数あるマリンレジャーの中でも比較的手軽で、人気のアクティビティといえば「シュノーケリング」!今回は、シュノーケリングの服装をご紹介しつつ、気になるメイクや髪型の問題、必要な持ち物などの絶対に知っておきたいポイントを徹底解説します。
【目次】
子供から大人まで年齢性別問わず、手軽かつ安全に楽しむことができる「シュノーケリング」。パイプ状の呼吸器を装着し、浅い水中を遊泳しながら美しい海中の景色を楽しむマリンレジャーです。そんなシュノーケリング体験を前にして、服装にお悩みの女性も多いはず。初めてでも失敗しないよう、事前にしっかりとチェックしておきたいところです。
そこで今回は、シュノーケリングを体験する際の服装について徹底解説します!水着以外に必要なものや水着を忘れた時の対処法、髪やメイクの問題、さらには地域別にシュノーケリングで注意すべきポイントまで一挙ご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
まず大前提として、シュノーケリングを楽しむ際には「水着」の着用が必須です。さらに後ほど詳しくご紹介しますが、水着の上には「ウェットスーツ」を着用します。その際に素肌のまま着用すると、衛生的にあまり良くないことから、ワンクッション挟むという意味合いを込めて水着を着用しなければなりません。
さらに素肌のままウェットスーツを着用すると、肌が擦れて痛めてしまう可能性もあるため、肌の保護のためにも水着は必須。また、水着を仕込んでおけば、休憩中にウェットスーツを脱ぐことができるところもメリットの一つだと言えるでしょう。
先ほどもお伝えしたように、シュノーケリングでは「水着」の上に「ウェットスーツ」を着用したスタイルが基本。ツアーでシュノーケリングに参加する場合には、大抵ウェットスーツが用意されているので、ご自身で用意する必要はありません。ウェットスーツを着用する理由はズバリ、肌の保護、防寒、日焼け対策などが挙げられます。
ウェットスーツの下に着用する水着は、基本的にはどんなタイプでもOK。ただし、ゴテゴテとした飾りがついている水着だと上からウェットスーツを着用しにくい場合もあるため、できる限り金具やリボン、スカートなどの装飾がないシンプルなデザインのものを選ぶのがベターです。
シュノーケリングに参加する方の中には、うっかり水着を忘れてしまう方もいらっしゃいます。せっかく心待ちにしていたシュノーケリングなのに、水着を忘れて参加できないだなんて勿体無い!そこで、水着を忘れた時の対処法についてご紹介します。
水着の代わりに着用できるのは、濡れても良いTシャツと薄い生地の短パン。水を吸って重くなるような、デニムなどのお洋服を避ければ、どんなものでも構いません。またその際には、お洋服の下に下着を着用してもOK。ただしその場合、下着の替えを忘れないようにご注意ください。
ここまでで、シュノーケリングでは「水着」が必要であることは分かったものの、他には何が必要なのか気になるところ。そこで、シュノーケリングで用意しておくべき持ち物や、あったら便利なものについて一挙ご紹介します。ぜひ参考にして、荷造りに役立ててください。
■シュノーケリングの必需品
・水着
・日焼け止め
・タオル
・着替え
・ビニール袋
■シュノーケリングであったら便利なもの
・ラッシュガード
・水中カメラ
・スマホの防水ケース
・サンダル
・酔い止め
シュノーケリングを楽しむ際に、女性が頭を抱えるのが「髪型」や「メイク」の問題。シュノーケリングでは必ず髪や顔が濡れてしまうため、普段通りのスタイルで参加すると、大変なことになってしまうかも。
そこで髪型は、水中で邪魔にならないようにしっかりと束ねておくのがベター。例えば、きっちりと毛先までまとまる「おだんごヘア」なら、水中でほどける心配もないでしょう。さらにメイクは、ウォータープルーフの日焼け止めのみがおすすめ。ゴーグルをつけているからと、バッチリとアイメイクを済ませて参加する女性もいらっしゃいますが、小さな隙間から水が入り込んでメイクが滲む可能性があるのでおすすめできません。
シュノーケリングでは、女性ならば絶対に「紫外線対策」を行いましょう。日差しの強い夏はもちろんのこと、油断しがちな春や秋にも注意すべき。と言うのも、水面に浮かんで遊泳するシュノーケリングでは、太陽の光の海面からの照り返しをダイレクトに受けてしまうため、非常に日焼けしやすいからです。さらに、海中では日を避けられる場所なんてありませんので、どのシーズンでも必ず紫外線対策をしてください。
そこで顔はもちろんのこと、手足までしっかりと日焼け止めを塗りましょう。必ずウォータープルーフタイプの日焼け止めを塗った上で、何時間もシュノーケリングを楽しむ場合には、必ず塗り直してください。また、ウォータープルーフではない通常のタイプの日焼け止めは、含まれる金属粒子が海の中に溶け出して海の生き物に悪影響を与えるため要注意です。
日本人に最も親しみのある南国といえば、「ハワイ」。ハワイには美しいビーチが数多くあり、例えば、『天国の海』として話題の「カネオヘ・サンドバー」、全米で最も美しいと言われる「ラニカイビーチ」、青く澄んだ透明の海が魅力の「ハナウマ湾自然保護区」などが、シュノーケリングに人気のスポットです。
ハワイのシュノーケリングツアーでも、最低限水着を用意しておけば参加できます。またウェットスーツを着用せず、ライフジャケットのみの着用でシュノーケリングを楽しむツアーも非常に多いため、日焼けが気になる方は「ラッシュガード」を用意しておくと安心です。
日本でシュノーケリングを楽しむなら、何と言っても「沖縄」がおすすめ!本島で気軽にシュノーケリングをやってみるのも、圧倒的に透明度が高い離島の海でツアーに参加して楽しむのも良いでしょう。そんな沖縄では、3月でもシュノーケリングを楽しむことが可能。海水気温が低くプランクトンが少ないため、海の透明度が高いところも、この季節のシュノーケリングの魅力的なポイントです。
沖縄本島で非常に人気があるのが、「青の洞窟」のシュノーケリングツアー。青の洞窟とは、海水の浸食によってできた洞窟であり、太陽の光が射し込むと神秘的に青く輝く美しさが人気の秘訣です。沖縄へご旅行の際には、ぜひ青の洞窟のシュノーケリングツアーに参加してみてください!
ボートシュノーケルとは、ビーチから離れた場所へボートで赴いてシュノーケリングを楽しめるアクティビティ。一般的にはツアーで参加する形となるため、ビーチでのんびりと楽しみたい方には向いていないかもしれませんが、綺麗どころをピンポイントで楽しめるところが魅力的です。
さらにビーチと比べると、水深の深い場所でシュノーケリングができるため、珍しい魚に出会えるかも。少し沖の方に出るだけでも、サンゴや魚のボリューム、種類が大きく変わってくるので、水中の世界を存分に楽しみたい方にぜひともおすすめします。服装はビーチシュノーケリングと同じで問題ありませんが、ボートの上ではウェットスーツを脱いで待機しますので、パーカーや半ズボンを用意しておくと良いでしょう。
いかがでしたか?今回は、シュノーケリングの服装から絶対に知っておくべきポイントまで一挙ご紹介しました。シュノーケリングでは、水着にウェットスーツを着用したスタイルが基本。メイクはできる限りせずに、肌はウォータープルーフの日焼け止めを塗る程度に。髪型は、おだんごヘアのようにきっちりと束ねてまとめると、海中でも安心です。ぜひ参考にして、万全の準備でシュノーケリングを楽しんでください!