プチプラで毎日たっぷり使える大容量、そして何より肌に優しい「ハトムギ化粧水」は、老若男女問わず人気のスキンケアアイテム。そこで今回は、そんな「ハトムギ化粧水」を徹底検証。効果や使い方、種類などをおすすめを使って詳しくご紹介します。
【目次】
口コミサイトや美容誌の人気ランキングで、必ず上位にランクインする人気スキンケアアイテムといえば「ハトムギ化粧水」。プチプラなのに毎日たっぷり使える大容量で、老若男女問わずに人気の化粧水です。ただそんな「ハトムギ化粧水」ですが、実際どんな化粧水なのか詳しくは分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「ハトムギ化粧水」の効果や使い方、種類などをおすすめの商品を使ってご紹介。「ハトムギ化粧水」がなぜそんなに人気なのか、その魅力を徹底検証していきます。
まずは、「ハトムギ化粧水」の成分に注目。そのおもな成分である”ハトムギ“について詳しくご紹介します。
ハトムギ化粧水に含まれる”ハトムギ“は、イネ科ジュズダマ属の穀物で日本ではお茶などの食用としてもお馴染み。その殻や種皮をはがして乾燥させたものは”ヨクイニン“とも呼ばれて、昔から肌荒れやイボなどの治療に使われていました。
ハトムギ化粧水の”ハトムギエキス“以外の成分は各メーカーで異なりますが、この化粧水の魅力はその成分がシンプルで無着色・無香料など低刺激なこと。ほとんどのハトムギ化粧水は肌にやさしい処方で作られています。
ただ、トラブルがあるような肌がデリケートな時は、配合された成分が少ないシンプル処方のハトムギ化粧水を選ぶのがおすすめです。
ここまでは、ハトムギ化粧水に含まれる”ハトムギエキス“についてご紹介しましたが、ここからはそのメリットや効果について詳しく見ていきます。今回は、ハトムギ化粧水の効果のうち5つのポイントに注目しました。
<ハトムギ化粧水のメリットや効果>
①肌の保湿に効果的
②天然成分で肌に優しい
③ニキビや肌荒れの鎮静効果も!
④くすみを解消して美白にも!
⑤毛穴ケアにも◎
ハトムギ化粧水は、女性のさまざまな肌悩みに効果があります。では、それぞれのポイント別にそのメリットや効果をご紹介していきます。
ハトムギ化粧水の”ハトムギエキス“には、肌の水分補給や保持に効果のある成分”アミノ酸“が豊富に含まれています。”アミノ酸“は肌を内側からしっとりうるおして乾燥を防ぎ、肌のバリア機能を高めてくれる効果があります。ハトムギ化粧水は、スキンケアの基本ともいえる”保湿“に特化した化粧水です。
”ハトムギ“は、昔から肌荒れの治療薬として使われていたことからも分かるように、肌に優しい低刺激の保湿成分。ハトムギ化粧水は一年を通して定番の化粧水として使えますが、特に季節の変わり目の肌がゆらぐ時期やホルモンバランスが崩れる月経前の時期などにもおすすめの化粧水です。
もちろん敏感肌や乾燥肌の方にもおすすめの化粧水。特にデリケートな肌の方は、配合された成分が少ないシンプル処方のものが刺激が少なくておすすめです。
ハトムギ化粧水は肌に優しいだけでなく、ニキビや肌荒れに効果的な化粧水。”ハトムギエキス“は皮脂の分泌をコントロールしてくれるので、ニキビに有効な成分です。
”ハトムギエキス“に多く含まれる”アミノ酸“は、リンパの流れをサポートして肌のターンオーバーを正常なサイクルに戻してくれる効果も。ターンオーバーの乱れによる肌荒れを鎮静化してくれます。
ハトムギ化粧水は大人肌に多い肌悩みのくすみにも効果的。”ハトムギエキス“は肌の基礎代謝をアップさせるので、肌のくすみが解消されて透明感のある肌に導いてくれます。肌の基礎代謝がアップすると肌のキメも整うので、結果的に美白ケアにもつながります。
”ハトムギエキス”で肌の基礎代謝が上がると、気になる毛穴詰まりも解消されて黒ずみや毛穴開きといった肌トラブルも改善。ハトムギ化粧水は大容量のものが多くたっぷり惜しみなく使えることも、毛穴ケアには効果があります。
スキンケアの最初に使う化粧水は、肌にしっかり浸透するまでたっぷり使うのがポイント。どんなに成分の良い化粧水でも使用量が少ないと、せっかくのスキンケア効果が半減してしまいます。その点、プチプラで大容量のハトムギ化粧水は、毎日惜しみなくたっぷり使うことができます。
