女性の身だしなみの1つでもあるのが、ムダ毛処理です。特に目に見えやすい腕の毛の処理は、頻繁に行っている人も多いのではないでしょうか?腕のムダ毛を処理するためにおすすめの方法や肌荒れしない正しいやり方についてご紹介します。
【目次】
腕のムダ毛処理に関して、よくある悩みを見ていきましょう。
腕のムダ毛の毛質がもともと硬い人に多いのが、チクチクするという悩みです。剃った直後に触ってみると、チクチクとした質感が目立ち不快に感じる人も。自分で感じる分には良くても、友人や恋人に知られるのは恥ずかしい人も多いです。
毛質や生えるスピードの速さが原因となっていますが、カミソリの剃り方によってチクチクしてしまうこともあります。
腕は良く毛を剃る部分だからこそ、カミソリ負けが目立ってしまうことがあります。もともと肌が弱かったり、間違った毛の剃り方をしてしまったりすると、カミソリ負けが起こりやすいです。
しっかり保湿しているつもりでも、炎症を抑えることができず赤みや傷が目立つようになってしまうことがあります。
腕のムダ毛処理を隅々まで完璧に行うのが難しいと感じている人が多いです。腕の毛を剃るためには、利き手ではない方の手を使って剃らなくてはいけません。さらに肘や二の腕などはなかなか目で確認することができないため、剃り残しが目立ってしまうこともあります。
細かい部分までしっかり剃るのが難しいため、時間がかかることを悩んでいる人はとても多いです。
腕のムダ毛を処理してもすぐに生えてきてしまうという悩みを持っている人が多いです。腕は良く見える部分なので、何度も何度も剃るのが面倒に感じてしまいます。
毛が生えてくるスピードは人それぞれですが、毎日剃らなくてはいけないくらいすぐに生えてくる人もいます。頻繁に毛を剃ることによって肌へのダメージは蓄積されていきます。
剃っても剃ってもすぐに生えてくるため、処理が面倒に感じている人が多いです。
腕毛の処理方法の中でも、NGなやり方についてご紹介します。
毛がすぐに生えてくるからといって、毛抜きで抜く処理方法は絶対にNGです。毛抜きを使って腕毛を抜くことで、毛穴が開いてしまいます。さらに毛抜きで思いっきり毛を抜くことにより、毛穴部分が刺激によりダメージを受けます。
そのダメージを長期的に与え続けていくことによって、毛が表面に出てこなくなる埋没毛の原因になることもあります。根元から抜けるからといって、腕毛を毛抜きで抜くのはやめるようにしましょう。
カミソリを使って毛を剃る方法は、肌を傷つけやすいので基本的にNGです。特にダメなのは、カミソリを毛に逆らって剃る方法です。毛が生えている方向から逆方向にカミソリを滑らせると、皮膚まで一緒に剃ることになります。
これがカミソリ負けの原因になっていることがあります。毛と同じ方向に剃ることが大切ですが、これでは根元から剃ることができません。毛がなかなか剃れないからといって、毛流れと逆方向にカミソリを滑らせている人はとても多いです。
できるだけカミソリを使った処理はやめるようにしましょう。
ブラジリアンワックスも、実は肌への負担が大きいのでやめた方が良いでしょう。ブラジリアンワックスはワックスを肌に塗り、ペーパーを一気に剥がすことで毛を根元から抜き取る方法です。
確かにきれいに毛が抜ける方法ではありますが、毛を抜く行為自体肌への刺激が強いです。長期的に刺激を与え続けることによって、肌トラブルが起こったり埋没毛ができたりしてしまうので、できるだけやめた方がいい処理方法になります。
では、実際どのような方法で腕のムダ毛処理をしたらトラブルが起こらないのでしょうか?腕の毛の処理をするポイントについてご紹介します。
自宅でのセルフケアにおすすめなアイテムは、電動シェーバーです。カミソリを使った処理と電動シェーバーを使った処理は似ているようで全く違います。カミソリは1枚の刃でできているものが多く、肌の必要な角質を一緒に取り除いてしまっていることが多いです。
反対に電動シェーバーは常に刃が動いている状態です。さらに肌に必要な角質や皮膚を削らないように配慮されて作られています。そのため、肌への刺激を最小限に抑えることができます。
