真っ黒なビジュアルで、何となく汚れを落としてくれそうなイメージが強い、炭石鹸。しかし、他の石鹸と炭石鹸の差がわかっていない人も多いのではないでしょうか?炭石鹸の特徴や正しい洗顔方法についてご紹介します。
炭石鹸とは、炭が練りこまれている石鹸のことを言います。炭には、天然のミネラル成分が多く含まれています。さらに炭のミネラル分は水に溶けやすいという性質があるため、石鹸に炭の成分を配合することで、毛穴汚れや古い角質を取り除く効果があるといわれています。
不要な汚れや角質を取り除くことで、肌のターンオーバーを助ける働きがあるといわれています。また、炭には消臭効果もあるといわれています。炭石鹸を使うことで、体臭予防にも繋がります。
炭石鹸は顔だけでなく、全身に使うことができます。洗浄力がとても高いので、すっきりと洗うことができますよ。
炭石鹸の選び方についてご紹介します。
■炭の種類
まずは炭の種類に注目して選ぶようにしましょう。炭には大きく分けると、2つの種類があります。1つは竹炭でミネラル成分が高く、作るのに手間がかかるため比較的料金が高いことが多いです。
もう1つは木炭です。白炭と黒炭の種類がありますが、コスメに使われているほとんどは白炭です。こちらは竹炭よりも安価で手に入ることが多いです。どちらの種類の炭もそれぞれにメリットがありますが、自分が使いやすい方を選ぶのがおすすめですよ。
■美容成分配合か
炭石鹸を購入する時は、他に保湿成分や美容成分が入っているかどうかをチェックするようにしましょう。炭石鹸は洗浄力がある程度高いため、それだけでは肌の突っ張りを感じてしまうことがあります。
保湿成分が入っているものであれば、肌の乾燥から守ってくれる可能性が高くなりますよ。もともと肌が乾燥しやすいという人は、できるだけ保湿力が高いものを選ぶようにしましょう。
■泡立ちやすいか
炭石鹸を選ぶ時は、泡立ちの良さにも注目して選ぶようにしましょう。泡立ちがあまりよくないと、顔の上に乗せた時にすぐにへたってしまいます。泡立ちが良くない洗顔料を使うと、肌へのクッションが無くなってしまうため、刺激に感じてしまうことがあります。
そうならないためにも、泡立ちがある程度しっかりしているものを使うようにしましょう。
炭石鹸の正しい使い方についてご紹介します。
■顔を湿らせておく
洗顔を始める前に、顔を数回洗って表面に残っているほこりを取り除いておくようにしましょう。顔を湿らせておくことによって、泡の肌なじみが良くなります。
■泡立てネットを使って泡立てる
炭石鹸を泡立てていきます。泡立てるのが苦手な人は、泡立てネットを使用していきましょう。ネットに水をつけて、炭石鹸をこすり合わせていきます。ある程度ネットに石鹸がついたら、泡立てていきます。
何度かこすっていると、泡が大きくなってくるので、手のひらいっぱいになる程度まで泡立ったらOKです。
■顔全体に包み込むように乗せていく
石鹸が泡立ったら、顔全体に乗せていきます。顔の中心に泡を当てて、そこから優しく顔全体に泡を滑らせていくイメージで乗せていきましょう。決して力は入れずに、肌に直接触れないような感覚で、顔の上で泡を転がしながら広がしていきます。
顔全体に乗ったら指先を使って、さらに細かく泡を転がしていきます。小刻みに動かしながら、毛穴の奥の汚れを浮かしていきます。
■ぬるま湯で洗い流す
顔全体をしっかり洗ったら、洗い流していきます。この時使うぬるま湯の温度は、35度前後がおすすめです。これ以上温度が高いと、必要な皮脂まで洗い流してしまう可能性が高いので、注意しましょう。
この時、ゴシゴシとこするように洗うのではなく、泡に水を優しく浸けていくイメージで洗っていきます。
力を入れずに、肌表面にある泡を水に溶かしていくような感覚で泡を流していきましょう。生え際は流し忘れが多い部分なので、しっかりチェックして洗い流すようにしましょう。
竹虎の虎竹の里竹炭石鹸は、無駄なものを一切排除した石鹸です。国産の竹炭を使い、すっきりと肌を洗い上げます。消臭力も高いため、洗顔石鹸やボディ石鹸だけでなく、手のひらの嫌なニオイ消しの石鹸としても使うことができますよ。
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炭石鹸についてご紹介しました。炭を配合していることによって、普通の石鹸にはないような嬉しい効果を期待できますよ。よりさっぱりした洗顔料を試したいという方は、ぜひ炭石鹸を試してみてくださいね。