さらっとしたテクスチャーのハトムギ化粧水は、1回つけただけだと肌の角質層までしっかり届かずにかえって乾燥してしまう場合があります。ハトムギ化粧水をつける際は、肌がひんやりしてくるまで少なくとも3回は重ねづけするのがポイント。最後は肌を包み込むようにハンドプレスして、肌がうるおったかどうか確認するように使うのがおすすめです。
ハトムギ化粧水は、メイン化粧水として手でのばす以外にもおすすめの使い方があります。ここからは、ハトムギ化粧水のさらっとしたテクスチャーを利用した活用法や顔以外の場所に使う活用法をご紹介。もしまだ試していない使い方があれば、ぜひこの機会に試してみてください。
さらっとしたテクスチャーのハトムギ化粧水は、コットンパックに使う化粧水にも最適。プチプラで大容量なので、コットンがヒタヒタになるまで惜しみなく使うことができます。
パックはコットンを使ってもフェイスマスクを使ってもOK。ヒタヒタになるまでハトムギ化粧水をつけたら、約3分ほどパックしましょう。ハトムギ化粧水が角質層までしっかり浸透して、そのあとに使うスキンケアアイテムの効果がより高まります。
乾燥肌や年齢肌の方の中には、ハトムギ化粧水のさらっとした水のような質感が物足りなく感じている方も多いと思います。そんな方におすすめのハトムギ化粧水の使い方は、メイン化粧水のプレ化粧水として取り入れる使い方。
特に肌が乾燥する冬場は、ハトムギ化粧水とのW使いでメイン化粧水の浸透力をアップ。お風呂上りはとりあえずハトムギ化粧水をスプレーしておいて、メイン化粧水を使うまでのつなぎに使うのもおすすめです。
ハトムギ化粧水は、肌の汚れや余分な角質を落とすふき取り化粧水としても優秀。ハトムギ化粧水に含まれるクエン酸のピーリング効果で、小鼻まわりや頬などの毛穴の黒ずみをすっきり解消してくれます。
やり方はコットンにハトムギ化粧水を取って、気になる部分を優しくふき取るだけ。ハトムギ化粧水のピーリング効果は肌に優しいですが、ふき取る際は肌に刺激にならないように化粧水をコットンにたっぷり含ませるのがポイントです。
さらっとしたテクスチャーのハトムギ化粧水は揮発しやすく、水分をしっかり肌に浸透させたあとは、乳液やクリームなどの油分でしっかり”ふた“をするのが鉄則。そこで人気なのが、プチプラの定番「ニベアクリーム青缶」との組み合わせ。口コミでもプチプラ最強のコンビと評判になっています。
「ニベアクリーム青缶」は、スクワランやホホバオイルが配合された油分多めの”ふた“に最適なクリーム。ハトムギ化粧水とのコンビはどちらもシンプル処方で、それぞれが”水分“と”油分“に特化した相性抜群な組み合わせです。
ハトムギ化粧水はプチプラで惜しみなく使えるので、ボディケアに使うのもおすすめ。ただボトルが大きいものだと扱いづらく塗りにくいのが難点。ヘッド部分をスプレーに付け替えれば、一気に使いやすくなってボディに塗り広げるのもぐっと楽になります。
naturie(ナチュリエ)の「ハトムギ化粧水」のヘッドに付け替えるなら、無印良品(ムジルシリョウヒン)の化粧水用がジャスト。無印の化粧水用スプレーヘッドは2種類ありますが、ボディに使うのはトリガータイプがおすすめ。顔用なら通常のスプレーが使いやすいので、使う部位によってヘッド部分を使い分けるのがいいかもしれません。
無印良品(ムジルシリョウヒン) スプレーヘッド・トリガータイプ 化粧水用 / ¥250
人気のハトムギ化粧水は、さまざまなメーカーから発売されていて種類が多く、どれを使えばいいのかわからないという方も多いと思います。ハトムギ化粧水といえばパシャパシャ使えるさっぱり系のイメージがありますが、とろみのあるテクスチャーのしっとり系のハトムギ化粧水もあります。
ここからは、そんな種類の多いハトムギ化粧水をタイプ別にご紹介していきます。肌質や肌悩み、好みの使用感に合わせて、自分に合ったハトムギ化粧水を見つけてください。
ハトムギ化粧水のベストセラーといえば、naturie(ナチュリエ)の「ハトムギ化粧水」。パシャパシャ使えるさっぱり系の代表ともいえる化粧水です。オイリー肌やニキビ肌の方など、化粧水はベタベタしないさらっとしたテクスチャーのものが好みという方におすすめの化粧水。
たださっぱりする分揮発しやすいので、肌がうるおうまで浸透させて油分でふたをするのが使い方のポイント。今回ご紹介した重ねづけやパック使いで、ハトムギエキスの美容成分をしっかり肌に入れ込むように使いましょう。