自宅でのセルフケアであれば、電動シェーバーを使ったケアがおすすめですよ。
肌荒れしないためには、肌を保護するクリームなどを使って処理することが大切です。腕のムダ毛処理はお風呂で行っている人が多いですが、ボディソープを使っている人が多いかと思います。
しっかり泡立てた状態で処理ができていればいいですが、泡がだんだん消えてきている状態だと、肌へのクッションの役割がほとんど無くなってしまいます。肌荒れや炎症が気になるという人は、肌を保護するクリームや専用のシェービングクリームを使って腕毛の処理をすることがポイントですよ。
肌の炎症などを起こさないためには、少しずつ剃っていくのがポイントです。一気に剃ろうとしてしまうと、力が入ったり何度も同じところを剃ったりしてしまい、肌に対して負担になっているケースがほとんどです。
剃った場所がわかるように少しずつ丁寧にムダ毛処理をしていくことがポイントです。力を入れずに優しいタッチで、丁寧に処理をしていくようにしましょう。
電動シェーバーを使った処理をする時は、刃の状態もしっかりチェックしましょう。電動シェーバーの刃は使用していくうちにだんだんともろくなっていきます。劣化してきているシェーバーを使っていると、だんだん切れ味が悪くなってきます。
なかなか剃れないからといって、何度も何度も滑らせることは肌を傷つけることにつながってしまいます。電動シェーバーの刃は頻繁にチェックして常に切れ味のいいものを使うことが、ムダ毛処理の時間短縮につながりますよ。
肌荒れを起こさないためには、アフターケアを忘れないようにしましょう。電動シェーバーで肌に気を遣いながらケアをしたとしても、少なからず肌に負担がかかっています。その状態で放置するのは、肌荒れの原因になります。
腕のムダ毛処理をした後は、保湿クリームなどを塗り肌を刺激しないようにすることが大切です。さらにムダ毛処理をした直後に激しい運動をしたり、紫外線に浴びたりしないように注意しましょう。
腕毛処理におすすめのシェーバーの選び方についてご紹介します。
腕のムダ毛処理に使う電動シェーバーを選ぶ時は、まずどんな作りのものかをチェックしましょう。電動シェーバーは常に刃が動いている仕様のものがほとんどで、肌への負担が最小限に済むように作られています。
また、必要な角質を剃ってしまわないように、刃の角度や形状が工夫されているものもたくさんあります。カミソリ負けや炎症などの肌トラブルが頻繁に起こっていたという人は、できるだけ肌を傷つけない作りの電動シェーバーを選ぶようにしましょう。
腕のムダ毛処理は、お風呂場で行っているという人が多いと思います。そこで、お風呂場で使用できるような防水加工がされているものを使うようにしましょう。お風呂で使用するのに、防水対応していないものを使うのはとても危険です。
お風呂で使用する場合は、防水対応のものを選ぶようにしましょう。また、防水対応している電動シェーバーでも、丸洗いできるものや少しの水気ならOKなものなど、防水のレベルもさまざまです。
使用後にそのまま丸洗いしてお手入れがしたい人は、防水レベルが高いものを選ぶようにしましょう。
電動シェーバーには、充電式のものと電池式のものの両方があります。充電式のものは、繰り返し充電しながら使用できるので電池を変え続ける必要がありません。
ただし、常に充電しておかないといけないので、充電が足りなくなってしまったらもうムダ毛処理ができなくなってしまいます。それに比べると電池式は電池さえあればいいので、電池をストックしておけばどんな時でも使いやすいです。
ただ、電池は延々と買い続けなくてはいけません。さらにいつ切れるかわからないので、突然動かなくなってしまうということもありえます。
腕のムダ毛処理に使う電動シェーバーは、他の部位にも使いたいと思っている人も多いと思います。電動シェーバーは、種類によってさまざまなツールがついてきます。
顔専用替刃やデリケートゾーン専用刃、背中専用刃などたくさんの形が存在します。腕のムダ毛だけでなく、他にどの部分を処理したいかによって、必要なツールが変わってきます。
