やさしい甘みのあるはちみつは、天然の糖分で、さまざまな食品に使用されていますよね。そこで今回は、シンプルでヘルシーなはちみつ湯の効能や作り方、アレンジレシピをご紹介します。
「はちみつ湯」とは、お湯にはちみつを入れたもので、美容や健康に気を使っている方に人気がある飲み物です。
水は、体内の循環に関わるものなので、水分補給は美容や健康のために書かせません。お湯や白湯の味が苦手な方も、甘いはちみつを入れることで飲みやすくなるので、楽しみながら水分補給できるのがメリットです。
はちみつは、蜂達が一生懸命に集めた蜜です。蜂の食事になるはちみつは、ビタミン類やミネラル類だけでなく、アミノ酸・酵素・有機酸なども含まれている栄養価の高い食品です。
また、はちみつには殺菌作用があり、免疫力アップをサポートしてくれますので、疲れている時や喉の痛みを感じる時、風邪の引き始めなどにおすすめです。
また、はちみつには抗酸化物質も含まれていますので、摂取することで、アンチエイジングにも役立ってくれるのが魅力です。
そして、はちみつは天然の糖分ではありますが、白砂糖と比べると75%程度のカロリーですので、ダイエット中に甘い物を飲みたい場合にもおすすめですよ。また、甘さがあるにも関わらず、血糖値やコレステロールの調整にも役立ってくれるといわれています。
さらに、はちみつはお腹の調子もととのえてくれます。お湯を飲むことで血行が促進され、代謝アップや、老廃物を排出しやすくなりますので、便秘がちな方や下痢になりやすい方にもはちみつ湯はおすすめです。
その他にも、はちみつに含まれている「フラボノイド」や抗酸化物質は、心臓病のリスクを軽減してくれる役割を果たしてくれることも期待できますよ。
はちみつ湯を飲む際に気になるのが、はちみつの選び方ですよね。
はちみつには、さまざまな種類があり、スーパーやコンビニなどでも手軽に購入することはできます。
はちみつ湯を作る際には「純粋はちみつ」を使用するのがおすすめです。含まれている水分が少なく、比較的固さのある、少し濁りのあるはちみつです。
はちみつから匂いや色を取り除いて加工した「精製はちみつ」は、はちみつ本来の栄養素が壊れてしまっています。
また、「加糖はちみつ」は、はちみつにぶどう糖を加えているため、本来のはちみつの成分が薄くなってしまっています。
さらに、はちみつは45度以上になると、栄養素が壊れてしまいますので、できるだけ非加熱のはちみつを選ぶのがおすすめです。
■はちみつ湯はいつ飲む?
はちみつ湯の効果をより活用したい方は、食前や食間など、食事の前に飲むのがおすすめです。消化もサポートしてくれますよ。
また、日中のダメージは睡眠中に回復しますので、就寝前にはちみつ湯を飲むことでリラックスできますし、はちみつ湯の栄養も就寝中に使用することができますよ。
1日にコップ1杯(200ml)で3杯程度までにしておきましょう。
■小さい子供や赤ちゃんにはNG
はちみつにはボツリヌス菌の芽胞が混入していますので、1歳未満の小さい子供や赤ちゃんに与えるのはやめましょう。乳児ボツリヌス症にかかる危険があります。
■はちみつ湯の作り方
はちみつ湯は、白湯を使用するのがおすすめです。
白湯の作り方は、
①やかんや鍋に水を入れて蓋をしたら、火にかけて沸騰させます。
②沸騰したら蓋を外し、15分程度そのまま沸かし続けます。
③50度程度に冷ましてから飲みましょう。
あとは大さじ1杯のはちみつを入れて溶かせば、はちみつ湯の完成です。はちみつの栄養が壊れないよう、お湯の温度は45度以下にしましょう。
ただし、はちみつは金属のスプーンを使用すると成分が変化してしまうといわれていますので、金属以外のスプーンを使用するのがおすすめです。
次に、はちみつ湯を作るのにおすすめのはちみつを紹介します。
チューブボトルに入った生はちみつはたっぷり300g。固まりにくいので、チューブを押すだけで簡単にはちみつを出せます。
仕事先や大学などでさっとはちみつを取り入れたい人におすすめなのがこちらの商品。スティックタイプは持ち運びしやすく、入れ物も可愛いのがポイントです。
はちみつはどこで取れたかで味が大きく変わるもの。伝統あるウクライナのはちみつを毎日の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
いろいろな種類のはちみつを少しずつ楽しみたい人は、こちらの商品がおすすめです。スティックタイプなので、カロリーコントロールもしやすいところがポイントです。
国産の花の香がふんわりとするはちみつは、100%純粋なはちみつです。見た目も高級感があるので、インテリアにこだわる人にもおすすめですよ。
花の露のはちみつはサラッとしていて冷たい水でも簡単に溶けるので、はちみつ湯にぴったりですよ。コスパがいいので、毎日はちみつ湯を続けてもお財布に響かないのもポイントです。
はちみつ湯を続けるのは難しいと感じている人は、はちみつ紅茶を試してみてはいかがでしょうか。はちみつのパウダーが入っているので、毎日の生活に簡単にはちみつを取り入れることができます。
はちみつ湯は、そのまま飲んでもメリットが多いドリンクですが、アレンジレシピもおすすめです。
■生姜はちみつ湯
例えば、体をポカポカと温めてくれる生姜を入れた「生姜はちみつ湯」がいいですね。
200mLのお湯に大さじ1杯のはちみつと、小さじ1杯~2杯程度のすりおろした生姜を入れて飲むだけです。
■はちみつレモン湯
また、ビタミンCたっぷりで美肌におすすめのレモンを加えた「はちみつレモン湯」もいいですね。
200mLのお湯に大さじ1杯のはちみつと、小さじ1杯~2杯程度のレモン果汁を入れて作りましょう。
■きな粉や梅干しも
その他にも、はちみつ湯に電子レンジで1分ほど加熱した梅干しを入れたり、小さじ1杯のきな粉を入れて飲むのも人気がありますよ。
■大根はちみつ湯
腹持ち抜群な大根はちみつ湯。コップに蜂蜜・ポッカレモン・生姜・塩・ゴマを入れて、お湯を入れます。そして、すりおろした大根を入れれば完成です。
蜂蜜やポッカレモンの量はお好みで調整してください。燃焼力が高く、体の内側からポカポカしてきますよ。
■はちみつ金柑湯
お正月に余った金柑の甘露煮もはちみつ湯にリメイクできます。コップに金柑の甘露煮を入れてお湯を注ぎ、スプーンで潰しましょう。最後に蜂蜜を入れてかき混ぜれば完成です。簡単かつ美味しいので試してみてください。
美容や健康にも役立ってくれるはちみつを入れたはちみつ湯は、さまざまな魅力があるヘルシーなドリンクです。はちみつ湯は、簡単に作れてアレンジメニューも豊富なので、ぜひ毎日の生活に取り入れてみてくださいね。