フィンランドと言えば、北欧デザインやムーミンの出身地などなど、おしゃれなイメージがたっぷりの国。フィンランドに旅行に行くときは、どんな服装がベストなのでしょうか?季節ごとの気候をもとに、おすすめの服装をご紹介します!
【目次】
■基本的な気候
国土の3分の1が北極圏にある国、「フィンランド」。
当然ながら冬のシーズンはとても寒く、また冬の期間も日本より長くなっています。
寒いとは言っても同緯度の他の国と比べると比較的気候は穏やかで、その理由はノルウェー沿岸を通る暖流の影響から。
短いですが春や秋もあって四季がはっきりした国です。
6月から7月にかけて白夜(真夜中でも太陽が沈まない現象)の時期があり、極夜(太陽が一日も登らない現象)は12月から1月にかけて起こります。
フィンランドは南北に長い国のため、首都であるヘルシンキ(南部)と北部では温度や日照時間の差があります。
ここではヘルシンキの平均気温をもとにおすすめの服装を紹介しているので、訪れる地域に合わせてコーデを変更してみてくださいね。
■旅行に適した時期は?
フィンランドはどの季節にもいいところがありますが、旅行の時期として人気なのはやはり「夏」です。
過ごしやすい6月から8月のフィンランドは、旅行を満喫するのにぴったりな時期。
逆に冬の時期については、オーロラ鑑賞目的で旅行に訪れる人たちに人気です。
・3月
2℃/-4℃
・4月
7℃/1℃
フィンランドの3月は、日本人にとってはまだまだ冬と言ってもいい寒さの時期です。
4月に入っても平均最高気温は10℃を下回る日が多いので、寒さ対策はしっかりと。
外は寒くても屋内は暖房で暑い…ということもよくあるので、アウターを脱いだらある程度軽めの服装になるコーディネートがおすすめです。
・5月
14℃/6℃
5月のフィンランドは、4月よりもぐっと気温が上がり、やっと春らしい気候を感じられる頃。
とはいえ日本で言う初冬くらいの気温でもあるので、寒さ対策も必要です。
薄手のマウンテンパーカーなど、ある程度の風を遮ることができる上着がおすすめ。
・6月
19℃/11℃
やっと平均最高気温が20℃近くになってくるフィンランドの6月。
日差しが強くなってくる時期でもあるので、帽子などでUV対策を!
薄手のシャツワンピなどを、ロールアップしたり袖を伸ばしたりして着こなすと、簡単に露出を調節できます。
・7月
21℃/14℃
日本でいう初夏くらいの気温になってくる、フィンランドの7月ごろ。
6月と同様日差しが強いので、UV対策を万全におこなっておきましょう。
涼しげな素材のシャツやパンツで、避暑地風コーデにするのもおすすめ!
・8月
20℃/13℃
最高気温が20度くらいで過ごしやすい夏の日が続くフィンランドの8月。
雨の日が多くなりがちなのもフィンランドの夏の特徴なので、体が冷えないように薄手の上着があれば安心です。
熱がこもりにくいような、通気性のいい素材を心がけましょう。
・9月
15℃/9℃
8月の下旬を過ぎて9月に入るころになると、ぐっと気温が下がって秋がやってきます。
肌寒く感じる日も増えてくるので、軽いコートなどで防寒対策を。
9月も末頃になるとさらに寒くなってくるので、機能性インナーなどで体を冷やさないようにしましょう。
・10月
9℃/4℃
・11月
4℃/0℃
10月になると最高気温が9℃、11月になると4℃くらいになり、すっかり寒くなるフィンランド。
フィンランドでは秋ですが、日本人の感覚からすると12月ごろの冬くらいの温度なので、それくらいを目安にアウターなどを選ぶようにしましょう。
・12月
1℃/-4℃
すっかり北欧の冬らしい季節になり、氷点下の凍えるような日が続くフィンランドの12月。
腰の下まで隠れるアウター、タイツ、帽子、マフラーなどで、しっかりと防寒するスタイルで過ごしましょう。
・1月
-2℃/-7℃
・2月
-2℃/-7℃
最高でも気温がマイナス状態の1月から2月。
日本と同じく、フィンランドでも一番寒い時期になります。
長い丈のアウターやタイツ、ブーツ、防寒小物などで完全防備の寒さ対策をした服装をしましょう。
画像のコーデに、さらに帽子や手袋などをプラスするイメージで!
きれいな景色におしゃれな街並み、一度は訪れてみたいフィンランド。四季があると言っても日本とはやはり少し異なる気候なので、服装選びは慎重に!平均的な気候や直近の天気予報を必ずチェックしてくださいね。