電動シェーバーについてくるツールは、しっかりチェックしましょう。
腕のムダ毛処理に使う電動シェーバーのヘッドは、I型とT型が一般的です。T型は刃が頑丈なものが多いため、切れ味がいいシェーバーが多いです。反対にI型はT型よりもコンパクトなので、切れ味は少し劣るかもしれませんが、小回りが利きます。
肘や二の腕など細かい部分の処理が多いので、しっかり剃りたいという人にはI型の方がおすすめです。自分が使いやすい形のシェーバーを選びましょう。
腕のムダ毛処理の正しいやり方についてご紹介します。
まずは体についている汚れや油分などをオフしていきましょう。ムダ毛を処理するためには、スムーズに刃を動かさなくてはいけません。肌に油分が残っている状態だと、なかなかスムーズに進まなくなってしまうので、処理を開始する前にボディソープで体を洗うようにしましょう。
剃りたい部分にクッションとなるクリームを乗せていきます。おすすめは専用のシェービングクリームです。肌にしっかり留まるクリームなので、肌への負担を最小限に抑えることができます。
どうしてもシェービングクリームがないという場合は、ボディソープでもOKです。この時に使用するボディソープは、濃密で肌に残ってくれるタイプのものを使用しましょう。
肌に乗せたらすぐに消えていってしまうようなボディソープは、クッションとしての意味を果たしません。毛を剃るまで肌に残ってくれるような硬さのある泡が作れるものを選びましょう。
クリームは、広範囲に一気に乗せるのではなく、処理する前に少しずつ乗せていくのがポイントです。両腕全部に一気に乗せずに、まずは肘下部分にだけ乗せて処理していきましょう。
ここからは、実際に電動シェーバーを使って毛を剃っていきます。この時絶対に力を入れないようにしましょう。力を入れなくてもしっかり剃ることができます。優しいタッチで、なおかつ肌にしっかり刃先が当たっていることを確認しながら毛を剃っていきましょう。
電動シェーバーであれば、毛流れと反対の方向に剃っても肌への負担は最小限に抑えることができます。基本的には毛流れに剃りながら、剃り残しがあればその部分は毛流れと反対方向から剃っていくようにしましょう。
ある程度毛が剃れたら、クリームやボディソープを洗い流していきます。この時使用するお湯の温度は、できるだけぬるめがおすすめです。毛を剃った後の肌はとてもデリケートなので、40度を超える熱いお湯をかけてしまうとより肌への刺激を高めてしまうことがあります。
洗い流す時は、できるだけ38度前後のぬるま湯を使って流してあげるのがおすすめですよ。
しっかりクリームやボディソープを洗い流したら、1度肌をチェックしてみましょう。剃り残しがないかどうかしっかりチェックして、気になる部分があればその部分をまた剃っていきます。
クリームやボディソープを少量だけ取り、毛を剃る部分にのみ塗ります。特にひじ周りや二の腕の裏部分は醜いので、しっかり剃れているかどうか念入りにチェックするようにしましょう。
また、利き手を剃る時は利き手ではない方を使うため、剃り残しが出やすいです。しっかり毛が剃れているかどうかチェックするのがおすすめです。
最後にアフターケアをしていきます。化粧水やクリームなどを使って、肌を鎮静していきます。肌に負担がとても大きいため、できるだけシンプルな成分のボディアイテムを使うのがおすすめです。
敏感肌でも荒れないような、低刺激な化粧水やクリームを使いましょう。化粧水やクリームを塗る時は、刺激にならないように優しく肌になじませるような形で塗っていきましょう。
腕のムダ毛処理をした日は、なるべくマッサージなどは行わず、なるべく触らないようにするのがおすすめですよ。
ここからは、もしも腕のムダ毛処理で肌荒れしてしまった場合の対処法についてご紹介します。
腕が火照ったようになっている場合、まずはしっかり冷やしてあげることが大切です。流水を流し続けたり、濡らしたタオルを当てたりしながら、まずは熱を逃がしてあげることが大切です。
