感染予防のために欠かせないマスクですが、マスクをするときの口紅ってどうしていますか?どうしてもマスクについてしまうのが大きな悩みですよね。そこで今回は、どうすれば落ちにくく、色移りしにくくなるのか、解決策をご紹介します。
【目次】
風邪はもちろん、インフルエンザなどが流行る季節は、自分がなっていなくても予防のためにマスクをすることがありますよね。
外出時に欠かせないので、家から仕事先まで、学校までつけていくという方も多いでしょう。
時には、食事や水分補給のときだけ外すけど、他はずっとマスクをしている……なんてことも。
そのときに気になることといえば、「メイクはどこまでするのか」ということではないでしょうか。
顔半分が隠れるマスクは、目元のメイクだけしっかりやっておけばいいような気もしてしまいますよね。
口紅も塗っていても落ちてしまうため、周りのリップ事情が気になることもあるでしょう。
自分を守るために欠かせないといっても過言ではないマスクですが、マスクをするときのメイクについて悩む女性は多くいます。
蒸れてベースメイクがよれてしまう……というお悩みもそうですが、特に多いのは口紅問題でした。
マスクをするときに口紅をしていると、どんなことが起きて多くの女性を悩ませてしまうのでしょうか。
マスクの中は自分の吐く息でとても湿度が高い状態にあるといわれています。
そのため、いつも以上にメイクが崩れやすくなってしまうんです。
リップメイクも同じで、口紅が浮き上がり、気付いたら崩れていた……なんてことも。
何度も経験をしていると、マスクを取るときに緊張してしまいますよね。
崩れてないか、変になってないか、すぐに鏡をチェックする方も多いのではないでしょうか。
マスクをしたときの口紅問題といえば、マスクの内側に口紅の色が移ってしまうことも挙げられます。
マスクを取ったら内側にべったり!なんて経験はありませんか?
そこを男性に見られてしまうと、もしかしたら引かれてしまうかもしれません。
内側をできるだけ見せないように取る女性も多いでしょう。
内側に色移りすることも、リップメイクが崩れていることになるので、何度もメイク直しをしなければならないと悩む女性もいるのではないでしょうか。
「マスクをすればどうせ見えない」「取ったときにはもう落ちてる」なんてことから、マスクをするときは口紅をしなくてもいいと思ってしまいますよね。
実際にマスクをするときに口紅を塗らない方はたくさんいます。
ただ、マスクをしていても崩れにくくて色落ちしにくいリップメイクの方法が分かっているなら、口紅は塗っておいたほうがいいかもしれません!
マスクをしたときに、きちんと口紅の色が残っているだけで素敵な女性に見えます。
逆に何もしていないと、血色が悪く見えたり、すっぴん感が強くなったりしてしまうので、仕事に行く場合は特にきちんと塗っていきましょう。
マスクをするときでも口紅は塗った方がいいと思っていても、「どうすればいいんだろう」と悩みますよね。
ここからは、崩れにくくて色移りしにくいリップメイクにするためのポイントをご紹介していきますよ。
まずは、口紅の選び方です。
マスクをするときは、マスクに適した口紅選び、マスクをしても落ちにくくなる口紅選び、口紅の塗り方が大切になってくるといわれています。
ひとつずつ、どんなところに注目すればいいのか見ていきましょう。
マスクを着用するときの口紅選びでは、カラー選びが意外と見逃せないポイントになるんですよ!
おすすめは、肌なじみのいいヌーディーカラーを選ぶことです。
ヌーディーカラーであれば、たとえマスクに色が付いてしまったとしても、目立ちにくくすることができます。
ベージュやピンクベージュ、コーラル、ブラウンベージュ、サーモンピンクあたりの肌なじみがいい口紅を選んでみてください。
真っ赤なカラーは、マスクを外したときの落ちがとても目立つので、避けるのがベターですよ。
マスクをしていると湿度が高くなるため、肌も唇も保湿されている気になっていませんか?
