韓国女性のようなマットな陶器肌は、女性なら誰でも憧れるもの。そんな陶器肌のキーポイントはスキンケアやメイクにあり!今回は、透明肌の作り方や、プチプラ・デパコス別のおすすめアイテムをご紹介します。
【目次】
陶器肌とは、毛穴やシミなどがない、ツルンとした陶器のようなお肌のこと。韓国人女性のような、きめ細かいマットな美肌を表現する時に使われます。
決してメイクで作られた肌ではなく、自然なツヤ感があるのがポイント。ファンデーションの厚塗り感がなく、あくまでもナチュラルなのが一番の魅力です。
陶器肌の条件は「スムースな肌」「きめ細かい」「マットな質感」。
毛穴の黒ずみや開き、肌の凸凹があれば陶器肌とは言えないので、スキンケアは毛穴のケアを重点的に行うのがポイントです。
また、陶器肌はファンデーションで作るものではなく、ナチュラルメイクで叶えるもの。すっぴんでもツヤ肌をキープするためのスキンケアを心がける必要あり。
きめ細かく美しい陶器肌には、外面だけでなく内面の美しさも反映されます。日々のスキンケアやメイクテクニックを磨いて、理想の陶器肌を目指しましょう。
美肌を表すワードには「透明感」もありますが、これは陶器肌とはまた違うタイプ。それぞれの特徴は以下の通りです。
■陶器肌
毛穴やシミ、そばかす、くすみなどの肌トラブルが一切なく、まるでお人形さんみたいな肌のこと。
肌の表面に薄い膜があるようなマットな質感で、隙がないのが特徴。幅広い年代の女性が憧れる美肌です。
■透明感
肌トラブルがないのは陶器肌と同じですが、質感に違いあり。透明感は、みずみずしい質感によって、透けるような肌を演出します。
比較的若々しい印象が強くなるので、エイジングケアとして透明感のある肌を目指す方も。ナチュラルな雰囲気がお好みの方に人気です。
陶器肌の女性は、男性のみならず、女性からも大人気!
芸能人で陶器肌と言えば、化粧品のCMでもおなじみの綾瀬はるかさん。きめ細かな白い肌は、高画質のテレビ画面でのアップになっても欠点が見つからないほどです。
美肌と言えば、忘れてはならないのが小雪さん。シミひとつない美白肌は、誰もがうらやむ陶器肌。
結婚してますますきれいになったと評判の北川景子さんも、陶器肌の持ち主。いつまでも変わらず若々しい雰囲気なのは、きめ細かい肌のおかげでもあるでしょう。
陶器肌の代名詞でもある韓国女性。シミひとつない白い肌を持つ韓国の女優さんは、世界中の女性の憧れの的。
例えば、韓国版「花より男子」のヒロインを演じたイ・ミンジョンさん。実は敏感肌で乾燥しがちな肌の持ち主ですが、陶器肌をキープする努力を惜しまないとのこと。
パックを冷蔵庫で冷やして保湿力をアップさせたり、寝る時に美容液とオイルを混ぜたパックをするなど。保湿には余念がないのが陶器肌の秘訣でしょう。
また、韓国アイドルグループ「Suger(シュガー)」のメンバーで、女優としても活躍しているパク・スジンさん。まるで赤ちゃんのようなツルンとした陶器肌の持ち主です。
彼女の美肌キープの秘訣は、徹底した紫外線対策とスキンケア。外に出るときは必ず日焼け止めを塗ったうえに帽子や日傘で対策。さらに、2、3時間に1度は塗り直しをするとのこと。
半身浴やサウナでたっぷり汗を流した後に、化粧水を浸したコットンでパック。水分の多い野菜を摂るなど、食生活にも気を使っているそうです。
若い女性から大人気のアイドルグループ「miss A」の元メンバーであり、最近は女優でも活躍するペ・スジさん。「国民の初恋」と呼ばれるだけあって、完璧な陶器肌は群を抜いています。
彼女の美肌の秘密は、独自のクレンジング法。クレンジングオイルでマッサージを4分間→クレンジングフォームで洗顔を2分間→最後にぬるま湯でのすすぎを4分間。合計10分かけてクレンジングと洗顔をします。
さらに、肌トラブルが気になる時は、20分間かけて徹底的に汚れを除去するという徹底ぶり。
食生活では、ビタミンやミネラルが豊富なものを積極的に摂るようにしているそうです。
陶器肌を作るには、厚塗り感を出さずにツヤを出すべし。メイクの過程ごとに気をつけたいポイントがあります。
陶器肌の特徴である毛穴や凸凹がない均一な肌を作るには、下地がキーポイント。
気になる箇所には、コンシーラーやコントロールカラーをピンポイントで使ってカバー。
下地がベースメイクの出来を左右するので、時間をかけて丁寧に行いましょう。
下地の後に使うのは、肌への密着度が高いリキッドかクリームタイプのファンデーション。
ムラなく塗るには、ブラシを使うのがコツ。毛穴が目立つ個所は、下から上に向かって引き上げるようにのばしていきます。
ブラシでのせた後に、手でなじませるのも重要ポイント。ファンデーションは、手で伸ばした方が乾燥しにくいです。マットな陶器肌は乾燥が目立ちやすいという特徴があるので、必ず行ってください。