腕が火照ったようになっているということは、肌が炎症を起こしている証拠です。火照った感じが治まるまでは、しっかり冷やしてあげるようにしましょう。冷やす時は冷たすぎると長時間当てることが難しいので、肌に当ててもギリギリ耐えられるくらいの温度で、時間をかけて冷やすようにしましょう。
肌の火照りを抑えたら、保湿してあげましょう。肌が炎症を起こした場合は、保湿することがとても重要です。この時使用するアイテムは、肌に優しい低刺激なアイテムを使う必要があります。
まず肌に乗せた時にしみないものを使う必要があります。肌が炎症を起こしている状態は、とても敏感になっている証拠です。普段刺激に感じないような成分でも、過敏に反応してさらに悪化してしまうこともあります。
肌の状態が落ち着くまでは、クリームのみでもOKなので保護してあげるようにしましょう。肌が炎症を起こしているので、肌荒れ防止成分や鎮静効果のあるスキンケアアイテムを使うのもおすすめですよ。
なかなか炎症が治らない場合は、傷跡に使えるオロナインなどの薬を使うのもおすすめです。スキンケアの成分はあくまで医薬部外品なので、薬程の効果はありません。なかなか治らない場合は、オロナインなどの医薬品を使うようにしましょう。
どうしても肌荒れが治らない場合は、市販のものを使わずにお医者さんに相談することも大切です。何が原因で肌荒れが起こっているのかわからない場合は、特にお医者さんに相談するのがおすすめですよ。
腕のムダ毛処理をした直後に肌トラブルが起こってしまった場合、自分が使っているツールに何らかの原因があるはずです。自分が使用している電動シェーバーやシェービングクリームなどを1度見直してみるのがおすすめです。
また、自分のムダ毛処理のやり方が間違っていないかどうかもしっかりチェックしましょう。どうしても肌に合わないという場合は、セルフケアではなく脱毛を考えてみるのもおすすめですよ。
腕のムダ毛処理をする時の注意点についてご紹介します。
ムダ毛処理は、肌や体調のコンディションの良い時に行う必要があります。特に肌の状態はホルモンバランスによって変化します。特に生理前後は肌の状態が変わりやすいので、あまりおすすめできません。
また、季節の変わり目は肌がゆらぎやすい季節でもあります。今まで肌荒れを起こしたことがないような人でも肌が荒れやすくなるので、ムダ毛処理も慎重に行う必要があります。
肌のコンディションを見て、万全な状態の時に処理するようにしましょう。
腕のムダ毛処理は、できるだけ夜に行うのがおすすめです。朝ムダ毛処理をすると、肌が無防備な状態で太陽を浴びることになります。アフターケアまでうまくいっていたのに、紫外線に浴びることで刺激を感じてしまい、肌トラブルが起こってしまう可能性があります。
どんなにムダ毛が気になっても、朝はできるだけ処理しないようにしましょう。
電動シェーバーは清潔な状態を保つようにしましょう。使用後はしっかり乾かして、湿気の少ない場所に保管することが大切です。お風呂場は湿気が多いため、菌が繁殖しやすい場所でもあります。
菌が繁殖している電動シェーバーを使って、肌に傷でも作ってしまえば、そこから菌が侵入することになります。それを避けるためにも、電動シェーバーは清潔な状態で保管するようにしましょう。
まずは、腕のムダ毛処理におすすめの電動シェーバーについてご紹介します。
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Panasonicのフェリエボディ用ES-WR50は全身の細い毛から太い毛までこれ1本でケアできます。石鹸やローションを使わなくてもOKな約0.12mmのうす刃が特徴です。根元からカットするので剃り残しが目立ちにくい作りになっています。
腕のムダ毛処理におすすめのシェービング用クリームを紹介します。
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腕のムダ毛処理についてご紹介しました。女性にとって腕のムダ毛処理は頻繁に行うものだからこそ、正しいやり方を知る必要があります。肌を労わりながら、つるつるな素肌を手に入れてくださいね。