別れる際には、お互いの感情がぶつかりやすく、その人の本性が出やすいものです。中には、別れ話をした途端、豹変し、最悪な別れになることもあります。今回は、別れ際に良い印象を残すための振る舞い方をご紹介します。
【目次】
人との別れは、最後の印象が大切ですよね。特に、恋愛の場合は、付き合っている間に、いくら楽しい思い出を作ったり、幸せな思いをしても、別れ方一つで「楽しかった恋愛」が「最悪な恋愛」になってしまうこともあります。
別れてしまえばもう会うことはないので、相手に辛い思いをさせても構わないという人もいれば、最後は良い終わり方をしたいという人もいるように、別れ方にはその人の本性や人間性が表れやすいと言われています。
彼氏や夫ともう別れるからといって、別れ際にひどい言葉を放ったり、最悪な別れ方をしてしまうと、男性から恨まれてしまうこともあります。
中には、いつまでもしつこくつきまとわれたり、誹謗中傷されたり、ストーカーになってしまったりと、別れ方が原因で関係がこじれてしまうこともあります。また、相手が人間不信になってしまう可能性もありますね。
別れるだけなら簡単です。しかし、あえて相手ときちんと話し合い、ある程度納得してもらった上で別れる方が、別れた後のトラブルを予防できます。
別れ話になり、どちらかが別れたくない場合、別れ際にお互いの感情がぶつかることも多いですよね。相手を傷つけるような言葉を言って、後味の悪い別れ方をすることは少なくありません。また、別れ際に逆切れされてしまって、彼氏の暴力的な本性が出てくる可能性もあります。
別れ話をする際には、彼女としっかりと話し合いたいという男性は多いので、たとえお互いに罵り合わなくても、連絡が取れなくなって自然消滅になるような別れ方は、いつまでも未練が残ってしまいますし、印象の悪い別れ方です。
人によっては、メールやLINE(ライン)、電話などで、顔を合わせず別れ話をされるのも失礼だと感じる人がいます。
■理由を話す
別れ話は、別れを切り出す側も辛い気持ちになります。しかし、別れる理由がわからないまま、別れ話だけをされると、納得できないまま、なかなか気持ちを切り替えることができないものです。
「もう好きじゃなくなった」「性格が合わない」などと、はっきりと理由と気持ちを伝えることが、円満に別れるコツですね。復縁できる可能性があるのではないかと希望を持たせてしまうと、いつまでも気持ちに区切りをつけることができなくなってしまいます。
しかし、相手の嫌な所やだめな所をたくさん言ってダメ出しをするのは、必要以上に相手を傷つけてしまうことです。
また「他に好きな人ができて告白されて付き合おうと思ってる」というような、浮気を疑われるような理由も、彼氏に恨まれてしまう可能性があります。
正直すぎるのも注意が必要ですね。
■感謝の気持ちは伝える
しかし、別れるからといって、彼氏との恋愛全てが悪い思い出なわけではありませんよね。デートや二人で行った旅行は、楽しかった良い思い出です。また、辛い時に慰め、励ましてくれたことも大切な思い出です。
支えてくれたことや、幸せな時間をくれたことに対しては、しっかりと感謝の気持ちも伝えましょう。彼氏の良い所を褒めるのも良いですね。
■別れ話がこじれた時は
別れ際に、怒りっぽい性格や暴力的な一面など、ネガティブな本性の一部が出てしまうことは、誰でも少なからずあります。
人を責めるようなひどい言葉を言う癖がある男性や、プライドが高くて振られたことを認めたくないような男性の場合は、別れを受け入れることができなかったり、別れ話をした途端に豹変して、別れ話がこじれる可能性があります。
別れ話がこじれた時や、別れ話をすることで身の危険を感じたり、必要以上に傷つけられそうな場合は、できるだけ人の多い場所で話すようにしましょう。人目があることで、彼氏も感情を抑えやすくなります。
また、メールやLINE、電話などで別れ話をするのも一つの方法ですね。別れ際に泣く男性のような、スムーズに別れられなさそうな彼氏に別れ話をする場合も有効ですね。
彼氏から別れたいと言われた場合、感情的になって彼氏を責めたり、ひどい言葉を投げかけると、別れ際の印象が悪くなってしまいます。彼氏は「こんな怖い本性の女性とは二度と会いたくない」と思ってしまい、復縁の可能性も低くなります。
もし、彼氏と復縁したいという気持ちがあるなら、辛い気持ちをこらえて、別れた彼氏を後悔させるような振る舞いをしたいですね。
例えば、別れ話をする彼氏は「恨まれても仕方がない」と思っています。しかし、別れ際にこれまでの感謝の気持ちを伝えたり、これからの生活を応援するような言葉を投げかければ「器の広い彼女」「いい女だった」と思われ、後々別れたことを後悔する日が来る可能性はあります。
また、感情的になって彼氏を責めるのはNGですが、別れるのが悲しいという感情は我慢せずに表に出しましょう。別れを告げられて悲しんでいる彼女を見ると、それだけ愛されていたことを感じますし、心が痛みます。後から、ふとした時に彼女の泣き顔を思い出して、別れたことを後悔する男性もいますよ。
別れ際には、その人の本性が出やすいですが、別れるからといって相手を傷つけると、後から恨まれてしまうこともあります。人との別れは経験したくないものですが、別れる際は、相手を必要以上に傷つけないようにしたいですね。