両足を肩幅に開いて立ち、胸を張った状態で正しい姿勢を意識しながら両手を真っ直ぐ上げます。
STEP2.そのままの状態で、肩を耳の後方に向かって持ち上げてから下ろします。この動きを10回繰り返しましょう。
ポイントは、手を真っ直ぐに上げるのがポイント。頭の位置から前に出てしまうと、肩甲骨をしっかりと上下させることができないので気をつけてください。
テレビを見ながらでもできる簡単なエクササイズなので、毎日習慣的に行うのがおすすめです。
首が凝り固まってしまうことで、肩が前に出て姿勢が悪くなり、デコルテにも悪影響あり。
こちらのストレッチは、頭の先から背中まで一直線のまま動くので、首筋や背中に効きます。また、首回りの筋肉を鍛えながら柔軟性をアップさせて、スラッと伸びた美しい首筋を作ることができるでしょう。
STEP1.椅子に腰かけた状態で背筋を伸ばし、片方の腕を上げて虹を描くようにゆっくりと前から後ろに動かします。
STEP2.腕を後ろに引いた時は、床と平行になるくらいまで伸ばします。目で指先を追うことで、耳の下から鎖骨の中央に伸びる筋肉を鍛えることができます。
デスクワークの間にも行えるので、首や肩の凝りを感じた時に行ってみましょう。
ストレッチによって、上半身の筋肉を正しい位置に補正することで美しいデコルテに!
鎖骨だけでなく、周辺の筋肉にアプローチできるストレッチを行いましょう。
首→肩甲骨→大胸筋→三角筋をストレッチでほぐせば、血流やリンパの流れもよくなりむくみが解消。ほど良く筋肉を刺激して、正しい姿勢を保ちやすくなる効果も期待できます。
STEP1.首を曲げる時や回す時に使う「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」のコリをほぐすための首のストレッチをします。
正面を向いて、首を真っ直ぐにした状態からゆっくりと真横に傾けます。この時傾けた方と反対側の首筋が伸びるのを意識します。
STEP2.首を傾けた状態から、ゆっくり首を回します。左右それぞれ交互に3~5回ずつ繰り返します。
STEP3.耳の下から首の前方に伸びる胸鎖乳突筋に沿って、手のひら全体で撫でるようにマッサージします。
STEP4.次は首から背中に広がっている僧帽筋のストレッチ。ほぐすことでデコルテ痩せや血流を良くする効果があります。
両足を肩幅に軽く開いて真っ直ぐに立ち、正面を向きます。両腕を真っ直ぐにした状態で後ろに回し、手を組みます。
STEP5.手のひらを裏返して肩を開き胸を張ります。そのまま頭を下げて、上体を前に曲げます。
この時組んだ両手は上へ。肘を曲げないようにして、限界まで伸ばして10秒間キープします。
STEP6.次は肋骨を覆っている大胸筋のコリをほぐすストレッチ。
両足は肩幅に開き、左右それぞれ500mlの水が入ったペットボトルを持って、両腕で胸の前に円を作ります。
STEP7.息を吸いながら腕を左右に開き、真っ直ぐに伸ばした状態で体の真横にきたら5秒間キープします。
STEP8.そのままさらに後方に腕を開き、胸を前に突き出します。
STEP9.息を吐きながら、ゆっくりと腕を閉じて元の状態に戻します。10回を1セットとして3セット行いましょう。
STEP10.最後は肩を覆っている三角筋のストレッチ。リンパを刺激して、むくみを解消する効果があります。
両手をそれぞれの肩の上に軽く置いて、ゆっくりと肩を回します。前後それぞれ10回ずつ行います。
後ろに回す時は、大きく回すよう意識すると背中の筋肉がしっかりと伸びるでしょう。
デコルテ痩せに効果的な、肩、肩甲骨、腕などのストレッチには、アイテムを取り入れるのもおすすめです。
La-VIEののびーる チューブは、両端をそれぞれ両手で握ってストレッチを行うだけで、ほど良い負荷がかかって効果もアップします。ぷにゅっとした触り心地が気持ち良く、毎日のストレッチが楽しみになるかも♡
コンパクトなので持ち歩きにも便利。仕事中にササッとストレッチを済ませたい時にも役立つでしょう。
鎖骨のラインがきれいに出ている理想的なデコルテなら、胸元が開いたトップスも自信をもって着こなすことができます。ぜひご紹介したデコルテ痩せの方法を試してみてください。