アイシャドウの発色が悪いのは目元のくすみが原因の場合も!年齢やスキンケアが原因でまぶたが茶色っぽくなると、どうしてもくすみがちに。そんな時は、アイシャドウでくすみを飛ばしてしまいましょう!
【目次】
目元がくすんでいると、肌全体の血色が悪くなり、何となく疲れた印象を与えてしまいます。
そもそも、目の周りの皮膚は非常に薄くてデリケートで刺激に弱い部分。紫外線などの外的刺激をはじめ、スキンケアやメイクによってもダメージあり。
いくら肌がきれいでも、くすみがあることで台無しになってしまうのが一番の悩みです。
■血行が悪い
目元の皮膚は薄いうえに、多数の血管がある部位。血行不良になると、皮膚の下の血管が透けて、肌がくすんで見えてしまいます。
目の周りの血行が悪くなるのは、眼精疲労が原因の場合が多いので、日頃から目をいたわる必要あり。蒸しタオルやホットアイマスクを活用しましょう。
■乾燥
目元が乾燥すると、肌のハリがなくなりくすんで見えがち。また、アイメイクをしっかり落とせていないのも、乾燥の原因に。
さらに、目元の皮膚は薄いので、目をこすっただけでも乾燥してしまいます。
スキンケアでしっかり保湿することがくすみケアにもつながるでしょう。
■色素沈着
メイクをしっかり落としたのにまぶたがくすんでいるのは、メラニン色素が沈着している可能性も。
メラニン色素は、紫外線などの刺激から肌を守ろうとして生成されます。健康な肌であれば、ターンオーバーの際に排出されるので色素が肌に残ることはありません。
しかし、紫外線を浴びたりターンオーバーの周期が乱れることで、本来排出されるはずのメラニン色素が沈着。
また、アイメイクの仕方によっても、肌が刺激を感じてメラニン色素が生成されることがあるので気をつけましょう。
■まぶたがくすんでいる
ベースであるまぶたの色がくすんでいれば、当然アイシャドウもくすみカラーに。
まぶたの皮膚は薄いので、ファンデーションを厚塗りすると余計にくすんでしまいます。
まぶた専用のファンデーションやコンシーラーを活用して、くすみを取り除いてからアイシャドウをオンするのが得策です。
■まぶたに湿気が残っている
まぶたに水分がある状態でアイシャドウを塗ると、変色する場合も。
スキンケアやファンデーションの水分が残っていると、見たままの色にならずくすんで見えることがあります。
■肌タイプに合っていない
肌タイプは、大きく分けて「ブルべ肌」と「イエベ肌」の2種類。それぞれに似合わないカラーのアイシャドウを塗ることで、うまく調和せずくすんで見えることも。
ブルベの場合は、ブルーがかったピンクやパープルなど。イエベの場合は、暖色を使うと発色が良くなり肌の上でくすむ心配もないでしょう。
目元のくすみをカバーするには、アイシャドウ選びも重要。くすみを飛ばして明るい肌をキープするためのポイントを押さえておきましょう。
くすみ色のアイシャドウを塗っているわけでもないのに、なぜかまぶたがくすんで見える。そんな時は、アイシャドウベースを使うのがおすすめ。
アイシャドウベースでまぶたをワントーン明るくすれば、上に塗るアイシャドウのカラーも明るめに。
アイシャドウベースには、美容液成分が配合されている商品もあるので、くすみ改善や予防にも役立つでしょう。
■オレンジ
オレンジには、血色を良く見せる効果あり。
最近は「くすみオレンジ」を取り入れるメイクが人気ですが、くすみをカバーしたいなら明るめのオレンジの方が○です。
■イエロー
子供見えが気になるイエローアイシャドウは、ハイライトのように使うことで肌トーンがアップ。
特にイエベ肌の方は、イエローがくすみを飛ばして、肌に透明感を与えてくれます。
■ピンク
アイシャドウの定番カラーであるピンク。ふんわりした優しげな雰囲気に仕上がるモテカラーでもあります。
大人女子に人気のくすみピンクも良いですが、元々まぶたがくすんでいる場合は、グリッターなペールピンクを使用するのがおすすめです。
■ベージュ
大人っぽいヌーディーなメイクに役立つベージュは、艶っぽいタイプを選ぶのが正解。
濡れたような艶感で、くすみをなかったことにしてくれます。
■パール
パール配合のアイシャドウなら、ナチュラルな輝きでくすみなしのまぶたに。まぶたには毛穴がないので、微細なパールでも入りこむ心配なし。
華やかでありながら、上品さも兼ね揃えたメイクが完成します。
アイシャドウの質感も、目元の乾燥を防ぐには重要な要素。
目元にのせる時の刺激を最小限に抑えるためにも、しっとりしたパウダー状のアイシャドウを選びましょう。
肌のお悩みを、あえて隠さずに活かすメイクもトレンド。まさに今は「くすみカラー」が流行っているので、まぶたのくすみを活かすのもありです。
騙されたと思って、くすみをカバーせずそのままアイシャドウを塗ってみると意外にナチュラルな仕上がりになるかも。
様々なカラーで試してみることで、新しい自分を発見することができてメイクの楽しみが増えるでしょう。
■様々なメイクを楽しめる!
