カメラマンの服装は比較的自由度が高いからこそ、頭を抱える女性も多いかと思います。そこで今回は、女性カメラマンにおすすめのコーデをご紹介します!マナーを守りつつもおしゃれを楽しめる着こなしのポイントを、丸ごとチェックしましょう。
【目次】
フリーランスとしての働き方も多いカメラマンは、服装の自由度が高く、どのようなファッションが好ましいのか頭を抱えるはず。カメラマンとしてのマナーのある着こなしにまとめつつも、常識の範囲内でおしゃれを楽しみたいところです。ここで女性カメラマンにぴったりの服装をチェックして、被写体に好印象を与えつつ、写真撮影の充実度を高めませんか?
そこで今回は、カメラマンのファッションのポイントを解説した上で、おすすめのコーディネートを6つピックアップしてご紹介します!季節やシーン別に具体的なスタイリングを提案しながら、それぞれのコーデの着こなしの秘訣まで徹底解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
カメラマンの服装に求められるポイントの一つが、ズバリ「動きやすさ」です。というのも、カメラマンはカメラを下げながら動いたり、重い機材を運んだりするシーンが多いから。スカートスタイルはNGというわけではありませんが、膝をついて撮影したり座ったりするシーンもあるので、パンツスタイルの方が好ましいと言えます。
もっと言えば、膝をついたりしても擦れることのない、デニムやチノ素材のような丈夫な生地の衣服を選ぶのがおすすめ。さらには複数のポケットがついていたりと、機能性や収納力も高いものが重宝されます。したがって、動きやすく丈夫で、かつ機能性の高いお洋服を選ぶことを意識すると良いでしょう。
さらにカメラマンは、目立つ色の衣服の着用はタブーだとされています。これはなぜかというと、被写体に色が写り込んでしまう可能性があるから。さらにカメラマンはあくまでも裏方なので、目立つような派手な服装はふさわしくないとされています。
以上より、「黒色」の衣服を着用するカメラマンも多く見受けられます。もちろん、黒色の衣服がスタンダードなだけであって、絶対的に着用しなければならないというわけではありませんが、心配ならばダークカラーのシンプルなお洋服を選ぶと良いでしょう。
カメラマンのファッションは、カジュアルでも問題ありません。実際に、Tシャツにジーンズのようなラフなスタイルのカメラマンも多く見受けられます。ただしブライダルやビジネスシーンでの写真撮影では、カジュアルではなくフォーマルな装いに。TPOをわきまえて、シーンに合った服装をチョイスするのが重要なポイントだと言えます。
さらにカメラマンは、身だしなみの清潔感を意識しましょう。例えばシャツがヨレヨレだったり、シミやシワがついていたり。そんな身だしなみではだらしない印象を与えてしまいますし、被写体も不安に思ってしまいます。したがって好印象を抱いてもらうためにも、TPOをわきまえた清潔感のある装いを心掛けてください。
ここからは、具体的に女性カメラマンにおすすめのコーディネートをご紹介していきます。まず春には、顔まわりをパッと華やかに見せてくれるような明るめカラーでシーズンムードを引き立てつつ、好印象を狙うとgood!淡く優しげな色合いを意識して、女性らしいスタイルを完成させましょう。
例えばライトベージュのカットソーに、ライトグレーとベージュのバイカラーがおしゃれなカーディガンを羽織ったスタイル。ボトムスはストレートデニムパンツ、足元はスニーカーで、リラックス感の中に女性らしさを感じる大人カジュアルコーデにまとめましょう。さらにカーディガンはコンパクトなサイズ感で、きれいめな印象をアップ。
暑い夏には、清涼感のある着こなしにまとめましょう。例えばくすみブルーのVネックブラウスを主役に、涼やかかつ清潔感に溢れたスタイルに。ボトムスはデニムパンツ、足元はスニーカーで、カジュアルに落としてあげると今っぽいこなれた着こなしが叶います。さらにブラウンの細ベルトを加え、きれいめな印象を引き立てて!
また夏場には、汗ジミが目立たない衣服をチョイスするのがマスト。汗が目立ちやすいのはグレー系の綿素材の衣服で、逆に目立ちにくいのは白や黒の柄物のポリエステル素材の衣服ですので、頭に入れておくと良いでしょう。さらに肌の露出もできる限り避け、とことん清潔感のある着こなしを意識してください。
落ち着いた雰囲気のファッションがトレンドとなる秋には、ダークトーンで大人っぽくまとめてみて。こっくりカラーでシーズンムードを高めつつ、おしゃれなカメラマンスタイルを目指しましょう。例えばジャケットを羽織り、トラッドできちんと感のある秋ファッションに仕上げてみてはいかがでしょうか。
シンプルな黒のカットソーに、グレンチェックのジャケットとスラックスを合わせたコーディネート。グレンチェックは知的な印象を与えることができる上に、季節感も引き立てることができるのでおすすめです。さらに、足元はスニーカーでカジュアルダウンして抜け感を加えることで、ジャケットスタイルもかっちりとしすぎず、親しみやすさを演出することができます。
寒い冬には、きれいめなコートをプラスして、きちんと感を演出しましょう。例えばテーラードカラーのベージュコートは、さらっと羽織るだけでコーデが一気に上品な雰囲気に。デイリーにもフォーマルにも、シーンを問わず使えるため、一着持っておくと重宝できること間違いありません。
ブラウンのハイネックトップスに、黒のタック入りパンツを合わせた、シンプルかつ落ち着いた雰囲気のコーディネート。そこにライトベージュのコートを羽織り、品良くもコーデをグッと華やかな印象へと導きましょう。さらに足元はスニーカーでカジュアルダウンすると、こなれ感のある今っぽいファッションが完成します。
ブライダルの撮影ならば、スーツの着用がマスト。ブラックスーツできちんとした装いにまとめるのが、フォーマルシーンでカメラマンに求められるマナーだと言えます。足元はパンプスで品良く決めるのがマストですが、ヒールが高いと危険ですし動き回るのに不便ですので、ある程度の高さのものをチョイスしてください。
黒のパンツスーツにVネックのカットソーで、フォーマルなスタイルに。トップスは襟付きのシャツでも良いのですが、ビジネス感が出やすいので、クルーネックやVネックを選ぶことをおすすめします。また、スーツやインナーは極力柄のないシンプルなデザインで、とことん品良く決めましょう!
運動会の撮影なら、とにかく「動きやすさ」を意識しましょう。さらに、子供達に親しみやすさを抱いてもらえるように、程よくリラックス感のある着こなしにまとめるのがベター。とは言えラフすぎると保護者にマイナスイメージを抱かれる可能性があるため、カジュアルでもだらしなく見えることのないようなスタイルを心掛けてください。
例えば、ハリ感のあるTシャツに、デニムワイドパンツ、足元はスニーカーで大人カジュアルスタイルに。運動場では膝をついて撮影するシーンも多いので、ボトムスは丈夫なジーンズをチョイスすることをおすすめします。さらに運動場では砂埃が巻き上がるため、汚れても良い服装を意識してください。
いかがでしたか?今回は、女性カメラマンにおすすめのコーディネートを6パターン厳選してご紹介しました。カメラマンはあくまでも「裏方」ですので、派手ではないシンプルなスタイルにまとめるのが絶対条件。さらに撮影時には動き回るシーンもあるため、動きやすい着こなしを意識しましょう。また、基本的にはシンプルかつラフな服装で良いのですが、フォーマルシーンではスーツの着用がマストです。ぜひ参考にして、カメラマンにふさわしい服装で撮影に取り組んでください!