naturie(ナチュリエ) ハトムギ化粧水 / ¥715
さらっとしたさっぱり系が多いハトムギ化粧水ですが、ALOVIVI(アロヴィヴィ)の「ハトムギとろとろローション」は、とろみのあるテクスチャーのしっとりとした使用感の化粧水。角質層まで保湿成分がしっかり浸透して、透明感のあるうるおった肌に導いてくれます。
一般的なハトムギ化粧水は保湿力が物足りないと感じる乾燥肌や年齢肌の方におすすめの化粧水。ハトムギエキスのほかにもローマカミツレ花エキスやカミツレ花エキスなど天然植物由来の保湿成分が配合されていて、天然のアロマオイルの香りがする化粧水です。
ALOVIVI(アロヴィヴィ) ハトムギとろとろローション / ¥1,100
”スキコン“でお馴染みのALBION(アルビオン)の「薬用スキンコンディショナー エッセンシャル」は、「ハトムギ化粧水」の元祖的な化粧水。これ1本であらゆる肌悩みに対応してくれる高機能なのに、つけ心地はさっぱりとしていて軽い質感。ロングセラーなのも納得の「ハトムギ化粧水」です。
ナチュリエの「ハトムギ化粧水」もいいけど、よりスキンケア効果がある化粧水がいいという方は、アルビオンの「薬用スキンコンディショナー エッセンシャル」をぜひ一度試してみるのをおすすめします。
地の塩社のCHINOSHIO(チノシオ)「ベビーローションCS (ベビーハトムギ配合化粧水)」は、「赤ちゃんもお母さんも、みんなで一緒につかえるスキンケアを。」がコンセプトのママのきもちシリーズの化粧水。無添加系のシンプル処方で、赤ちゃんにも使えるハトムギ化粧水です。
ハトムギエキスのほかにもアロエベラ葉エキスが配合されていて、肌をしっかりと保湿し肌荒れを防いでくれます。ベタベタするのを嫌うお子さんにも気に入ってもらえそうなさらさらとしたつけ心地もポイントです。
CHINOSHIO(チノシオ) ベビーローションCS (ベビーハトムギ配合化粧水) / ¥924
SKIN AUTHORITY(スキンオーソリティー)の「ハトムギ化粧水」は容器がポンプ式なので、洗面台に置いてお風呂上りに使うのにぴったり。パシャパシャ使えるさっぱり系で、1000mlのものなら全身に惜しみなく使えます。
冬はお風呂上りにすぐ塗って、メイン化粧水までのつなぎの乾燥対策におすすめ。シンプル処方のハトムギ化粧水は家族みんなで使えるのも魅力です。
SKIN AUTHORITY(スキンオーソリティー) ハトムギ化粧水 1000ml / ¥965
Asahiアサヒグループ食品のスキンケアブランド「素肌しずく」の「プラセンタエキス化粧水」は、今っぽいシンプルなパッケージがおしゃれ感のある「ハトムギ化粧水」。
「プラセンタエキス化粧水」は、ハトムギエキスのほかにもプラセンタエキスやヒアルロン酸、セラミドの4つの保湿成分が配合されているので、さらっとしたテクスチャーなのに保湿力は◎。お得なつめかえ用もあるのでエコにもなるハトムギ化粧水です。
素肌しずく(スハダシズク) プラセンタエキス化粧水 / ¥1,078
ここまではハトムギ化粧水をタイプ別にご紹介してきましたが、ここからはハトムギ化粧水を ”成分“ ”値段“ ”効果“ の3つのポイントで商品比較。それぞれのおすすめベスト3をランキング形式でご紹介していきます。
ドラッグストアに並んだハトムギ化粧水はどれもパッケージが似ていて選べないという方や自分の肌悩みに合ったハトムギ化粧水を探している方など、ハトムギ化粧水を選ぶ際の参考にしてください。
CEZANNE(セザンヌ)の「スキンコンディショナー」は、含まれる成分に注目して選んだハトムギ化粧水。ハトムギエキスのほかに植物由来の保湿成分、ヒアルロン酸、コラーゲン、アミノ酸など美容保湿成分が50種類も入っています。
美容成分は豊富でも着色料や香料などは無添加でアルコールフリーなのもポイント。シンプル処方のハトムギ化粧水は物足りないと感じている方におすすめです。
肌ラボ(ハダラボ)の「極水 ハトムギ+浸透化粧水」は、ヒアルロン酸やビタミンC誘導体など美肌効果の高い成分が配合されたハトムギ化粧水。さらさらのテクスチャーなのに、ハトムギエキスやヒアルロン酸の効果で肌をしっとりとうるおしてくれます。
