朝起きて寝癖がついていて、朝のセットに時間がかかってしまったという経験ありませんか?寝癖は一体何が原因で起こるのでしょうか。寝癖ができる原因や防止する方法、おすすめの寝癖防止グッズについてご紹介します。
寝癖の原因についてご紹介します。
■髪が乾ききっていない
髪が乾ききっていない状態で寝てしまうと、寝癖がつきやすくなります。髪は乾ききる寸前の状態で、固定されていきます。髪が乾ききっていない状態で寝てしまうと、寝ている間にその状態になるため、そのままの跡がつくことになります。
■枕との摩擦
寝癖は、枕との摩擦が非常に大きく関係しています。しっかり乾かしたはずでも、なぜか寝癖がついている時ってありますよね。これは、髪と枕の間で摩擦を起こしたことで、髪に跡がついてしまうことが原因です。寝ている間は無意識なので、どの状態でどのくらい寝ていたかわかりませんよね。
寝ている時に髪の毛がいろいろな方向にこすれて、つぶされているため、癖がついてしまいます。
■寝ている間の汗
寝癖は、寝ている間の汗が原因で起こっていることもあります。寝ている間の汗が髪の毛を湿らせるため、しっかり乾かしたはずの髪の毛でも、癖がついてしまうことがあります。
寝癖を防止するための乾かし方のコツについてご紹介します。
■上から下に向かって乾かす
髪を乾かす時は、上から下に向かって乾かすと、まとまりが良くなります。シャンプーをすることにより、キューティクルが開いた状態になります。このキューティクルを閉じるためにも、上から下に向かって乾かす必要があります。そうすることで、髪の毛のまとまりがよくなり、寝癖がつきにくくなりますよ。
■根元をしっかり乾かす
寝癖を防止するためには、根元からしっかり乾かすことも重要です。表面ばかりを乾かして、根元部分は濡れている状態のまま寝てしまっている人が多いです。髪の毛をしっかりかき分けて、根元部分から乾かすように心がけましょう。
■しっかり乾かしてクールダウンしてから寝る
寝癖を防止するためには、しっかり乾かすことが重要です。温風を使って、湿り気を感じないほど乾かしたら、最後に冷風をかけて髪を冷やしていきます。こうすることで、この状態のまま髪が固定されます。
■最後にしっかりブラッシング
髪が長い人は、最後に必ずブラッシングするようにしましょう。髪を乾かした後そのままにすると、髪が絡まりやすくなることもあります。最後には必ずブラッシングをして、髪の状態を整えてから眠るようにしましょう。
寝癖を防止するためにおすすめなグッズをいくつか紹介していきましょう。
■シュシュで結ぶ
寝癖を防止するために、シュシュを使うという方法もあります。ヘアゴムよりもシュシュの方が髪に癖がつきにくいのでおすすめです。1つではなく2つ結びにして眠るのがおすすめです。しっかり結ぶのではなく、ギリギリ外れないくらいのゆるさで結ぶようにしましょう。
■カーラーで巻いて寝る
次におすすめなのが、カーラーです。カーラーを使って巻いて寝ることで、寝癖がつきにくくなるうえに、次の日のヘアセットも楽になります。しっかり固定することで、寝癖の心配がなくなるのでおすすめですよ。
■ナイトキャップを被る
寝癖を防止するためには、ナイトキャップもおすすめです。ナイトキャップは、頭にかぶるだけで寝癖を防止することができます。さらに枕による摩擦も軽減することができるので、髪のダメージ予防にも繋がります。
いくら防止するための技を使ったとしても、寝癖ができてしまう時はありますよね。そこで、寝癖ができてしまった時の対処法についてご紹介します。
■寝癖が気になる部分を濡らす
まず寝癖が気になる部分を濡らす必要があります。朝時間がある場合は頭を洗うのがおすすめですが、時間がない場合は髪を濡らすだけでOKです。霧吹きか寝癖用ミストを使い、髪を濡らしていきます。
寝癖はミスト状になっているものを使った方が、根元までしっかり浸透します。寝ぐせは根元部分からしっかり濡らさないと、直らないことがほとんどなので、ミスト状のものを使いましょう。
■根元からしっかりドライヤーを当てる
しっかり濡らした髪の毛に、ドライヤーを当てていきます。寝癖が気になる部分の根元から、しっかりドライヤーを当てて癖をとっていきましょう。水気が残らないように、しっかり乾かしましょう。
■最後に冷風をかけて固定する
ドライヤーで乾かしたら、最後に冷風をかけて形状記憶をさせます。最後に髪全体をとかせば完成です。
寝癖を防止する方法についてご紹介しました。寝癖は寝ている間に起こっているものなので、なかなか自分の意思でどうにかすることが難しいです。だからこそ、寝る前にしっかり乾かして、髪が散らばらないような工夫をしてあげるようにしましょう。