厳しい寒さが落ち着き、春の陽気を感じる3月。まだまだ寒いけど着込むほどではない季節の変わり目には、どのような着こなしがベストなのかお悩みの方も多いかと思います。今回は、3月におすすめの服装を地域別、気温別にご紹介します!
【目次】
真冬の厳しい寒さが落ち着き、ぽかぽか陽気が訪れる3月。厚手の冬コートを脱ぎ、春らしい装いにシフトチェンジしたいところです。とは言え、まだまだ寒い日も続くこの季節、着こなしにお悩みの方も多いかと思います。春らしいコーデを楽しみたいけど、寒さ対策も必要な季節の変わり目には、どのような着こなしが適しているのでしょうか。
まず、3月の気温はどのくらいなのか、説明します。
季節の変わり目の3月は、他の月と比べても気温や気候の変動が大きい月で
東京の気温を参考にすると、最低気温は1度から14度、最高気温は4度から25度と気温の変動が激しいと言われています。
天気予報をチェックして、気温や気候に合わせて服装を考えると快適に過ごせるでしょう。
そこで今回は、3月におすすめのコーディネートをピックアップしてご紹介します!地域別に、その地の気温に適した着こなしまで徹底解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
3月は気温の変化が激しめ。温度変化に対応できる、3月におすすめのコーディネートをご紹介します。
3月は春らしい陽気が訪れるとは言えど、まだまだ冬の寒さが残っています。特に3月上旬は急に冷え込む日もありますので、羽織りものは手放せません。厚手の冬コートは卒業しても良いですが、ジャケットなどの軽めのアウターは必要です。
例えばこの季節には、トレンチコートを羽織ったコーディネートがおすすめ。ワンピースに細身のデニムスキニーを合わせた大人カジュアルなスタイルに、きれいめなトレンチコートを羽織ると、一気にきちんと感のある大人のコーデが完成します。
3月中旬にもなると、真冬のような厳しい寒さを感じる日はほぼないでしょう。とは言え朝晩はまだまだ冷え込みますので、防寒対策は欠かせません。コートは必要ありませんが、軽めのアウターを羽織るか、重ね着をして暖かい格好を心掛けましょう。
例えば、トレーナーのインナーとしてシャツをレイヤードすると、暖かい上におしゃれなスタイルに。春には、淡い色合いのトップスがよく映えます。くすみパープルのトレーナーに白シャツをレイヤードし、軽やかなシフォンスカートを合わせ、春らしい装いにシフトチェンジしましょう!
3月の下旬ならば、日中には薄手の羽織りものでも快適に過ごすことができます。そこでおすすめは、「カーディガン」を羽織った軽やかなスタイル。春のぽかぽか陽気を感じる日には、さらっとカーディガンを羽織ってお出かけしましょう!
ダークカラーのカーディガンなら、落ち着いた大人の雰囲気に。ネイビーのインナーとカーディガンでシックに決めたら、ボトムスには明るいカラーのものを持ってくると、コーデが地味な印象になりません。例えばベージュのチェック柄パンツなら、きれいめな雰囲気をそのままに華やかなスタイルに仕上がります。
3月の東京の平均気温は、10度を超えるくらい。3月末にもなると東京でも桜が咲き始めますし、春の陽気を感じる日も多いのですが、まだまだ油断は禁物です。2月のように寒くはないものの、冷え込みが強い日もありますので、軽めのジャケットを羽織ったり、ニットを着用してください。
例えば、ニットをさらっと着こなしたコーディネート。淡い色合いのニットなら、春らしい華やかな装いに仕上がるのでおすすめです。ボトムスは、総レースのタイトスカートでフェミニンな印象をプラス。足元はローファーをチョイスして、きれいめなスタイルにまとめましょう。
3月の沖縄は、本州の4月中旬から下旬くらいの気候に。平均気温は20度前後と、暖かい日が続きます。日を追うごとに陽射しも強まってきますので、紫外線対策も欠かせません。Tシャツ姿で過ごせる日もありますが、朝晩はまだまだ肌寒く感じることもありますので、薄手の羽織りものを持っておくと安心です。
例えば、レースタンクトップに薄手のニットカーディガンをさらっと羽織り、春らしい軽やかなスタイルに。ハリのある素材感のきれいめなワイドパンツを合わせ、足元はカジュアルなスニーカーを持ってくることにより、抜け感のある今っぽいコーディネートにまとまります。
イタリアの3月も、日本と同様に冬から春の季節の変わり目。平均気温は東京と変わらないくらいですので、軽めのアウターやニットがあると安心です。また、南イタリアは東京より3、4度暖かい傾向が見られ、春の陽気を感じることができるでしょう。
まだ少し肌寒い日には、さっと羽織れる軽くて暖かいキルティングコートがぴったり!パーカー×スキニーパンツのシンプルなスタイルには、ノーカラーのハイセンスなキルティングコートを羽織って垢抜けた印象に。ゆったりと羽織れるロング丈なら、今っぽいシルエットを作り上げることができるのでおすすめです。