下地とファンデーションの後は、コンシーラーで肌トラブルの調整。その後仕上げのフェイスパウダーをつけますが、その前に少々時間を置くことで陶器肌へ。
パウダーをつける前に、ファンデーションの油分をティッシュオフする方も多いですが、これは逆効果。
ある程度油分が残っていた方が、保湿効果がアップして潤いのある陶器肌に。ベタつきが落ち着くまでしばらく時間をおいて乾かすことで、1日中陶器肌をキープできます。
ファンデーションのベタつきがおさまったら、フェイスパウダーで仕上げ。
陶器肌の特徴であるマットな質感にこだわりすぎて、パウダーを多めに使うのはNG。厚塗りすれば良いというわけではなく、適度な素肌っぽさも必要です。
フェイスパウダーをフタやティッシュの上に適量出してからブラシになじませ、サラッと肌の上にのせます。
メイク崩れが心配という方は、パフで薄く重ね塗りを。厚塗り感が出ないように、顔全体ではなくテカりやすいTゾーンに重ねます。
パウダーの量はほんの気持ちで十分。粉の量ではなく、パフで抑えるというスタンスでOKです。
陶器肌を実現するためには、メイクと同じくらいスキンケアも重要。正しいスキンケアの順番とやり方をマスターしましょう。
洗顔で重要なのは、しっかり汚れを落としながら必要な油分を確保すること。
洗顔料はよく泡立ててきめ細かい泡を作り、肌に直接手が触れないように泡の弾力を利用して優しく洗います。
32度くらいのぬるま湯を手ですくって何度もすすぎますが、生え際などに泡が残らないようにしっかり洗い流しましょう。
洗顔後の肌に水分を補給する化粧水。使用する時のコツは、手の平で顔全体を覆うようにしてハンドプレスで潤いを行き渡らせること。
角層に浸透する水分量には限界があり、化粧水の量を増やしたところでさほど効果は期待できません。
乾燥肌の場合は、気になる部分のみに、少量を重ねつけするだけで十分です。
美容液は、主に保湿成分が多く配合され、高い効果が期待できるアイテム。仕上げに使う方も多いですが、乳液やクリームなどの油分が含まれたアイテムの前に使うのが正解です。
テクスチャーは、オイルやクリーム、ジェルなど様々あるので、自分好みのものを選んで。
「ブースター」と言われる美容液は、スキンケアアイテムの効果を高める役割があるので、化粧水の前に使用しましょう。
乳液は、化粧水の水分を閉じ込めて保湿しながら、肌の水分と油分のバランスを整える役割。
しっとりタイプやさっぱりタイプ、日中用、夜用など種類が豊富ですが、季節や肌質によって使い分けるのがおすすめです。
洗顔は、陶器肌になるためのキーポイント。こちらの酵素洗顔パウダーは、潤いを残しながら汚れを吸着する優秀アイテム。
肌の水分量をキープしたまま洗顔することが可能。使い切りのポーションタイプなので、衛生的にも安心です。
毛穴の汚れや黒ずみ、角栓まですっきり落ちるので、使い続けるほど毛穴が目立たなくなる効果あり。きめ細かい泡が、しっかりと汚れを絡め取ってくれます。
FANCL(ファンケル) ディープクリア 洗顔パウダー / ¥1,980
陶器肌の聖地である韓国のプチプラクッションファンデーション。リキッドがたっぷりしみ込んだスポンジは、新感覚コスメです。
サイズが均一のパウダー粒子によって、きめ細かい陶器肌に。光の乱反射によって、肌に輝きをプラスしてくれます。
なんと、これひとつで下地、ファンデーション、日焼け止め、保湿美容液の4役をこなす優れもの。メイク時間の短縮にも役立つでしょう。
MISSHA(ミシャ) M クッション ファンデーション(モイスチャー) / ¥1,100
仕上がりにこだわったコスメで人気のデパコスブランド「THREE(スリー) 」。こちらは、天然由来の成分80%から作られたリキッドファンデーションです。
サラッとしたテクスチャーで伸びが良く、肌への密着度も高め。植物オイルのスキンケア効果もあり、肌自体が持つ美しさを引き出してくれます。
カバー力はあるものの、ツヤ感は控えめなので透明感が強くなる心配もなし。カラータイプは全8色あるので、肌にぴったりなカラーが見つかるでしょう。
THREE(スリー) フローレスエシリアル フルイド ファンデーション / ¥5,500
「CHANEL(シャネル)」のファンデーションは、メイクの持ちが抜群!と評判。パウダーがのりにくい皮脂が多い部位にもしっかりフィットして、厚塗り感のない陶器肌に。
湿度や気温の変化による悪影響から肌を守る機能にも注目。常に肌表面が滑らかな状態で、メイクしたての輝きが長続きします。
陶器肌をイメージさせる真っ白なパッケージも魅力的。コンパクトサイズなので、持ち歩きにも便利です。
CHANEL(シャネル) ル ブラン コンパクト ラディアンス / ¥8,250
陶器肌のポイントは、正しいスキンケアとちょっとしたメイクのコツを押さえること。ぜひご紹介した情報を参考にして、憧れの陶器肌を手に入れてください。