夕方になると、どうしてもアイライナーが滲んでしまうと悩んでいませんか?アイライナーはどうして滲んでしまうのか、原因を突き止める必要があります。アイライナーが滲む原因と対策、パンダ目にならないアイテムの選び方をご紹介します。
アイラインが滲んでしまう原因は、目の周りの油分や水分が関係しています。目元は顔の中でもかなり動かす部分です。瞬きをする度に目を閉じたり開けたりと、頻繁に動かします。
そのため、瞬きをする度に涙がアイライナーに触れてしまい、滲んでしまうことがあります。また、スキンケアで残っている油分の上から化粧してしまうと、油分と混ざってしまい、アイラインが落ちやすくなってしまいます。
また、こすれに強いアイライナーを使っていないと、滲んでしまうことがあります。目元を動かすことで、皮膚同士がこすれてしまい、滲んでしまいます。アイライナーはしっかり対策を取っておかないと、滲みやすくなります。
滲むのを防ぐ、アイライナーの選び方についてご紹介します。
■ウォータープルーフがおすすめ
滲みにくいアイライナーを選ぶためには、ウォータープルーフタイプがおすすめです。ウォータープルーフのアイライナーであれば、比較的涙の影響を受けにくくなります。
その他にも、皮脂や汗、こすれに強い仕様のアイライナーもあるので、できるだけ耐久性の強いものを選ぶようにしましょう。
■インラインとアウトラインで分ける
滲みにくいアイライナーを選ぶ時は、インラインとアウトラインで分けるのもおすすめです。インラインを引くとどうしても滲みやすくなってしまうので、特に密着力が高く落ちにくいといわれているジェルライナーがおすすめです。
アウトラインにジェルライナーを使ってもOKですが、色味やデザインの好みがあると思うので、アウトラインはリキッドタイプにするのもおすすめです。
1本だけで仕上げようとしないことも、パンダ目防止には重要なことです。
滲むのを防ぐためのアイライナーの引き方についてご紹介します。
■目元の油分や水分をしっかり落とす
まず目元に残っている油分や、水分を落とす作業から行います。まず綿棒を使って、目のキワについている油分や水分を取り除きます。土台を整えておくことで、滲みにくい状態を作っていきましょう。
■アイシャドウを塗る
アイライナーを塗る前に、先にアイシャドウを乗せておきましょう。アイシャドウを乗せることで、土台をサラサラな状態に仕上げることができます。必ずアイライナーの前に塗り、キワの部分までしっかり乗せるようにしましょう。
■インラインはまつげの間に乗せる
インラインを引くときは、粘膜の部分に引いているという人もいるかもしれませんが、それによって滲みが発生してしまっている可能性が高いです。インラインは、粘膜ではなくまつげとまつげの間に乗せていきます。
内側から描きますが、粘膜に乗せるのではなく、まつげとまつげの間の色がついていない部分に乗せるのが正解です。水分の多い粘膜部分を避けることで、滲みにくい状態を作ることができます。
■アウトラインはしっかり引っ張った状態で描く
アウトラインを引くときは、まぶたを引っ張った状態で描くようにしましょう。そうすることで、きれいな形のアイラインを引くことができます。そして、アイラインを引いたら、乾くまで引っ張った状態にしておくことが大切です。しっかり乾いてから戻すと、こすれにくくなるのでおすすめですよ。
滲んでしまったアイライナーの化粧直しの仕方についてご紹介します。
■クレンジング綿棒でオフする
アイライナーが滲んでしまった場合は、クレンジング綿棒を使ってオフしていきます。クレンジング綿棒がないという場合は、綿棒に乳液をつけてオフしていきましょう。
滲みが気になる部分を、ピンポイントに落としていきます。下まぶたについてしまっている部分はもちろん、きれいに描き直すために不要なアイラインもオフしておくと良いでしょう。
■べたつきを抑える
クレンジング綿棒でオフしたら、べたつきを抑えていきます。このままの状態でメイクをすると、クレンジングの油分で余計落ちやすくなってしまいます。何もついていない綿棒やティッシュなどを使い、油分をしっかりオフしていきましょう。
そして仕上げにフェイスパウダーなどを重ねて、サラサラな状態に整えておきましょう。
■もう1度アイラインを引き直す
クレンジングで消した部分のアイラインを、もう1度引き直していきます。しっかり乾かすことで、滲みにくくなりますよ。
アイライナーが滲む原因についてご紹介しました。目元のメイクはある程度耐久性がないと、滲んでしまうことが多いです。アイライナー選びに注意したり、メイク方法に注意したりすることで、1日中滲まないアイメイクを手に入れてくださいね。