夏は鮮やかなカラーやキラキラの質感のアイメイクが映える季節。特に蒸し暑い日は、アイメイクで涼しげな目元を演出したいですよね。そこで今回は、夏におすすめのアイメイクを特集。夏のアイメイクのやり方やポイント、おすすめアイテムをご紹介します。
【目次】
気温が上がって暑くなってくると、夏らしいメイクがしたくなりますよね。夏の日差しの下で映える鮮やかなカラーやキラキラとした質感が楽しめるメイクといえばアイメイク。涼しげなカラーのアイメイクは、体感までひんやりとしてきます。
そこで今回は、夏におすすめのアイメイクをピックアップ。2020年夏のアイメイクにおすすめの旬アイテムはもちろん、夏のアイメイクのポイントやおすすめのカラー、夏のアイメイクのやり方までご紹介します。
まずは、夏のアイメイクでおさえておきたい以下の4つのポイントをご紹介していきます。
・カラー
・質感
・ラメやグリッター
・ライン使い
夏らしいカラーのアイメイクも質感が古いと今っぽさに欠けるアイメイクになってしまいます。ここからは、夏らしさと今の気分を同時に叶えるアイメイクのポイントをご紹介します。
夏らしさを感じさせるアイメイクではずせないのが「カラー」。夏の明るい日差しの下では、ブルーやグリーン、イエローといった発色のいい鮮やかなカラーがよく映えます。
ただ、派手でビビッドな色には抵抗感があるという方も多いと思います。そんな方には、パステル調のアイシーなカラーがおすすめ。暖色系ならオレンジが肌に馴染みやすくて使いやすいカラー。
普段はベージュやブラウンといったコンサバカラーのアイメイクが多い方も、夏の間はそんな鮮やかなカラーに挑戦してみてください。
カラーがどんなに夏らしくても質感が重いと、夏らしさを感じさせなかったり古い印象になる場合があります。夏らしい目元を作るには、カラーだけでなくその質感も重要なポイントです。
アイメイクで夏らしさを感じさせるのは、「透け感」や「濡れ感」といった透明感や湿度を感じさせる質感。今っぽい目元を作るためにも、抜け感のある軽い質感がマストです。
クリームやリキッドタイプのアイシャドウは、そんな「濡れ感」の演出にぴったり。最近のパウダーアイシャドウは、軽い質感で湿度を感じさせるものが多く発売されています。
夏のアイメイクアイテムで毎年登場するのが、目元をキラキラと演出してくれるラメやグリッターのアイテム。夏らしい「濡れ感」の演出にも欠かせない質感です。
ラメやグリッターというと特別な日のイメージを持つ方も多いかもしれませんが、夏なら普段のメイクにもちょい足しするのがおすすめ。マットなアイシャドウに重ねたり、ベージュやブラウンなどのコンサバなアイシャドウにプラスしたりすることで、目元が一気に夏気分になります。
アイメイクのトレンドの一つが、カラーライナーを使ったライン使いのアイメイク。アイライナーといえば黒やブラウンが定番でしたが、近年は定番色以外のカラーが人気です。
特に2020年の夏は、ブルーやグリーン、パープルといった鮮やかなカラーのアイライナーが続々登場。目元のアクセントとして使ったり、さりげなく馴染ませてニュアンスをプラスするのにもおすすめです。
いつもはベージュやブラウンのアイシャドウが定番という方も、夏はこの時期にしか楽しめないカラフルなアイシャドウに挑戦するのがおすすめ。ここからは、夏のアイメイクにおすすめのカラーをご紹介していきます。
涼しげな目元の演出に欠かせない寒色系からポップな雰囲気が夏らしい暖色系など、挑戦してみたい夏のアイメイクカラーを見つけてください。
涼しげな目元の演出に欠かせないカラーといえば、ブルーやグリーン、パープルといった寒色系カラー。特にアイシーなブルー系カラーは、ひんやりとした印象を与えて体感温度まで下げてくれそうです。
グリーンやパープルといった個性派カラーも夏にぴったりなのでぜひ挑戦を。一見ハードルが高そうな2色ですが、グリーンはモードなおしゃれ感を、パープルはアイシーな女っぽさを演出してくれます。
オレンジやイエロー、ピンクといった暖色系もポップなムードが夏っぽさを醸し出すカラー。特に肌に馴染みやすいオレンジは、ベージュやブラウンといったアイカラーの定番色とも相性が良く使いやすいのでおすすめ。真夏はオレンジを単色で使って、ジューシーな印象を演出するのも◎。
イエローもポップな目元の演出に欠かせない夏カラー。発色のいいイエローカラーは、エッジを効かせたアイメイクにぴったりです。
アイシーなパステルピンクやローズ系のピンクは、コンサバ派の方にもおすすめ。涼やかな女性らしい目元を演出してくれます。