実はこれ間違いだったようです。
むしろ水分の蒸発とともに肌や唇のうるおいも蒸発してしまい、乾燥しやすくなるそう。
乾燥もメイクが崩れやすくなる原因になります。
実は蒸れだけでなく、乾燥によってリップメイクが崩れていた……なんてこともありますので、きちんと保湿対策を忘れないようにしましょう。
最近の口紅は、保湿成分が含まれているものも多いですが、念のためどんな保湿成分が含まれているかチェックしてみるといいですよ。
マスクをすることが分かっているのであれば、落ちにくさ重視で口紅を選ぶことももちろん大切です。
発色がすごく、落ちにくいと書かれている口紅もたくさんありますが、マスクをするときは選ぶときのポイントが少し変わってきます。
なぜなら、落ちにくい口紅でもマスクの摩擦に耐えられないこともあるからです。
マスクをするときのリップメイクにふさわしい口紅はどのようなものが当てはまるのか、次で詳しく見ていきましょう。
口紅にもさまざまなタイプがあり、リップメイクアイテムも充実していますよね。
その豊富な種類から賢く選べば、マスクをしたときでも色移りを防ぎ、口紅の発色をキープすることが期待できますよ。
マスクをしたときのお悩みを解決するのであれば、ティントタイプの口紅がおすすめですよ。
ティントには元々「染める」という意味があります。
そのため、色を乗せるだけのルージュやグロスとは違い、落ちにくいのが最大の魅力になっているんです。
唇そのものを鮮やかな色で染めたような仕上がりになるので、マスクをする女性にとって心強いはず。
また、ルージュやグロスのように唇のベタつきがないのも嬉しいポイントの一つです。
保湿はしてくれるのに、サラサラな仕上りになるので快適だという女性が多くいます。
ティントリップは、マスク向きリップといっても過言ではなさそう!
リップにもツヤやベルベット、サテンなど、いろいろな質感があるかと思いますが、マスクを着用するならサラサラのマットリップをセレクトしてみてください。
ツヤやグロッシーな口紅も素敵なのですが、マスクをするとマスクと唇がくっついてしまうことがあり、せっかくのリップメイクも台無しになってしまうからです。
マットリップであれば、色も落ちにくいので長持ちするでしょう。
ただ、マットリップは唇の乾燥が気になるという女性も多いですよね。
その場合は、保湿成分が含まれているものを選ぶことと、リップメイク前にリップクリームできちんとケアしておくことが大切ですよ。
マスクをしても、発色の良い口紅を1日キープしたいときは、リップメイク専用のコートを使うこともおすすめですよ。
眉色をキープするアイブロウコートと同じように、口紅コートもリップカラーをキープしてくれる優れものです。
リップコートは口紅の色をキープしてくれるだけでなく、その商品によっては唇の乾燥を防いだりしてくれるものもあるんですよ。
飲み物を飲んだ時のグラスへの色移りを防いでくれるものもありますので、これならマスクをするときも大活躍してくれそうですね。
マスクをするときは、まず口紅の選び方に注目することが大切になります。
そしてマスク向けの口紅を選ぶことができたら、その口紅の塗り方にも注目していきましょう。
塗り方次第で仕上がりも持ちの良さもぐっと変わってくるので、ぜひ意識してみてください。
リップメイクに取り掛かる前に、まずはリップクリームで保湿ケアをしておくといいですよ!
唇の縦ジワに沿って塗ると、しっかり保湿することができます。
すぐリップメイクに取り掛かる場合は、一度ティッシュオフして余分な油分を吸収させておきましょう。
そしてすぐに口紅を塗るのではなく、リップペンシルを使うことも大切ですよ。
唇の輪郭を描いてから、その中を塗りつぶすようにして使うと、口紅がもしも落ちてしまってもリップペンシルの色が残り、自然な血色感をキープすることができます。
リップペンシルがあれば、自分がなりたい唇を作ることもできるので、なじみのいいものを1本用意しておくと便利です。
リップメイクのベース作りができたら、口紅を塗っていきます。
このとき、直塗りや指でポンポンと塗るのではなく、リップブラシを使うことがポイントになりますよ。
リップブラシに口紅を含ませ、下唇の中央から口角へ、上唇の山から口角へ、そして最後に中を塗りつぶします。
リップブラシを使うことで、きちんとした印象が強くなるだけでなく、口紅と唇の密着度を高めることが期待できるので、このひと手間はマスク着用時のときもぜひやってみてください。
マスクをしたときに崩れたり、色移りを防いだりするためには、ここで一度ティッシュで唇を押さえましょう。
優しく押さえて、余分な口紅を取るのです。
優しく押さえることで、さらに口紅と唇も密着してくれますよ。
やはり塗りすぎていると、マスクに色が移りやすくなるので、ティッシュオフは欠かせないステップになるでしょう。
ティッシュで押さえたあとに、リップメイクやメイク全体のバランスを確認しましょう。
そして薄いと感じるようであれば、もう一度リップブラシで口紅を塗り、ティッシュで押さえてください。
二回繰り返すことで、余分な口紅はないものの色を濃くすることができます。
もちろん、一度塗りでもいいと思うのであれば、このステップは飛ばしてもOKですよ。
リップメイクの仕上げには、口紅コートをプラスしてみて!