3月のニューヨークは、まだまだ寒い日が続きます。最低気温は氷点下をマークする日も多く、雪が降ることも珍しくないため、しっかりと冬支度をしておきましょう。街中では、ダウンジャケットや厚手のコートを着用する人々が多く見受けられます。
おしゃれに防寒したい方におすすめのアウターは、チェスターコート。タートルネックニット×スキニーパンツのシンプルなスタイルも、チェスターコートを羽織るだけで一気に大人の着こなしに仕上がります。足元はあえてスニーカーでカジュアルダウンし、抜け感を加えるのがおしゃれに見せる秘訣。
ハワイの3月の平均気温は、25度くらいと暖かいので、日中は夏の格好で過ごしても問題ありません。ただ、ハワイでは10月から3月までが雨季であり、晴れる日もあれば一日中雨が降る日もあります。天気が悪い日には肌寒く感じる場合もあるため、パーカーやカーディガンのようなさっと羽織れるものを持っておくと安心です。
基本的には、半袖やタンクトップでもOK。例えばコットン地の涼しげなタンクトップに、リネンパンツを合わせて夏らしい装いに仕上げてみてはいかがでしょうか。日焼けを防ぐためにも、帽子をお忘れなく。
3月のディズニーは、まだまだ冬らしい寒さ。天気予報の気温が高くても、海から風が吹くと体感気温は5度くらい低く感じるので、しっかりと防寒対策を行いましょう。また、たとえ日中暖かくても、日が沈むとグッと冷え込むため要注意です。
例えば、ボアコートであったかコーデに。オーバーサイズのボアコートには、スキニーパンツを合わせてシルエットにメリハリをつけると、スッキリと見えるのでおすすめです。足元は、歩きやすさを考慮してスニーカーをチョイスするのが正解。さらに、夜の冷え込みに備えてマフラーを用意しておくと安心です。
晴れの日は暖かいけれど、雨の日はとても寒いのが3月。それぞれの天気にピッタリのコーディネートをご紹介します。
テロンとした生地感がこなれた雰囲気を作ってくれる、とろみ素材のトレンチコート。「テロンチ」とも呼ばれて人気が続いています。
春にも秋にも着られますが、春らしさを演出するならインナーはきれい色に。腕まくりやパンプスで肌見せをするのも春っぽい抜け感を作ってくれます。
3月になって気分的には冬物のコートはそろそろ脱ぎたいけれど、やっぱりまだ寒い!という場合におすすめなのがボリューミーなニットカーディガン。ざっくりニットのカーディガンは、コートより軽やかに見えるのにまだ肌寒い3月の日でも温かく着られます。
リラックスした雰囲気のアイテムなので、他のアイテムはモノトーンでまとめるとシックな印象が加わってラフ過ぎない大人カジュアルが作れますよ。
トレンドが続くビッグシルエットのアウター。春の定番アウターのGジャンもビッグシルエットなら今っぽくアップデートできます。厚手のニットやスウェットを着てももたつかないのも魅力。
ボトムスは小花柄スカートを選んで春らしい華やかさを加えています。
日差しがないくもりの日は、春物のライトアウターだと3月はまだ寒く感じてしまうことも。そんなときは冬物のコートの中でも重たい印象にならないものを選びましょう。
例えば、白に近いライトグレーのノーカラーコートなら、明るい色味やすっきりしたデザインがどこか春らしい雰囲気を感じさせてくれます。小物にビビッドカラーやシルバーなどのインパクトのあるカラーを使うのも、コートが冬物でも春っぽい印象を作るコツ。
風を冷たく感じるくもりの日は、防風性のあるライダースジャケットが活躍。ショート丈なのでコートよりもライトに着られますが、ハードな印象があるのでボトムスには春色を。
くすみ感のあるミントグリーンのプリーツスカートなら、トレンド感がありつつ春を感じるコーデに仕上がりますよ。
春の気配を感じる3月でも、日によっては冬に逆戻りしてダウンが着たくなるような気温になることも。そんな日にはアウターのレイヤードを。チェスターコートにGジャンをレイヤードしたスタイルなら、真冬のような印象を避けつつ温かく過ごせますよ。
気持ちまで沈みがちな雨の日。明るいカラーのアイテムを投入すれば、春らしい気持ちにさせてくれますよ。
マキシ丈だと裾が汚れがちなので、ひざ下丈やミモレ丈を選ぶのが雨の日のスカートコーデのポイント。足元はレインシューズで雨対策を。3月の雨はまだまだ冷たく感じるので、足先が冷えないように、雨が染み込んでこない靴を選びましょう。
さらっと羽織るだけで今っぽい雰囲気を作れるマウンテンパーカー。アウトドアアイテムで天気が変わりやすい山でも活躍するので、雨には強いのが特徴です。
3月に着るなら、インナーは春らしさを感じるピンクのボーダーカットソーを。ボトムスはダークカラーを選べば、泥ハネによる汚れも気になりません。
マウンテンパーカー同様、雨の日でも安心して着られるトレンチコート。定番アイテムですが、インナーにパーカーを合わせたり足元にスポーティーなスニーカーを選んだりすればトレンドライクな着こなしに。雨の日の足元はレインシューズがベストですが、厚底でソールの溝が深いものなら、雨の染み込みにくさも滑りにくさもクリアできます。また、スポーティーな雰囲気が今っぽさを演出してくれますよ。