ブロンズカラーやコッパ―ブラウン、アースカラーなどのアイメイクカラーは、大人の女性の夏のアイメイクにおすすめ。今っぽい濡れ感のあるものなら、より女っぽい目元が作れます。定番のベージュやブラウンカラーとも相性がいいので、オフィスメイクにさりげなく夏らしさをプラスするのにも最適です。
夏のオフィスシーンのベージュやブラウンといった定番アイメイクは、質感で夏らしさを取り入れるのがおすすめ。ブラウンのワントーンメイクも、夏は透け感のあるものやほんのり湿度を感じさせるものを使って、今っぽさや女っぽさを感じさせる目元を作りましょう。
意外と見落としがちなのが、アイライナーの色。透明感のあるアイメイクには、強すぎる黒より抜け感のあるブラウンが最適です。
アイメイクのカラーを選ぶ際は、その色が自分に似合うかどうかもはずせないポイント。その色が似合うかどうかは実際にタッチアップするのが確実ですが、自分のパーソナルカラーを目安に選ぶのもおすすめです。
<パーソナルカラー別・夏のアイメイクにおすすめのカラー>
・イエベ春
可愛らしいイメージのイエベ春の方におすすめなのは、ポップな暖色系カラー。オレンジやイエロー、ピンクといった女性らしい色は、イエベ春の方の個性を際立たせてくれます。
・ブルべ夏
色白で肌に透明感があるブルべ夏の方に似合うのは、パステル系のブルーやピンク。原色系よりくすんだ色味のものが似合います。
・イエベ秋
落ち着いた雰囲気のイエベ秋の方に似合うのは、ブラウンやカーキといった色に深みのあるアースカラー。暖色系のオレンジもブラウンがかったものが似合います。
・ブルべ冬
クールでシャープな印象のブルべ冬の方に似合うのは、ブルーでもターコイズなどの青みが強い色。パステル系の淡い色よりコントラストが効いた色が似合います。
カラーや質感が思う存分楽しめる夏のアイメイク。ただその一方で、汗でアイシャドウがヨレたりアイライナーがにじんだりと、暑い季節ならではの悩みも尽きません。そこでここからは、そんな夏のアイメイクの悩みとその対処法をご紹介していきます。
夏のアイメイクのお悩みで多いのが、アイシャドウがヨレたりアイライナーがにじんだりするメイク崩れの悩み。せっかくアイメイクをきれいに仕上げても、蒸し暑い日はきれいな状態を一日キープさせるのが難しいですよね。
アイメイクのヨレやにじみは暑さで過剰に分泌した皮脂や汗が原因なので、目周りの皮脂を抑えることがポイント。ただそんな夏ならではの悩みも、朝のメイクの際の仕込みや昼間のお直しでかなり改善することができます。
・対処法①:アイメイク前の仕込み
アイメイクのヨレやにじみを防ぐには、朝のメイクの段階で皮脂を抑える仕込みをしておくことがポイント。アイメイクを始める前に、まずは目周りの皮脂を綿棒などでしっかりオフしておきましょう。仕込みの際におすすめなのが、アイシャドウベースを使うこと。アイシャドウベースはアイメイクの崩れを防いでメイク持ちをアップさせてくれるので、アイシャドウのヨレをぐっと抑えることができます。
・対処法②:お直し方法
日中のメイク直しの際は、まずヨレたりにじんだりした部分を綿棒でオフしましょう。軽くパウダーなどで肌表面を整えて、アイシャドウやアイライナーを塗り直します。
アイメイクが目の下に落ちて、パンダ目になるのもよく聞かれるお悩み。このお悩みの対処法は、アイメイクアイテムの選び方や塗り方にポイントがあります。
・対処法①:汗や皮脂に強いアイライナーやマスカラを選ぶ
夏のアイメイクに使うアイライナーやマスカラは、ウォータープルーフタイプを選ぶのがおすすめ。汗や皮脂に強いものを選ぶことで、パンダ目になるのを防ぐことができます。
・対処法②:アイライナーにアイシャドウを重ねる
アイライナーが目の下に落ちてパンダ目になってしまうという方は、アイライナーの上にアイシャドウを重ねるのもおすすめ。アイラインを目の際にしっかり密着させることができます。
・対処法③:お直し方法
目の下に落ちたアイナイナーやマスカラは、ヨレたアイメイク同様に綿棒などでオフします。ウォータープルーフタイプなどの場合で落ちにくい場合は、乳液など油分を含ませると落ちやすくなります。
夏らしいアイメイクを楽しむためには、正しいやり方や順番でアイメイクをすることも大切です。ここからは、夏のアイメイクにおすすめのやり方をご紹介。これまでご紹介したアイメイクのお悩みを防ぐ方法も盛り込んでご紹介します。
夏のアイメイクのヨレやにじみを防ぐには、アイシャドウなどをのせる前の仕込みやベース作りがポイント。スキンケアが終わった段階からアイメイクの仕込みは始まります。