大人女子のエイジングケアに欠かせないビタミンC誘導体が入っているのもポイント。肌荒れはもちろん毛穴の黒ずみや開きが気になる方におすすめのハトムギ化粧水です。
Paenna(パエンナ)の「ハトムギ美容水 inヒアルロン酸」は、パエンナの従来品よりハトムギエキスの配合量を8倍にした商品。ヒアルロン酸も配合しているので、肌の水分保持力をアップさせるのにも効果的。肌のうるおいだけでなくハリ感も期待できます。
保湿成分は豊富ですがハトムギ化粧水らしく肌にやさしい処方。大容量のプチプライスでコスパもいいので毎日たっぷり使えます。
Paenna(パエンナ) ハトムギ美容水 inヒアルロン酸 / ¥660
ハトムギ化粧水の魅力の一つは大容量でプチプライスのコスパの良さ。ハトムギ化粧水を値段で選ぶなら、ドン・キホーテのプライベートブランド、情熱価格(ジョウネツカカク)の「ハトムギ化粧水」がおすすめです。
1000mlで500円という激安価格で使用感はほかのものと変わらないという口コミが多数。しかも弱酸性・無着色・無鉱物油で肌にやさしい処方。定番のナチュリエの「ハトムギ化粧水」もプチプラですが、こちらはよりコスパの高いハトムギ化粧水。値段を最優先で選ぶ方は、こちらも一度試してみることをおすすめします。
Platinum Label(プラチナレーベル)の「ハトムギ化粧水」は希望小売価格が1000mlで1,320円。ただ、店頭価格は半値近くまで下がっている場合が多く、ドンキ並みにコスパの良いハトムギ化粧水です。
ナチュリエの「ハトムギ化粧水」と同様にシンプルな処方で無香料・無着色・アルコールフリーなど肌にやさしい化粧水。ただナチュリエよりも安いので、コスパ重視の方はこちらも合わせて検討してみてください。
麗白(レイハク)の「ハトムギ化粧水」もドンキやプラチナレーベル並みにプチプライスで買えるハトムギ化粧水。ただこちらは、ほかの2つに比べてヒアルロン酸などの美容成分がプラスされて保湿力が高いのがポイント。その分使用感はしっとりとしています。
大容量でプチプラ、ポンプ式なので全身に惜しみなくたっぷり使えるハトムギ化粧水。無着色・無鉱物油で肌にやさしい弱酸性です。
麗白(レイハク) ハトムギ化粧水 本体 大容量サイズ 1000ml×2個 / ¥1,507
ベスコス常連の雪肌精(セッキセイ)の「薬用 雪肌精」は、ハトムギエキスが配合された化粧水。ハトムギエキス以外にもトウキ、メロスリアなど100種類もの和漢植物のエキスが配合されています。
「雪肌精」というと美白目的で使う方が多いと思いますが、この化粧水の魅力はなんといってもその保湿力。ハトムギエキスなど美容成分の相乗効果で、みずみずしいうるおいを肌に与えてくれます。さっぱりとした爽やかな使用感も魅力です。
ドラッグストアなどでお馴染みの肌ラボ(ハダラボ)の「薬用極潤」は、ニキビや 肌荒れで悩んでいる方向けのスキンケアシリーズ。「薬用極潤 スキンコンディショナー」は、 肌ラボならではの保湿成分にニキビや肌荒れに効く有効成分をプラス。ハトムギやドクダミといった和漢植物に焦点をあてた処方になっています。
「薬用極潤 スキンコンディショナー」は、余分な皮脂や汚れを落として肌のコンディションを整えるふき取り美容を推奨。コットンに取る際は繊維が摩擦にならないように、コットンが透き通るくらいたっぷり取るのがポイントです。
ハトムギ化粧水は”ハトムギエキス“が肌の基礎代謝を上げてくすみを解消してくれる効果がありますが、美白効果を直接高めるわけではありません。明色化粧品(メイショクケショウヒン)の「雪澄 薬用美白水」は、保湿成分の”ハトムギエキス“に美白有効成分の”プラセンタエキス“を掛け合わせることでメラニンの生成を抑えて美白効果のあるハトムギ化粧水です。
「雪澄 薬用美白水」は1本500mlの大容量なのもポイント。顔だけでなくボディの美白をしたいという方にもおすすめです。
明色化粧品(メイショクケショウヒン) 雪澄 薬用美白水 / ¥990
ハトムギ化粧水の人気の秘密は、毎日パシャパシャと使える大容量でプチプラなのに加えて、肌にやさしいシンプル処方で低刺激なこと。ただ一口にハトムギ化粧水と言っても種類が多く、ほかの美容成分も入った高機能タイプもあります。今回ご紹介したさまざまなタイプの中から、自分に合ったハトムギ化粧水を見つけてください。