ヘルシーで低糖質なわかめを使ったスープは、ダイエット中に活躍してくれる満腹感を得やすいメニューです。そこで今回は、わかめスープダイエットの効果や方法、おすすめレシピをご紹介します。
【目次】
■ローカロリーなわかめでお腹が膨らむ
カロリーが低くヘルシーな印象のあるわかめは、ダイエットメニューの定番になっている食品ですよね。
実際、わかめは、100g当たりのカロリーは16kcalで、糖質量は2g程度となっており、ダイエット中に安心して食べられる海藻類です。
低カロリーで低糖質なわかめを使ったわかめスープは、水分も摂取できるので、お腹がいっぱいになりやすいのがメリットです。
水分を摂ることで、老廃物も排出しやすくなります。
■わかめの成分「フコキサンチン」でダイエット
また、わかめがダイエット中に食べられることが多いのは、わかめに含まれる「フコキサンチン」が脂肪燃焼に効果的といわれていることも理由の1つです。
■新陳代謝アップ
そして、わかめに含まれる「ヨウ素」は、甲状腺ホルモンの原料となります。甲状腺ホルモンが増えると、基礎代謝をアップを期待できるのが魅力です。
■ミネラル補給ができる
その他にも、わかめにはビタミン類やミネラル類が多く含まれています。ビタミン類やミネラル類は、体の調子を整え、美肌や美髪などの美容にも欠かせない栄養素です。
■食物繊維が豊富
そして、わかめは、水溶性食物繊維がたっぷり含まれています。水溶性食物繊維は、腸内で水に溶け、糖質の吸収をゆるやかにしてくれますので、血糖値の急上昇を抑える効果があります。血糖値が上昇すると、血糖値を下げようとしてインスリンが分泌され、これが脂肪を溜めこむ原因になってしまいますので、ダイエット中は水溶性食物繊維を摂るのがおすすめです。
また、水溶性食物繊維は、腸内環境をととのえて、お通じの改善をサポートしてくれます。食物繊維と水分を一緒に摂れるわかめスープは、便秘解消にぴったりですね。
そして、お通じが改善されれば、体内に溜まっていた老廃物もデトックスできますし、血行も改善されますので、エネルギー代謝もアップしますよ。
さらに、わかめに含まれる食物繊維の「アルギン酸」は、不要な塩分やコレステロールなどを排出するサポートをしてくれます。
わかめスープダイエットは、いくつかの方法があります。
■①食前に食べる
例えば、食前にわかめスープを食べるダイエットは、血糖値を上がりにくくしてくれます。わかめスープを食べる分、その後の食事のカロリーや糖質量は減らしてみましょう。食事の量を減らしても満腹感を得やすいですね。
■②食事と置き換える
そして、1日1食~3食を1週間置き換えるのもおすすめです。
また、食事制限は無理のない範囲で行い、リバウンドの元になりますので、置き換えダイエットは1週間程度に留めておきましょう。
■③おやつや夜食として
その他にも、小腹が空いた時にわかめスープを食べるのもおすすめです。ヘルシーなおやつや夜食として取り入れてみましょう。
■生わかめがおすすめ
わかめには、生のわかめや塩蔵わかめ、乾燥わかめや茎わかめなどの種類があります。わかめの旬の3月~5月の間だけ販売されている生わかめは、他のわかめよりも栄養価が高いので、旬の時期は生わかめを食べましょう。
生のわかめは、一度湯通しして、下処理をしてから使用します。
塩蔵わかめは、スープに使用する前に10分程度水に浸した後、水洗いしてから使いましょう。
■わかめスープの選び方
わかめスープに入れる具材は、カロリーや糖質の少ない野菜類や、シメジやエリンギなどのキノコ類、わかめ以外の海藻類がおすすめです。
ダイエット中に筋トレを行う場合や、置き換えダイエットを行う場合は、筋肉の元となるタンパク質を補給することが大切です。
したがって、わかめスープに脂身の少ない赤身の豚肉や牛肉、鶏の胸肉、魚などを加えてみましょう。大豆や豆腐もいいですね。
市販のわかめスープを購入する場合は、カロリーや糖質量をチェックしましょう。インスタントのわかめスープにも、野菜やきのこ類、肉や魚、大豆や豆腐などを加えてみましょう。食べ応えをアップして、栄養不足にならないようにしましょう。
市販されている卵スープや中華スープなどにわかめを加えてもいいですね。
■調味料に注意
わかめ自体は淡白な味なので、スープの味付けを濃くしてしまうと塩分の摂りすぎになってしまいますので注意しましょう。薄味でもたくさん飲むと塩分が高くなってしまいます。
また、市販されているインスタントのわかめスープも塩分が高めなので注意しましょう。
■わかめの食べ過ぎには注意
そして、わかめには、甲状腺ホルモンの材料となるヨウ素が含まれています。食べ過ぎるとホルモンバランスが崩れてしまいます。
1日のわかめの摂取量の目安は、乾燥わかめは30g、生わかめは300g以内に留めておきましょう。
ヘルシーで高タンパクなササミを使ったわかめスープは、ダイエットにぴったりのメニューです。
鶏がらスープの優しい味わいが、疲れた心を癒してくれますよ。
血行促進やデトックス効果が期待できる玉ねぎは、ダイエット中に摂りたい食品の1つです。
しょうがや豆板醤が体を温めてくれる具だくさんのわかめスープは、食事と置き換えても満足感のあるメニューですね。
脂肪燃焼をサポートしてくれるお酢を使ったわかめスープは、手軽に作れる酸辣湯スープです。
たっぷりのレタスで食物繊維も摂れるので、ポッコリお腹の改善にも役立ってくれるダイエットメニューですね。
栄養価が高く、プチプチとした食感が楽しいもち麦を使ったわかめスープは、血糖値の上昇を緩やかにしてくれるヘルシーなメニュー。
ダイエット中はごま油の量を控えめにしてカロリーを抑えるのがおすすめですよ。
白練りごまで旨味と栄養素をプラスしたわかめとキムチのスープです。
食物繊維やビタミンB群、カプサイシンなどがダイエットに効果を発揮する成分がたくさん入ってます。
キムチは加熱してしまうと乳酸菌が死んでしまうため、食べる直前に加えてください。隠し味に焼肉のタレを入れると味変しますよ。
ヘルシーで体に良いわかめですが、食べ過ぎるとホルモンバランスが崩れてしまう可能性があるので注意したいですね。わかめスープをダイエットメニューに取り入れる際は、低糖質でローカロリーな食材でかさましして、満腹感を得やすくするのがおすすめですよ。