①スキンケアが終わったらしばらく時間を置いてからメイクを始めましょう。スキンケアアイテムが肌にしっかり馴染むのを待つのがポイントです。
②ベースメイクが終わったら、目周りの余分な皮脂を綿棒やティッシュで抑えておきましょう。
③次にアイシャドウベースを指で薄く伸ばします。アイシャドウベースはつけすぎてもアイメイクがヨレる原因になってしまうので気をつけてください。
アイメイクの土台になるベースを作ったら、アイシャドウを塗っていきます。ここでもアイシャドウをにじませないいくつかのポイントをご紹介します。
①アイシャドウは、まずアイホール全体に一番薄いハイライトカラーを塗ります。この時アイシャドウは、粒子が細かい肌への密着度が高いものを選ぶのがポイント。ブラシで塗るより指で塗った方が密着度は高まります。下まぶたにも目を囲むように塗ります。
②次にミディアムカラーを二重幅にのせて、ベースカラーとの境目をブラシや指でぼかして馴染ませます。
③上まぶたの目の際と下まぶたの目尻三分の一に締め色を塗ります。
一重の方がアイシャドウを塗る場合は、塗り方に少しコツがあります。目元が腫れぼったい感じになったりキツく見えないように、アイシャドウの塗り方も工夫しましょう。
①一重の方は、最初のハイライトカラーでアイホールから大きくはみ出さないように塗るのがポイント。下まぶたにも目を囲むように入れましょう。下まぶたのハイライトカラーは目を大きく見える効果があります。
②ミディアムカラーは目を開けた時に少し見える位置を目安に塗りましょう。
③目の際の締め色は下まぶたの目尻側にも塗って重心を下げると、キツく見えるのをやわらげることができます。
奥二重の方のアイシャドウの悩みは、目を開けた時に二重幅に塗ったアイシャドウが隠れてしまうこと。ミディアムカラーの塗り方がポイントになります。
①アイホール全体にハイライトカラーを塗ります。下まぶたにも目を囲むように塗ります。奥二重の方も一重の方と同じように、目を大きく見せるための下まぶたのハイライトカラーがマストです。
②奥二重の方のアイシャドウの塗り方のポイントは、ミディアムカラーの入れ方。目を開いた時に見えるように、二重幅より少し太めに塗るのがポイントです。
③上まぶたの目の際と下まぶたの目尻三分の一に締め色を塗ります。
アイシャドウを塗ったら次にビューラーでまつ毛を上げます。まつ毛の生え際をビューラーで挟んだら、細かく動かしながら何回かに分けてまつ毛をアップさせていきます。
アイラインを引く際は、事前に目周りの皮脂を綿棒などでオフしておくことがポイント。にじんだりラインがブレたりするのを防ぐことができます。さらに、ウォータープルーフタイプのアイライナーを選べば、よりにじみにくくなります。
アイラインを引くのが苦手な方は、まつ毛とまつ毛の間を埋めるように少しずつ引いてみましょう。全体にアイラインを引かなくても、目尻の目の延長線上に入れるだけでも効果があります。
アイメイクの仕上げのマスカラは、ウォータープルーフ処方のものを選んでパンダ目になるのを防ぎましょう。仕上がりのタイプも、カールキープ力に優れたものを選ぶとより効果的です。
夏のアイメイク特集の最後は、おすすめのアイメイクアイテムをご紹介していきます。デパコス・プチプラに分けて、2020年夏の旬アイテムの中からおすすめをピックアップ。夏に活躍すること間違いなしのアイメイクアイテムをチェックしてください。
夏の涼しげなアイメイクに欠かせないのは、アイシーなブルーのアイシャドウ。SUQQU(スック)の「デザイニング カラー アイズ 132 凍夏(限定色)」は、そんな涼しげな目元を作るのにぴったりなアイシャドウパレットです。
アイシーなホワイトやブルー以外にも、オフィスメイクで使える肌馴染みのいいコーラルやシマ―ブラウンをセット。平日から休日まで大活躍してくれそうなパレットです。
SUQQU(スック) デザイニング カラー アイズ 132 凍夏 / ¥7,480
shu uemura(シュウ ウエムラ)の「ビヨンド ザ リミット アイパレット」は、Onitsuka Tiger(オニツカタイガー)とコラボした限定のアイシャドウパレット。夏らしいスポーツテイストなパッケージデザインが目を引くアイシャドウパレットです。
インディゴブルーやエネルギッシュなオレンジなど躍動感あふれるカラーは、真夏のアイメイクのポイント使いにぴったり。オフィスメイクにも使いやすそうなくすみ系カラーもセットされています。
shu uemura(シュウ ウエムラ) ビヨンド ザ リミット アイパレット / ¥9,350