TPOに合わせたコーディネートを組むことを難しく感じる人も多いのではないでしょうか。
以下では、シーン別の3月の服装をご紹介します。似たアイテムを使ってコーデしてみてはいかがでしょうか。
きちんと感が欲しい通勤のアウターにはジャケットを。ロング丈のダブルジャケットを選べば、トレンド感がアップしますよ。くすみオレンジの色味も今っぽい印象に。パンツは人気が高まっているフレアシルエットのものを合わせています。
トレンドカラーとなっているくすみグリーン。春らしいカラーなので、コーデに取り入れるだけで季節感も今っぽさも高まります。
トップスには白のニットを合わせて、春を感じる明るい雰囲気に。ジャストサイズで女性らしい印象にまとめつつ、足元は辛口なビットローファーで甘過ぎないデートコーデに。
トレンドを意識しつつ、決め過ぎないコーデにしたい女子会。ミリタリージャケットをさらっと羽織れば、旬なワークテイストに。花柄スカートを合わせれば、ハードにならずに女性らしく着こなせますよ。小物は白やベージュなど明るいカラーを選んで、春らしく軽やかに仕上げています。
試着をするので着替えやすさが重要になるショッピングですが、ショップの店員さんからの視線も気になるのでトレンドも押さえておきたいところ。くすみグリーンのスウェットなら、色で旬な印象を作れる上、着替えやすさも両立できます。
白のカットソーをレイヤードすると、さらにトレンドライクな着こなしになりますよ。スウェットに黒スキニーを合わせたカジュアルなコーデにあえてチェーンバッグをプラスして、テイストミックスしています。
ゆっくり過ごしたいカフェでは、締め付け感がなく着心地が楽なワンピースを。ロング丈の小花柄ワンピースなら、快適な着心地なのに今っぽい印象でカフェにはぴったり。薄手のワンピースならカーディガンを羽織ると、3月でも肌寒さを感じずに過ごせますよ。
長時間座り続けることになる映画館。タイトスカートやストレッチ性のないデニムだと、途中でしんどくなってしまうことも。フレアスカートなら足を締め付けることなく、映画に集中できますよ。
総レースのものなら、フェミニンな華やかさを演出できます。春らしく軽やかな質感なのも魅力。足元はスニーカーでカジュアル感をプラスして、甘さを調整しています。
桜をバックに写真を撮ることもあるお花見。モノトーンコーデなら、桜のきれいなピンクが引き立ちます。トレンドが続いている小花柄スカートなら、モノトーンでも春らしい華やかさがあり、お花見で活躍してくれますよ。ロゴスウェットやボディバッグを合わせて、スポーツミックスなコーデにまとめています。
春の日差しを感じながら芝生にレジャーシートを敷いて楽しむピクニックには、ナチュラル感のあるコーデが最適。デニムのオールインワンにボーダーカットソーを合わせれば、大人かわいいピクニックコーデに。3月なら外で過ごすとまだ風を冷たく感じることもあるので、ざっくりニットのカーディガンを羽織りましょう。
コーデに今っぽいスポーティー感を加えてくれるマウンテンパーカー。雨にも強く畳めばコンパクトになるので、旅行先で天気が変わっても安心です。
ベージュのマウンテンパーカーに合わせて、トップスもパンツもベージュで揃えてワンカラーコーデに。黒のショルダーバッグを斜め掛けして全体を引き締めているので、淡い色味のワンカラーコーデでもぼんやりした印象になっていません。
最後に、3月におすすめのアイテムを紹介します。
洗練された無駄のないデザインが羽織るだけで様になるチェスターコート。
トレンド感のあるたっぷりとしたロング丈に、長めのサイドスリットが程よい抜け感がアクセントに。
ブラウスとパンツで合わせたリラックスコーデもおすすめです。
トラッドでも今らしく着られる、ゆったりサイズのジャケット。
オシャレに羽織れるデザインでも、ボタンできちんと感もしっかりキープできます。
柔らかなハイゲージで無駄のない上質な着心地が魅力のニット。
ふわっと広がるボリュームスリーブがポイントで、首元はVネックにする事で大人の抜け感を演出してくれます。
トレンドのふんわりとしたボリューム袖が特徴的なブロードシャツ。
上品ながらもカジュアルさを織り交ぜたブロード素材で普段使いもでき、1枚でも様になるこなれ感のあるデザイン。
1枚持っていれば間違いなしのシンプルデザイン。
さらっとした着心地の裏毛素材で気温差が激しい春でも着回せます。
いかがでしたか?今回は、3月におすすめの服装を27パターンピックアップしてご紹介しました。3月にはコートを脱いで春らしい格好を楽しみたいところですが、地域によってはまだまだ冬の寒さが残っています。したがって、基本的にはインナーは薄手のものにシフトチェンジした上で、羽織りものを用意しておくと安心です。ぜひ参考にして、3月は春らしいおしゃれコーデを楽しんでください!