指のむくみの原因と対処法。マッサージやストレッチですっきり解消！

指のむくみの原因とは？

「夕方や夜になると足がむくんで靴がきつく感じる」といった悩みと同じように、指のむくみに悩まされている女性も意外と多くいるようです。

特に指輪をはめていると分かりやすく、「さっきはすっきりしていたのに、今はきつい」と感じたことはありませんか？
朝起きるとむくんでいることが多いようですが、仕事から帰宅した夜もむくみを感じることがあり、時間帯もさまざまです。

■指のむくみの原因
なぜ指がむくんでしまうのか、主な原因は「指先に水分が溜まること」だと言われています。

水分を摂ると腸で吸収され、血管を通って全身に運ばれるのですが、しみ出す水分の量が多過ぎたり、血管やリンパ管が水分を回収しきれなかったりすると、余分な水分は皮膚の下に溜まります。これがむくんでいる状態です。

さらに、水分は重力によって落ちてくるので、手指を下げた姿勢でいると指先に溜まりやすくなることも原因のひとつ。

朝起きるとむくんでいるのは、立ったり座ったりしているときよりも、指先への血液量と水分量が多くなることから、むくみが発生しやすくなるそうです。

指のむくみは簡単にできる対処法を取り入れて、すっきりと解消していきましょう！

指のむくみの対処法【1】指や手を温める

指のむくみを感じたときは、まず指や手全体を温めて、血流を改善することから始めてみてください。

血流を改善するだけで、だるかった指先もすっと軽くなったように感じることができます。

手や指を温めるなら、湯船に浸かることが一番です。
お風呂に入りながら、指先までしっかり温めてみてください。

朝などで時間がないときは、38℃～40℃くらいのお湯を桶に用意し、5分ほど手全体を浸けてみましょう。

指のむくみの対処法【2】マッサージをする

手や指を温めたら、マッサージをしていきます。
マッサージは、むくみ解消で効果的な方法だということは有名ですよね。

指のむくみでも効果的なので、困ったときはマッサージを取り入れるといいですよ。
むくみ解消のマッサージを行うときは、ハンドクリームなどで滑りを良くしながら行うことがポイントです。

■指のマッサージのやり方
①クリームを手のひらで軽く温めたら、それぞれの指の付け根から先端に向けて揉んでいきます。
②さらに、指先を持って軽く引っ張ったり、爪の付け根部分を優しく指圧したりし、最後は手のひらを揉み込むようにマッサージをしましょう。

気持ち良いと感じるくらいの強さで行ってみてくださいね。

指のむくみの対処法【3】ストレッチをする

指のむくみを解消するなら、指のストレッチを取り入れることも効果的だと言われています。

ストレッチなら、移動中や仕事の合間でささっと取り入れることができるので、指がむくみやすい方は覚えておきましょう！

■指のストレッチ方法
①腕を肩の位置まで上げ、手は前に伸ばします。
②片方の手で、もう片方の手のひらを上に向け、親指以外の指を軽く掴みます。
③そのまま指先を下に向け、ぐーっと下に反らしましょう。
反対側も同じように行ってみてください。

反らせたところで10～15秒ほどキープし、左右2セットずつ行うといいですよ。

指のむくみの対処法【4】指の運動をする

指の運動をすることで、体を温めることができるので、血流を改善してむくみを解消するのも一つの方法です。
そこでおすすめなのは、グーパー運動をすること！

■グーパー運動のやり方
①背筋を伸ばして、腕を真っすぐ前に伸ばします。
②手のひらを上向きにしたら、そのままの状態でグーとパーを交互に行いましょう。

グーにしたときはできるだけ強く握り、パーにしたときは指を反らして大きく開くことがポイントです。
20回ほど繰り返すと、手が温まってきますよ。

指のむくみの対処法【5】ツボを刺激する

手にはむくみを解消するツボもあるので、そのツボを刺激して指のむくみをすっきりさせることもおすすめです。
ツボは神経や体内の働きに直接働きかけてくれるので、血行促進などが期待できます。

■指のむくみ解消におすすめのツボ
・合谷(ごうこく)……手の指の股、親指と人差し指が交差するところにあるツボ

ここを3秒ほど、いた気持ち良いくらいの力で押してみてください。
合谷は「万能のツボ」とも呼ばれており、むくみだけでなく目の疲れや肩コリにも効くと言われています。

指のむくみの対処法【6】塩分やアルコールを控える

指のむくみの主な原因は水分ですが、塩分やアルコールの摂りすぎもむくみに直結すると言われています。

特にアルコールは、飲みすぎると喉が乾き、水分を余分に摂ることによってむくみやすくなるからです。
ですので、アルコールを飲むときは、少しずつ飲むようにしましょう。

また、むくみたくない日を控えているなら、塩分やアルコールは控えて早めに就寝することがおすすめです。