やや小柄で可愛らしく見える155cmの女性は、体重や体脂肪率によってはぽっちゃりして見えてしまうことがあります。そこで今回は、155cmの女性の標準体重や、理想体型になるダイエット法をご紹介します。
【目次】
155cmの女性は、やや小柄で可愛らしく見えるのがメリットです。成人男性の平均の身長は170cm程度ですので、ヒールを履いてもカップルの身長差が出るのが155cmの女性のメリットです。
■ぽっちゃりして見えやすい
しかし、155cmの女性は、小柄な分、少し太るとぽっちゃりして見えてしまうことがあります。また、痩せすぎてしまうと、子どもっぽく見えてしまうこともあるので、体型のバランスを取るのが難しい身長でもあります。
■155cmの女性の標準体重
体重は、大きく分けると「標準体重」「美容体重」「モデル体重」の3種類に分類されます。それぞれの体重は、BMI(ボディ・マス・インデックス)の値によって分類されます。
BMIは、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で求めることができます。
BMIの値は
標準体重:22
肥満体重:25以上
痩せすぎ:18.5以下
程度が目安となります。
身長155cmの女性の場合の標準体重は
1.55×1.55×22=約52.9(kg)
となります。
■成人女性の平均身長や平均体重と比べると
厚生労働省が公開している平成29年の国民健康・栄養調査では、20歳以上の成人女性の平均身長は154.1cmで、平均体重は53.6kgとなっています。
ただし、20歳~29歳の成人女性の平均身長は157.5cmで、平均体重は51.3kgとなっています。
20代の女性の平均の体重は、155cmの女性の標準体重の52.9kgよりも軽くなっていますので、実際は155cmよりも身長の高い女性が多く、155cmの女性の標準体重よりも軽い女性が多い傾向があります。
現在は、健康で病にかかりにくい体重の「標準体重」ではなく、「美容体重」や「モデル体重」そして「シンデレラ体重」を理想と考える女性が多いですね。
美容体重の方は、周囲からもスタイルが良いと思われる体型で、程よく肉づきがあり、洋服もおしゃれに着こなせる体型になる体重です。
モデル体重やシンデレラ体重は、一目で「痩せている」「細い」とわかるファッションモデルや芸能人のような体型になる体重です。中には痩せすぎだと思われることもありますので、女性らしい柔らかさや丸みがあり、なおかつシャープに見える理想の体重は、美容体重と考えられています。
BMIの数値には多少の誤差がありますが、
美容体重 :BMI20
モデル体重 :BMI17~18
シンデレラ体重:BMI18
155cmの女性の場合は、
美容体重 :1.55×1.55×20=約48.1(kg)
モデル体重 :1.55×1.55×17=約40.8(kg)
シンデレラ体重:1.55×1.55×18=約43.2(kg)
となります。
筋肉は脂肪よりも重いので、同じ155cmで45kgの女性でも、筋肉量が多い女性の方が引き締まって見えます。また、平均体重よりも軽い50kgの女性も、筋肉量が少ない場合や、体脂肪率が高い場合は、平均よりもぽっちゃりして見えてしまったり、子どもっぽい体型に見えてしまいます。さらに、20代以降は、筋肉が少ないとボディラインが緩み、たるんだようなスタイルになってしまいます。
■適度な筋肉を
155cmの女性が理想の体型になるためには、程よい筋肉をつけるようなトレーニングをするのがおすすめです。
筋肉量が多いと、基礎代謝量が上がり、自然とエネルギーを代謝してくれますので、太りにくい体になります。筋肉量が少ないと、基礎代謝量が下がり、痩せにくい体になりますし、締まりのない体に見えてしまいます。
しかし、ハードなトレーニングで筋肉質になってしまうと、女性らしさが失われてしまいますので、適度な筋肉をつけることが大切です。
■おすすめのメニュー
理想的な運動のメニューは、最初に腹筋や背筋、腕立て伏せやスクワット、プランクなどの筋トレを15分程度行い、体内の糖を消費します。
次にウォーキングやランニングなどの体脂肪を燃やす有酸素運動を20分以上行うのがおすすめです。スイミングやサイクリングも良いですね。
体を柔らかくして緊張している筋肉を緩め、運動のパフォーマンスも上がるストレッチやヨガも取り入れたいですね。
運動が苦手な方は、
・エスカレーターやエレベーターではなく階段を利用する
・通勤中に一駅歩く
・テレビやDVD、YouTubeなどを見ながら楽しくエクササイズする
