毎日使う毛布は、定期的に洗濯やクリーニングをして、ダニやカビ、臭いを除去して、清潔な状態をキープしたいですよね。そこで今回は、毛布の洗濯方法をご紹介します。
もこもことした厚手の毛布や、サイズの大きな毛布は、自宅の洗濯機には入らないので、クリーニングを依頼する方も多いですが、クリーニング費用は決して安いわけではありませんよね。シングルサイズの毛布でも1,000円以上のクリーニング代がかかります。
したがって、薄手の毛布やシングルサイズの自宅の洗濯機で洗える毛布は、自分で洗うのがおすすめです。厚手の毛布や大きなサイズの毛布も、コインランドリーの大きな洗濯機でしたら洗濯可能です。
■毛布を洗濯する頻度
毎日使う毛布は、使っている間に汗や皮脂などで汚れてしまったり、臭いがつく場合もあります。また、ダニや細菌が繁殖していることも少なくないので、定期的に洗濯を行いたいものです。
毛布の洗濯は、月に1、2回程度の頻度で行っているという方が多いですね。
頻繁に洗濯しない場合は、毛布にカバーをかけて使用すると、毛布事態に汚れが付着してしまうのを予防できます。毛布を天日干しや布団乾燥機、布団用掃除機、除菌スプレーなどを活用して毛布のケアをするのもおすすめですよ。
■洗濯機で洗えるかどうかは取り扱い表示をチェック
自宅で毛布を洗うことができるかどうかは、毛布の成分表示や洗濯表示がされている取り扱い表示のタグを確認しましょう。
洗濯機マークや手洗いマークが記載されている場合は、自宅で洗うことができます。
■傷めてしまう可能性がある
ただし、自宅の洗濯機で洗う場合は、毛布がよれてしまったり、色落ちや生地を傷めてしまう可能性はあります。二枚合わせ毛布や厚手の毛布を洗う場合には注意が必要ですね。
■電気毛布の場合
毛布の中でも、電気毛布は、種類によって洗えるものと洗えないものがあります。また、洗い方も、洗濯機で丸洗いできるものもあれば、手洗いが指定されているものもあります。
電子機器部分は取り外して洗うのが一般的ですので、故障しないように注意して洗いたいですね。
■よく晴れた日を選ぶ
また、毛布は厚手でサイズも大きいので、乾きにくいアイテムです。毛布を洗濯する際には、よく晴れた日を選ぶようにしましょう。
しっかり毛布を乾燥させないと、ニオイやカビ、ダニの繁殖の原因になってしまいます。
そして、濡れた毛布は重いので、洗濯バサミで挟むような干し方はできません。物干し竿2本に掛けて干すなど、きちんと乾くような干し方をするようにしたいですね。
ただし、日陰に干すように取り扱い表示に指定されている場合は、直射日光の当たらない場所に干すようにしましょう。
■洗濯前に毛布の汚れをチェック
毛布を洗濯機に入れる前に、毛布の全体の汚れを確認します。汚れが固まっている場合は、洗濯機で洗う前に、部分的に手洗いを行い、汚れを落としましょう。
■重量オーバーに注意
また、8kgの洗濯機の場合、シングルサイズの毛布の場合は1~2枚程度、ダブルサイズの毛布の場合は1枚程度洗えます。
自宅の洗濯機が何キロまで入るのかを確認し、重量制限をオーバーしてしまわないように注意したいですね。
■洗剤も洗濯表示をチェック
また、使用する洗剤も、洗濯表示を確認してから使用しましょう。ウール素材の場合は、「エマール」や「アクロン」のような中性洗剤が指定されていることがあります。
特に洗剤が指定されていない場合は、一般の洗濯用洗剤を使用してOKです。ただし、おしゃれ着用の洗剤を使用した方が毛布の風合いを損なうことなく洗えますね。また、蛍光剤や漂白剤入りの洗剤は避けた方が良いですね。洗う前に目立たない場所に洗剤をつけて、色落ちしてないかチェックしてから洗濯すると安心です。
最後に柔軟剤を使用することで、ふっくら仕上がります。
■洗濯ネットを使用する
洗濯機を使って毛布を洗う場合には、毛布用の洗濯ネットに入れてから洗うようにしましょう。洗濯ネットは、ホームセンターはもちろん、ダイソーやセリアのような100均でも購入できますよ。
■単品で優しく洗う
また、毛布は、他のアイテムとは分けて洗います。洗濯機の「毛布コース」や「手洗いコース」で、優しく洗うようにしましょう。
洗濯機で洗える毛布の場合、自宅の洗濯機に入らない場合は、コインランドリーの洗濯機を使用しましょう。
コインランドリーは12kg~25kgの大型の洗濯機も使用できることが多いですね。価格は800円前後が相場となっています。持参したおしゃれ着用の洗剤や柔軟剤などを使用するのがおすすめです。
また、自宅で洗濯した後に、コインランドリーのドラム式乾燥機だけ利用する方法もありますよ。ただし、毛布の種類によっては、乾燥機が使用できない場合もありますので、取り扱い表示のチェックを忘れないように注意したいですね。
毛布が洗濯機に入らない場合や、近くにコインランドリーがない場合、手洗い表示になっている場合は、バスルームの浴槽を使って毛布を洗濯しましょう。
バスタブにぬるま湯とおしゃれ着用の洗剤を入れてから、毛布を入れ、足で踏みながら押し洗いしていきます。
数回以上はすすぎを行い、仕上げに柔軟剤を使用して、しっかり水分を絞ってから干すようにしましょう。
毛布を自分で洗濯する場合には、洗濯表示を確認し、毛布を傷めないように洗うことが大切です。よく晴れた日に洗濯を行い、しっかり乾燥させることも重要ですね。