ほんのり香る練り香水は注目の香りアイテム!ドラッグストアで手に入る手軽なものからブランド商品まで種類が豊富です。今回は、練り香水の効果的な使い方や、おすすめ商品をご紹介します。
【目次】
「ソリッドパフューム」とも言われる練り香水は、オイルやワックスなどに香料が練り込まれた固形の香水。アルコールフリーで作られていて、一般的な香水に比べて香りがソフトなのが特徴です。
天然由来の成分で作られているものも多く、肌が弱い方でも安心。パッケージも小さめのものが多く、持ち歩きにも便利です。
おしゃれなパッケージの商品も多数あり、選ぶのも楽しみのひとつ。最近ではメンズの練り香水もあり、プレゼントとしても活用できます。
普通の香水は、香りを持続させるための揮発性アルコールが配合されていますが、練り香水には含まれていません。
そのため、肌にも優しく、ほんのりと香りが広がるのが一番の魅力です。
強すぎない香りで嫌味がないので、オフィスシーンや人混みでも気にせず使えるのも嬉しい点。塗り直した直後でも、香り立ちが優しいので安心です。
数ある商品の中からお気に入りの練り香水をみつけるためには、選び方も重要ポイント。香りだけでなく、機能性にも注目しましょう。
■原材料や成分をチェックする
アルコールフリーとはいえ、直接肌に付けるのでやはり原材料や成分はチェックする必要あり。刺激の強い成分は避け、保湿成分が含まれているものが望ましいです。
例えば、香料成分は有機のエッセンシャルオイルが使われてるのが理想的。保湿成分は、ホホバオイルなどの天然成分だと敏感肌の方でも安心でしょう。
■スキンケアに活用できるものもおすすめ
練り香水の中には、指先やリップ、髪の毛などのケアに活用できるものも。植物性オイルやスクワランが配合されていれば、肌を乾燥から守ってくれます。
ホホバオイルやミツロウが配合されていれば、肌はもちろん髪の毛もしっとり。良い香りを漂わせることもできるので、一石二鳥です。
■缶タイプ
練り香水と言えば、缶タイプが主流。適量を指に付けて肌に塗るので、量が調節しやすいです。
伸びが良く、好きな部位に広げやすいのもメリットでしょう。
■スティックタイプ
キャップを外してそのまま塗ることができるスティックタイプは、手を汚したくない方におすすめ。
歩きながらでもササッと使えるのが便利です。
アルコールや防腐剤が含まれていない練り香水の場合、開封後は早めに使い切る必要があります。
特に、缶タイプは指で塗るので、衛生的にも早めに使い切る必要あり。
使用期限が記載されているわけではありませんが、色や香り、品質などが劣化していないか確認しながら使いましょう。
練り香水は、付けている本人が一番その香りを楽しむことができる香水。自分好みの香りを選ぶことで、満足感も高まります。
人気があるのは、ローズや金木犀などのフローラル系や、爽やかなシトラス系。
可能であれば、一度肌に塗ってから香りを確認するのがおすすめです。
■香りが持続する付け方
練り香水の香りをできるだけ長く楽しみたい時は、血管が通った部分に付けるのが○。
耳の裏や手首、足首などに付ければ、香り立ちもよく長持ちします。
■ほんのり香りを楽しみたい時の付け方
多くの練り香水に含まれているミツロウは、ヘアワックスにも使われる成分。
少量を毛先になじませることで、ナチュラルな香りを楽しむことができます。
■乾燥対策に効果的な付け方
練り香水には、保湿成分が配合されているものもあります。乾燥しがちな指先になじませれば、良い香りがするうえに肌も潤う効果あり。
また、爪に塗り込んでネイルバームとして使うのも良いでしょう。
練り香水は、普通の香水とは違い肌や髪の毛に優しい成分が含まれているものがあります。
オーガニックの商品や、ホホバオイルなどの植物性オイルが使われていれば、指先や毛先のケアにも活用可能。
また、お部屋の中でルームフレグランスとして使う方法も。練り香水を塗った紙などをクローゼットやタンスの中に入れておいたり、お部屋に飾ることで全体に心地良い香りが広がるでしょう。
国産の素材にこだわりがあるブランド「SHIRO(シロ) 」。こちらは、清潔感溢れる石鹸のナチュラルな香りが男女問わず大人気で、SNSでも話題の練り香水です。
未精製のシアバターが配合されているので、指先のケアにも効果を発揮。スキンケアブランドだけに、お肌にも優しいのが特徴。
手になじむパッケージで、持ち歩きにも便利。香りの持続時間は2~3時間と短めですが、いつでもどこでも、ひと塗りで良い香りに包まれるでしょう。
SHIRO(シロ) サボン 練り香水 / ¥3,080
職人さんの手作りによる、ウッドの優しげな容器が特徴的な練り香水。天然の香料から抽出したエッセンスのみが使われているので、自然派の方におすすめ。