元々のくすみよりもワントーン明るいカラーのアイシャドウを使えば、ナチュラルな立体感を演出。
肌に自然になじむので、いかにも「くすみをカバーしてます」感が出てしまうのを防ぐことができます。
また、まぶたにはアイシャドウを使わず、二重の幅だけにブラウンを入れるだけで外人のようなホリが深い目元に。
さらに、くすみはトレンド色の赤みブラウンやくすみオレンジともよく合います。
■アイシャドウベースをうまく活用する
まぶたのくすみをカバーするために、アイシャドウベースを使う方法も。しかし、アイシャドウベースは、明るめのカラーをそのまま表現したい時に便利なアイテム。
ブラウンやベージュなど、落ち着きカラーのベースとして使うと、元々のくすみがグレーっぽくなり、アイシャドウも濁ってしまいます。
カラーによっては、そのまま塗った方が発色が良くなるケースもあるということを覚えておきましょう。
くすみを活かすアイメイクに役立つのは、黄色み控えめのブラウン。黄色が強いと、元々のくすみに加えて黄ぐすみも発生するので気をつけましょう。
どうしても使いたい場合は、暖かみがあるブラウンやビビッドなイエローを目尻や目の下にワンポイントで。全体的なバランスを考慮しながら点でプラスしてください。
また、グレー系のアイシャドウも、余計にくすむので逆効果。使う場合は、薄くのばしてグレー感を弱めに。発色の良いブラウンと組み合わせて、暗い印象を緩和してあげると良いです。
質感は、パウダータイプよりもしっとり感のあるクリームタイプのアイシャドウがおすすめ。艶が出て軽めに仕上がります。
■くすみ部分には明るいカラーを
くすみが気になる部分全体に明るいカラーをのせて、くすみを飛ばします。しっかりめにのせる方が、仕上がりがきれいになるでしょう。
■二重の幅に中間色をオン
肌とアイシャドウの中間色にあたるカラーを、二重幅にのせることでナチュラルに。
できるだけくすんでいないカラーを使い、境目をボカしながら自然な陰影を作るのがポイントです。
■目のキワに締め色をオン
アイメイクの仕上げに、目のキワ部分に濃いめの締め色をのせます。あまり広げすぎるとカバー効果が薄れるので気をつけてください。
■コンシーラーを使うのもあり
様々な方法を試してもくすみをカバーしきれない時は、コンシーラーに頼るのもおすすめ。
まぶたに少量のせてからアイシャドウを塗ると、くすみが消えてアイシャドウの発色も良くなります。
ヘルシーな目元を演出するオレンジ系のアイシャドウ。引き締めカラーのカシスも入っているので、くすみカバーにもってこいです。
目元がワントーン明るくなるパールホワイトをベースにすれば、くすみ飛ばし効果も。プチプラの割に、見たままの発色が長持ちするのも人気の理由です。
持ち手が長い両端チップは、塗りやすいのが特徴。難しいくすみカバーのアイメイクも、ひと塗りでパパッと完成します。
CEZANNE(セザンヌ) トーンアップアイシャドウ 06オレンジカシス / ¥638
絶妙な赤みブラウンの単色アイシャドウ。目元のくすみを活かすメイクに使えば、落ち着きのある目元が完成。
ライトタッチオイル配合により、体温で溶けてサラッと伸びるテクスチャーが特徴。肌への刺激も少なく、くすみを悪化させる心配なし。
発色は薄めですが、光を透過してくすみを飛ばす効果も。他カラーとの相性も良いので、様々な雰囲気のメイクに活用できます。
excel(エクセル) イルミクチュールシャドウ IC06 チョコファッジ / ¥1,100
まぶたに密着する質感は、マットメイクが得意の「M・A・C(マック)」ならでは。カラーバリエーションが豊富なシリーズの中でも、くすみカバーに役立つのがこちらです。
ラメが光を集めてくれることで、目元がトーンアップ。大粒のラメが入ったブラウンは、一見派手ですがまぶたにのせると驚くほどなじみます。
パウダーとクリームが混ざったようなテクスチャーで使いやすく、初心者にもおすすめです。
M・A・C(マック) ダズルシャドウ ダズルスタイル / ¥3,190
アイシャドウの発色をキープする、目元専用のプライマー。ひと塗りでまぶたが滑らかになり、くすみや色ムラを目立たなくしてくれます。
密着力に優れているので、時間が経ってもヨレたり二重の幅に溜まる心配なし。テクスチャーは固めですが、肌にのせるとすぐに乾きます。
チップタイプで、塗りやすいのも嬉しい点。無色タイプなので、アイシャドウの発色を邪魔することもありません。
NARS(ナーズ) ティンティッド スマッジプルーフ アイシャドウベース 2243 MEDIUM(ミディアム) / ¥3,410
アイシャドウをうまく利用すれば、目元のくすみはすっきり解消!ご紹介したテクニックを参考にして、表情まで明るくなるようなアイメイクを完成させてください。