一見ボーイズライクなようで抜け感がたっぷりで、女性らしい着こなしに活躍するカラーといえば「オリーブ色」!そこで今回は、オリーブ色に合う色をご紹介しつつ、それぞれの色を組み合わせたおしゃれなコーディネートをご紹介します。
【目次】
あなたは、そもそもオリーブ色がどのようなカラーかご存知ですか?カーキと混合して認識している方も多いかと思いますので、まずは色の違いについてご紹介します。まずカーキは、くすんだ緑色をイメージする方が多いかと思いますが、正式には「茶色がかった黄色」。一方オリーブ色は、くすんだ緑色に少し茶色がかったような色味なのですが、この両者はファッション業界では曖昧にされることが多いです。
そこで今回は、オリーブ色に合う色を解説しつつ、それぞれのカラーを使ったおしゃれなコーディネートを一挙ご紹介します!さらに、オリーブ色と相性が悪い色までご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
カジュアルに見えやすいオリーブ色を主役としつつも、シックな印象に導くなら「黒」を組み合わせると良いでしょう。オリーブ色のカジュアルな要素を残しながら、コーデがグッと大人っぽい雰囲気に仕上がります。ただしオリーブ色×黒色だけでまとめるとハンサムな印象になりやすいため、差し色を加えてあげると良いでしょう。
例えば、黒のトップスにデニムパンツを合わせたスタイルに、カーキのロングコートを羽織って、こなれ感を含んだシックなコーディネートに!さらにスカーフで差し色として「白」をプラスすると、レディな雰囲気を加えつつ、コーデを華やかに見せてくれます。
オリーブ色を優しげな印象に見せたい方は、「白」を組み合わせてみて!清潔感のあるホワイトは、どんな色に合わせてもコーデをきれい見えさせてくれる優秀カラー。オリーブ色のカジュアル感を引き立てつつ、女性らしくそして明るい印象の着こなしに導きます。
夏には、くすんだような色合いがおしゃれなオリーブ色のTシャツを主役に、抜け感たっぷりのコーディネートに!ボトムスには白の優しげな風合いのリネンワイドパンツをチョイスし、ナチュラルで大人っぽく、そして落ち着きのあるスタイルにまとめましょう。
秋にオリーブ色のアイテムを取り入れるなら、「茶色」との組み合わせがおすすめ。落ち着いた色合いのファッションが主流となるこの季節、オリーブ色に茶色を合わせると、深みのある秋らしい着こなしが叶うのです!
ブラウンのマキシ丈ワンピースには、オリーブ色のアウターを羽織って旬のスタイルに。足元はスニーカー、カバンはウエストバッグでカジュアルダウンすると、今っぽい抜け感のあるコーデに仕上がります。茶色は黒ほどキツすぎないので、深みがありつつもナチュラルな風合いにまとめたい方は、ぜひこちらの組み合わせにチャレンジしてみてください!
オリーブ色に「ベージュ」を合わせると、カジュアルな印象がランクアップ!ヌーディーで色っぽさが漂うベージュは、女性らしさを秘めているため、カジュアルなオリーブ色にもレディな雰囲気がプラスされます。媚びていないけど上品な女っぽコーデを作りたい方は、ぜひオリーブ色にベージュを合わせてみてください。
例えば、Vネックでデコルテが開いたオリーブ色のシャツに、ベージュのリブパンツを合わせて大人のニュアンスコーデに。足元には黒のシューズをプラスすると、優しげな雰囲気が一気に引き締まり、品良く柔らかでも大人っぽい着こなしが叶うのでおすすめです。
オリーブ色と「グレー」の組み合わせは、実は相性抜群!特にライトグレーは、少し褪せたようなオリーブ色とテイストが揃い、まとまりのあるおしゃれな印象に仕上がるのでおすすめの組み合わせです。もちろん、深みのあるオリーブ色×濃いグレーもおしゃれですが、目指すテイストに合わせて選ぶと良いでしょう。
ライトグレーのパーカーに、白のプリーツスカートを合わせた、カジュアルかつ甘めな印象を持ったコーディネート。そこにオリーブ色のトレンチコートを羽織ると、程よくハンサムな雰囲気が加わり、落ち着きのある大人の女性らしい装いが叶います。
意外だと思われるかもしれませんが、オリーブ色には「パープル」の組み合わせも合います。とは言え派手な濃い紫ではなく、淡いパステルカラーの紫。女性らしいニュアンスが加わり、カジュアルながらも抜け感たっぷりの着こなしが叶うのです!
例えば、くすんだパープルのパーカーに、オリーブ色のリブニットパンツを合わせたコーディネートはいかがでしょう。一見カジュアルですが柔らかなニュアンスにより、おしゃれ度の高い女っぽコーデに仕上がります。また、ライトなパープルパーカーにはあえて濃いめのオリーブ色をチョイスすることにより、メリハリのあるスタイルにまとまるのでおすすめ。
オリーブ色コーデをレディライクに仕上げたい、そんなあなたには「赤」との組み合わせがおすすめ!女性の魅力を引き出す赤は、コーデの女度を上げる優秀なお色気カラー。キリッとしたオリーブ色のアイテムに合わせると、こなれ感と女っぽさが融合した抜け感たっぷりの着こなしが叶います。
例えば、黒のタートルネックニットにパキッとした赤のペンシルスカートを合わせた、レディライクかつエレガントなコーディネート。そこにオリーブ色のアウターを羽織ると、赤の華やかさが程よく抑えられ、大人の余裕のある着こなしが叶います。
オリーブ色コーデを違和感なくまとめたいのなら、「グリーン」を合わせるのもOK!同系色なので、コーデの色合いに悩んだ時にはおすすめできる組み合わせです。ただし、オリーブ色とグリーンのみでまとめるとメリハリのないコーデに仕上がるので、「差し色」を加えるのが重要なポイントとなります。
例えば、白のインナーにグリーンのサロペットをレイヤードしたスタイルに、オリーブ色のアウターを羽織ったコーディネート。白を仕込むだけで十分にコーデが華やかに見えますが、よりおしゃれに見せるなら、他に1色プラスすると良いでしょう。例えば、オリーブ色やグリーンと馴染みやすい「茶色」のカバンや靴をプラスすると、洗練された雰囲気に!
これまではオリーブ色に合う色をご紹介しましたが、気になるのがオリーブ色に『合わない』色。そこでオリーブ色とあまり相性が良くない色は、「青系」となりますので、コーデを組む際には注意しましょう。特にビビッドな青に合わせると、色同士が喧嘩してチグハグなコーデに仕上がる可能性があります。
とは言え、どちらかのカラーをワンポイントとして取り入れるのなら問題ありません。2色の割合に注意すれば違和感なく取り入れられますので、こちらの2色を組み合わせる場合には、配色に気をつけると良いでしょう。
いかがでしたか?今回は、オリーブ色に合う色からおしゃれなコーディネートをご紹介しつつ、合わない色まで徹底解説しました。オリーブ色はメンズライクなイメージを抱かれやすいのですが、色の合わせ方によっては女性らしくも、ナチュラルにもまとめることができる優秀カラー。一気にこなれ感たっぷりのおしゃれな服装に導いてくれるため、この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。ぜひ参考にして、オリーブ色を取り入れておしゃれなコーディネートを楽しんでください!