JILL STUART Beauty(ジルスチュアートビューティ)の「アイコニックルック アイシャドウ クリスタル カラット(限定品)」は、リップモチーフと夏らしいポップな色使いがキュートなアイシャドウパレット。
特に「01 berry first kiss」は、アイシーなブルーとポップなピンクの組み合わせが夏の気分にぴったり。メイクポーチに入れておくだけで気分が上がりそうな夏コスメです。
JILL STUART Beauty(ジルスチュアートビューティ) アイコニックルック アイシャドウ クリスタル カラット / ¥2,420
大人女子のコスメポーチの定番ともいえるDECORTÉ(コスメデコルテ)の「アイグロウ ジェム」からも、「スチーミーマット」な質感の新色が発売。マットなのにほのかに湿度を感じさせる質感は、大人の夏メイクにぴったりハマりそうな新質感。
単色でも深みのある目元が作れて、重ねて使うのにも重宝する「アイグロウ ジェム」。「スチーミーマット」は、ハイライトカラーからミディアムカラー、ディープカラーまで使い勝手に応じて選べる計9色のカラー展開です。
LUNASOL(ルナソル)の2020年夏の限定アイライナーは、80年代を思わせるような鮮やかなネオンカラーが魅力。ブルーやグリーン、パープルの寒色系にオレンジとピンクを加えた夏にぴったりなカラー展開。
アイメイクのトレンドでもあるカラーライナーの夏バージョンともいえる、まさに旬なアイメイクアイテム。目尻のアクセントに使ったり、指でぼかしてアイシャドウとして使ったりとアレンジが効くのも◎。
プチプラの人気アイシャドウパレット、excel(エクセル)の「リアルクローズシャドウ」からも春夏の旬カラーを詰め込んだ限定パレットが登場。
「CS09:イエロータッセル」は旬なイエローとオレンジ、「CS10:オーロラプリーツ」は透明感のあるラベンダーでセンシュアルな目元を演出。どちらを選んでも春から夏にかけて大活躍しそうなアイシャドウパレットです。
excel(エクセル) リアルクローズシャドウ / ¥1,650
韓国コスメのMISSHA(ミシャ)からは、ひと塗りでキラキラの目元が演出できる「グリッタープリズム シャドウ」をご紹介。日本限定色の6色は、透け感のあるシャーベットカラーにカラフルなラメをブレンド。
おすすめ色の「GGR01/ミントプリズム」は、まさにシャーベットのようなひんやりとした印象の目元を演出してくれます。
MISSHA(ミシャ) 【日本限定】グリッタープリズム シャドウ (GGR01) ミントプリズム / ¥1,320
「フジコ眉ティント」や「フジコシェイクシャドウ」など数々のメイクアイテムをヒットさせているFujiko(フジコ)からは、目元だけでなく頬や唇にも使える水パウダー「ミニエアリーディップパウダー」が新発売。「水約30%」の新処方で、ふんわりマットなのにみずみずしい質感の進化系パウダー。
チークやリップにも使えるマルチアイテムは、トレンドのワントーンメイクにも最適。カラー展開は赤とピンク、黄みがかったベージュの暖色系の3色。軽量&コンパクトなminiシリーズの可愛いパッケージもおすすめポイントです。
Fujiko(フジコ) ミニエアリーディップパウダー / ¥1,210
「いつものメイクに夏らしいキラキラ感をちょい足ししたい」そんな時におすすめなのが、CANMAKE(キャンメイク)の「ジュエリーシャドウベール」。手持ちのアイシャドウに重ねてラメ感を楽しめるので、夏のイベントなどでも活躍してくれるアイシャドウです。
新色の「[05]ドリーミーパープル」は、夏らしい涼しげな淡いパープルカラー。繊細な小粒のラメとリッチな大粒のラメがセットされているので、シーンによって使い分けれます。
“アカリン”こと吉田 朱里がプロデュースするコスメブランドB IDOL(ビー アイドル)の「グリッターライナー」は、リップやアイシャドウパレットなど人気のメイクアイテムに続く新作。宝石のようなラメが反射して、瞳をうるうるキラキラに見せてくれるグリッターライナーです。
ピタッと密着して崩れにくいのに、水ベースの液体なので肌への負担が少ないのが嬉しいポイント。数量限定の商品なので、気になる方はぜひお早めに。
B IDOL(ビー アイドル) グリッターライナー / ¥990
夏のアイメイクは、鮮やかなカラーや濡れたような質感で季節感や清涼感を楽しむことができます。今回ご紹介したアイメイクアイテムは、どれもカラーや質感が夏らしくて今っぽいものばかり。ぜひお気に入りを見つけて、夏のアイメイクを楽しんでください。