レモングラスやローズマリーなど、ハーブも配合されていることで少々エキゾチックな香りも。甘ったるい香りが苦手な方にはぴったりなので、男性へのプレゼントとしても○。
香りは「スウィートフローラル」「クールハーバル 」「フレッシュシトラス」「スパイシーウッド」の4種類あり。それぞれ個性が際立つ香りなので、オリジナリティを表現したい方にぴったりです。
AROME RECOLTE(アロマレコルト) ソリッドパフューム / ¥1,980
京都のお土産屋さんでは定番のうさぎ饅頭シリーズ。まるで本物の生花のような香りを楽しむことができると評判の練り香水で、全種類購入して日替わりで楽しむ方や、リピーターも多いです。
練り香水と言えば、シトラス系やムスク系の精油がベースとなっている商品が多いですが、こちらは珍しく日本ではなじみ深い花の香りがベース。丸みがあって可愛らしい容器も、愛着が沸きます。
香りの種類は、優しげに香る「金木犀」、甘酸っぱい香りの「桃」、上品な香りの「沈丁花」の3種類。子供の頃、外で遊んでいた時に嗅いでいた香りを思い出させてくれる練り香水です。
忍屋 舞妓さんの練り香水 / ¥682
世界中の有名ホテルや、飛行機のファーストクラスのアメニティーに採用されているイタリアの老舗ブランド「ACCA KAPPA(アッカパッカ) 」。スタイリッシュなパッケージが、高級感をかもし出している練り香水です。
ラベンダーなどのハーブに、ムスクの甘さをミックスした洗練された香りは、まさに大人の女性にぴったり。とはいえ、悪目立ちすることもなく、知性を感じさせてくれるのもメリット。
アルコールが一切使われていないため、緩やかな香りがほど良く広がり、周りにも好印象。持ち歩きにも便利なので、香りが弱くなった時にすぐ使えます。
ACCA KAPPA(アッカパッカ) ホワイトモス ソリッドパフューム 10ml / ¥5,280
人気のセレクトショップでも見かけることが多い「Senteur et Beaute(サンタール・エ・ボーテ) 」の練り香水。ティーシリーズは、その名の通り爽やかなお茶の香りを楽しめるのが特徴です。
軽いつけ心地で、肌なじみが良いのでデイリー使いにぴったり。香りを楽しめるのはもちろんですが、アルコールフリーのクリームタイプなので肌の保湿や保護にも役立ちます。
香りは、すっきりとした爽やか系の「ホワイトティー」、オリエンタルな香りの「ブラックティー」、穏やかな優しい香りの「グリーンティー」の3種類。いずれも周りから好印象になること間違いないでしょう。
Senteur et Beaute(サンタール・エ・ボーテ) ティーシリーズ 練り香水 10g / ¥1,320
モデルのローラさんがプロデュースしたことで話題となった「Vasilisa(ヴァシリーサ) 」の練り香水。動物柄のパッケージがキュートなスティックタイプで、バッグの中に入れても気にならないコンパクトなサイズ感も人気の理由。
香りの種類は5種類ありますが、中でもこちらの「ベンジャミン」は洋ナシとジャスミンの香りがミックスされたみずみずしくて爽やかな香り。リフレッシュしたい時にはぴったりです。
ドラッグストアでも手軽に購入できて、練り香水の中では比較的プチプラなのも嬉しいポイント。なんと言っても、スティックタイプなので手を汚さずにスーッと塗ることができて便利です。
Vasilisa(ヴァシリーサ) パフュームスティック ベンジャミン(ペア&ジャスミン) / ¥1,650
タイ発のナチュラルスキンケアブランド「THANN(タン) 」は、海外セレブの間でも人気。リゾート地のサロンで優雅なひと時を過ごしているような気分になれる練り香水です。
香りは3種類ありますが、こちらのエデンブリーズはローズやジャスミンがブレンドされた、芳醇で華やかな香り。甘さ控えめで、エレガントな印象を与えることができます。
シアバターやホホバオイルなど、高保湿成分が含まれているので肌ケアにも最適。香りはソフトですが、存在感があるので、気分を上げたい時に役立つでしょう。
THANN(タン) ソリッドパフューム エデンブリーズ / ¥2,310
プチプラコスメの定番ブランド「CANMAKE(キャンメイク)」の練り香水。保湿バームから作られてあるだけあって、指先やネイル、髪の毛の保湿ケアにも便利です。
香りは、花束のような優しげな「WHITE」と、透明感がありみずみずしい「BLUE」の2種類。
お値段が安い割には、香りもしっかりして使い勝手も良いのがメリット。家でも外出先でも気軽に使えるので、ひとつあると便利でしょう。
普通の香水とはまた違った魅力がある練り香水。ほのかな香りで好印象になること間違いないので、ぜひこれを機会に挑戦してみてはいかがでしょうか?