マットリップやティントリップをティッシュで押さえて密着させるだけでも、マスクを外した時の印象は変わってくるはずです。
ですが念には念を入れて口紅コートを活用していきましょう。
唇全体をコーティングし、程よいツヤを出してくれることもあります。
使い方は、そのメーカーによって異なるので、どんな風に使うのか見てから取り入れてみてくださいね。
ここからは、マスクをするときにおすすめのリップアイテムをご紹介していきますよ。
リップコスメはたくさんあるからこそ、どんなものがいいのか悩んでしまいますよね。
マスク着用向けにおすすめのリップアイテムを「ティントタイプ」「マットタイプ」「口紅コート」の3タイプに分けたので、選ぶときの参考にしてみてください。
染めるを意味するティントタイプのリップは、色持ちがよく、落ちないリップとして話題になりました。
韓国のコスメブランドから火がつき、今ではハイブランドからも発売されているほど大人気です。
ティントリップにも、こってりしたテクスチャーのものからさらっとしたものまであるので、好みで選んでみてください。
また、塗った後は触れずに5分ほど放置しておくと、色味をしっかり定着させることができますよ。
CANMAKE(キャンメイク)のリップティントシロップは、1,000円以下で買えるプチプラティントリップですが、本当に落ちにくいと人気のアイテムです。
時間とともに発色も増す優れもの!
シロップのような軽い付け心地も魅力的ですし、マットリップが苦手な女性にもおすすめです。
CANMAKE(キャンメイク) リップティントシロップ / ¥715
韓国のコスメブランドでおなじみのETUDE HOUSE(エチュードハウス)からも、おすすめのティントリップがありますよ!
それが、パウダールージュティントです。
さらりとしたマットな唇に仕上げてくれるだけでなく、重ねるたびに濃厚な発色を叶えてくれます。
落ちにくくてつきにくい、マスクの着用時にぴったりなアイテムですよ。
ETUDE HOUSE(エチュードハウス) パウダールージュティント / ¥1,485
人気のティントリップといえば、OPERA(オペラ)のティントオイルルージュも外せません。
透けながら唇そのものを色づかせたような仕上がりで、自分だけの色と質感を楽しむことができます。
透け感のあるキレイな色が落ちずに続くので、軽やかさを出したいときやナチュラルに仕上げたいときにもおすすめですよ。
サラサラのリップケアオイルをベースにしているので、唇にフィットし、しっとりしているのにべたつかないのもすごいところです。
OPERA(オペラ) ティントオイルルージュ / ¥1,650
大人顔を叶えたいなら、rom&nd(ロムアンド)のゼロベルベットティントはいかがですか?
上品さが漂うベルベットのような仕上がりに、誰もがうっとり!
ティント×ベルベットでマスクにもつきにくいですし、季節問わず取り入れやすいのも人気の理由の一つ。
11色あるので、自分に似合う色も見つけることができそうですね。
rom&nd(ロムアンド) ゼロベルベットティント / ¥1,500
光沢感を押さえて、マットな質感を演出できるマットリップは、落ちにくく落ち着いた雰囲気を引き出してくれます。
光沢を加えるグロッシー系の口紅と対比すると、マットリップは唇そのものの質感を際立たせてくれるのが魅力といえるでしょう。
秋冬のイメージが強いマットリップですが、最近は春夏でも人気があります。
乾燥が気になる場合は、マットではなく、セミマットな口紅を選ぶのもおすすめです。
MAYBELLINE NEW YORK(メイベリン ニューヨーク)のSPステイ マット インク クレヨンは、軽やかな質感のマットリップで、最長8時間続くと人気のアイテムです。
クレヨンタイプなので、リップブラシいらずでそのまま唇に塗ることができ、しっかり密着させることができます。
唇の輪郭まで丁寧に描けるので、きちんと感も演出できるでしょう。
MAYBELLINE NEW YORK(メイベリン ニューヨーク) SPステイ マット インク クレヨン / ¥1,430
プチプラのマットリップを探しているなら、REVLON(レブロン)のウルトラ HD マット リップカラーもおすすめですよ。
ベルベットのようになめらかで、クリーミーな付け心地が特徴で、マットなのに乾かないと口コミでも好評です。
見たままの発色が続きますし、クリーミーマンゴー&ホイップバニラの香りでマスクの中でも癒されるでしょう。
REVLON(レブロン) ウルトラ HD マット リップカラー / ¥1,650
3CE(スリーシーイー)のムードレシピマットリップカラーは、クリーミーな塗り心地で、唇をふっくらした仕上がりへ導いてくれるマットリップです。