などもおすすめですよ。
毎日食べる食事の内容は、美しい体型をキープするための基本となります。
155cmの女性の場合、極端な食事制限でダイエットを行ってしまうと、その時は体重は落ちますが、体がエネルギーを節約しようとして代謝が悪くなり、食事を元に戻すとリバウンドしやすくなります。また、栄養不足になることで、髪や肌のハリやツヤも失われてしまい、女性としての魅力もダウンしてしまいます。
したがって、長い目で見ると、3食しっかり食べることが大切です。
ただし
・ご飯や麺類、パンなどの炭水化物は少なめにする
・野菜やタンパク質は多めに摂る
・甘いものや脂っこいものは避ける
・満腹になるまで食べず、カロリーは1800kcal程度に抑える
・食事と食事の間は5時間以上は空ける
などには注意したいですね。
また、食事の食べ方にもコツがあります。例えば、最初に野菜を食べることで、血糖値が急上昇するのを予防することができます。血糖値が急上昇すると、インスリンが分泌されますが、インスリンには脂肪を溜めこむ作用がありますので、なるべく血糖値が急に上がらないような食べ方をすることがダイエットに効果的です。野菜の後はタンパク質を食べ、その後に血糖値が上がりやすい主食を摂りましょう。
さらに、よく噛んで、ゆっくり食べるようにするだけでも、満腹になりやすくなるので、食べすぎを予防できますよ。
また、毎日の生活習慣を変えるだけでも、ダイエットに効果を発揮してくれます。
例えば、睡眠不足になると、甘いものや脂っこいものを食べたくなってしまったり、食欲がアップしてしまうホルモンが分泌されるので、十分な睡眠時間を確保するだけでもダイエットに役立ってくれます。食事の後は、胃腸が活発に動いていますので、夕食は寝る3時間前までに食べておくと、睡眠の質を上げることができますよ。
また、座っている時や歩いている時に姿勢を正すようにするだけでも、ちょっとしたエクササイズになります。
さらに、155cmの女性は、筋肉が増えすぎても体重が増えてがっちりして見えてしまうので、マッサージや半身浴で血行の促進や代謝アップをサポートするのも、有効なダイエット方法ですね。
・平愛梨さん:45㎏
・木村カエラさん:40㎏
・倖田來未さん:42㎏
・鈴木奈々さん:45㎏
・磯山さやかさん:60㎏前後
・船山久美子さん:40㎏
・西村知美さん:42㎏
・三浦恵理子さん:43㎏
・少女時代のサニーさん:44㎏
155㎝の芸能人の体重は40㎏前半が多いです。
また、テレビでは普通体型に見えてもやはり実際は細すぎるくらいの体型の方が多いです。
体重は重くても見た目はメリハリのある健康体だったりするので、ぜひ参考にしてみてください。
身長の低い女性は、筋肉をつけて、ヒップアップ、バストアップを目指すと良いでしょう。
目線が上に向くので、背が高く見える効果もありますよ。
女性はモデルのようなスレンダーな体型に憧れることが多いですが、男性はメリハリがありつつも少しふっくらした健康的な体型を好む傾向にあります。
これは、ほどよく丸みを帯びていることで、かわいらしく女性らしい雰囲気を感じるためです。
また、触ったり抱きしめたりしたときに硬い骨の感触よりも、柔らかさを感じたいのがその理由の1つです。
体重の目安としては48kgです。
女性らしいボディラインが際立つのがこの体重なので、モテ体型と言われています。
MYTREX ANGEL
ALINCO クロスチューブ
手軽な運動やストレッチを取り入れたい方にぴったりの、エクササイズチューブです。二の腕・腕・背中などの上半身を中心に、全身のエクササイズをサポートしてくれます。テレビを見ながらや、ちょっとしたスキマ時間にも、肩こりや姿勢改善のストレッチができますよ。
足につけてトレーニングすることで自宅でも簡単に負荷トレーニングをすることができ、普段のエクササイズや筋トレにプラスすることでいつも以上の効果を期待できるようになります。
さらに、バンド1本でさまざまな足トレに応用することもできるので使い方も無限大です。
寝るだけ、座るだけで骨盤を矯正できるクッション型のダイエット器具です。
ゆれる座椅子が骨盤を刺激、正しい位置に矯正できることで下っ腹、ヒップ、全身をエクササイズすることができます。
座って使えば姿勢矯正にも使用できるので在宅ワークの人にもおすすめです。
155cmの女性の標準体重は約53kgですが、体重や体脂肪率によっては、ややぽっちゃりして見えてしまうことがあります。女性らしく美しい体型になるためには、無理な食事制限をするのではなく、筋トレをしたりヘルシーな食事を3食食べることが重要ですね。