まるで本物の植物のようなフェイクグリーンは、面倒な世話もなくおしゃれなのでインテリアとしてもおすすめ。壁掛けにしたり鉢に入れて飾ったり、屋外でもインテリアのアクセントとして役立つ活用法をチェックしてみましょう。
【目次】
フェイクグリーンとは、人工的に作られた観葉植物。水やりなどお世話の必要もなく、枯れる心配もないので飾っておくだけでOK。
葉の生え方や、気候によって色合いも変わることがなく、お気に入りのフェイクグリーンが永久的に使えます。また、日当たりに左右されないのもインテリアとして使い勝手が良いポイント。
風水的にも観葉植物は良い気を呼び込むアイテムですが、フェイクグリーンでも効果はあるので安心です。
最近はIKEA(イケア)やニトリ、さらには100均でもリアルでおしゃれなフェイクグリーンが手軽に購入可能。選ぶポイントは以下の3点になります。
■設置方法
あらかじめプランターに入っているタイプやハンギングタイプなど、フェイクグリーンには様々な種類あり。また、ツタのように長いヒモ状になっていて、巻きつけて使うタイプも。
インテリアとして活用する場所に合わせた商品を選びましょう。
■サイズ
フェイクグリーンはサイズも豊富。5cmほどのコンパクトサイズから、1mを超える樹木タイプまであります。
置く場所やインテリアとしてのバランスを考えて選びましょう。
■種類
フェイクグリーンは、一般的な観葉植物の種類がほとんど揃っています。
巻いたり垂れ下がるように飾りたいなら、アイビーなどがおすすめ。テーブルの上にちょこんと乗せたいなら多肉植物を。
部屋のアクセントにしたいなら、ウンベラータなどの樹木タイプがぴったり。いくつかの種類を合わせて飾りたい時は、オリーブの枝やラベンダーなどがおしゃれです。
額縁にフェイクグリーンを寄せ植えして作るインテリア。殺風景な壁に華やぎがプラスされます。
■材料
・額縁
・1cm四方の網(額縁の大きさに合わせてカットする)
・箱(深さ5cm)
■作り方
1.額縁の裏に網を張って箱を取りつけます。
2.箱に土を入れてから、軽く揺すってある程度土を落とします。
3.土に棒などで穴をあけて、バランスを整えながらフェイクグリーンを差し込みます。
フェイクグリーンのリースなら、1年中インテリアとして活用できます。
■材料
・リース台
・お好みのフェイクグリーン
・ポップワイヤー
■作り方
1.ポップワイヤーを5cmくらいにカットします。
2.枝物のフェイクグリーンは枝から外して。花や実を使う場合は、ポップワイヤーを取りつけてリース台に固定しやすくします。
3.リース台を床に置き、つける前に一度配置してバランスを確認。そのまま1つずつ固定します。長いものは他の素材を固定した時に使ったワイヤーに絡ませると固定しやすいです。
広い壁に飾る用の大きなインテリアは、購入するとなるとかなり高額。しかし、100均やホームセンターで購入できる材料で作ることができます。
■材料
・すのこ
・枠用の板(厚さ6mm・幅45mmの板)
・人工芝(1m×1m)
・お好みのフェイクグリーン・造花
・壁に取りつけるツール(超強力マグネシウム磁石・フック・画びょうなど)
■作り方
1.人工芝をすのこの大きさに合わせてカットします。
2.板をすのこの大きさに合わせてカットします。(この時点でお好みのカラーに塗装してもOK。その場合は1日置きます)
3.人工芝をタッカーで固定します。
4.すのこの切れ目に合わせてカッターで切れ目を入れます。
5.造花などは切れ目に差し込み、つる状のフェイクグリーンはタッカーで固定します。バランスを整えるには、造花の周りにつる状のフェイクグリーンをグルッと巻き付けるのがコツです。
6.フレームとなる板を取りつけます。すのこの両端と真ん中に太い木があるので、そこをビス止めします。
7.壁に取りつけるには、超強力マグネシウム磁石やフック、画びょうなど様々な方法あり。壁のタイプに合う取りつけ方で大丈夫です。
フック付きのおしゃれなポットにフェイクグリーンを入れて、壁にかけることで部屋全体がナチュラルな雰囲気に。
壁に直接かけても良いですが、すのこなどを利用してワンクッション置くのもおすすめ。立体感が出て部屋が広く見える効果もあります。
無機質なアイアンのかごには、クールな雰囲気のフェイクグリーンがぴったり。アメリカンテイストのお部屋によく合うインテリアが完成します。
アイアンかごに紐をつけて吊るせば、写真や絵のようなオブジェに。そのまま無造作にフェイクグリーンを入れて飾るだけでも絵になるでしょう。
天井に近い場所は何も置けず殺風景になりがちですが、照明を利用してフェイクグリーンを飾れば一気に部屋の雰囲気が癒し系に。
小さめのランプを組み合わせた照明の上部にあるウッドに、グリーンネックレスなど垂れるタイプのフェイクグリーンを巻き付けて。自然に生えてきたように飾るのがポイントです。
気温や天候にも左右されないフェイクグリーンは、屋外用のインテリアとしても重宝します。
アンティーク調の鉢に、多肉植物や垂れるタイプのフェイクグリーンを寄せ植えして。玄関の外に飾っておけば、気の利いたウェルカムグリーンになるでしょう。
フェイクグリーンをインテリアにうまく利用すれば、お部屋がおしゃれな雰囲気に。お世話する手間もなく、いつまでも色あせることがないのでぜひこれを機会にお部屋の雰囲気を変えてみませんか?