温もりのあるニュアンスカラーが展開されているので、肌なじみがよく、おしゃれ顔も叶えてくれますよ。
マスクにつきにくくなるだけでなく、トレンドのグラデーションリップにもチャレンジしやすいので、おしゃれの幅が広がります。
3CE(スリーシーイー) ムードレシピマットリップカラー / ¥1,960
マットリップの中で圧倒的な人気を誇るのが、NARS(ナーズ)のパワーマットリップピグメントです。
さらっとしたリキッド状のテクスチャーは、唇へのなじみがよく、簡単にフルカバレッジの仕上がりを叶えてくれます。
そしてインクのような鮮やかな発色が続くので、マスクをとったときもぱっと映えるでしょう。
NARS(ナーズ) パワーマットリップピグメント / ¥4,070
塗りたての口紅を長時間キープしてくれる口紅コートも、マスクの着用時にぜひ活用してほしいアイテムです。
仕上げに取り入れるだけで、口紅の色が落ちにくくなる口紅コートは、こまめにメイク直しもしなくてもいいですし、彼とのデートや食事で落としたくないときなど、ここぞというときに活躍してくれるので、ひとつ常備しておくと安心ですよ。
口紅コートは、プチプラでゲットできるものが多いのも嬉しいポイントです。
RIMMEL(リンメル)のマジカルステイ リップコート ケアプラスは、口紅の色がマスクやカップなどに付くことなく、鮮やかな色をキープしてくれるアイテムで、美容成分が配合されているので唇のケアも同時にしてくれます。
さらに、ツヤが出るオイルを配合しているので、マットリップに少し重ねればいつもとは違うリップメイクを楽しむこともできますよ。
RIMMEL(リンメル) マジカルステイ リップコート ケアプラス / ¥1,650
Witch's Pouch(ウィッチズポーチ)のスムース リップコートは、ロングラスティング成分を使用していることが特徴で、口紅の粒子をしっかりとキャッチしてくれるので、マスクやグラスへの色移りを防いでくれます。
6種類の保湿成分でケアもしてくれますし、ほんの少しの量で口紅をコーティングできるのでコスパも良しですよ!
Witch's Pouch(ウィッチズポーチ) スムース リップコート / ¥1,078
食事をしても口紅の色が落ちないKOSE(コーセー)のリップ ジェル マジック EXも、マスクをするときに活躍してくれること間違いない!
ツヤ・化粧もちがパワーアップして帰ってきたので、今まで以上に頼もしい存在です。
口紅の色を活かしたいならクリアタイプを、煌めきをプラスしたいならパールタイプを選んでみてください。
KOSE(コーセー) リップ ジェル マジック EX / ¥1,650
デパコスからも口紅コートが登場しています。
中でもおすすめなのは、ANNA SUI(アナスイ)のリップカラートップコートNです。
唇表面にゲル膜を形成し、ぴたっと密着して口紅の色移りや色落ちを防いでくれます。
さらに、マスクによる水分の蒸発も防いでくれるので、乾燥からも唇を守ることができそう!
ANNA SUI(アナスイ) リップカラートップコートN / ¥2,200
これまで、マスクをしたときのお悩みを解決するためには、口紅の選び方や塗り方に注目していきましたよね。
しかし、意識していてもマスクの内側にほんの少し色がついてしまうこともあるでしょう。
そのときは、視点を変えてマスクの選び方に注目するのもいいかもしれません。
リップメイクアイテムと同じように、マスクの種類も最近は豊富にありますよね。
デザインが可愛いものや、夏でも快適に使えるひんやりしたものなど、いろいろありますが口紅のことを考えたときはどのようなマスクを選べばいいのでしょうか。
可愛いマスクやひんやりしたマスクがあるように、メイクが落ちにくいマスクというものがあることをご存知でしたか?
最初から口紅がつきにくいように計算されたマスクになっているので、落ちにくいリップメイク方法と一緒に取り入れることで、安心感が増える女性も多いでしょう。
女性らしいピンクカラーであることが多いので、おしゃれも楽しめそうですよ!
マスクを選ぶときは、できるだけ立体感のあるマスクにするのもひとつのポイントです。
平らなマスクだと、もろ口紅とマスクが接触してしまいますよね。
動いた時の振動や摩擦によって口紅が落ちやすくなってしまうので、口元の空間をキープすることはとても大切になります。
ノーズフィットバーがついているものはもちろん、マウスバーなどもついているマスクだとより安心して口元とマスクに空間を作ることができ、その空間をキープしやすくなりますよ。
マスクをするときの口紅問題についてご紹介させていただきました。口紅の選び方や塗り方で解決できそうですか?マスクを外すときも自信が持てるようにぜひ試してみてください。